結婚式の二次会というと皆さん、どのようなイメージでしょうか。新郎新婦にとっては友人たちと楽しめる時間。新郎新婦の幸せな門出を最後まで盛り上げてあげたいですよね。その為にも準備はとても重要です。
知っていると役立つ二次会の準備の仕方やエピソードなどをご紹介していきます。
- 1. 結婚式の二次会とはどういう会?
- 2. 二次会準備は何をすればよい?
- 2.0.1. (1)幹事を決めよう幹事は二次会を成功させるために、とても重要な役割をお願いする人たちです。
- 2.0.2. (2)ゲストをリストアップしよう
- 2.0.3. (3)会場を決めよう二次会会場の場所は、披露宴会場からなるべく近い場所がおすすめです。
- 2.0.4. (4)飲み物・料理を決めよう
- 2.0.5. (5)会計係を決めよう
- 2.0.6. (6)招待状を送ろう披露宴の招待状に合わせ二次会の招待状も2ヶ月前に案内をするのが良いでしょう。
- 2.0.7. (7)出欠の集計をしよう
- 2.0.8. (8)予算を再確認しよう
- 2.0.9. (9)企画・演出を決めよう
- 2.0.10. (10)会場で事前打ち合わせしよう
- 2.0.11. (11)景品や備品を購入しよう
- 2.0.12. (12)最終確認をしよう
- 3. 会費はどれくらいを設定する?
- 4. 当日の進行は?
- 5. お礼はどうする?
- 6. 二次会失敗エピソードから学ぶ!?
- 7. 当日は何があっても楽しむ気持ちで挑もう!
結婚式の二次会とはどういう会?
結婚式二次会とは、結婚披露宴の後に、主に友人や会社の同僚・後輩などを招待して行なう会費制の結婚パーティーのことをいいます。新郎新婦にとっては、披露宴での緊張から解放され二次会では心置きなく友人たちとの時間を楽しめますし、ゲストにとっては、数年ぶりに会う同級生などもいて新郎新婦のお祝いをすると同時に同窓会のような雰囲気も楽しめます。
また、新たなカップル誕生のワクワク・ドキドキ感がある男女の出会いの場でもあります。二次会では、「このようにすべき」といった決まりはありませんので、新郎新婦や幹事の感性で、自由度の高い個性豊かなパーティースタイルが実現できます。
二次会準備は何をすればよい?
結婚式二次会の準備は、結婚披露宴の準備と並行して、おおよそ4カ月くらい前から始めると良いでしょう。
準備に必要なことを(1)~(12)までご紹介していきます。
(1)幹事を決めよう幹事は二次会を成功させるために、とても重要な役割をお願いする人たちです。
お金のやりとりも発生するため、新郎新婦が本当に信頼のおける昔からの友人や同僚などにお願いすると良いでしょう。新郎側・新婦側それぞれ3~4人ずつくらいお願いできるとバランスが良いです。新郎新婦は、二次会の内容についてどこからどこまでの範囲を友人たちにお願いしたいかを明確にして幹事をお願いするようにしましょう。大まかな役割分担も決めておくと幹事を引き受けやすいでしょう。
(2)ゲストをリストアップしよう
披露宴では招待できなかった友人・同僚・後輩などを中心に、招待したい人を決めていきますが、会場の収容人数が80人程度であれば、新郎新婦でそれぞれ40人ずつなど、なるべく男女比の偏りがないようにゲストをリストアップすると良いでしょう。
(3)会場を決めよう二次会会場の場所は、披露宴会場からなるべく近い場所がおすすめです。
新郎新婦の移動もスムーズですし、披露宴に出席していた友人や同僚たちが二次会にも出席する場合は多くあるため、なるべく披露宴会場から二次会会場への移動負担が少なくなるような配慮が必要となります。
二次会の開始時間は披露宴終了後1時間後か長くても2時間以内には開始できるよう設定し、ゲストが二次会の開始時間まで時間をつぶせるカフェなどが近くにある場所が良いでしょう。披露宴会場がホテルであれば、ホテル内の別フロアの二次会ができる会場を予約するのもおすすめです。
ただ、どうしても雰囲気が披露宴会場と似てしまうため、ゲストを飽きさせない工夫は必要になります。ホテル以外の二次会会場のおすすめは、レストランウエディングができるお店や、おしゃれなカフェがおすすめです。新郎新婦がデートで利用していた思い出のレストランなどでも良いでしょう。結婚式シーズンなどは予約が埋まりやすいため、会場が決まったらなるべく早めに予約をしましょう。
(4)飲み物・料理を決めよう
二次会では、飲み放題と料理はビュッフェ形式の場合が多いですが、予算に合わせてプランを選びましょう。飲み物食べ物はゲストの楽しみの一つでもあります。
(5)会計係を決めよう
事前に必要な予算を渡した方が良いのか、会費をもらってから清算するのか明朗にしましょう。きちんと管理できる人が適任です。
(6)招待状を送ろう披露宴の招待状に合わせ二次会の招待状も2ヶ月前に案内をするのが良いでしょう。
披露宴にも二次会にも両方招待するゲストには、披露宴の招待状に二次会の案内を同封するのも効果があります。二次会のみ招待するゲストには、携帯メールで招待状の写真を添付して送ったり、LINEで送ったりしても良いでしょう。招待状は、ゲストが出席したいと思ってもらえるようなワクワク感のある文章を作成し、出欠の返信期限は1ヶ月前までにすると余裕が持てます。
(7)出欠の集計をしよう
人数把握をすることにより、二次会の総額を割り出せるので、出欠の集計は重要な作業になります。あいまいな返事をして来た友人には、期限までにしっかりと確認を取りましょう。
(8)予算を再確認しよう
人数が確定し、正確な収入が確認できたら、演出や景品などの準備に使うことが可能な費用を割り出し、予算について会計担当や幹事の方と共有しましょう。
(9)企画・演出を決めよう
スピーチ、ケーキカット、プロフィール紹介のビデオ上映など披露宴でも行なう演出は、披露宴に招待していないゲストたちにとってのおもてなしとして高い人気があります。定番はクイズやビンゴです。
ゲストをシャッフルしグループ分けをしてチーム対抗戦や新郎新婦にちなんだクイズを準備するなど、ゲストも一緒に盛り上がれるように工夫をこらすと盛り上がります。 余興やスピーチの依頼をする場合は早めに行ないましょう。
(10)会場で事前打ち合わせしよう
会場の担当者と新郎新婦と幹事をお願いした友人たちで事前に打ち合わせを行ないます。予め新郎新婦で決めた料理や飲み物の確認と大まかな段取りなどを会場側に伝えます。その他音響設備の確認やテーブルセッティングなど打ち合わせします。
(11)景品や備品を購入しよう
景品やクラッカーなどの必要なものは購入リストを作成し、領収書は保管してもらい、新郎新婦も経過を把握すると良いでしょう。二次会のゲームやクイズの景品は、ゲーム機や旅行券、商品券、高級食品、テーマパークや温泉旅館のチケットなどが定番の人気です。
(12)最終確認をしよう
本番の3~4日前には、会場に人数の最終報告をします。音響などの設備に不具合がないかも確認しましょう。
会費はどれくらいを設定する?
二次会の開催費用は招待するゲストの会費で全て賄えるように会費設定します。具体的には、会場に支払う飲み物と食べ物の1人当たりの費用が4000円だとしたら、会費は1人5000円などに設定して、余った費用は、ビンゴの景品購入代金に回したり、二次会を手伝ってくれた幹事の友人たちへのお礼に使ったりします。
以前は男性の方が多めに会費設定をする場合が多く見受けられま したが、最近はジェンダーレス風潮もありますので、男女関係なく一律5000円にするなどし、差をつけない方が時代の流れには合っているかもしれません。会費が高すぎる会は出席率も下がるかもしれませんので、高すぎず低すぎず、相場を見て、出席しやすい会費設定をしましょう。
当日の進行は?
当日の進行は幹事が全て行ない、作業としては受付・会費の徴収・本番の運営・片付けなどがあります。あらかじめ打ち合わせで決めたタイムスケジュールに沿って、ゲームやスピーチをしたり、映像を流したり、ゲストも新郎新婦もみんなで楽しめる会になるように盛り上げてもらいます。
お礼はどうする?
幹事を担ってくれた友人たちには、心から感謝をし、お礼の品を渡しましょう。二次会の会費はもちろん無料で、お礼の品は食事券や商品券などが喜ばれると思います。二次会終了後にゲストをお見送りする際のプチギフトは、感謝の言葉や写真や名前がプリントされたお菓子、酔い止めドリンク、あぶらとり紙などを新郎新婦側で用意すると良いでしょう。
二次会失敗エピソードから学ぶ!?
結婚式のプロたちが作り上げる披露宴とは違い、二次会は素人で作り上げる会。プロではないパーティー慣れしていない友人たちに様々な役割をお願いするため、数々のトラブルが付き物です。そこで、実際に起こったトラブルや失敗談をご紹介します。
・現役アナウンサーの友人に二次会の司会をお願いしていたのに、急遽仕事が入ったと言われ司会をドタキャンされてしまった。
・「行けたら行くね~」とあいまいな返事をするゲストがいて、なんとなくフォローをしづらく人数確定ができなかった。
・受付時に友人がポラロイドカメラでゲストを撮影してくれていたけれど、会場が暗すぎてうまく写っていなかった。
・ゲストの人数に対してイスが足りず、立食の人が数人出てしまった。
その他にも数々の失敗談がありますが、多くは幹事やゲストや会場との連携がうまくいかないことが原因です。
幹事だけに任せきりにせず、新郎新婦も準備の進捗状況を把握し、ゲストの出欠確認を怠らずにフォローすると防げるものも多くあります。
当日は何があっても楽しむ気持ちで挑もう!
結婚式当日まで4ヶ月間の準備は大変ですし、予定通りには行かないこともありますが、そういった想定外のトラブルもすべて込みで、きっと心に残る一生の思い出になること間違いなしでしょう。