結婚式の準備は式場探しや招待状など重要な事はたくさんあります。
結婚式の準備の中でも女性が多く悩んでしまうのが、髪形などの身だしなみに関することです。
式場の中には、ヘアメイクリハーサルを事前準備の中に組み込むこともあり、新婦にとっては重要なのです。新婦さんは結婚式に向けて髪形を変えるなど、ヘアメイクがうまくいくように工夫する人が多いですよね。
今回は、結婚式の準備としておこなうヘアメイクリハーサルは必要なのか、そして希望の髪形の伝え方についてご紹介していきます。
結婚式の準備で髪形は変えるべき?
人生の中でも晴れの舞台、やはり結婚式を満足いくものにしたい場合は当日までにベストな髪形になるように準備したいものです。結婚式の時はドレスを着るため、ちょっとオシャレをした髪形くらいでは衣装に負けてしまう可能性があります。豪華なウエディングドレスに負けないように、髪形もすてきに整えてもらいたいですね。ベストな髪形になるためには結婚式まで、自身でも準備をしておく必要があります。
結婚式を控えて準備をしている女性は、髪形をどのように工夫しているのか見ていきましょう。
髪を伸ばしておく
結婚式の時の髪形はウエディングドレスに負けないくらい、目を惹くような形にする必要があります。ヘアメイクをする時にアレンジが効くのは、やはりロングヘアですよね。髪を伸ばしておけば、アレンジが自由自在になるのでヘアメイクさんに一任できるという便利さもあります。髪の毛の伸びるスピードは人それぞれ異なりますが、一般的には1か月あたり1〜1.5センチくらいだといわれています。10か月前から結婚式の準備を始めたとしたら、単純計算で10〜15センチ髪を伸ばせますよね。10センチくらい髪が伸びれば、ヘアアレンジの幅も広がることでしょう。是非、髪が短めの人も結婚式に向けて髪を伸ばしてみてはいかがでしょうか。
ヘアカラーをしておく
結婚式の準備の中でも仕上げの段階の時に、ヘアカラーをしておくと髪形がよりきれいに見えます。ウエディングドレスが白なので、髪の毛は真っ黒よりもすこし茶色の方が明るい雰囲気になることもあるのです。ひとつ注意したいのは、生え際が黒くなるのが嫌なので結婚式の直前にヘアカラーをすることです。ヘアカラーはアレルギー反応がいきなり現れることもあるため、万が一のことを考えたら1か月前くらいにおこなうのが良いでしょう。結婚式当日に肌荒れをして大変な思いをしないためにも、式の直前にヘアカラーをするのは避けた方が良さそうです。
髪を切っておく
普段なかなか美容院に行けなくて髪を伸ばしっぱなしにしている人も、できれば結婚式の前までには一度髪を切っておきましょう。髪を切るのは必ずしも短く切ることを指すのではなく、ボリュームが出過ぎた髪を軽くすることも含まれます。髪を切るついでにトリートメントなどもおこなえば、結婚式の美容面での準備として最適です。普段枝毛などが気になっている人も、毛先を切ってもらうことで見た目の印象が変わってきます。
パーマをかけておく
豪華なウエディングドレスといえば、どちらかというとウェーブのかかったヘアスタイルをイメージする人も多いのではないでしょうか。パーマを先にかけておくことで結婚式当日にヘアアイロンを当てる手間が省けるため、メイクに時間をかけることが可能です。パーマもヘアカラーと同じく、万が一肌荒れなどを起こしても治療ができるように1か月前におこなうと安心です。
結婚式の準備としてリハーサルは必須?
結婚式の準備のひとつとして、ドレスを着たときのヘアメイクの感じをつかむためのヘアメイクリハーサルがあります。ウエディングドレスに合わせるため、結婚式当日のヘアメイクは普段のものとはかなり異なるのです。結婚式のヘアメイクに違和感を覚えることのないよう、事前に髪形などを決めておくとスムーズです。ブライダルのための髪形やメイクに慣れておくためにも、結婚式の準備でリハーサルをしておくことは重要なんですね。
もちろん全員がヘアメイクリハーサルをおこなう必要はなく、中には式場のプランに含まれていない場合もあります。事前準備をしなかった場合は、ほぼぶっつけ本番となるため、普段とは違う髪形やメイクに戸惑う人もいるのです。
結婚式当日の雰囲気を確かめておくためにも、ヘアメイクリハーサルはできればしておいたほうが良さそうですね。
結婚式の準備でヘアメイクリハーサルをするメリット
結婚式の準備で髪形やメイクの雰囲気を確かめるために、ヘアメイクリハーサルをおこないます。本番と同じように髪形とメイクを施してもらい、さらにウエディングドレスも着てイメージを固めていくのです。ヘアメイクリハーサルなんて、結婚式の準備の中では特に必要ないのでは?と思う人もいます。
実際に結婚式の準備に必要なのか、ヘアメイクリハーサルのメリットについてみていきましょう。
結婚式前にヘアメイクをリアルに確認できる。
結婚式の準備はかなり忙しく、あれよあれよという間に当日になってしまいます。気がついた時には本番で、実は自分のヘアメイク後の姿は事前準備の段階で一度も確認していなかったということも意外に多いのです。ヘアメイクを結婚式の前に確認することで、本番の時に戸惑いや不満なところが出にくくなります。普段と違うブライダル用のヘアメイクだからこそ、自身で一度確認しておくことが重要なんですね。
希望の髪形やメイクを事前に伝えられる。
自分の希望の髪形やメイクは、結婚式の当日に伝えれば問題ないと思っている人は多いものです。結婚式当日は思っていたよりも慌ただしく、さらに気持ちが高揚しているので正しいニュアンスで相手に伝わらないことがあります。式の段取りの打ち合わせはたくさん機会があるのに、ヘアメイクの打ち合わせはないというのもバランスがおかしいですよね。花嫁の身だしなみの問題なので、結婚式の準備として時間を取った方が良いでしょう。
もし自分で思っているのと違うヘアメイクになった場合は、細かく指摘をしながら希望を伝えていくのが一番です。リハーサルは髪形やメイクの打ち合わせだと思って、事前準備を怠らないようにしましょう。
結婚式の当日の様子をイメージしやすい
結婚式当日の様子は、意外にヘアメイクをバッチリしないとイメージしにくいものです。リハーサルをおこなうことで当日の自分の姿とほぼ同じものを見せてもらえるので、違和感が格段に少なくなります。結婚式の髪形などのトラブルで多いのが「こんなはずではなかった」という、自分のイメージとの相違が大きいことです。リハーサルをおこなうことで、当日の自分の姿をイメージしやすくなってより準備もはかどりますね。
結婚式の準備でヘアメイクリハーサルをするデメリット
結婚式の準備でヘアメイクを事前にリハーサルするデメリットについては、主に費用面やヘアメイクの人材があげられます。メリットで挙げたことを実践したいのは確かでも、デメリットが大きくのしかかるケースもあるのです。具体的にヘアメイクリハーサルをおこなうデメリットを見ていきましょう。
リハーサルがオプションで高額式場のプランに
ヘアメイクのリハーサルが含まれていない場合は、基本的にはオプションとして扱われます。
オプションになった場合は、追加で高額な費用がかかるので、予算をおさえている場合はかなりの痛手です。もし余分な項目は全て省き、さらに結婚式まであまり準備する時間もない場合は、必要性はそこまで高くなくなりますね。できればヘアメイクをされる張本人の新婦の意見を聞いてから決めたいですが、本人が必要だと思った場合はおこなう方が良いでしょう。
リハーサルと当日のスタッフが異なる
リハーサルの時にヘアメイクに対して要望などを伝えたとしても、実のところ当日は違うスタッフが担当だった!という話はよく聞きます。髪形の希望などを細かく説明したのに、これではまたイチからやり直しになってしまうと思ってしまうのです。可能であれば、リハーサルをやる前に、本番と同じ人がヘアメイクを担当するのか聞いてみると良いですね。もし、本番とリハーサルで違うスタッフが対応する場合は、流れを掴む意味でおこなうのも良いでしょう。
結婚式のサプライズとしての感動が少しだけ減る
結婚式の当日にきれいにウエディングドレスを着こなしてメイクをした新婦をみて、新郎は惚れ直す…という流れは、リハーサルをしていると少し感動が減少するようです。ドレスとメイク、髪形をセットした姿を当日まで誰にも見せたくない人は、できれば式が始まるまで伏せておくと良いでしょう。
結婚式にサプライズの感動はつきものだ!と考える人は、リハーサルをおこなうのをおすすめします。
結婚式の髪形を決める時に役立つアイテムと伝え方
結婚式の髪形を決める準備は、意外に時間がかかるものです。ドレスとのバランスや、自身の髪や顔のことも考えて決める必要があるからなんですね。ヘアメイクが始まってからでは、なかなかじっくり髪形を決めることは難しくなります。結婚式の準備のひとつとして、髪形を決めるのに役立つアイテムを用意しておくと便利です。具体的にどんなアイテムを準備しておけば良いのか、詳しくみていきましょう。
ヘアスタイルの写真や雑誌
自分が希望する髪形をリアルにイメージしてもらうためには、雑誌の切り抜きなど写真を提示するのが一番です。写真を見ることでより髪形を決めやすくなり、伝えたものと全く違う仕上がりになるのを防げます。
もし、写真に自分が希望している髪形がない場合は、似ているものを持っていきメモ書きに「この部分はこのようにしてほしい」など書き込むと良いでしょう。中には気に入った髪形でも、新婦の顔の形やドレスとのバランスによってすすめられないものもあります。第1希望から第3希望くらいまでの髪形を提示すると、似合うものを見つけやすくなるのでおすすめです。
自分のドレスの写真
ヘアメイクを施してくれるスタッフは、意外に結婚式当日に着るウエディングドレスのデザインは知らないこともしばしばあります。もし、ドレスを着る前にヘアメイクに入る場合には、自分が着るドレスの写真を持っていきましょう。着るドレスのデザインがわか分かれば、より髪形のイメージがしやすくなります。スタッフに言葉で伝えるのが苦手な場合は、ドレスの写真とともに気に入った髪形の切り抜きを持っていくと良いでしょう。
ヘアアクセサリーの現物
ヘアアクセサリーは貸し出してくれる式場もありますが、気に入ったものがあれば自分で持参しても問題ありません。ヘアアクセサリーを持参することで髪形が決まりやすくなり、自分が気に入った仕上がりになりやすいのです。全てヘアメイクさんに任せるのではなく、自分が身につけたいヘアアクセサリーを提示するのは満足感のアップにもつながります。もし、リハーサル時にヘアアクセサリーが決まっていない時には「今している髪形に合いそうなヘアアクセサリーを教えてください」と、アドバイスをしてもらいましょう。
まとめ
結婚式の準備としておこなうヘアメイクリハーサルは必要なのか、そして希望の髪形の伝え方についてご紹介してきました。
結婚式の準備として、髪形を変えたり髪色を変えたりする人が多いことがわかりましたね。式場によってはヘアメイクリハーサルがあり、希望の髪形を伝えたり結婚式当日の姿をイメージしやすくしたりします。リハーサルのメリットやデメリットを考えながら、便利アイテムの写真や切り抜きなどを持って行って希望の髪形を伝えましょう。満足できる結婚式になるように、髪形に関しても重視していきたいですね。