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百八つの煩悩と呼ばれている理由は?数の由来とされる4つの説を紹介!

仏僧
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created:2019.06.10 /
updated:2019.04.24

仏教では、人間には煩悩があるとされています。煩悩は心と体を苦しませる原因であり、争いや悲しみの種となります。

煩悩の数は百八つと言われており、あなたもすでに知っていることでしょう。ところで、なぜ煩悩の数が百八つとされているかについても、あなたは知っていますか?

この記事では、煩悩が百八つとされている4つの説に加えて、煩悩に関連する物品なども紹介します。

そもそも煩悩とは

煩悩とは、「人の心と体を悩み苦しませて、悟りに至るための道を妨げる心の働き」を意味する仏教用語です。早い話が、自分の利益に関して湧き上がる欲望や感情です。

仏教では、無明または三毒と呼ばれる心から、煩悩が生まれるとされています。

無明

無明とは、十二因縁(苦悩を生み出す12段階)の初めの段階であり、無知または真理に疎いことを意味します。智慧の光に照らされていないので、明かりの無い真っ暗闇……すなわち無明というわけです。

無明の状態は、あらゆる苦の根源です。智慧を得ることによってのみ、無明の状態を打ち破れるとされています。

三毒

三毒は、貪・瞋・癡という根本的な3つの煩悩の総称です。貪・瞋・癡は、人間の体と心を深く蝕むことから、毒にたとえられます。無明は、三毒のうちの癡に含まれます。

  • 貪……際限なく何かをむさぼり求める心。
  • 瞋……自己中心的な考えから湧き起こる、激しい怒りや憎しみの心。
  • 癡……物事の道理に暗く、表面的なことに振り回される心。

なぜ煩悩の数は百八つとされているのか

一般的には、煩悩の数は百八つとされています。なぜ百八つかについては、主に4つの説が挙げられます。

六根説

六根説は、人間の五感と心の働きによって、煩悩が生まれるという考えに基づいています。

六根とは、眼(視覚)・耳(聴覚)・鼻(嗅覚)・舌(味覚)・身(触覚)・意(意識)を意味します。

六根が働くことによって、六塵が生まれるとされています。六塵とは、色(映像)・声(音声)・香(香り)・味(味わい)・触(肌触り)・法(思考と感情)を意味します。

六塵を構成する6つの要素は、好(快感)・平(無感)・悪(嫌悪感)の3つの感情に分けられます。

六塵から生じる3つの感情は、さらに染(汚い感情)・浄(清らかな感情)の2属性に分けられます。

染と清の属性は、時間の概念を導入することで、前世・今世・来世の3つの時点に区分できます、

六塵(6)× 感情の種類(3)× 感情の属性(2)× 時点(3)により、合計108です。

十纏・九十八結説

十纏とは、無慚(失敗や罪を犯しても自身に恥じない)・無愧(失敗や罪を犯しても他人に恥じない)・嫉(ねたみ)・慳(もの惜しみ)・悔(後悔)・眠(心と体を眠らせる)・掉挙(落ち着きがない)・惛沈(気が滅入って塞ぎこむ)・忿(失望による怒り)・覆(失敗を誤魔化して反省しない)という10種類の悪い心を意味します。

九十八結とは、人の心を輪廻の世界に結びつける煩悩の総数です。結は、煩悩が人の心を縛りつけていることを意味します。

十纏(10)と九十八結(98)を合わせて、合計108です。

四苦八苦説

四字熟語としての四苦八苦は、仏教に由来するものです。

四苦八苦は、生・老・病・死という大きな苦しみを基本として、愛別離苦(愛する者と別れる苦しみ)、怨憎会苦(嫌いな者と出会ってしまう苦しみ)、求不得苦(求めているものが手に入らない苦しみ)、五蘊盛苦(体と心の痛みが盛んに起こる苦しみ)によって構成されています。

四苦八苦をバラバラにすると、四(4)× 苦(9)+ 八(8)× 苦(9)となり、合計108です。

無限説

仏教では、百八つという数字を「非常に多い」や「無限」という意味で使うことがあります。八百万の神々の八百万が「数えきれないほど多い」という意味であることと同じです。

人間の欲望や感情は、無際限に湧き起こるものです。すなわち、数えきれないほどの煩悩を抱えて生きているというわけです。

それなので、百八つの煩悩と称することで、「無限の数の煩悩」を表していると考えられます。

百八つの煩悩と除夜の鐘の関係

寺の鐘

大晦日の夜に響き渡る除夜の鐘は、合計108回も鳴らします。鳴らす回数の理由については諸説ありますが、煩悩の数に関連するという説が有名です。

除夜の鐘を1回つくごとに、人々の煩悩が1つだけ消えると考えられています。もちろん、人間の煩悩は109個以上も存在するでしょうから、108回程度では消滅しきれません。

無限説でも触れたように、百八つという数字は、仏教において「非常に多い」や「無限」を意味します。除夜の鐘をつく回数自体は、あくまでも形式的なものと捉えましょう。

百八つの煩悩と数珠の関係

数珠

葬儀などで数珠を手にした際に、数珠の主珠の数が108であることに気付いた方もいるでしょう。主珠の1つ1つの珠は、煩悩の数を表していると言われています。

数珠の主珠が108個とされている由来は、木槵子経というお経の中に登場する釈迦と国王のやり取りが元になっています。

バリルという国の国王は、盗賊や疫病などの問題に苦しんでいました。そこで、どうすれば心の平穏を得られるかについて、釈迦に相談を持ちかけました。

釈迦は、108個の木槵子(ムクロジ科の落葉高木)の実を使って作った数珠を国王に与えます。そして、仏法僧(仏・仏の教え・悟りを目指す僧)を称えるごとに1つの玉を繰ることを百万回まで繰り返すことを伝えました。

国王が釈迦に言われた通りのことを実行すると、心の平穏を得られました。

まとめ

煩悩とは、「人の心と体を悩み苦しませて、悟りに至るための道を妨げる心の働き」を意味する仏教用語です。

煩悩の数が百八つとされている理由には、4つの説(六根説・十纏九十八結説・四苦八苦説・無限説)が挙げられます。どの説にしても、百八つという数字は、煩悩の数を象徴的に表しているものにすぎません。

大晦日に除夜の鐘を108回もつく理由は、人々の煩悩を消し去るという願いがこめられているからです。

数珠の主珠の数が108個である理由は、木槵子経というお経の中で、釈迦が国王に108個の木槵子の実で作った数珠を渡したことに基づいているからです。




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