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「納棺」の意味と流れを知る!どんな服装がよい?納棺師の役割!

祭壇
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created:2019.02.12 /
updated:2019.03.26

ほかの家のお通夜やお葬式に参列したことはあっても、実際に自分が行う側になったことはない、 という人は多いのではないでしょうか。
お通夜やお葬式に参列したときには、もう亡くなった人は棺に入っていますが、 自分の家族などが亡くなったときには、自分たちで棺に入れなくてはなりません。
この棺に入れるという行為は、遺族にとって大切な儀式になります。
それまでは生きている人と同じように布団やベッドに横たわっていた人を、棺に納めることは、 家族の心に区切りをつけてくれます。

お通夜やお葬式には家族や親族以外の人がたくさん訪れるため、 悲しいけれど慌ただしい時間になることがほとんんどです。
(多いです。つたない感じになる事があります。) 故人を棺に納めるときは、家族で過ごせる最後の時間といえます。
今回は、故人を棺に納める「納棺」について解説していきます。

「納棺」の意味と流れ!どんな服装をするの?

「納棺」という言葉は、故人を棺に納める行為を意味します。
家族などが亡くなると、葬儀会社にまず連絡して、段取りをしてもらうことが多いでしょうが、 お通夜が始まる前に、納棺の儀が予定されているはずです。
納棺の儀は家族や親族など、故人と親しい人だけで行われます。
お通夜やお葬式喪服を着るとわかっていても、 納棺の儀にはどんな服装で臨めばよいのか迷う人もいるかも知れませんね。

自宅で納棺の儀を行う場合は、喪服でも平服でもどちらでも間違いではありません。
家族や親族など親しい人しかいないから平服を着ると考える人もいますし、 これからお通夜が始まるから、喪服を着ておくと考える人もいます。
また、地域によってしきたりがあることもありますから、 気になる人は自分よりも年長の人に聞いてみるのが一番です。
家族や親族が集まり、故人の体を拭き清めて、身だしなみを整えた後、 死装束を着せてから、棺に納めるのが納棺の流れです。
このときに、どのように進めればよいのかを 指導してくれるのが、葬儀社の社員や納棺師です。

遺族の悲しみを和らげる、納棺師の仕事

納棺の儀に際して、まず納棺師が故人の身だしなみを整えてくれます。
ひげ(亡くなった後もひげはわずかに伸びます。これを剃るととてもさっぱりとして見えます)や産毛を剃るだけでなく、 死化粧を施し、場合によっては白髪染めまでしてくれます。

故人は亡くなる前に当然、大変な思いをしています。
そのため白髪染めをしていても白髪が目立つようになり、 顔色も悪く、やつれた顔をしています。
表情もこわばっていたり、苦しそうだったりします。
 家族や親戚を亡くした人は、それだけでもショックなのに、 そんな故人の姿を見ると余計に悲しみが増します。
自分にもっとできることがあったのではないかと考え、自分を責めてしまうのです。

そんなときに納棺師によって、身だしなみを整えられてさっぱりした故人の姿を見ると、 遺族は少しだけホッとすることができ、 これから自分たちで行わなくてはならないお通夜やお葬式に前向きに取り組む 気持ちになれるのです。
納棺師によって、死化粧が施されると、表情まで変わります。
穏やかで柔和な表情になった故人を見ると、遺族だけでなくお通夜やお葬式の参列者までが、 ホッとできます。
最後のお別れをした参列者から、よいお顔でした、といってもらえるのは遺族にとって 何よりも嬉しいことです。

このように化粧にはとても効果があるため、最近は男性にも死化粧を施すことがあるそうです。
亡くなる原因によっては、顔が変わってしまうこともありますが、 納棺師はできる限り生前の様子を再現するために、力を尽くしてくれます。
納棺師の仕事は、遺族のショックを和らげるために、大変役に立っています。
それでは実際に家族や親族などの遺族は、納棺のときに何をするのでしょうか。

納棺の儀、遺族は実際に何をする?

仏教では、故人はこれから49日かけて死出の旅に出ると考えられています。
だから、仏教でお葬式をするときは、棺の中の故人は旅装束です。
遺族は故人に対して、 体を拭き清めて、死装束を着せて、旅立ちのお手伝いをしてあげるわけです。
体を拭くときも、死装束を着せるときも、なるべくたくさんの人の手がかかっているとよいそうです。

体を拭くことには、この世であった嫌なことや苦しかったことを洗い流すという意味もありますから、 ご苦労様でしたという気持ちを込めて、体を拭いてあげてください。
拭いてあげるときは、体の一部分、ほんの少しだけで大丈夫です。
故人を湯船に入れる湯灌という儀式がありますが、 今の流れでは省略されることが多く、体を拭いてあげることが主流になっているようです。

葬儀会社ではオプションとして湯灌を行っている場合が多いので、 湯灌を希望する人は自分から申し出てください。
自宅での湯灌の場合、 介護用の浴槽を部屋に設置して行います。
病院で亡くなった人は、エンゼルケアといって、 体をキレイに拭いてもらい、薄化粧などもされています。
だからそれ以上体を洗わなくても、何の問題もありません。

家族や親戚は、気心の知れた仲ではありますが、やはりみなの前で故人の肌を出すことに抵抗を感じる 遺族もいます。
お通夜やお葬式は、半分は故人のためですが、もう半分は遺族のためです。
遺族のみなさんが自分たちの気が済むように、湯灌をするかしないか決めるべきです。
体を拭き清めた後は、死装束に着替えさせます。

旅立ちの日に何を着る?死装束も変化する?

昔ながらの死装束は、次の通りです。
まず麻や木綿でできた白一色の和服を着せますが、これを経帷子といいます。
生きている人の着物とは違い、縫い目が止められていません。
これを生きている人とは逆の左前に着せます。
経帷子を着せたら、昔から旅のときに手と脚を守るために使われていた手甲と脚絆を付け、 頭陀袋というカバンを持たせます。
以前は頭陀袋に、三途の川の渡り賃として六文銭を入れましたが、 現在では不燃物を棺に入れられませんので、 ほとんどの場合は、紙で作ったもので代用しています。
このほか、三角頭巾、足袋、わらじなどを用意します。

最近は、昔ながらの死装束は減ってきています。
故人が気に入っていた服装、または前もって指定していた服装で納棺することが増えています。
最後まで自分らしくありたい、というのが現代の流れのようですが、 故人がこれから長い旅に出かけるという考え方は、失いたくないですね。

亡くなって本当に何もかも無になるのではなく、これから長い旅に出かけて、 その先には素晴らしい世界が待っているのだと考えることができれば、 遺族も悲しい中に、希望が持てるようになるのではないでしょうか。

納棺の儀の終わり・副葬品は大切な人への思いやり

死装束を着せ終わると、いよいよ故人が棺に納められます。
遺族も参加できるので、自分の手で納棺したい人は申し出てください。
納棺の後は副葬品を入れます。
これから個人が別の世界へ旅立つと考えるため、生前愛用していた品を棺に入れる習慣があります。
普段使っていた櫛や杖などを納め、別の世界でも不自由がないようにと故人を思いやります。
この棺に入れる品のことを副葬品といいます。

かつてはかなり自由に品物を選べましたが、今は不燃物を入れるのは遠慮しましょう。
特に燃やすと爆発するかも知れないビンや缶は絶対に止めてください。
飲み物を入れてあげたい場合は、紙パックを選んでください。
また、お葬式当日にも、最後のお別れとして参列者が祭壇に飾った花を棺に入れます。
その分も考えて副葬品はあまり欲張って入れすぎないようにしましょう。

最後に棺の蓋をします。
これで納棺の儀は終了です。
まだ棺の蓋が釘で止められてしまうことはないし、棺の蓋に付けられた小窓から自由に顔を見ることもできますが、 布団やベッドに寝ていたとき比べると、明らかに故人との距離が空いているのがわかるでしょう。

大切な人と、急に別れるのは辛いものです。
だから納棺の儀からお通夜、お葬式とお別れの儀式は段階的に進みます。
納棺の儀は、最初のお別れの儀式です。
これが終わると後はとても忙しくなります。
ゆっくりと大切な人と過ごせるのも、納棺の儀が最後かも知れません。
ぜひ納棺の儀を大切にしてください。
体を一度拭くだけでも、副葬品を選ぶだけでも構いません。
故人が誰であれ、手をかけてあげられる最後のチャンスを逃さないでくださいね。

まとめ

今回は、お通夜の前に行われる納棺の意味や、流れ、服装について解説しました。
納棺には故人を棺に納めるというほかに、 大切な人とゆっくり過ごせる最後の機会、そして大切なお別れの儀式という意味がありました。
納棺師の仕事についても解説しました。
故人が生前の雰囲気を取り戻すことは、遺族にとって大きな救いとなります。

今、死は私たちの身近にはありません。
大切な人が亡くなってしまったとき、自分たちだけではどうしようもなくなってしまうでしょう。
納棺師は今や私たちに欠かせない存在になりました。
死についての諸々を考えることを、縁起が悪いと嫌う人もいるかも知れませんが、 知っておいて損はありません。
なぜなら、私たちは必ずこの世を去ります。
その確率は100%です。
いつかは納棺師のお世話になる日が誰にでも訪れるのです。




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