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花会式とは一体なに?見どころは?一般人でも参加できるの?

花会式の様子
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created:2018.12.14 /
updated:2019.04.18

春の訪れと共に開催される花会式は、その華やかさと迫力に魅了されるファンの多い行事です。
毎年心待ちにしている人も多く、 開催期間中は混雑することもあるのですが、 花会式自体を知らない人も多いのではないでしょうか。
特に関西圏以外の人にとっては、あまり聞き馴染みの無い行事かもしれません。

ここでは、花会式について詳しく説明していきます。

花会式の由来

花会式 花

花会式とは、お釈迦様の誕生を祝うための仏教行事です。
お釈迦様は旧暦の4月8日に産まれたとされているため、その日に行う寺院が多いのが特徴です。

花会式以外にも、灌仏会、花まつり、降誕会、龍華会、浴仏会、仏生会とも呼ばれます。
仏教を崇拝する国では、お釈迦様の誕生祭をすることが多いのですが、その方式や呼び名、日付は日本とは異なる場合もあります。
日本でも各地で花会式が行われていますが、飛鳥寺の花会式、薬師寺の花会式、大正大学の花会式などが有名です。

花会式はどんな意味が込められているの?

花会式は前述の通り、お釈迦様の誕生日を祝う意味が込められています。
しかし、開催される寺院などにより、花会式の意味は違うこともあります。

お釈迦様の誕生とは異なる時期に、豊作を願うための花会式や花まつりを行う地域もあります。
また、全国的にも有名な薬師寺の花会式にも、 「薬師悔過法要」という歴史があり、 薬師如来様への祈願をするため旧暦の2月(新暦では3月)に行われています。

花会式はいつ行われるの?

花会式の多くは、お釈迦様の誕生日である4月8日に行われます。
しかし、有名な薬師寺の花会式は3月下旬頃に開催されていますし、大正大学の花会式は月に1回のペースで行われています。
自分が拝観したり、参加したいと感じる寺院などの花会式がどのタイミングで行われるのかを事前に調べておくと良いでしょう。

また、同じ花会式という名前が付いたイベントでも、寺院によっては内容も大きく異なります。
甘茶が振る舞われ、和やかなムードの楽しめる花会式もありますし、地域に密着したものもあります。
松明の火の粉が降りかかってくるような迫力のある花会式もありますので、それぞれ印象はかなり違います。

花と甘茶を用意するのはなぜ?

日本で行う花会式・お花まつりの多くは、さまざまな種類の草花で飾り付けた花御堂を用意し、その中に灌仏桶を置き甘茶で満たします。
桶の中にはお釈迦様の誕生仏像を置き、そこへ柄杓で甘茶を掛けて祝います。
甘茶はお釈迦様の誕生時に天から注がれた産湯を表わしています。

また、四季のある日本では、厳しい冬が終わり春が到来する4月頃から農作業や山林での活動が盛んになります。
山開きを行ったり、山の神を祀るのに花が多く使われていました。
そのため、花まつりにも花をふんだんに飾り、お釈迦様の誕生日を祝うと共に五穀豊穣を願ったのです。

お釈迦様の誕生を祝う花会式では、参拝者にも甘茶が振る舞われ、皆で飲む習慣があります。
甘茶は独自の香りや癖があるため、好き嫌いが非常に分かれることもあります。
縁起物なのでできるだけ飲みたいところですが、どうしても口に合わない場合は、遠慮しておいても良いでしょう。

飛鳥寺の花会式はいつ?

奈良県明日香村にある日本最古の寺として名高い飛鳥寺では、毎年4月8日に花会式を行っています。
飛鳥寺は、お釈迦様の誕生を祝うための花会式を日本で最初に行った寺でもあります。

飛鳥寺では、花会式の当日に本堂正面扉が開き、日本最古である飛鳥大仏が無料で拝観できるのが特徴です。
花会式の法要自体は午後から行われるのですが、午前10時頃から拝観客に甘茶が振る舞われ、お釈迦様の誕生仏像への灌沐も行われます。

本堂の前には、色彩豊かな花で飾られた花御堂が用意され、拝観客も専用の柄杓で誕生仏に甘茶を掛けることができるのです。
飛鳥寺では、花会式法要の後、万葉朗読や講演会も併せて行われます。

大正大学の花会式は毎月行われている

仏教学部を有する大正大学では、巣鴨商店街の繁盛と学生が学習成果を発揮する場を設けるために毎月第3土曜日に花会式を開催しています。
大正大学のすがも鴨台観音堂で、天台宗、浄土宗、時宗、真言宗豊山派、真言宗智山派の五宗派が中心となり執り行っています。

花会式当日は、午前中にその月を受け持つ宗派が法要及び法話を行います。
また、午後には「僧話花」という雑談・相談スペースを設けており、お茶を飲みながら気軽にお坊さんと話ができると好評です。

大正大学の花会式では、法要が始まる前にあさ市を開催しています。
新鮮野菜や花などが並び、食を提供する屋台も出ます。
子供が楽しめるイベントスペースなども充実しているため、多くの人が気軽に楽しめるものになっています。

薬師寺の花会式はどんなもの?

花会式の中でもとりわけ有名なのは、 奈良県にある薬師寺で開催される花会式です。
薬師寺で行われる花会式は、薬師如来様に日頃の罪を懺悔すると共に 五穀豊穣を願うものであり、「薬師悔過法要」と言われています。
例年、3月25日~3月31日に行われます。

お釈迦様の誕生日を祝う花会式・お花まつりとは内容が少々異なりますが、 堂内を華やかな花で飾り付ける美しさから花会式と言われるようになりました。
薬師寺の花会式は、正式な名称を「修二会」といいます。

修二会は、奈良の大きな寺院が五穀豊穣と国家繁栄を願う行事です。
奈良のさまざまな寺で修二会は行われていますが、 東大寺で行われる修二会はお水取りと言われ、こちらも非常に有名です。

薬師寺の花会式法要は、初夜、半夜、後夜、晨朝、日中、日没の計6回あり、 7日間10人の僧侶が不眠不休で夜通し法要をします。
花会式で法要を行う10人の僧侶は練行衆と呼ばれています。
薬師悔過法要の読経は、静かに読まれる時と絶叫するような大声で読まれる時があり、変化を楽しめます。

中でも、初夜や半夜の行はひときわ印象深いものと言われています。
練行衆1人1人が全身全霊を掛けて祈りをぶつける様は見る者の心を捉えて離しません。
最終日の3月31日には、神供として練行衆が読経後に松明を放り投げ神に献上します。
迫力を伴う初夜の行は、是非一度は見てみたいという希望者も多い様です。

薬師寺の花会式では、さまざまな造花が飾られ非常に華やかです。
造花は、平安時代に堀河天皇の病気が回復したことに感謝した皇后が 薬師寺に奉納したことが起源となっていますので、実に900年もの歴史があるのです。
造花は和紙で作られ、十種類(菊、梅、椿、桜、桃、藤、牡丹、百合、山吹、杜若)を模して一つずつ丁寧に手作りされています。

造花は代々作る家が決まっていて、毎年二軒の家系から奉納されています。
和紙の染色も草木から煮出したものを使用しています。

現在では、約2千本の造花が用いられていますが、それだけの量を2家庭で作るには、およそ一年の月日が掛かります。
また、作られた花の飾りつけや花会式準備には、全国から青年衆が集まり手伝います。

薬師寺の花会式の見どころは?混雑するの?

薬師寺の花会式は非常に有名で見どころも多い行事です。
堂内に飾られる造花の煌びやかな美しさも見どころの一つですし、前述の通り、 変化に富んだ読経は一種の音楽を聞いているようだと世界中で高く評価されています。

また、堂内の明かりを消して暗がりの中で行われる咒師走りも見る者に不思議な雰囲気を感じさせます。
最終日に練行衆が小振りの松明を投げるところも見る者を魅了します。

また、花会式が無事結願すると、鬼追い式というものが始まります。
5匹の鬼が松明を振り回しながら暴れ回り、参拝者も一層賑やかに盛り上がります。
鬼が松明を振り回すため、火の粉が飛び散り危険ですが、とても迫力があり人気の高い混雑必須なイベントです。
暴れ回る鬼を鎮めるために毘沙門天様が現われ、鬼退治をして鬼追い式も終了します。

たくさんの見どころが詰まった薬師寺の花会式ですが、やはり一番の特徴は、参拝者参加型の法要であるという点です。
経本の貸し出しもされており、一緒に唱えることが可能です。
中には夜通し参加したいという人もいるため、薬師寺では期間中、 参籠といい1人につき一日だけ寺内で仮眠がとれる場所を用意しています。

以前、薬師寺で写経や修行体験を行うなどした際に結縁(登録)をしている人の所には、 事前に花会式の開催案内が届けられます。
参籠も先着順にはなりますが、その案内の中で申し込み方法が記されています。

薬師寺の花会式については、詳しいスケジュールが薬師寺のホームページにも掲載されています。
見たい法要によっては先着順で予約が必要な場合もありますので、気になる方は是非調べてみてはいかかでしょうか。

まとめ

花会式という言葉を耳にしたことの無い日本人も多いと思います。
しかし、花会式は春を告げる煌びやかで華やかな行事であり、興味がある人はさまざまな形で参加できるものです。

近年では、若者の間でも仏閣に興味を持ち、さまざまな寺院を巡る人も増えてきました。
諸外国の方でも、花会式の時季に併せて観光に訪れ参加することも増えてきました。
花会式には、どれも国家繁栄と五穀豊穣が願われているため、気負わずに参加してみるのも良いかもしれません。




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