新築祝いでカタログギフトを贈ろうと考える人も多いのではないでしょうか？でも、実際に選んでみると種類も金額も様々で、「どれが人気なの？」「相手に失礼なのでは？」と悩んでしまい、なかなか選べないかも知れません。ここでは、そんなカタログギフトを新築祝いで贈る場合について詳しくご紹介します。
新築祝いとは一体どんなもの？
家を建てるということは、人生において非常に大きなイベントです。
新築祝いとは、家を新しく建てた人に贈る御祝いを指します。自分の家を建てたことと、これから送るであろう新たな生活を祝して、現金や品物などを贈るのです。両親や兄弟姉妹などの家族であれば、家主が希望した家電やインテリア用品を贈っても良いでしょう。
新築祝いは必ず贈らなくてはならないというものではありません。基本的には贈る側の善意によるものです。家を頻繁に行き来するほど仲の良い人の場合は、御祝いを渡したいものです。
また、自分が新築祝いを頂いた相手が新築をした場合には、基本的に同等の新築祝いを贈るようにします。且つて目上の方から新築祝いを頂き、今度は自分が目上の方へ贈るという場合には、頂いたお祝いより少しだけ予算を低く設定して返すのが基本です。大切なお付き合いですので、忘れないように、誰からどんなお祝いを頂いたかを記している家庭も多いものです。
新築祝いにはカタログギフトを選ぶ人も多い！
新築祝いにカタログギフトを贈る人も多いものです。
新築祝いにカタログギフトを選ぶ理由は、相手が好きな物を選べる点にあります。新築祝いを品物で渡す場合、相手がどんな物を希望しているか、どんな物が欲しいのかが分からずに悩んでしまうことがあります。例えば、食器を贈りたいと考えても、その種類は非常に多く、相手の趣味に合う物を確実に贈れるとは限りません。凄く迷って用意した物でも、相手の趣味に合わない場合や、既に持っている物であった時には、迷惑になってしまうことすらあるのです。
その点、カタログギフトであれば、相手が好きな物を選べるため安心です。他の人の御祝いと被ってしまうことも防げます。
相手の好きなブランドや趣味が分かれば、それらが選べるカタログギフトを、もし趣味が分からなければ、様々な商品が選べるカタログギフトを贈りましょう。
新築祝いのカタログギフト！おススメは？
カタログギフトといっても、たくさんの種類があり迷ってしまいます。そんな中でも新築祝いにおススメなのは、おしゃれな雑貨の選べるものです。近年では、有名雑貨店やおしゃれセレクトショップのカタログギフトも販売されいますので、相手の年齢や好みによって贈り分けができます。色々なブランドの商品を扱うものも、カタログギフト限定のブランドを扱うものもあり、商品は多岐に渡ります。北欧系のブランドを扱うカタログギフトはセンスも良くおススメです。
カタログギフトと聞くと「あまり喜ばれないのでは？」「サプライズ感がない？」と不安になる人も居るかも知れません。ですが、相手の好みに合わせて贈ることで間違いなく相手に喜んで貰えるおススメの新築祝いになるでしょう。自分では買わないような少し高級感、プレミア感のあるおしゃれな商品が選べるとより一層嬉しさが増すのではないでしょうか。
新築祝いのカタログギフト！相場は？
カタログギフトには、様々な価格があります。3千円から10万円、それ以上の物も存在します。新築祝いとして贈るカタログギフトの相場は、およそ3千円から5万円です。選ぶブランドやメーカーで価格帯が異なり、贈る相手と自分の関係性でも相場は変わります。家族や身近な親族は、およそ3万円から5万円ほどのカタログギフトを贈るのが相場といわれています。友人や親戚、上司などへは5千円から1万円、ご近所さんや同僚などは3千円から5千円という相場が一般的な様です。ママ友同士でお金を出し合い、少し良いカタログギフトを贈るというようなパターンもあります。有名雑貨店のカタログギフトは、およそ4千円からの値段設定となっていますので、4人が千円ずつを出し合い贈るということもできるのです。
新築祝いに贈るカタログギフト！熨斗はどうしたら良いの？
新築祝いにカタログギフトを贈る場合、熨斗はどのようにしたら良いのでしょうか？
御祝いごとですので、通常のお祝いの様に熨斗を掛けたいところです。カタログギフトは熨斗をかけることが可能です。購入の際に気軽にお願いしましょう。新築祝いは何度あっても嬉しい御祝いですので、紅白で蝶結びの水引を使用します。表書きは「新築御祝」など分かりやすいものにします。この時、注意したのが新築祝いは家を新たに建てた場合に使われる表書きで、中古物件などを購入した場合には「御引越祝」とします。下段は自分の名前をフルネームでしっかり明記しましょう。御祝いですので濃く黒い墨で書きましょう。
内のしにするか外のしにするかは、地域により異なりますので、贈り主の好みで構わないでしょう。
カタログギフトを贈る際にはここに注意！！
新築祝いなどのお祝いに人気のカタログギフトですが、贈る際には注意した方が良いこともあります。
カタログギフトは調べれば値段が分かってしまうこともあるので、目上の方へ贈るのは失礼となる可能性があります。そのため、目上の方への新築祝いに贈るのは避けた方が良いでしょう。
また、贈る相手の住む場所によっては、別途送料や手数料が掛かることがあります。配送方法やそれにかかる規約も事前に確認しておくと安心です。
更には、一定期間の間に商品の注文がされない場合の払い戻しなどの対応や期限通知の有無など、カタログギフトによって異なるものです。細かい点まで事前に確認して贈りましょう。
新築祝いはどのタイミングで渡せば良いの？
新築祝いのカタログギフトは、一体どのタイミングで先方へ渡せば良いのでしょうか？
新築のお披露目会に招かれた場合には、新居へ伺う際に持参して渡します。お披露目会を行わない場合も、新築してからすぐに伺う予定がある際にはその時にお渡しします。
お披露目会に招かれたのにどうしても行けない場合は、当日までに郵送します。お披露目会をせずに、新築の連絡だけあった場合は、1ヶ月以内を目安に御祝いを郵送しましょう。新築祝いは、新居へ引っ越し後に、新しい住所で受け取れるように贈ります。確実に受け取って貰えるよう、引っ越しが完了し落ち着いた頃に贈ります。
新築祝いにはメッセージを付けて贈ると素敵！
新築祝いでカタログギフトを贈る場合、メッセージカードを添付すると素敵です。
メッセージは飾った言葉や難しいものでなくて構いません。シンプルでも気持ちのこもったものが良いでしょう。
新築祝いのメッセージでは、使用しない方が良い言葉もあります。それは、火を連想させる言葉です。赤い、燃える、炎、焼けるなど火事のイメージを持つ言葉は新築祝いにふさわしくないのです。その点に注意して、簡単なメッセージを考えましょう。
＜新築祝いメッセージ例＞
マイホームの新築、おめでとうございます。
以前よりも近くなり、私も嬉しく思います。
新居で家族仲良く快適な生活を送ってください。
今後とも変わらぬお付き合いをお願いします。
新築祝いにカタログギフトを頂いた場合のお返しは？
新築祝いにカタログギフトを頂いた場合、お返しはどのようにすれば良いのでしょうか？
新築祝いのお返しのことを「内祝い」といいます。新築祝いとして頂いた分の三分の一程度を目安にお返しをします。頂いたものがカタログギフトの場合、「お返しは不要なのかな？」と考える人が居るかも知れません。でも、頂いたものが現金でもカタログギフトでも、お返しは必要です。ありがとうという感謝の気持ちと、幸せの御裾分けという
気持ちをお返しとして贈るのです。また、その後の人間関係を、よりスムーズに送るためにもお返しはした方が良いでしょう。
内祝いは新築から一ヶ月以内を目安として贈りましょう。御祝いを頂いた日から一ヶ月以内を目安にすると分かりやすいですね。
友人同士など連名で頂いたものは、それぞれにお返しをするようにします。会社の同僚ならば、個包装のお菓子などでお返しすると良いでしょう。近所のママ友など一度に渡せない場合は、個人個人にお礼をしましょう。日常生活で使用できる気の利いたものであれば高級な物でなくても喜ばれるでしょう。
御祝いのお返しである内祝いを贈る際には、「お返し」という言い方をしません。メッセージなどを添付する場合も、内祝いという表記をするようにしましょう。
まとめ
新築祝いでカタログギフトを贈ることができます。カタログギフトも非常に種類が多く、選ぶのも大変なのでは？と感じるかも知れませんが、おしゃれな雑貨や人気の食器などを扱うカタログギフトもたくさんあり、贈る相手の好みに合わせて選べるため喜ばれます。カタログギフトのデメリットは、金額が分かるため目上の方に贈ると失礼にあたる場合があるということです。その点に気を付けて、贈る相手に合わせた新築祝いを贈りたいものです。
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