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入院期間が長いほど、退院時は自分の看病に携わってくれた医療チームに感謝の気持ちが湧いてきやすいもの。
通常なら「お礼がしたい」と思ったときにはお礼をしたら良いとは思うのですが、病院となると話は別になります。
退院時にお礼をするのはマナーといえるのか、お礼の品を渡すなら金額相場や品物の種類なども気になるところです。
今回は退院時のお礼について必要性や金額相場、正しいマナーを詳しくご紹介します。
退院した時に病院へお礼は必要?
実は退院時に病院へお礼をすることは基本的に不要で、他の患者からしてもお礼を渡した人には特別な治療をしたのではないかと勘ぐられてしまうこともあるのです。
病院自体が患者の具合を治して元気に送り出すことを基本にしているので、退院時に全員がお礼を渡していると収拾がつかなくなってしまうんですね。
患者個人が病院に対して感謝の気持ちを持つことはある意味当たり前の感情で、私も出産で退院したときには元気な子供を取り上げてもらって感謝の気持ちしかありませんでした。
無事出産できた、手術が成功して日常生活が送れるようになったなどの場合は感謝の気持ちはより一層強くなるでしょう。
一方で全ての患者からお礼を受け取ると収拾がつかなくなる、お礼を渡した人に特別扱いをしていると勘違いされるとの理由で退院時のお礼自体を遠慮している病院も少なくありません。
特に大きい病院になればなるほどお礼を「禁止」しているところも多いので、事前に受付に聞いておいた方が良いですね。
退院時の病院へのお礼の金額相場とは?
退院時に病院へお礼をする際に、品物の金額相場について悩んだ人も多いのではないでしょうか。
あまり高価なものでも気を遣わせてしまいますし、安すぎるものの場合は贈らないほうがマシと捉えられてしまうこともあります。
病院へのお礼の金額相場は2〜5千円程度で考えておくと、もし受け取ってもらえなかった時でも納得がいくでしょう。 出産で個人病院に入院していた場合は、病院スタッフの人数をある程度把握しておいて金額を決めて行くと良いかもしれないですね。
退院時の病院へ贈るおすすめの品物とは?
退院時に病院へお礼を渡すときには、後に残らない菓子折りにするのが基本です。
ギフトカード含む金銭は病院側が受け取りを固く断っていることも多いので、避けるのが良いでしょう。
医療ドラマでは大きなケースを開けると札束が…というシーンがありますが、実際は一般人であればまずあり得ないと思いますし収賄罪などが絡んでくることもあります。
退院時の病院へのお礼の品物は、定番である高級感のある菓子折りにしておくのが無難です。
みんなで食べられる焼き菓子のアソートや、バームクーヘンなども適しています。
私は第一子を個人病院で出産した際、焼き菓子の菓子折りをナースステーションでお渡ししました。
運良く気持ちよく受け取ってもらえたので、定番にしておいて良かったと思います。
ちなみにインターネットで買えるものだと、この辺りがおすすめです。
退院時に病院へお礼をする際の正しいマナー
退院時に病院へお礼をする際には、のしや水引などをどのようなものにすれば良いのか迷ってしまいますよね。
特に退院時は自分自身で品物を選んだりのしを付けるのか決めるたりできないので、余計にマナーについては気になってしまうところです。
具体的に病院へのお礼ののしや水引、表書きについてのマナーを詳しくみていきましょう。
のし
退院時のお礼はお祝いに当たるので、のし紙を内のしにて掛けましょう。
快気祝いの類は控えめにお祝いを贈る方が適しているので、のしは目立つような外のしにしないほうが良いですね。
出産時は外のしにしても問題ないので、入院の目的によって使い分けましょう。
水引
水引は基本的に何度もお祝いしたいことには蝶結び、一度きりにしたいことには結び切りを使用します。
入退院は出産などを除いて病気やケガによって病院にお世話になるので、できれば二度と起きて欲しくはないことですよね。
病気やケガによる入院を経て退院した場合は結び切り、出産した後の退院時には蝶結びを使用しましょう。
表書き
病院へのお礼なんだから「お礼」なのでは?と思う人が多いのですが、実は退院時のお礼は「快気祝い」なのです。
完全に体調が良くなってもう病院のお世話にならない場合は「快気祝い」で良いのですが、まだ通院が必要な場合は「退院祝い」としてください。
出産時には「出産内祝い」にしましょう。
まとめ
退院時のお礼について必要性や金額相場、正しいマナーを詳しくご紹介してきました。
退院時のお礼は病院で禁止している場合もあって、絶対に必要なことではありません。
事前にお礼の受け取りを禁止していないか確認して、問題なさそうな場合のみお礼をするようにしましょう。
金額相場は2〜5千円くらいで、後に残らない菓子折りにするのがおすすめです。
病気やケガによる入院の場合は内のし・結び切りで「快気祝い」とし、出産時には外のし・蝶結びで「出産内祝い」とします。
お世話になった病院に、感謝の気持ちと一緒に贈り物ができるといいですね。
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