結婚や出産などのお祝いをもらったら、内祝いを贈るのが慣習となっています。
お祝いをしてくれてありがとうございますという気持ちを込めて贈るものですが、どんなものが人気なのでしょうか。
相手がもらって嬉しいものなら良いのですが、幅広いジャンルがあるため選ぶのが大変ですよね。
カタログギフトなど相手に任せられるものもあり、悩むところです。
今回は内祝いの人気はカタログなのか、もらって嬉しい物やいらないと言われた時どうするのかを詳しくご紹介します。
内祝いの基礎知識
人気の内祝いや気になるカタログギフトについてご紹介する前に、内祝いの基礎知識をおさらいしておきましょう。
内祝いを贈る時期や金額相場、のしや水引などを理解しておいて、失礼のないようにしたいですね。
最低限押さえておきたいポイントを3つ、見ていきましょう。
*贈る時期
結婚の内祝いの場合には、式を挙げてから1ヶ月以内に贈ります。
新婚旅行から帰ってきて2週間〜1ヶ月以内であれば、特に問題はないでしょう。
出産の内祝いの場合には、赤ちゃんが誕生してから1ヶ月経ったくらいに贈るのが適しています。
赤ちゃんのお世話が忙しくて遅れてしまったとしても、産後2ヶ月くらいまでには贈りたいですね。
遅れてお祝いの品をいただいたときには、お祝いをしてもらってから1ヶ月以内に内祝いでお返しするのがマナーです。
今はネットでの注文などもできるので、忙しい時期でもスキマ時間で用意しておきましょう。
*金額相場
内祝いを選ぶときに考えてしまうのが、品物の金額です。
結婚でも出産でも、基本的に内祝いはいただいたものの半額返しをします。
高額なお祝いをいただいたときには、半額ではなく3分の1など金額を抑えることも可能です。
金額相場で気をつけるポイントとしては、あまり高価すぎる内祝いは避けるということです。
内祝いは半額返しが目安であって、なるべく控えめにした方が相手に気を遣わせず失礼にならないのですね。
*のしや水引
結婚と出産、2種類の内祝いのマナー中でも特に気をつけなければならないのがのしや水引です。
結婚はできるなら一度きりが望ましいということで、水引は結び切りを使用します。
一方で、出産は何度あってもおめでたいことなので、水引は何度も結び直せる蝶結びを使用するのが特徴です。
のし紙も結婚の内祝いでは新郎新婦の名前を入れますが、出産では赤ちゃんの名前のお披露目も兼ねて子供の名前を入れることもあります。
赤ちゃんの名前は漢字が読めないこともあるので、ふりがなを振っておきましょう。
内祝いはカタログギフトが人気
親しい間柄で好きなものなどを良く知っている相手なら、内祝いを選ぶのもさほど苦労はしません。
遠くの親戚や近所の方など、詳しい好みなどがわからない場合にはどんな品物を選べば良いのか悩んでしまいますよね。
品物が決まらない、相手の好みがよくわからないといった場合にはカタログギフトがおすすめです。
メリットがたくさんあるカタログギフトですが、具体的にどんな点が魅力的なのか詳しく見ていきましょう。
*内祝いの品を選ぶ時間を省ける
結婚して新生活が始まったり、出産した後の赤ちゃんのお世話などがあったりして、内祝いを贈る時期はとても忙しいことが多いです。
忙しい中でも内祝いを贈るのはマナーなので、時間を作って用意する必要があります。
カタログギフトの場合は贈る側が選ぶのは価格帯だけで、実際に品物を選ぶのは贈られる側です。
内祝いの品物をどうしたら良いかと考える時間や、お店に足を運ぶ時間などが省けて効率的だといえるでしょう。
*相手の好みを考えずに済む
人の好みは千差万別であり、さらに家族構成や年齢性別などが加わるとベストマッチしたものを贈るのは困難なように感じます。
カタログには食べ物から雑貨、趣味のものまで多彩なジャンルの品物が掲載されているのが特徴です。
相手の好みに対するリサーチが不要になるため、ストレスもかなり軽減されます。
さまざまな年代の人からお祝いを贈られた時などに、カタログは非常に便利です。
*贈られる側はゆっくり選べる
実際にカタログを見て買い物をしようとすると、とてもワクワクして楽しい気分になりますよね。
買い物だとお金がかかりますが、カタログギフトの場合には単に品物を選ぶだけで送られてきます。
贈られる側も家でゆっくり買い物をする気分で、楽しく選ぶことができるのは嬉しいポイントです。
ごくたまに注文し忘れてしまったというケースもありますが、1ヶ月を目安に注文すれば忘れることもまずないでしょう。
カタログギフトが人気の理由は贈る側と贈られる側双方にとって、メリットが多いからなのです。
内祝いのカタログギフトの期限について
内祝いでカタログギフトを贈る際、最も多いトラブルが引き換えハガキの期限切れです。
カタログギフトはゆっくりと欲しい品物を選べるのが魅力のひとつですが、実は商品の引き換え期限というのが決められています。
会社によりますが半年ほどである場合が多く、意外とすぐに決めておかないと忘れてしまいがちなのです。
掃除をしているときに忘れていたカタログギフトが出てきて、慌てて申し込もうとしたところ期限切れで悔しい思いをしたという人もいると思います。
万が一、カタログの期限が切れてしまったときには、すぐにカタログ会社に連絡をしてみましょう。
内祝いとしてもらったカタログギフトということで、期限が切れても柔軟な対応をしてくれる会社が多いようです。
後から慌てて選ぶよりも、カタログをいただいたらすぐに品物を選んで早めにハガキを出したいところですね。
会社によっては引き換え期限が近づいてきていることを教えてくれる親切なところもあるのですが、基本的には自身で管理するようにしましょう。
もらって嬉しい内祝いとは?
内祝いにもらうものは、基本的には時間が経つとなくなる「消えもの系」が良いとされています。
いつまでも残らないので後腐れなく、気を遣いません。
多くの人がもらって良かった!嬉しい!と感じる内祝いの定番が、ギフトカードです。
人気とはいえ、なんだか味気なく感じてしまいますが、好きなことやものに使えて非常に便利ですよね。
もしあまりにも味気なさすぎると思ったら、何か小物をプラスして贈るのが喜ばれます。
出産内祝いなら赤ちゃんのスキンケアグッズとギフトカード、結婚内祝いならカトラリーとギフトカードなどですね。
内祝いで多くの人が嬉しいと感じるものは、他にもカタログギフトがあります。
ギフトカードに比べて自由度は下がるにしても、品物のバリエーションは非常に豊かです。
さまざまな品物から選ぶのも楽しいですし、喜ばれると人気が高くなっています。
定番であれば消えもの系では欠かせないお菓子は、無難でしょう。
中には甘いものが食べられない、歯が悪いなどさまざまな事情があることもあるので人によって嬉しいと感じる品物になります。
もらうと嬉しい内祝いは、やはりギフトカードとカタログギフトの2つが圧倒的に人気です。
内祝いをいらないと言われたらどうする?
結婚や出産でお祝いをいただいたら内祝いとしてお返しするのがマナーではありますが、中には内祝いはいらないと最初から言ってくる人もいます。
もちろんお返しは気を遣わせるし必要ありませんよ、という相手なりの気遣いなのですが…いらないというのも困ってしまいますよね。
相手の言う通り内祝いは渡さない方が良いのか、通常通り半額返しで贈れば良いのか迷います。
内祝いがいらないというのはあくまで建前で、実は届くのを待っているというケースがたくさんあるのです。
可能であれば、強くいらないと拒否されていない限りは半額返しで通常通り内祝いを贈りましょう。
親しい間柄でいらないと言われている場合には、言葉に甘えてお礼状のみ送りましょう。
できれば直接会って渡すのが、内祝いに代わる感謝の気持ちを伝えるのに最適です。
内祝いはいらないという言葉を真に受けるのではなく、さらに気遣いを重ねていくのが良いですね。
まとめ
内祝いの人気はカタログなのか、もらって嬉しい物やいらないと言われた時どうするのかを詳しくご紹介してきました。
内祝いは相手の好みに合わせるのが大変、時間がないなどの理由から選ぶのが難しいといわれています。
カタログギフトはさまざまなジャンルの品物から選べるので、メリットが高く非常に人気があります。
ギフトカードと並んで人気の高い内祝いなので、参考にしてみてくださいね。
内祝いがいらないといわれている場合でも、気遣いからの建前である可能性が高いので通常通り半額返しで贈るのがおすすめです。
内祝いをスマートに送って、円滑な関係を続けていきたいですね。
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