夫婦になった日ということで、何年経っても新婚の頃の気持ちに戻れる結婚記念日。
中には結婚記念日を忘れてた!という人もいるかもしれませんが、夫婦の仲を深めるのに最適な日なのです。
記念品をプレゼントしたり、普段よりオシャレなお店で食事をしたり…さまざまなプランを立てたいですよね。
日頃はなかなか言えないような愛の言葉や労いのメッセージなども、結婚記念日を機に相手に伝えたいものです。
今回は結婚記念日の過ごし方について記念品のプレゼントの仕方や食事、相手へのメッセージを詳しくご紹介していきます。
結婚記念日ってどんな日のこと?
結婚記念日は夫婦にとって大切な日のひとつですが、どんな日なのかは人によって異なります。
「結婚」というのがふたりにとって、どんな意味を持つかによっても記念日は変わってくるのです。
世間一般ではどんな日のことを結婚記念日と認識しているのか、詳しく見ていきましょう。
婚姻届を役所に出した日
ほとんどの人は婚姻届を役所に提出して、法律の上でも晴れて夫婦になった日を記念日としているようです。
婚姻届を出した日が結婚記念日だと認識している人の割合は7割を超え、入籍日記念日となっています。
結婚する両名とも婚姻届を出せば、ふたりでひとつの戸籍を作ることができるのです。
新しい戸籍から、またひとつの「家族」が出来上がっていくんですね。
日本に新たなひとつの家族が誕生した日なので、婚姻届を提出した日が結婚記念日という認識は正しいでしょう。
ふたりが付き合い始めた日
婚姻届を提出したとしても、紙を一枚出しただけで「おめでとうございます」と夫婦になる…あまりピンとこない人も多いのではないでしょうか。
法律上夫婦になった日よりも、お互いの気持ちが通じ合って付き合い始めた日の方が重要だと考える人もいます。
両想いとなって晴れて付き合い出した日を記念日としていれば、結婚生活が長くなっても初心を忘れずにいれそうですね。
付き合った日を記念日として認識している人は、さらに結婚式を挙げた日や入籍日にもお祝いをする傾向にあります。
結婚式を挙げた日
結婚式はいつもお世話になっている周りの人たちに、自分たちが結婚をしたと報告ができる場所です。
結婚式の日をもって披露することになるので「はじまりの日」として記念日設定している人もいます。
結婚式は写真なども撮影することから、記念として形に残りやすい点が挙げられるでしょう。
結婚記念日を忘れそうで怖いという人は、結婚式を挙げた日に設定すると忘れにくそうです。
結婚記念日の過ごし方とは?
結婚記念日をお祝いするのは良いものの、具体的な過ごし方がよくわからないという人も多いのではないでしょうか。
夫婦によって家庭環境もさまざまなので、過ごし方にも個性があります。
多くの人はどんな結婚記念日を過ごしているのか、詳しく見ていきましょう。
お家でのんびりケーキを食べる
結婚記念日を迎える夫婦の多くは、特別なことはしなくても家で少し豪華な手作りのご飯とケーキを食べています。
特に子供が小さいうちはお洒落なレストランなどで食事をするわけにもいかないので、必然的に家で済ませる人が多くなるのです。
家だと誰にも気兼ねせずに、穏やかに結婚記念日をお祝いすることができます。
特別なことはしなくても、穏やかな日常の中にケーキという少しの特別感だけでお祝いするのが一番自然なのかもしれませんね。
レストランで食事をする
夫婦のみや子供がすでに大きくて留守番ができる場合には、夫婦水入らずでレストランに行く人も多いです。
レストランでの食事は非日常で、しばし現実の疲れを忘れさせてくれます。
結婚記念日というめでたい日に、夫婦で静かにお洒落に楽しみたい人は向いている過ごし方でしょう。
レストランによっては記念日のケーキサービスなどがある場合もあるので、確認して予約すると良いですね。
プレゼントを贈る
仕事などで夫婦の時間が合わなかった時なども、プレゼントを贈り合うことで気持ちを伝えることもできます。
結婚記念日にもらったプレゼントは意外とずっと覚えて大切にしたくなるものばかりなので、10年20年など節目の年まで大事に使っていきたいですね。
結婚記念日のプレゼントはサプライズでも良いですが、できれば事前に欲しいものをリサーチしてから選ぶと良いでしょう。
相手が欲しいものをダイレクトで選ぶことで、より効率的に記念日のお祝いを共有できるのです。
ふたりのゆかりの場所に行く
活動的な夫婦の場合にはふたりが出会って最初にデートした場所や、食事をしたお店などゆかりの場所に行くのもおすすめです。
初デートの思い出に浸りながら、当時の懐かしい出来事について語り合うのも良いですね。
少しマンネリ化していたふたりも、初心にかえることで少しずつ関係に変化が現れるかもしれません。
自然と会話も増えるので、普段あまり口をきかなくなったなど夫婦関係に自信がないという人に向いています。
感謝や労いの言葉を伝える
結婚記念日は特に何もしないという人もいますが、感謝や労いの言葉は一言声をかけたいところです。
心の中で思ってはいても、なかなか口にしないと相手には伝わらないものなのですね。
「いつも家事や育児を頑張ってくれて、ありがとうね」や「いつも遅くまで仕事お疲れさま」などほんの少しの労いの言葉をかけてあげてください。
言葉で直接伝えるだけで安心感が全く違いますし、特に何もなくても結婚記念日に救われたような気持ちになるでしょう。
いつもなかなか相手に感謝や労いの言葉をかけられていないという人は、結婚記念日を良い機会にして声かけしてみてくださいね。
結婚記念日には記念品をプレゼント!
結婚記念日に毎年記念品をプレゼントしている人もいますが、多くの場合は1年目から以降は5年ごとに渡していきます。
結婚生活は長くなればなるほど、お祝いも盛大におこないたいものです。
予算も1年目よりも10年目などのほうが、金額が大きくなる傾向になります。
具体的にどんな記念品をプレゼントするのが適しているのか、金額相場なども一緒にみていきましょう。
1年目
結婚をしてから1年目、まだまだ新婚生活を楽しんでいる頃かと思います。
さすがに1年目であれば結婚記念日を忘れることは少ないので、1〜3万円の範囲で記念品をプレゼントすると良いでしょう。
予算から言っても、こじんまりと近場に旅行に行っても良いですね。
結婚1年目であればまだ夫婦ふたりで楽しんでいる人も多いので、アクセサリーなども人気があります。
5年目
結婚においてひとつの節目になるのが5年目で、子供も産まれて慌ただしく過ごしている人も多いのではないでしょうか。
忙しい中でも、節目のお祝いで記念品のプレゼントは忘れずにおこないたいところです。
5年目の予算は2〜5万円ほどで、家族で食事や旅行に行ったり生活に役立つものをプレゼントする人が多くなります。
10年目
普段結婚記念日のお祝いをしない人でも、10年目は記念として覚えておきたいですよね。
10年目となると子供が大きくなっている人も多いので、家族で写真を撮ったり食事に行ったりしてみんなで楽しむ傾向にあります。
予算は3〜10万円で、結婚指輪にダイヤを加えてもう一度プレゼントするという素敵な演出などもできるでしょう。
結婚生活10年というのは、あっという間なようでなかなか成し得るものではありません。
盛大にお祝いをして、引き続き夫婦で仲良く暮らしていけるように気持ちを確かめ合いたいですね。
20年目
結婚して早くに子供が産まれた人は、子供が成人をする頃でしょうか。
ようやく夫婦水入らずで、ふたりだけで出かけられるようになるのが20年目の結婚記念日です。
久しぶりにふたりだけで海外旅行や、高級でお洒落なレストランに行くのも良いですね。
20年目くらいから、子供からもお祝いをプレゼントしてもらえることが増えてきます。
25年目
結婚記念日に詳しくない人でも「銀婚式」という名前は聞いたことがあるのではないでしょうか。
多くの夫婦にとって25年目は特別な結婚記念日であり、お祝いをする傾向があります。
何人か子供がいても、多くは成人を迎える頃です。
夫婦ふたりだけで、のんびり旅行に行くという人が多いようです。
予算は3〜10万円の中で、思いっきり銀婚式をお祝いしたいですね。
30年目
結婚して30年、いろいろなことがありつつも長い間一緒に居られることに対しての感謝を伝えたくなります。
3〜10万円の予算の中で海外や国内の旅行、レストランでゆっくり食事をするなど楽しく過ごしましょう。
子供から記念品のプレゼントをもらえることもあるので、より嬉しい結婚記念日になりそうですね。
50年目
結婚50年目は金婚式で、人生の半分以上夫婦で一緒にいることになります。
50年目にもなると孫が生まれている人も多いので、世代を超えてお祝いをみんなでしてもらえることが増えてくるでしょう。
50年一緒に連れ添えるということは、とても素晴らしいことです。
元気な人は無理をしない程度に行動的に、旅行などを楽しんでも良いですね。
結婚記念日はどんな食事をしたい?
結婚記念日でどんな食事をしたいのかと聞かれると、普段は行けないような高級レストランか家でゆっくり食事かのどちらかに分かれます。
主に夫婦ふたりだけで出かけられる場合にはレストラン、子供がまだ小さいなどの場合は家で少し豪華に手作りの料理を楽しむことが多いです。
レストランのお店選びでは食事のジャンル、お店の規模や場所などを前々から計画して予約をしておきましょう。
予約の際には結婚記念日ディナーであることを必ず伝え、お店の人に気遣ってもらうようにしてくださいね。
もし食事をするにあたり足が不自由、アレルギーがあるなど心配な点があれば伝えておきます。
お店を予約する前には、近場であれば実際に足を運んでおくと雰囲気がつかめて良いと思います。
家でゆっくり食事を楽しむ時には、子供に結婚記念日のことを教えながら一緒に料理をするのも良いですね。
みんなで作ったご馳走は、どんな高級レストランの味にも勝るものがあるでしょう。
もちろん、結婚記念日のプレートがのったケーキは忘れずに購入しておいてくださいね。
結婚記念日には相手に愛のメッセージを伝えよう
日本人の場合、普段から愛のメッセージを直接伝えている人はかなり少ないでしょう。
なんとなく気恥ずかしいなど、何かきっかけがない限り愛のメッセージなどはなかなか伝えられないものです。
結婚記念日は愛のメッセージを伝えるには絶好の機会で、夫婦の仲をより深いものにするための節目となります。
どうしても愛のメッセージは伝えられないという場合でも普段から家事や育児、仕事を頑張ってくれているパートナーに対してお礼の言葉だけでも良いでしょう。
「いつもありがとう」というシンプルな言葉は、夫婦の仲をより深めて今後の生活も楽しいものにしていきます。
言葉で伝えられない場合にはメッセージカードを渡すことで、思い出の品としてずっと残しておけます。
できるなら、直接言葉で伝えるとともにメッセージカードを渡すとより嬉しいですね。
メッセージカードにはどのようなことを書けば良いのか、文例をみていきましょう。
「〇〇へ結婚してから早いもので▲年も経ってしまいました。
あっという間だったけど、いろんなことがあって全て機能のことのように思い出されます。
子供たちも成長して、もうすぐまた夫婦ふたりだけで出かけられるのが今から楽しみです。
これからもお互い忙しいけど、ふたりで協力し合いながら頑張っていきましょう。
今後ともよろしくお願いします」
以上の文例は少し恥ずかしがり屋の方用にご紹介しましたが、愛のメッセージを伝えたい人は最後に「愛してます」等の言葉を入れてくださいね。
メッセージカードは可愛らしいものや立体的になって飾っておけるものなどが3百円〜千円程度で文房具店にて購入できます。
ぜひ、見るだけで楽しい個性的なメッセージカードを選んでみるのもおすすめです。
まとめ
結婚記念日の過ごし方について記念品のプレゼントの仕方や食事、相手へのメッセージを詳しくご紹介してきました。
結婚記念日は家でケーキを食べたり、レストランで食事をしたり旅行に行ったりさまざまな過ごし方があります。
記念品も節目ごとにプレゼントし合ったり、モノより思い出でどこかに出かけるのも良いですね。
食事もレストランの場合は早めに予約し、家ではみんなでご馳走を作りましょう。
結婚記念日ではメッセージカードに愛の言葉を入れて渡すと、非常に喜ばれます。
結婚記念日という節目をずっと思い出として残しておくためにも、ぜひメッセージカードをプレゼントしてみてくださいね。