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食して楽しむ春の七種、目で楽しむ秋の七草

春の七草
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created:2018.12.14 /
updated:2022.10.21

皆さん、1月7日が七種粥を食べる日だと知ってますか?最近ではスーパーにも七種セットが売られていますね。

昔はそこら中で咲いていた草花ですが、最近では見かけることも少なくなってしまいました。

1月7日に食べる七草を「春の七種」といいます。

それに対し秋にも「秋の七草」というのがあるのです。

こちらは食べずに見て楽しむ草花です。

今回は春の七種と秋の七草についてご紹介します。

 

春の七草言えますか?

「春の七草を言ってください。

」といわれてすぐに言えますか?名前までは知らない人が多いのでは?どれがその名前に当たるのかもちょっと、あやふやかもしれません。

「春の七草」は、せり・なずな・ごぎょう・はこべら・ほとけのざ・すずな・すずしろです。

現在は名前の変わっているものもありますが、「せり」は「セリ」のこと、「なずな」は「ぺんぺん草」ともいいます。

「ごぎょう」は「ハハコグサ」に変わっています。

「はこべら」も「コハコベ」に、「ほとけのざ」は「コオニタビラコ」へ。

「すずな」は「カブ」、「すずしろ」は「大根」のことです。

これら七草は食べられる草花です。

春の七草の大きな特徴は食べられるところにあります。

1月7日に、これらをお粥に入れて食べる行事を「人日の節句」といいます。

七種粥を食べるようになった理由

1月7日は「人日の節句」といって、日本の五節供の1つです。

3月3日のひな祭り(上巳(じょうし)の節句)、5月5日端午(たんご)の節句、7月7日七夕の節句、9月9日重陽(ちょうよう)の節句、今回の1月7日の人日(じんじつ)の節句を併せて五節供といいます。

五節供の日は江戸幕府が制定したのですが、この五節供を制定するのにルールを設けていました。

節句は奇数の月と1桁の数字が重なる日です。

したがって、11月11日は五節句に入っていません。

では、なぜ1月1日ではなく、1月7日が「人日の節句」なのかと疑問に思いますよね?1月1日は節句には含まれません。

1月1日は年の初めで特別な日です、節句のように季節の節目となる日ではないからです。

そこで考えたのが、1月7日が正月の終わりの日ということもあって、正月7日を「人日の節句」に定めたといわれています。

正月に親しい者が仲睦まじくお節料理を囲みお酒をのみ、新しい年を祝い疲れた胃腸を癒すために、いろんな効能のある春の七草を正月が終わる1月7日にお粥に入れて食べ、体をいたわりその年の無病息災を願います。

御伽草紙という本の中に七草草紙という話があります。

御伽草紙が作られたのが室町時代から江戸初期で、内容は皆さんもご存じの「浦島太郎」「一寸法師」など、昔話と言われるおとぎ話です。

この御伽草紙に書かれた七草草紙の冒頭に「そもそも正月七日に、野に出でゝ、七草をつみて、みかどへ供御にそなふる」と書かれています。

七草草紙のお話も、主人公の大しうが年老いた100歳近い両親が不憫で長生きして欲しい、自分の命を差し出してもいいので、この願いを叶えて欲しいと毎日祈ったところ、それを聞き入れた帝釈天が8000年も生きていると言われる唐土という鳥の話をし、その鳥が長生きしている秘密が、毎年七草を集めて食べていることだと教わり、それを大しうが七草を集め、その七草を言われた時間ごとに下ごしらえし、両親に粥にして食べさせたところ、両親が若返り親子でいつまでも楽しく暮らしたという話があります。

室町時代から正月七日には七草を摘む風習があったことが書かれています。

七草草紙のテーマは親孝行だと思いますが、七草粥を食べることで、両親が若返り、長生きしたということは、無病息災、七草には体によい効能などがあるということをおとぎ話にして書いているのではないでしょうか。

食して楽しむ春の七草

春の七草は「せり・なずな・ごぎょう・はこべら・ほとけのざ・すずな・すずしろ」ですが、地方によってはこの時期に七草といわれる植物がまだ芽吹いてないところもあります。

まだ芽吹いてない地域や各地で、それぞれの七草以外の物も入れて七草粥としていただきます。

北海道ではあずきもちを食べたり、青森ではけのしるを7日ではなく、小正月の15日食べたり、同じ青森でも7日に食べるところでは春の七草ではなく、人参、ゴボウ、豆腐こんにゃくワラビ、油揚げ、キノコなどを入れて食べるところもあります。

それぞれの地域で七つの食材を使った汁物だったり、白粥にその地域の7つの具材で作った汁物を添えたり、人日を迎えています。

絶対に春の七草を食べなければいけないという決まりがないことがわかります。

春の七草レシピ

春の七草の食べ方はやっぱり、一番は七草を入れた七草粥ですね。

七草粥の作り方を説明していきます。

七草粥は御伽草紙の中の七草草紙の中にも作り方がでています。

何を何時に下ごしらえするのか時間も決まっていたようです。

そして前の日の1月6日に用意して、1月7日の朝に食べます。

*材料(3人分)・春の七草:1パック(市販)・お米: 1合 ・水:900ml・塩:小さじ1/3*作り方1.(下準備)米は研いでざるに上げる。

七草を全部粗みじん切りにする。

2.米を土鍋に入れ分量の水を入れて蓋をし、強火にかける。

沸騰したら弱火にして40分ほど炊く。

吹きこぼれそうなら、蓋をずらし蒸気を逃がす。

3.蓋を取り、水分が少ないようなら適量の水を加え、七草と塩を加えてざっくりと混ぜ合わせる。

4.再び蓋をしてさらに5分炊き、火を止める。

以上が、お米からお粥を作って、七草を混ぜ合わせた七草粥の作り方です。

結構時間がかかりますね。

他に、七草を炒めてたべたり、お浸しにしたり、てんぷらにしたりといろいろアレンジできます。

秋の七草の由来

秋の七草ってあまり聞いたことがないという方も多いのではないでしょうか?春の七草なら七草粥として聞いたこと、見たことがある方も多いでしょうが、秋の七草は残念ながら食べる草花ではありません。

漢方などに使われたりはしていますが、ご飯と一緒にとか食べるものではないですね。

ではなぜ、秋の七草としてわざわざほかの草花と分けられているのかというと、秋の七草の由来が、万葉集に収録されている奈良時代の歌人山上憶良が詠んだ歌だと言われているからです。

・秋の野に 咲きたる花を 指折り かき数ふれば 七種の花・萩の花 尾花 葛花 なでしこの花 をみなへし また藤袴 朝貌の花という2首です。

朝貌は朝顔のことですが、当時は朝顔はまだ日本になく、キキョウのことを詠んでいるのではないかと言われています。

尾花はススキのことです。

散策しながら季節の草花などを歌に詠むことが多かった時代ですから、山上憶良が詠んだ歌から秋の七草として親しまれたのではないでしょうか。

秋の七草の由来が奈良時代の山上憶良の歌からできたとしたら、春の七草よりも歴史は古いですね。

見て楽しむ秋の七草

秋の七草はどんな草花でしょうか。

・萩:かわいい紫色の花を咲かせるマメ科の低木です。

・桔梗:キキョウ科の多年草、青紫色の花を咲かせます。

・葛:葛粉の原料となる花です。

葛粉は根から作り葛餅になります。

花は赤紫色で、マメ科の多年草です。

・藤袴:藤色の花を咲かせ、キク科の多年草です。

・女郎花:切り花にすると水がひどい臭いになるという特徴があります。

黄色の花を咲かせるオミナエシ科の多年草です。

・尾花:ススキのことです。

昔はカヤと呼ばれて、かやぶき屋根の材料にもなりました。

・撫子:濃いピンク色の花を咲かせます。

みなさんも散策して秋を堪能してみてください。

春の七草と秋の七草の覚え方

*春の七草の覚え方春の七草は、短歌のように5・7・5・7・7のリズムに合わせて覚えるのが、覚えやすいようです。

短歌は5句で構成されているので、春の七草を5句に分けて、・1句目の5文字の部分「せり」と「なずな」・2句目の7文字の部分「ごぎょう」と「はこべら」・3句目の5文字の部分「ほとけのざ」はひとつで・4句目の7文字の部分「すずな」と「すずしろ」で・5句目の7文字の部分「春の七草」で最後は締めます。

「せり・なずな/ごぎょう・はこべら/ほとけのざ/すずな・すずしろ/春の七草」何度も短歌のリズムで唱えていると自然に覚えられます。

*秋の七草の覚え方秋の七草は「はぎ・ききょう・くず・ふじばかま・おみなえし・おばな・なでしこ」です。

これを覚えるのに、覚えやすい方法があります。

<短歌のリズムで覚える>春の七草と同じように、5・7・5・7・7のリズムに合わせて、短歌調で覚える方法です。

・1句目の5文字の部分「はぎ」と「ききょう」・2句目の7文字の部分「くず」と「ふじばかま」・3句目の5文字の部分「おみなえし」はひとつで・4句目の7文字の部分「おばな」と「なでしこ」で・5句目の7文字の部分「秋の七草」で最後は締めます。

「はぎ・ききょう/くず・ふじばかま/おみなえし/おばな・なでしこ/秋の七草」こちらも何度もリズムに合わせて口ずさむと自然に覚えられます。

<頭文字で覚える方法>秋の七草の名前の最初の文字だけ組み合わせて覚える方法ですが、この方法は秋の七草をの名前をぼんやりでも覚えていることが前提です。

名前も順不同です。

*沖縄救う・「お」みなえし・「き」きょう・「な」でしこ・「は」ぎ・「す」すき・「く」ず・「ふ」じばかま「 」で括った文字を上からつなぎ合わせると、「おきなはすくふ」「沖縄救う」と語呂合わせができます。

*ハスキ(ー)なおふく(ろ)・「は」ぎ・「す」すき・「き」きょう・「な」でしこ・「お」みなえし・「ふ」じばかま・「く」ず「 」で括った文字を上からつなぎ合わせると、「はすきなおふく」になります。

これを覚えやすいように文字を足してみると「はすき(-)なおふく(ろ)」「ハスキーなおふくろ」と語呂合わせができます。

*お好きな服は?・「お」みなえし・「す」すき・「き」きょう・「な」でしこ・「ふ」じばかま・「く」ず・「は」ぎ「 」で括った文字を上からつなぎ合わせると、「おすきなふくは」「お好きな服は」になります。

語呂合わせで覚えるのは楽しいのですが、何度もいいますが、この方法は秋の七草の名前をあいまいでも知っているのが前提です。

語呂合わせだけ覚えても、花の名前が出てこないなんてことになりますから。

まとめ

春の七草は食べることができますが、秋の七草は食べられないところが2つの大きな違いです。

春の七草は七草粥にして食べるのに対して、秋の七草は秋に咲く野花を目で楽しみます。

春の七草と秋の七草の覚え方には短歌調や語呂合わせで覚える方法があります。

現代では、春の七草の方が一般に知られていますが、古くからあるのは秋の七草です。

 




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