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仏教からはじまった四万六千日の功徳

四万六千日をイメージした女の子とほおずき
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created:2019.01.24 /
updated:2019.04.23

四万六千日という、縁日をご存知でしょうか?
字の通り四万六千日の日にちのことを指しますが、その名前だけでは、一体どの様な縁日なのかがわかりませんよね。
日本には数多くの名が付いた行事日がありますが、実は歴史に深く関係していたり、仏教の思想から生まれているものがとても多いのです。
長い年月をかけて次第に民衆に知れ渡った、四万六千日。
一体どの様な場所で有名な縁日で、どんな意味があるのでしょうか。

こちらでは、四万六千日の概要について、ご紹介していきましょう。

四万六千日の意味とは?

四万六千日と書いて、「しまんろくせんにち」と読みます。
一年は大体365日ですから、単純に計算していくと、およそ126年ということになります。
名前だけを見ると、祝い事の様でもありませんよね。

実はこの四万六千日とは、仏教に深く関係がある日にちとなります。
日常で良く耳にする縁日という言葉。
縁日と聞くと、神社や寺などの参道や周囲に出る、飲食や雑貨などを売る屋台が浮かぶ方も多いかもしれません。

幼少期などは、縁日と祭りの区別がついていない場合もありますよね。
縁日という言葉自体が仏教で使われる言葉であり、人間界と仏の世界に縁がある日にちのことを呼びます。
その縁日は寺などにより日にちも違い、毎月決まった日にちであったり、1年の中で決まった日にちである場合も。
その中の1つに、四万六千日があるのです。
その昔毎年7月の10日に行われる四万六千日では、大勢の人々が功徳を積みにやってきました。

そもそもなぜ、7月10日なのでしょうか?
観光名所としても有名な台東区の浅草寺では、観音菩薩がご本尊として祀られています。
それぞれ仏様には縁日が違い、観音様の縁日は毎月18日。
この縁日の日にご本尊の観音様を拝んだことで、仏の世界とこの世との壁を取り払い近くに感じる事ができたとも言われています。

ですが室町時代に段々と変化を始め、毎月の縁日以外に、より功徳を積むことができる「功徳日」を作ろうということになりました。
功徳日とは通常にお参りをするよりも、その日1日お参りをしただけで特別にご利益を得られるというもの。
当初7月10日は、千日分の功徳が得られるとして設定されました。
段々と月日が流れるうちに、それが四万六千日分の功徳を積めるということに変わったのです。

つまりこの7月10日に浅草寺を訪れた人たちは、126年分の功徳を得られたのですね。

四万六千日以外の功徳日は?

7月10日が毎年功徳日と設定されましたが、各月に18日以外の功徳日が作られました。
その日にちとはいつで、どのくらいのご利益が得られるのでしょうか?

元旦でもある1月1日は、100日分
2月最終日は、90日分    3月4日は、100日分     4月18日は、100日分   
 5月18日は、100日分    6月18日は、4百日分    7月10日は、4万6千日分
8月24日は、4千日分    9月25日は、3百日分     10月19日は、4百日分
11月7日は、6千日分     12月19日は、4千日分

このように、功徳日が決められています。

ご利益を信じている人々は、浅草寺までこの功徳日に合わせて訪れたと言いますが、7月10日が断然ご利益の日にちが多いことがわかりますね。
まだ医療が発展していない室町時代では、原因不明の感染症での病床や死などもあったことでしょう。
十分に賃金を得られない人が多いこともあり、治療もろくに受けられないという人も多かったはず。
そんな人々が四万六千日の時に浅草寺を訪れ、何かを願ったのかもしれません。

また先ほどもご紹介した様に、単純に計算すると四万六千日は126年のこと。
最近では栄養バランスがとれたり、医療が進み寿命が伸びたことで、100歳を超える方も多いですよね。
ですがそれでも中々126年は超えないでしょう。
人間の寿命はどんなに長生きをしても126年であると想定し、四万六千日としたという話もあります。

四万六千日で行われる夏の風物詩「ほおずき市」

毎年7月の9日・10日には、浅草寺でほおずき市が行われています。
これは初夏の風物詩となっており、たくさんの人々がこの日に訪れるのです。
浅草寺の境内付近や参道には、ほおずきの鉢植えなどがたくさん売られ、まるでかぼちゃの様なオレンジ色が鮮やかに目に映ります。

このほおずき市は功徳日に合わせて開催されるようになったイベントで、元々は愛宕神社で行われていました。
愛宕神社でも千日参りという日があり、やはり信心深い人が訪れていたのです。

そこでほおずが売られるようになったのですが、なぜほおずきを売り始めたのでしょうか。
ほおずきには漢方などで使われることもあり、癇癪などをおさめる薬として知られていました。
その他にも咳や熱などの風邪にも良く効くと言われ、平安時代から薬として民衆の間に広まっていったのです。
これが長生きを願ったり、一生分の功徳を積むという意味合いとかけ合わさり、ほおずきを売るという様な意味合いになったのではと言われています。

またもともと四万六千日は7月10でしたが、功徳を積むために前日の9日から並ぶ人が続出。
あまりに人が多いと危険であることからも、前日と当日をイベント日とすることにしたのだと言います。
このほおずき市は他の場所でも行われているとのことですが、ほおずきが体に良いということを知らなかったという方は成分を是非、調べてみて下さい。

ただ昔はほおずきの代わりに、赤とうもろこしを販売していたという寺社仏閣もありました。
最近だと赤トウモロコシ自体は、考えられないですよね。
それが中々手に入れることが難しくなり、同じような色のほおずきになったのではないかとの話も。

浅草寺以外に四万六千日がある?

同じように四万六千日を行っている寺社仏閣もありますが、他のところでは一体いつ行われているのでしょうか。

  • 文京区の護国寺では、同じ日にちに開催
  • 神戸市の摩耶山天王寺 8月8日と9日
  • 長崎県福石山清岩寺 8月8・9・10の3日間
  • 神奈川県杉本寺・長谷寺 8月10日
  • 石川県観音院 8月19日

全国で調べて見ると、これだけの場所で、同じ四万六千日が行われていました。
日にちには少し差がありますが、おそらくこれは旧暦と新暦との違いでしょう。

また石川県の観音院では、ほおずき市ではなくとうもろこし市が行われています。
先ほどもご説明した様に、もともと赤いトウモロコシがほおずきに変わったという話もありますし、とうもろこしには商売繁盛の意味も含まれていました。
そのため、境内や参道での市で売られることもあったのです。

また浅草寺でも明治時代までは、赤いとうもろこしが売られていましたが、その年は雷がなるなどが激しく不作だったといいます。
そんな時に民衆が雷避けを求めて、浅草寺を訪れました。
確かに浅草寺の有名な大きな門は「雷門」と言いますよね。
雷門はあくまで通称で、実は本当の名前を「風神雷神門」ということをご存知でしょうか。
そこで雷を避けるために浅草寺を訪れるというのは、理にかなっていますね。

浅草寺の歴史とお守りの授かり方

四万六千日がある浅草寺ですが、一体どの様な歴史があってここまで有名になったのでしょうか。
室町時代にはすでに知っている人も大勢いたことが考えられますよね。

実は浅草寺は、元々僧侶だった人物が建立した寺ではありませんでした。
浅草寺からほど近い隅田川で漁師をしていた兄弟が、仏像を拾い安置するために自宅を寺にしたのです。
その後形を変え、浅草寺となるまでに至ったと言われています。
漁師だった兄弟はやがて仏門の道へと入り、供養するまでに至りました。
これが628年のことだったというのです。

因みに浅草寺に限らず、寺社仏閣などでお守りなどを授かる場合は、「買う」「売る」などの言葉では表現しません。
基本的にお札とお守りはすでに祈祷されているものですし、中に仏様・神様が宿っているという意味が込められています。
そのためお守りを売買することは、仏様・神様に失礼に当たりますよね。

そこで覚えておきたい表現が「授与」です。
確かにお金を出してお守りを購入することは事実ではありますが、あくまで「授与」であることを忘れない様にしましょう。
もしもどこかでお守りやお札を手にしたいと思った場合は、「授かるイメージ」を大事にして申し出る様にしてみて下さいね。

まとめ

こちらでは四万六千日という、功徳を積むことができる日について説明をしてきました。
毎月ある縁日以外に、一気に功徳を積めるということで、昔から信心深い日本人はこの日に合わせて寺院を訪れました。
その風習は今でも続き、毎月の縁日の日には浅草寺もいつもより混雑しているのです。

そんな昔ながらの信仰心が外国の方の観光目当てになってきてはいますが、どんな形であれ由緒正しい浅草寺が多くの方の目に止まる訪れられるということは日本人としても喜ぶべきところですよね。




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