敬老の日をご存知でしょうか？日本では祝日ですが、単なる休みと感じている人も居るかも知れません。では、敬老の日は一体どんな目的のある祝日なのでしょうか？日本だけで海外には無いのでしょうか？ここでは、そんな敬老の日についてを詳しくご紹介します。
敬老の日ってどんなもの？由来は？
日本では、毎年9月の第三月曜日に敬老の日という祝日があります。敬老の日とは、「多年に渡って社会に尽くしてきた老人達を敬愛し、長寿を祝う」という目的を持つ祝日です。
これは、兵庫県の多可町という地区で毎年9月15日に「敬老会」というイベントを開いていたことが由来とされています。
この地域では、老人を敬い、大切にし、知恵を借りて村づくりをするということが根付いており、ここから日本中に広まったのです。昭和25年（1950年）に兵庫県で「としよりの日」が制定され、昭和41年（1966年）に国民の祝日として「敬老の日」が制定されました。
元々、9月15日を「敬老の日」と定めていましたが、平成13年（2001年）の祝日法改正により、ハッピーマンデー対象とされ、第三月曜日へ移動しました。
尚、敬老の日時点で100歳を迎える人には、内閣総理大臣より記念品と祝状が贈られます。記念品は銀杯で、2015年までは純銀製でした。（現在は洋銀製です。）
敬老の日は海外にもあるの？
敬老の日は日本だけだと思っていませんか？
実は、海外にも敬老の日が存在するのです。いつなのか見ていきましょう。
パラオ・・・パラオでも敬老の日は祝日です。毎年5月5日です。
アメリカ・・・毎年9月第一月曜日の次の日曜日が祖父母の日です。グリーティングカードなどを贈ります。
中国・・・旧暦の9月9日が高齢の日です。
韓国・・・10月2日が老人の日です。
イタリア・・・10月2日が高齢者に感謝する日です。勿忘草を贈ります。
ポーランド・・・1月21日が祖母の日、1月22日が祖父の日です。日本と同じように家族で会食を楽しんだり団欒を楽しみます。
この他にも、イギリスでは、100歳と105歳以上毎年、女王陛下より祝電が届きます。
このように、それぞれの国で老人を敬う日を設けて、長寿を喜び祝っています。
日本では介護施設などでも祝われる
高齢化社会の日本では、介護施設へ入所して暮らしている方や、週に何回か通所している方も多いものです。
そういった介護施設でも、敬老の日は敬老会を開いたりして交流を楽しんでいます。職員が素敵な壁面飾りを施したり、社会福祉法人などでは系列の保育園などの園児を招いてプレゼント交換や唄の出し物など、触れ合いを楽しんだりと様々な楽しみを用意しています。入所施設では、家族を招き、共に食事や記念撮影をするなど家族水入らずの時間を楽しめる時間を設けているところもあります。
このように、いつもとは異なる楽しい時間を過ごすことで、高齢者の生活に張り合いを持たせているのです。敬老の日の催しを楽しみにする人も多いため、この日には入所者全員が揃うという施設も少なくはありません。身近に楽しみがあると、元気に生きるための活力になるのです。一日でも元気で長く生きて欲しいものですね。
家族からのプレゼンㇳで人気の物は？
敬老の日には、家族から祖父母へプレゼントを贈るという家庭も少なくありません。
では、どのようなプレゼントが好まれているのでしょうか？
ガーデニングなどが趣味の祖父母にはお花などの植物がおススメです。アレンジメントフラワーの他、鉢植え、盆栽など様々な種類があります。花が咲くなど楽しみがあると日常生活に刺激があり元気に過ごせます。植物のお世話が難しい場合には、ハーバリウムやブリザーブドフラワーなど飾って楽しめるものがおすすめです。
美味しいものが好きな祖父母には、食品を贈るのも良いでしょう。スイーツなども人気です。孫が作ったクッキーなどの焼き菓子をオシャレな缶や瓶詰めにして贈るのも楽しいものです。孫からの手作りであれば、子供への食育にもなり、贈る側も貰う側も素敵な思い出になるでしょう。
ファッションにこだわりのあるオシャレな祖父母には、ファッションアイテムやインテリアアイテムを選ぶと喜ばれます。どんなファッションにも合い、健康管理が手軽にできるスマートウォッチなども人気です。
肌触りの良いリネンなども喜ばれています。タオルやタオルケット、シーツなど普段使いする物でも上品な物は重宝します。
祖父母の好みに合わせて、家族で相談して選んでみましょう。
孫からのメッセージはこう贈ろう！
敬老の日にはグリーティングカードを贈ったり、プレゼントにメッセージを添えたりします。実際に貰う側も、孫からメッセージを貰う事を楽しみにしているという人が多いものです。
では、敬老の日に孫から祖父母へのメッセージを贈る場合、どんな言葉で伝えれば良いのでしょうか？
敬老の日に贈るメッセージには、次の3点に気を付けるのがポイントです。
・祖父母への感謝や長寿を願う言葉を入れる
祖父母の長寿を願い、「いつもありがとう」や「元気で長生きしてね」という言葉は是非入れたいものです。
・相手を想う気持ちで書く
相手を敬い、大切に想う気持ちをそのまま素直に表現しましょう。
「大好き」など分かりやすく表現すると伝わりやすいです。また、年長者に対するメッセージなので、上から目線の文章にならないよう、できるだけ丁寧な言葉を使いましょう。
・読みやすく分かりやすい字で書く
メッセージは是非とも手書きで書きたいものです。手書きの優しい温かさが伝わるからです。でも、相手に読めない字で書くのはNGです。分かりやすい字で書くことを心掛けましょう。小さな子供の字など、読み辛い字には、親が読み仮名を振るなど少し工夫してみましょう。
手紙の様な形式で贈る場合には、自分の近況なども併せて伝えると良いですね。
コロナ禍の現在、遠方の祖父母に感謝を伝えるには？
家族揃って敬老の日を迎えたいものですが、コロナ禍の現在ではなかなか叶えることが難しい現実があります。
特に海外を含む遠方の祖父母に気軽に会いに行くことは難しいものです。でも、いつも通りに感謝の気持ちは伝えたい！！そんな時にはテレビ電話やテレビ会議アプリなどの機能を使い、顔を見ながら会話をすることを楽しみましょう。
テレビ会議アプリなどを使えば、何箇所にも分かれて住む親兄弟・親族とオンライン上で顔を合わせることができ、コロナ感染のリスクを最大限減らすことができます。スマホやパソコンがあれば手軽に接続できるのもメリットです。そういったものを活用して敬老の日を祝うのも良いでしょう。
まとめ
敬老の日は、元々兵庫県の多可町で行われていた敬老会が由来です。お年寄りを敬い、長寿を祝い、村づくりの知恵と教えを乞う機会として作られたイベントが、時を経てお年寄りへ感謝をし、長寿を祝う祝日になったのです。近年では、祖父母に会い家族水入らずの時を過ごす日として大切にされています。
敬老の日は日本だけでなく、海外にもあります。海外でも、日本と同じようにお年寄りを敬う日として大切にされています。
高齢化社会の現代では、若々しい高齢者も多いものですが、敬老の日はいつもより少しだけお年寄りを気に掛けてみては如何でしょうか。
▼▼ 住所がわからない人へのプレゼントにおすすめ！ ▼▼
自由なカスタマイズが可能な
想い伝わるギフト作成サービス
▼ 高麗人参サプリ 「 J's Kami 高麗 」 - こうらいマルシェ
▼ イベント景品の最新人気ランキング！
▼ ゴルフコンペ景品専門店
