自分の身近な人の結婚の報告はとても嬉しいものです。
結婚のお祝いには是非とも新郎・新婦に喜んでもらえるようなプレゼントを贈りたいものですね。
しかし「結婚祝い」と一口にいっても兄弟や親類、また友人など、相手によって何を選べば良いのか、また何を贈れば喜ばれるのか、迷うことも多いのではないでしょうか。
今回は、結婚祝いにはどういったものを贈れば喜ばれるのか選び方のポイント、また贈る人別におすすめのものやよく選ばれているものをご紹介しています。
兄弟の結婚祝いの選び方は?
兄弟や姉妹への結婚祝いの選び方のポイントとして、兄弟や姉妹への場合、強みとしては「遠慮なく何が欲しいのか聞ける」ということでしょう。
兄弟・姉妹だから好みも分かっているはず、と思いがちですがここはしっかりリサーチしておくことが大事です。
これは義理の兄弟・姉妹へも同じことが言えます。
また、兄弟・姉妹への結婚祝いを選ぶ時には、既に結婚している兄弟・姉妹へ贈ったものと金額などを合わせるという配慮は必要になります。
そのことに注意して選びましょう。
次に、兄弟・姉妹への結婚祝いとして、どういったものが選ばれているでしょうか。
調査してみますと、新生活に必要なもの、例えば炊飯器やコーヒーメーカー、掃除機などの家電や、調理器具などのキッチン用品などがよく選ばれているようです。
理由としては兄弟・姉妹の場合、新婚生活で必要になるものを遠慮なく何が欲しいのかリクエストできるから、ということが挙げられます。
せっかくの身内の結婚ですし贈る側としても希望のものを贈ってあげたいと思う方も多いでしょう。
また、兄弟や姉妹の場合、相手が何を持っていて何を持っていないかリサーチがしやすい、ということが強みです。
家電やキッチン用品、特に高級なアイテムは普段自分用に買うことがないため、結婚祝いとしてプレゼントすればきっと喜ばれるでしょう。
親類の結婚祝いの選び方は?
いとこや甥・姪など親類への結婚祝いは、兄弟や姉妹へのケースよりはやや低めの相場となっているようです。
いとこや甥・姪など親類との距離感にもよりますが、近しい関係だからといきなり高額なものを贈っても逆に遠慮されてしまう可能性もあります。
選び方のポイントとしては、相手に負担にならないようなものを選ぶようにしましょう。
いとこへ贈るものとして、気軽に使ってもらえそうなキッチン用品、カトラリーセット、また、ちょっとしたブランド食器などがよく選ばれているようです。
キッチン用品というのは新婚の頃はなかなか気が回らないものなので、あると大変便利ですし、食器などはいくつあっても困らないものなので贈る側としても選びやすいと言えるでしょう。
特に、食器ではペアのグラスや名前入りの夫婦箸などが人気です。
親類でも甥や姪となると贈り主さまからすると年齢も離れていることでしょう。
人生の先輩として経験も活かしつつお祝いの品を選んでみてはいかがでしょうか。
甥や姪への結婚祝いとしてよく選ばれているのが電気ケトルやミキサー、また、ハンディクリーナーや空気清浄機なども喜ばれているようです。
最近では料理の時間を短縮するような家電も人気があります。
フードプロセッサーや食洗器など、お2人の新婚生活を助けてあげるようなアイテムを贈るのもおすすめです。
友人の結婚祝いの選び方は?
友人への結婚祝いの金額の相場としては、大体1万円から2万円程度、と考える方が多いようです。
例え相手が親しい友人で、お祝いしたい気持ちが強くても、あまりに高額な品物を贈ることはご友人の負担になってしまいますので避けた方が良いでしょう。
友人への結婚祝い、選び方のポイントとしては、「自分ではなかなか買わないけれど貰ったら嬉しい」ものを選ぶことがおすすめです。
特に相手が女性の友達の場合は実用的かつあったら便利、なものをプレゼントすると喜ばれるようです。
よく選ばれているものが、バスタオルなどのセット、フードプロセッサー、フォトフレームなど、自分ではなかなか気が回らないアイテムが人気です。
また、友人夫婦がお酒を好む場合にはペアのビアマグやワイングラスなども人気です。
男性の友人へは、奥様を意識したプレゼント選びをすることがポイントです。
ご夫婦2人で楽しめるようなものを選びましょう。
例としてお2人で仲良く楽しく選んでいただけそうなギフトカタログやギフトパスポートなどは大変おすすめです。
実用品などを選びたい場合には女性の友人へのプレゼントとは違い、シンプルなデザインのものを選ぶのが良いでしょう。
特に贈る側が女性の場合はあまり個性的であったりかわいいデザインのアイテムを選ぶと奥様にご不快な印象を与えてしまったり誤解を招くようなことにもなりかねませんので、選び方には注意が必要です。
会社の同僚・先輩などの結婚祝いの選び方は?
会社の上司・先輩に対しては、キッチン用品や家電などのカジュアルなアイテムを贈るよりは、おしゃれな鍋、夫婦箸、ペアグラスなどがよく選ばれているようです。
選び方のポイントとしては、ご夫婦で使ったり楽しんだりできるアイテムを選ぶのがおすすめです。
ご自分の上司や先輩ですから、現金を贈ることは失礼にあたりますので避けた方が良いでしょう。
上司、先輩の好みが分かっているならお菓子やお酒などもおすすめです。
ご夫婦でお酒を嗜まれるなら高級ワインや日本酒、焼酎なども喜ばれますし、お菓子がお好きであればちょっとした高級なチョコレートのお菓子や焼き菓子の詰め合わせなども良いでしょう。
また、会社の上司や先輩の場合、部署のメンバーでお金を出し合ってギフトを購入する、という方も多いようです。
そうすると予算も多く使えますから、お酒やお菓子を組み合わせるなどすれば、ご夫婦の語らいの場ができて楽しんで頂けるのではないでしょうか。
会社の同僚へお贈りする場合は、その方が社外でもお付き合いのあるほど親しいか、仕事上だけでの関わりなのかにもよります。
友人同様のお付き合いをしている方であれば上記しました友人への結婚祝いの選び方を参考にしてみてください。
ライトな関わりの同僚の場合、よく選ばれているのがお菓子や紅茶などの食品系のギフトです。
食品や飲み物系のギフトは貰って置き場所に困るということもありませんし、好みも把握しやすいため、最近では選ばれることも多い贈り物の一つとなっています。
また、お菓子や紅茶なら金額の調整がしやすい、ということもギフトとして人気の理由です。
贈られる側にとっても金額相場が分かりやすいため、気楽に受け取って頂くことができるでしょう。
取引先の人の結婚祝いの選び方は?
取引先の人への結婚祝いについては、まずは上司などに相談し、確認をとることをおすすめします。
フリーランスで働かれている場合は別ですが、お勤めされている場合は会社同士の付き合いなど事情も様々ですし、会社の名義で結婚祝いを贈る、と社内規定で決められている場合もあります。
その上で個人で取引先の方へお贈りすることになった場合はどんなものを選べばよいかなども相談してみましょう。
上司や先輩の中に同じような経験を持たれた方がいらっしゃった場合はお話を聞いて参考にしてみるのもおすすめです。
取引先の方への選び方、ポイントとしては他の方が既に贈られているかもしれないと予想がつくものに関しては避けたほうが良いでしょう。
キッチン用品や家電、食器類は既に親しいご友人やご親戚の方から贈られている場合があります。
おすすめは仕事上で使えるもの、たとえばちょっと高級感のあるボールペンなどはよく選ばれているようです。
名前を入れることもできますし、特別な記念の品となるでしょう。
他にはフォトフレームや時計などもお祝いの品として価格や手軽さの面で人気です。
新婚のお2人にとって写真はこれからどんどん増えていくものです。
そうした写真を飾っておくフォトフレームは喜ばれるでしょう。
また、迷った場合にはご夫婦2人で欲しいものを選んでもらえるカタログギフトもおすすめです。
まとめ
今回は結婚祝いの選び方について、兄弟や親類、友人、会社の関係の方などお相手別に、どのようなものがおすすめか、よく選ばれているかをご紹介しました。
お相手と自分の関係によって、金額の相場やプレゼントの内容は変わってきます。
ただ、大切なのは新婚のお2人の門出をお祝いするという気持ちです。
どんなものをお贈りすれば喜んでもらえるか、という心は常に忘れないようにしたいものですね。