もし同じ職場に出産の予定がある人がいるなら、産休に入る前にプレゼントをしようと考えている人もいるでしょう。
仕事と出産はまったく別のことですが、どちらも人生の中では大切なことです。ぜひプレゼントを贈って応援してあげてください。
産休に入る本人は、今までとは違う生活になるので、戸惑うことも多いでしょう。そんなときに、一緒に働いていた仲間からのプレゼントは力強い応援になるはずです。
今回は産休のプレゼントに、おすすめの品物を紹介します。
また、プレゼントをもっと喜んでもらうためには、メッセージが必要です。その理由もお知らせします。
出産祝いとは違う!産休のプレゼントとは
産休に入る人へのプレゼントには、出産してからも役に立つ品物を贈った方がよいのかと考える人がいるかもしれませんね。でも、赤ちゃんのおむつや肌着は出産祝いでも間に合います。
出産祝いは、無事に出産したことを確かめてから贈った方よいでしょう。
産休に入るときに贈るプレゼントは、これからママになる人をいたわるための品物を贈りましょう。
産休に入った途端に、おなかの中の赤ちゃんのことが最優先になる人も多いですし、出産後はなおさら赤ちゃんが中心の生活になるものです。産休はママになる人をいたわることができる、貴重な機会といえます。
また、産休中の人は、体と心に大きな変化があります。
おなかが大きくなることで腰に負担がかかって、腰痛に悩まされたり、脚のむくみや冷えを訴える人がいます。皮膚も敏感になることが多く、普段使っている化粧品が使えなくなることもあります。
今まで社会に出て働いていた人が急に家の中が生活の中心に変わりますから、中には孤独感を覚える人もいます。
ママになるのだから、仕方がないといえばそれまでですが、ママになる人はこのようにさまざまな試練を乗り越えています。
産休のプレゼントは力強い応援になることがわかりますね。
産休のプレゼントにおすすめ!花を贈るときの注意とは
産休のプレゼントに、一番おすすめなのが花です。
花を見て嫌な気持ちになる人はいません。きっと花は、妊娠中でいろいろと敏感になっている人の気持ちを和らげてくれます。
花束は大きさを変えることで、金額が自由に調節できます。職場の人たちでお金を出し合ってプレゼントする場合には、便利ですね。
また、花束はそれほど長持ちしません。贈るときに相手が気に入ってくれるかをそれほど心配しなくても済みますから、贈る人たちは少し気が楽です。
ただ電車やバスで通勤している人の場合は、あまりに大きな花束だと持ち帰るのが大変です。
妊娠中は匂いに敏感になる人もいますから、ユリなどの香りの強い花は避けるような配慮が必要です。
ある程度、豪華な花束を贈ろうと考えているなら、花屋さんで予約をしておくことをおすすめします。
仕入れの都合で、花束を渡す当日では希望の花がそろわないこともあるそうですから、余裕を持って花束を注文しましょう。
花束よりも長い間、楽しんで欲しいなら、プリザーブドフラワーやハーバリウムなどを贈っても喜ばれるでしょう。
産休のときほど楽しみたい!ティータイムにおすすめの飲み物!
妊娠中や授乳中の人は、カフェインを控えるのが常識になっています。
あまり大量にとらない限り、神経質になりすぎる必要はありませんが、カフェインは妊娠中の人やおなかの赤ちゃんに良い影響を与えないそうです。
でも、妊娠中こそ気分転換にティータイムを楽しみたいですから、ノンカフェインの飲み物が産休のプレゼントにはおすすめです。
麦茶や黒豆茶は昔からの立派なノンカフェインの飲み物ですが、このほかにも妊婦さんが安心して飲めるものがたくさんあります。
ルイボスティーは、妊婦さんだけでなくさまざまな人が飲めるノンカフェインのお茶です。
抗酸化作用があり、健康効果も高いので、家族みんなで飲んでもよいですね。
味にクセがあると感じる人もいるようですが、ルイボスティーにもフレーバーがついて飲みやすいものがそろっています。
特にポンパドールというブランドは、スーパーなどでも手に入りやすいので、気軽にプレゼントできますね。中でもオレンジ風味のルイボスティーは、飲みやすくておすすめです。
コーヒーや紅茶も現在はノンカフェインのものがたくさん販売されています。
コーヒーはスティックタイプの手軽に飲めるものから、ドリップバッグになった本格的なものまでそろっています。
紅茶もダージリンやアールグレイなど、いつもの生活で飲んでいた茶葉の味をノンカフェインで楽しめるようになっています。
味も決して普通のコーヒーや紅茶に引けをとっていませんから、プレゼントにはピッタリです。
出産後も使ってもらうなら、おすすめはタオル!
肌が敏感になりやすい妊婦さんには、上質なタオルを贈ってあげましょう。
肌触りのよいタオルは、体にあてるだけで水分を吸い取ってくれるので、タオルを使うのが楽しくなること間違いなしですし、やわらかな使い心地は、妊婦さんの心を慰めてくれます。
上質なタオルは夏の冷房がきつく感じられるときのひざ掛けの代わりにも使えます。
また、タオルは出産後も活躍します。
薄くてやわらかな赤ちゃんの肌を拭くのは、上質なタオルの方が安心ですし、バスタオルなら赤ちゃんの体を拭くだけでなく、タオルケットとしてお昼寝中にかけたり、おくるみの代わりに使うこともできます。
国産の高級タオルといえば、今治タオルです。
デザイン、パッケージ、大きさなどでタオルの値段は違いますが、せっかくの機会なので大きめのバスタオルをプレゼントして、出産後まで活用してもらいましょう。
ガーゼとパイルの2重織りのタオルなら、ガーゼの部分は肌に優しく、パイルの部分は吸収性がよいので、これから赤ちゃんが生まれる人には使いやすいはずです。
今治タオルにはオーガニックコットンを使ったものもたくさんあります。
化学物質を3年以上使っていない土地で作られたのがオーガニックコットンです。大切な赤ちゃんにも安心して使えますね。
プレゼント以上に大切?メッセージには力がある!
心を込めてえらんだプレゼントにはぜひ、メッセージを添えてください。
職場の人たちからのプレゼントなら、メッセージもみんなで少しずつ書けるとよいですね。
寄せ書きの形にすると、多くの人の気持ちが一度に伝わり、後から読み返すのも楽しいものです。
先ほども紹介したとおり、妊娠して産休に入る人は、体と心に大きな変化がありますが、それだけではなく自分だけ仕事を休む後ろめたさや、無事に仕事に復帰できるのかという不安を感じています。
職場の人たちからのプレゼントに、メッセージが添えられていれば、そんなネガティブな気持ちをなくして、晴れやかな気持ちで産休に入ってもらうことができます。
出産や育児を励ますだけでなく、産休が明けてまた仕事を一緒にするのを楽しみにしている、など一緒に仕事をしていた人を認めるようなメッセージが書けるとよいですね。
寄せ書きにはおなじみの色紙ですが、今は一工夫されたものがあります。
例えば2つ折にできるメッセージブックなら、普通の色紙のようにメッセージが丸見えにならないので、贈る人も受け取る人も恥ずかしくありません。
白地に紅白の水引が結ばれたデザインのメッセージブックは、おめでたい気分になるので、出産を控えた人にはおすすめです。
色紙を回して一人ひとりにメッセージを書いてもらうのでは、時間がかかります。
メッセージカードならまずカードを配っておいて、一斉に回収すればスピーディーにメッセージが完成します。
メッセージを書くときに何を書いたらよいのか迷ってしまう人も、自分のところで色紙を止めている後ろめたさを感じなくて済みます。
花の形をしたメッセージカードは、1枚ずつメッセージを書いて、束ねると花束の形になるので、とても華やかです。
パッと見ただけではメッセージが書いてあることはわからないので、部屋に飾るのにも最適です。部屋に飾って、読み返してもらえば、贈る人たちもうれしいですね。
まとめ
今回は産休に入る人に、おすすめできるプレゼントを紹介しました。
妊娠中の生活を楽しくするものばかりなので、きっと気に入ってもらえるでしょう。
またプレゼントはメッセージを添えることで、もっとうれしいものになることがわかりました。
プレゼントだけでなく、かわいいメッセージブックやメッセージカードを活用して、心を込めたメッセージを贈ってください。
赤ちゃんを迎えることは決して特別なことではありませんが、人生の一大事には違いありません。プレゼントやメッセージは、赤ちゃんを迎える人たちの大きな力になるでしょう。
職場に元気に戻ってきてもらうために、そしてこれからも一緒に働き続けるために、産休に入る人にはプレゼントが大切です。