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千代紙の歴史は?千代紙以外の和紙の種類や折り紙との違いは?

千代紙
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created:2018.12.14 /
updated:2019.02.15

千代紙は和紙とはどう違うのでしょうか。
千代紙がずっと好かれている理由とは何なのでしょうか。独特の柄や色は、見ているだけで楽しませてくれます。無地の紙とは異なる魅力を千代紙は見せてくれます。
紙の中でも、唯一無二の存在感がある千代紙の歴史と、現在まで好かれる理由について紹介いたします。

 

千代紙の歴史は?

千代紙は生活の中に自然にありますが、その歴史について詳しい方は少ないと思います。千代紙の名前は千代姫という女性の名前から取ったという説と、千代田城の大奥で好まれていたからという理由があります。
名前の由来ははっきりしませんが、現代では日本の伝統的な柄や模様の入った和紙の事を千代紙と呼びます。柄によってはシンプルな物から華やかな物まで幅広く、その種類は無限です。千代紙がいつ頃できたのかは定かではないのですが、発祥は京都だという説が最も有力です。

18世紀の後半には京都から江戸に伝わっていきました。千代紙は京都で作られた物と江戸で作られた物で名前が異なっていました。京都で作られた物は「京千代紙」、江戸で作られた物は「江戸千代紙」と呼ばれていました。江戸では浮世絵師が千代紙の下絵を描くようになり、発展していきます。

次第に木版刷りの技術が進み、一気に量産されるようになりました。木版により、たくさんの柄や模様を刷れるようになったのです。また、武家の娘は千代紙の美しさを好み、贈り物やお菓子を包むようになったのです。贈り物の文化や大量に生産できるようになったことから、千代紙は現在まで日本人に好まれているのです。

千代紙の柄に意味はあるの?

千代紙の柄は無限にあり、見るたびに新しい発見があります。京千代紙と江戸千代紙でも模様の取り入れ方は少し異なってきます。平安時代から江戸時代の中頃までは有職文様という物が主流でした。

有職文様とは、公家階級が使用していた装束や調度品などを用いている物です。江戸時代の後半あたりからは町人が好む文様が取りいれられるようになりました。町人が千代紙を使用するようになったからであり、風土や年中行事が文様になっていったのです。この為、京千代紙は渋くて色合いの深い物が多くなりました。
一方、江戸千代紙では、浮世絵などの版画の技術が取りいれられるようになりました。江戸で浮世絵がはやり、一気に技術が進んだのです。歌舞伎役者などをモチーフにした華やかな千代紙も現れるようになりました。江戸千代紙はとにかく粋で派手な物になっていったのです。

京千代紙と江戸千代紙は、見た目が全く異なる物になっていきました。
千代紙にはその土地の文化や特徴がよく出ています。現在では、さまざまな柄があり、桜や竹、松、菊などの柄はシンプルでわかりやすいですね。季節が表現できますので、手作りの紙人形に着せたりしおりを作るのに最適です。そのままフレームに入れて玄関などに置いておくと季節ごとのアートが手軽にできますね。

流れる水の様子を描いた流水や雲、鱗などは渋くて年配の方々に好まれます。
鱗は二つの三角が上下に合わさった様な模様です。鱗柄の千代紙は女性の厄よけにもなりますので、お守りを作っても良いですね。鹿の子や七宝、亀甲などは着物の柄にもよく使われます。

亀甲は亀の甲羅の様な模様なのですが、亀は長生きするので縁起が良いと言われています。千代紙の柄には古くから日本人が好む物が多いのです。伝統的な柄の千代紙は、美しいの見ているだけでも飽きません。

千代紙以外の和紙はどんな種類があるの?

和紙は何万種類もあるのです。使用する素材や漉(す)き方、技法の組み合わせによってどんどん新しい物ができているのですね。手漉き和紙だけではなく、機械で漉く和紙もあるのですが、手漉き和紙だけで何万種類もあるのです。機械漉きの和紙が加わったら、和紙の種類は無限に増えていきますね。

手漉き和紙を簡単に分けてしまうと、まずは「生漉き和紙」と「加工紙」に分類されます。「加工紙」はさらに「乾燥前加工」と、「乾燥後加工」に分類されます。「乾燥後加工」がさらにいくつかに分類されるのですが、その中に「文様紙」という物があります。「文様紙」は「刷り」と「染め」に分類れるのですが、「刷り」の中に含まれているのが千代紙なのです。「文様紙」は分類が難しいのですが「刷り」の中にある物は千代紙の他に「友禅紙」、「金彩紙」、「更紗」があります。

時代が流れていくとここからさらに分類されていくのでしょうか。和紙の可能性は広がる一方ですね。

千代紙と折り紙の違いは?

小さい頃から折り紙になじんでいる方は多いですよね。鶴やキツネ、風船など折り紙ではさまざまな物が作れます。折り紙は文房具店やスーパーだけではなく、100円ショップでもどこでも購入できる気軽な物です。色の付いた無地の物が多いですが、そもそも折り紙は昔千代紙と呼ばれていました。

折り紙の歴史は古く、和紙の始まりまでさかのぼります。
千代紙を折って遊ぶことを「折り紙」と呼んでいたのです。和紙は5世紀から6世紀頃から作られるようになりました。その頃の和紙は高級品で、物事の記録や神様へのプレセントを包むために使われました。平安時代になると、和紙で美しく包むという行為が貴族の間ではやりました。「包む」という行為は次第に「折る」という行為に変化していき、折り紙の始まりとなったのです。そして、鎌倉時代から室町時代頃には遊ぶための折り紙と、礼法向けの折り紙とで分かれました。

この2つの中では礼法向けの折り紙がまず発展していきました。
武家の間で贈り物の文化が盛んになったからなのですが、贈り物をする時にはラッピングにもこだわりたいものですよね。武家の人たちもラッピングにこだわったので包み紙が発展していたのです。遊ぶための折り紙も発展していったのですが、和紙は当時の庶民にとっては高級品だったためなかなかなじみがありませんでした。どちらかというとセレブの遊びのようだったのですね。

ですが、江戸時代になると大量に生産できるようになって和紙の需要が一気に増えました。そうなると庶民にも安値で行き渡るようになり、遊戯としての折り紙の遊びが広がりました。現代のファッションでもそうですが、たくさん作れるようになると値段も安くなり、手に入りやすくなりますよね。

和紙だけでなく紙の生産もどんどん発展していき、「洋紙」ができるようになりました。和紙と洋紙を区別することは難しいのですが、西洋から伝わった用法で作った物を洋紙と呼びます。折り紙のメインは和紙ではなく、単色の洋紙になっていきました。和紙も洋紙とは違う風合いを持っているので、どちらを使用するかは好みで分けられます。

現代では和紙で作られた物を「千代紙」と呼び、洋紙で作られた物を「折り紙」と呼ぶようになりました。

千代紙で何が作れるの?

千代紙はただ見ているだけでも楽しいのですが、使用方法は折り紙以外にもあるのでしょうか。実は、千代紙はただ折るだけの物ではありません。その柄や紙の美しさを生かしてさまざまな持を作ることができるのです。
初心者にも作りやすい物は箸置きです。細く折った千代紙を結ぶだけで作れますので、友人が来た時のおもてなしにもぴったりです。友人の数だけの柄で箸置きを作れば目印にもなります。箸置きとセットで作っても喜ばれるのが箸袋です。割りばしやお客様用のお箸を千代紙の箸袋に入れると一気に華やかですよね。

袋作りの応用として、ポチ袋や封筒もおすすめです。他にも初心者におすすめなのがブックカバーやしおりなど、切ったり折るだけで作れる物です。一般的な無地の紙ですと味気ない物になってしまいますが、千代紙を使うことで簡単に他とは違った作品をつくることが可能です。

ハンドメイドに慣れている方や、器用な方におすすめなのが千代紙を使ったアクセサリーです。まずは千代紙で小さな鶴や蛇腹に折って立体感を出しましょう。それをピアスやイヤリング、ネックレスに加工すると世界に一つだけのアクセサリーにもなります。味気ない箱に貼るとすてきな小物入れにも変身します。また、夏休みの作品作りとして、お子さまと一緒に千代紙でアートにチャレンジしてみるのはいかがでしょうか。

ちぎり絵にしても紙自体に柄が入っていますので、個性の豊かな作品になります。紙人形もおすすめです。千代紙はたくさんの種類がありますので、紙人形の服の柄を選ぶだけでも迷う楽しさがあります。他にもコースターやガーランド、オリジナルノートの表紙に使うなど、千代紙はさまざまな物に変身できます。

まとめ

古くから日本人の生活になじんでいた千代紙は、独特の美しさで現在も好かれています。千代紙の柄には日本の行事や文化が映されていて、見て居るだけでなごみます。ただの紙ではなく、千代紙にはさまざまな可能性があり、見る者の創作意欲を引き出してくれます。次々に新しい柄が現れ飽きる事がありません。千代紙は日本の文化であり、常に更新していくアートでもあるのです。

 




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