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七夕の始まりは日本?何故笹を吊るすの?行事食や七夕飾りの意味とは

七夕の短冊
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created:2018.12.14 /
updated:2023.01.30

毎年夏が来るとお店に並ぶのが七夕セットです。
短冊に願いを書いて笹に吊るすイベントは家族でも楽しみにしていますよね。

七夕といえば織姫と彦星ですが、そこからなぜ短冊に繋がっていったのでしょうか?笹の葉にはいくつか飾りが吊るされますが、そこには意味があるのでしょうか? 七夕の由来を知り、もう一歩踏み込んだイベントにしてみましょう。

七夕の由来

7月7日は七夕です。
七夕といえば織姫と彦星が1年に1度だけ会えるというロマンチックなイベントですね。
仕事をせずに遊んでばかりになった2人を天の川で分けて離れ離れにしたことが始まりです。
あまりに織姫が泣くので、年に1度だけ会えるようになったのですね。

しかし、もっと深く追求すると、古代日本の年中行事や中国の行事が由来になっているのです。
「棚機」と書いて「たなばた」と読む行事なのですが、毎年稲の開花時期に合わせた禊(みそぎ)のことを指します。

主に農家の間で行われていた行事で、穢れを清めることを目的としています。
神様をお迎えして豊作をお祈りする行事なのですが、村の乙女が着物を織り、棚に供えるのです。
この時に使用する機織り機の事を「棚機」と呼んでいました。
その後日本に仏教が伝わったことで、棚機はお盆を迎える行事になったのです。

また、中国には7月7日に機織りや裁縫の上達をお祈りする行事があります。
乞巧奠(きこうでん)という物で、庭先の祭壇に針や糸をお供えしていました。
そのうち機織りだけではなく、芸や書道の上達もお願いするようになりました。

平安時代には乞巧奠が日本に伝わり、宮中行事となったのです。
宮中の人は桃やアワビを食べ、香を炊いたり詩を楽しんだりしました。
織り姫と彦星の伝説や、日本の棚機と中国の行事が融合して七夕になりました。

七夕は何故笹に短冊を吊るすのか?

毎年七夕になると短冊にお願い事を書いて笹に吊るしますが、この習慣はいつから始まったのでしょうか。

奈良時代にはお裁縫が上達するように糸をお供えしていましたが、糸は高価な物だったのです。
七夕の行事が宮中から庶民に広く渡っていった時に、高価な糸が紙で代用されるようになりました。
その紙が後に短冊になったと言われています。

さらに七夕が宮中の行事だった時には、里芋の葉っぱに溜まった夜露で墨をすり、7枚の梶の葉に文字を書いて笹に吊るすことで書道の腕が上がると言われていました。
火事は古来より神聖な木とされているので、祭壇にはよく使われていました。
この時の風習が江戸時代には変化し、短冊に願いを書くとかなうと言われるようになりました。

短冊は5色あるのですが、それぞれ意味を持っています。
5色というのは中国の陰陽五行が元になっているのです。
短冊の5色は青、赤、黄、白、紫ですが、陰陽五行の木、火、土、金、水と深く関わっています。

木は青で、人間関係を高めると言われています。
火は赤で、両親やご先祖に感謝をするという意味があります。
土は黄で、人間関係を大切にするようにとの意味があります。
金は白で、義務や決まり事を守るという意味があります。
水は紫で、学業の向上を意味しているのです。

短冊に願い事を書く時には、色と願い事の内容を考えて組み合わせると良いと言われています。

笹は古来より神事に使われていて、邪気をはらうと言われていました。
さらにまっすぐに伸びて葉がこすれ合う音で神様や祖先に願いが届きやすいと考えられていたのです。

現在では難しくなりましたが、お祭りの後に笹や竹を川や海に流すことで、けがれを流すという意味もありました。

七夕飾りの種類と意味

七夕飾りは短冊だけでありません。
吹き流しや折り鶴、網飾りなどがあるのです。

七夕にはおせち料理のように、それぞれの飾りに意味があります。
七夕の飾りの意味がわかれば、お子様と飾りを作るときにも会話がはずみますね。

まずは短冊です。
短冊には願い事を書く方が多いですが、元々は裁縫や機織りの上達を願った物なので習い事の上達を書くのが良いとされています。
しかしあまり制限してしまうと楽しめないので、自由に願い事を書いても良いでしょう。

「~できますように」という曖昧な言い方よりも、「~になる」と断言した方が願いがかなうと言われています。
断言することで自分のモチベーションが変わってくるので、夢もかないやすくなるのでしょう。

次に吹き流しです。
吹き流しは作りやすいですし見栄えも良いので、笹に飾ると一気に華やかになります。
吹き流しは織り姫にお供えした織り糸を表現していて、裁縫が上達するように願う物です。
網飾りは魚を捕る網を表現しています。
大漁になることを願って飾る飾りです。

折り鶴や千羽鶴には、長生きの願いが込められています。
折り紙を財布や巾着の形に折った物も飾りますが、金運を願った物です。
本物のお財布を飾ることもありますが、折り紙で作った物でも大丈夫です。

紙で作った「紙衣」や「神衣」もかざります。
「かみこ」と呼ばれるもので、裁縫の上達や着る物に困らないようにお願いします。自分の災いやけがれの身代わりになってくれるようにもお願いします。

くずかごを飾ることもあります。
くずかごは七夕の飾りを作るときにできたごみを使用します。
折り紙で作ったかごの中にごみを入れて吊るすのですが、整理整頓や倹約ができるように願った物なのです。

五節句と七夕の関係は?

七夕は何故7月7日なのでしょうか。
それには五節句が深く関係しています。
節句とは季節の節目を指すものなのですが、五節句はその中でも特に重要とされているものです。

節句の始まりは中国なのですが、奇数が重なる日は縁起が良くないとされていました。
良くないことを避けるために、季節ごとの旬の食べ物を食べて邪気をはらってきたのです。
日本に入ってきたのは奈良時代で、宮中行事となりました。
江戸時代には幕府が五節句を公的な祝日として定めました。
初めは大名などがお祝いしていたのですが、次第に一般市民にも広まっていきました。

五節句は5つの節句を指します。
まずは1月7日の人日(じんじつ)の節句です。
別名は「七草の節句」と呼ばれています。

次に3月3日の上巳(じょうし)の節句です。
別名は「桃の節句」と呼ばれています。

次に5月5日の端午(たんご)の節句です。
別名は「菖蒲の節句」と呼ばれています。

次が7月7日の七夕(しちせき)の節句です。
7月7日の儀式が夕方に行われていたため、7月7日の夕方で七夕「しちせき」と呼ぶようになりました。

七夕(しちせき)と棚機(たなばた)が合わさり、七夕「しちせき」を「たなばた」と呼ぶようになったのです。
五節句の七夕にも、旬の食べ物を食べて邪気をはらうようになりました。

最後は9月9日の重陽(ちょうよう)の節句です。
別名は「菊の節句」と呼ばれています。
五節句の制度は明治時代になくなりましたが、年中行事として現在も残っています。

七夕の料理や食べ物、行事食は?

五節句のうちの1つである七夕では旬の食べ物を食べて邪気をはらいます。
七夕の行事食は「そうめん」です。
7月7日はそうめんの日と認定もされています。
そうめんを食べる由来は、元々中国より伝わった「素餅(さくべい)」という小麦粉のお料理でした。

7月7日に素餅を食べると無病息災で居られるという言い伝えがあり、日本にも奈良時代に伝わってきたのです。
素餅は麦餅と共に宮中行事に取り入れられ、一般にも広がるようになりました。
素餅はそうめんへと変化していき、そうめんを七夕に食べるようになったと言われています。
平安時代にはそうめんをお供え物にするようになりました。

7月6日には七夕飾りにそうめんや果物、野菜を供えるようになったのです。
お供え物にしたそうめんを7日に食べる習慣があり、そのまま現在に残ったと言われています。
また、そうめんは織り姫が織る糸にも天の川にも見立てられているという説もあります。

七夕は日本だけの物?

七夕は日本だけでなく、中国の行事からも始まりました。
日本の中でも七夕の行事は異なり、休日になっている地域もあります。
お墓を掃除したり、雨ごいや虫送りなどの行事と融合している地域もあります。
元々神事だった七夕も現代ではお祭りや、観光客の集客として行われることが多くなりました。

青森の「ねぶた」も七夕が原型と言われているほど、七夕の影響はさまざまなところにあります。
さらに、世界各国にも七夕の行事があるのです。

フィンランドやギリシャ、台湾、大韓民国、香港などは昔から風習で七夕がありました。
日本の七夕とは内容が異なりますが、それぞれの国の個性が出ていて、七夕の文化が広く知られているのがわかりますね。
最近ではブラジルやアメリカも日本に親しむ行事をして七夕を行うようになりました。
今後もさまざまな国で広がっていく可能性もあるのでしょうか。

まとめ 

七夕は古来より行われていた行事が形を変え、現代に伝わっています。
ロマンチックな言い伝えだけではなく、自分自身を高めるためにどうすればいいかという葛藤も見られます。
短冊や飾りを笹に吊るす楽しさだけではなく、古来の人々がどのように生活していたかを考えるのも風流ですね。

世界に広がる七夕が、これからもどのように形を変えて伝わっていくのかが楽しみです。
七夕は人々の生活に密着し、寄り添うように願いや意味がこめられた行事なのです。




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