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 「十三夜」はいつ?お月見をする?十五夜との違いと意味とは

中秋の名月を眺める女性のイラスト
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created:2018.12.14 /
updated:2023.05.04

「十三夜」を聞いたことがありますか?
お月見に最適な月の出る夜の名前ですが、最近はテレビのニュース番組でも、よく取り上げるようになりましたね。
お月見なら「十五夜」ではないか、と思う人もいるでしょう。
それも間違いではありません。
どちらかというと十五夜の方がお月見としては有名かもしれません。

ところで十五夜や十三夜という名前には、どんな意味があるのでしょうか。
なぜ数字なのか、考えると不思議です。
今回は「十三夜」はいつのことなのか、どんな意味があるのか解説していきます。

「十三夜」はいつ?どんなことをするの?どんな意味がある?

十三夜の十三とは日付のことで、十三日の夜という意味です。
十五夜も同じく十五日の夜ですが、今のカレンダーの日付とは違い、明治まで日本で使われていた太陰暦(旧暦)の十三日の夜ということです。

太陰暦は月の満ち欠けを基準にして1か月が定められています。
新月(地上からは月が見えない状態)から満月をへて、次の新月までが1か月です。
太陰暦では大体の月で十五日の夜は満月です。
十三日は完全な満月ではありませんが、地上から眺める分にはほとんど満月との差はわかりません。

十三夜はお月見をする日としては、十五夜につぐ人気のある日になっています。
お月見は長い間、貴族の間の優雅な行事でした。
月を愛でながら、詩歌や管弦を楽しみ、酒を酌み交わすといった内容で、庶民とは無縁の催しだったのです。

高貴な人は空を見上げて月見をするのはタブーだったようで、嵯峨天皇は当時の御所に月を見るためだけに、人工の池を作らせました。
直接月を見ないで、水面に写った月を眺めたわけです。
竹取物語にも、月を見るかぐや姫におばあさんが注意をする場面がありますから、月には美しさとともに何か不思議な力があると思われていたのかもしれませんね。

お月見が庶民の間にも広まったのは、江戸時代に入ってからで、現代のように月見団子をお供えするようになったのは、江戸時代後期になってからだそうです。
庶民に広まったお月見は月を愛でるだけでなく、その年の収穫に感謝する行事へと変化していきました。

あえて十五夜や十三夜というときは、ただの日付を表しているのではく、十五夜は旧暦8月15日、十三夜は旧暦9月13日を指しています。
旧暦の7月から9月は秋にあたるので、十五夜は中秋の名月、十三夜は後の名月という別名を持っています。
秋は涼しくなるだけでなく、空気が澄んできて月がキレイに眺められたため、お月見として十五夜と十三夜が有名になったのでしょう。

この名前だけを見ると、十三夜は十五夜よりも早く来ると誤解してしまうかもしれませんが、そうではありません。
また、旧暦の日付は現在つかわれている暦に当てはめると、毎年少しずつずれていくので、毎年十五夜と十三夜、ともに同じ日付になるわけではありません。
大体1か月と少し、後にずれると覚えておきましょう。
十五夜と十三夜を楽しむためには、注意が必要なのです。

十三夜には何をお供えする?十五夜との違いは?

お月見といえば月見団子を連想しますが、そのほかにも季節のものをお供えします。
十五夜なら収穫されたばかりの里芋ですが、十三夜は栗や豆をお供えします。
月見団子も、地域や時代によってだいぶ違いがあるようです。
東日本の月見団子は真ん丸ですが、西日本では里芋に似せたしずく型です。
また幕末の月見団子は、今よりもかなり大きく直径が6cmから9cmもあったといいますから、驚きますね。
これはテニスボールくらいの大きさです。

またすすきを飾るのもおなじみです。
秋の風情が漂う光景が目に浮かぶようですが、すすきは神様の依代、または魔除けとして飾られます。
鋭いすすきの切り口が魔除けになるそうです。
確かに以前はお月見のすすきを手に入れるために、手に傷を作る人がたくさんいました。
今でも河原などにすすきが群生しているのをよく見かけますが、お月見に使う際は切り傷にご注意ください。

十五夜はもともと中国の行事で、それが日本に輸入されたものです。
中国では身分を問わず、夜通し騒ぐ人々の姿が記録に残っています。
それに対して十三夜は日本でできたお月見の行事です。
パッと派手な満月もよいけれど、少しだけ陰がある月のよさもわかるのが、日本人のよいところかもしれませんね。

日本の昔ながらの行事として、十五夜に行われるお月見泥棒があります。
子どもたちだけが、お供えの団子などを盗んでもよいとされており、長い竿のさきに釘や針金を付けて、団子をとったそうです。
今のハロウィンにも匹敵するような行事で、楽しそうな様子が想像できます。
同じお月見ですが、十五夜と十三夜はかなり雰囲気が違うようです。
十五夜に比べて、秋も深まってきた頃に行われる十三夜は、落ち着いて楽しみたいですね。

神様に感謝の気持ちを表すのも忘れないようにして、お供えしたものはおいしく食べられるうちにいただきましょう。
お供えしたものをきちんと人間が口にすることで、神様から力が与えられるといいます。

日本人はお月見大好き!「十日夜」に「十六夜」も!

十五夜と十三夜の月を両方見ないと、片見の月(または片月見)といって縁起が悪いといわれています。
この迷信の起源は江戸時代の遊郭だそうです。
遊女が客を呼ぶ口実としていい出したことのようですから、私たちは気にせずにお月見を楽しみましょう。
昔は片方の月しか見られないなら、両方見ないという人もいたようです。
何とももったいない話ですね。

お月見によいとされていたのは、十五夜と十三夜だけでありません。
十日夜や十六夜などもあるのです。
十六夜(いざよい)は十五夜の翌日に見える月のことです。

十五夜に比べると、月の昇る時間が50分ほどおそいことから、まるでためらっているようなので、この名前が付きました。
「いざよう」というのは、ためらう、決心がつかない、などという意味がある言葉ですが、これが十六夜の由来だそうです。
昔の人の月への優しさと、センスのよさの両方が感じられる名前ですね。

十日夜は旧暦の10月10日の夜のことで、現在の暦では11月中頃に当たります。
この夜の月は地上から見ても欠けて見えます。
澄んだ晩秋の空気の中で、月の光と陰を楽しむのでしょう。
この十日夜が過ぎると、グッと季節は冬に近付き、夜でも気軽にお月見を楽しむわけにもいかなくなります。
その年の月の見納めと思うと、真剣に月を眺めてしまいそうですね。

これだけさまざまなお月見が用意されているところを見ると、昔の人にとって月はとても身近な存在だったようです。
何しろ1か月が月の満ち欠けで決められていましたから、一々今日は何日か調べなくても空を見上げればそこに答えがあったわけです。

また今のような電気がなかった時代に、月明かりは貴重な照明だったでしょう。
美しくロマンティックな存在の月ですが、実用的な価値も十分にあったのだと思われます。

江戸時代の頃からあった?お月見のイベント!

空に昇る月を愛でるだけではなく、江戸時代には月が昇るのを仲間とともに待つ、月待ちという行事が盛んに行われました。
月が昇るまでの時間、一緒に飲食をして楽しんだということです。
この月待ちを楽しむ仲間の集まりを月待ち講といい、年寄りの講から若い嫁の講までいろいろな講があったそうです。
若い嫁の講では、安産祈願なども行われました。
楽しい集まりであるとともに、貴重な情報交換の場だったのではないでしょうか。

月待ち講で特に盛り上がっていたのは、江戸の二十六夜待ちで、月が昇るのは深夜2時頃だったといいます。
それまで飲んで食べて騒いでいたのですから、現在の渋谷でも通用しそうなイベントですね。
高輪から品川にかけて多くの茶屋が並び、観月用に船も出たそうですから、豪華だったことが想像できます。
お月見といっても、実際はどうしたらよいのかわからないと思う人にとっては、月待ち講のようなイベントがあるとうれしいですね。

今はもう月待ち講を体験することは不可能ですが、観月祭を開催する神社があるので出かけてみるとよいでしょう。
普通のお祭りとは違った神秘的な体験ができるのではないでしょうか。

観月祭は十五夜の日程で行うところが多いのですが、阿佐ヶ谷神明宮では、十三夜の日に観月祭を開催します。
月讀命の本殿前にて、巫女さんが神楽を奉納するそうです。
また「ゲゲゲの鬼太郎」で有名な水木しげるさんの地元、調布の深大寺でも「十三夜の会」が催され、境内でお月見が楽しめるそうです。

まとめ

今回は「十三夜」がいつなのか、どんな意味があるのかについて解説しました。
お月見は十三夜だけでなく、十五夜、十六夜、十日夜などもあり、日本人にとっては月は身近な存在だったことがわかりました。
お月見をするときのお供えについても解説しましたので、家庭でお月見をするときに役に立つかもしれません。
家庭でお月見をするだけでなく、観月祭に出かけて月を愛でるのもよいですね。

長い間日本人が今まで親しんできた月を、私たちが忘れてしまうのはもったいない話です。
仕事の帰りに立ち止まって上を見上げるのも、雨戸を閉めるついでに目を留めるのも立派なお月見にはかわりありません。
ぜひ、月を見ることを思い出してくださいね。




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