郵送するタイミングは？

結婚内祝いは、結婚のお祝いをいただいてからなるべく早く贈るのが良いと言われています。
結婚直後は忙しい時期ではありますが、できるだけ早く郵送するようにしましょう。

感謝の気持ちを伝えるという意味でも結婚内祝いは、
お祝いをもらってから1ヶ月以内、
もしくは遅くても結婚式・入籍から1ヶ月以内には送り先の手元に届くようにしたいですね。

結婚準備や慣れない新生活などで忙しい時期ではありますが、
結婚祝いを贈ったということが相手の頭の中で鮮明なうちに贈れるように、
余裕を持ってあらかじめ用意しておくと良いでしょう。

贈り忘れや贈りもれのないように、結婚祝いをいただいたらその度に
名前と連絡先や住所、金額などをメモしておくと便利です。
そのような控えがあると、今回だけに限らず今後のお付き合いや、
同様なやり取りの目安になります。

また、事前に内祝いを送る相手に受け取れる日時を確認しておくことも大事です。
電話やメールなどで希望日をお伺いしておき、
日時指定便を利用すると先方も受け取りやすく、
郵送でもスマートに贈ることができます。
直接渡せないからこそ、こういった気配りができると素敵ですね。

手紙を添えるようにしましょう

結婚内祝いを送る準備ができたら、贈り物に一緒に添える手紙を用意するようにしましょう。

内祝いとは、いただいた結婚祝いのお礼としてお返しを贈るという意味が込められているので、感謝の気持ちを添える必要があります。

なので、ギフトだけではなく、必ず感謝の気持ちを綴った
手紙やメッセージカードなどを添えるようにしましょう。

手紙には、お祝いへのお礼や感謝の気持ち、結婚式でのエピソードなどを書くと、受け取った相手も喜ばれると思います。

より気持ちが伝わりやすいため、可能であれば手書きの手紙が好ましいですが、
多忙のため手書きでの用意ができない、
もしくは贈る相手が多く手書きで準備することが難しい等の場合は、
印刷でもいいので手紙は必ず添えるようにしましょう。

結婚内祝いを贈るまで時間があいてしまう場合には、
まずは手紙だけでも送ると親切でいいですね。

メッセージの例文

結婚内祝いに添える手紙は、結婚祝いに対するお礼をしたためる大事なものです。
余裕を持って書き上げるようにしましょう。

手紙には、お礼の言葉や挨拶、結婚式や新生活の様子などを入れると個性のある内容になります。
まずは書く内容を紙などに書き出してから文章にしていくと書きやすいですよ。

次に、文章の構成を考えましょう。
最初に季節を表す挨拶を添え、お祝いに対するお礼や、
内祝いを贈ったという報告、最近の近況などをしたためましょう。
これからのお付き合いをお願いする内容も付け加えるといいですね。

最後に結びの言葉と新しい住所、名前も忘れないように気をつけましょう。
結婚内祝いを贈る相手に合わせて例文を紹介しておきます。
下記の文章を参考にして手紙の内容を考えてみてくださいね。

例1（目上の人に送る場合）
寒さが身にしみる頃になりましたが、いかがお過ごしですか。
この度は私達の結婚に際し心遣いをいただきまして誠にありがとうございました。
心ばかりですが、お礼の品を贈らせていただきます。

ようやく新しい生活も落ち着いてきましたので、
ぜひ近くにお越しの折にはお立ち寄りください。
今後は二人で助け合いながら明るい家庭を築いていきたいと思っております。
これからも変わらずお力添えいただけますようお願い申し上げます。

例2（目上の人に送る場合）
すっかり春らしい心地の良い日差しになりましたが、お変わりありませんか。
この度は私どもの結婚に際しまして心のこもったお祝いを賜り、
ありがとうございました。
内祝いのしるしに心ばかりの品を贈らせていただきます。
下記住所に新居を構えました。
お近くにお立ち寄りの際はぜひお越しください。

まだまだ未熟な二人ですが、支え合いながら温かな家庭を築いていく所存です。
今後とも宜しくお願い致します。

例3（親しい友人に送る場合）
すっかり夏らしい日差しになってきましたね。
この間は心のこもった結婚祝いをありがとう。とても嬉しかったです。
新生活でさっそく使っています。
気持ちばかりですが、お礼の品を贈ります。喜んでもらえたら幸いです。

新居の片付けも落ち着きましたので、近くまで来たらぜひ遊びに来てね。
これからもよろしくお願いします。

友人に喜んでもらえる内祝いとは？

人生であまり贈ることのない内祝いに、何を選べばいいのか困る人も多いと思います。
結婚内祝いでは、お菓子や日用品などを贈ることが一般的です。
贈る相手のことを想ってその人の好みに合ったものを選べると良いですね。

定番のものだと商品券やスイーツ、雑貨や消耗品などの小物なども挙げられます。
商品券は貰った側も、欲しいもののために欲しいタイミングで使うことができ、実用的ですよね。

また、スイーツや消耗品でしたら形に残らないため、
保管場所にも困らず、贈る側も気兼ねなく贈ることができます。
小物や日用品はタオルやハンドクリームなどが無難といえるでしょう。

どうしても迷った時にはカタログギフトがおすすめです。

結婚式の引き出物でも定番のカタログギフトは、
贈る相手の好みに合わせる必要がなく
先方自身で欲しいものを選ぶことができるため、
贈る側にも貰う側にも嬉しいギフトといえます。
賞味期限を気にせずに用意できるのも利点ですね。

ただし、いただいたお祝いが少しの場合には選べるギフトがないケースがあるので注意が必要です。

また、結婚内祝いのギフトには良くないとされるものも多く存在します。
例えば、割れ物やハンカチのように縁の切れ目を連想させるようなものや、
現金などは贈らないようにしましょう。

同じように、偶数も2つで割り切れるという意味から
別れを連想させるとされており、お菓子などの詰め合わせを用意する場合は
奇数にするように配慮しましょう。
このように、一般的に縁起が悪いものといわれているものは避け、
現金は商品券やギフトカードなどにするよう工夫が必要です。

結婚内祝いは半返しといって、いただいたお祝いやご祝儀に対して
半分から3分の1が相場となっています。
複数の友人から連名でいただいたお祝いに対するお返しの場合も、
結婚内祝いはまとめてではなく一人ひとりにします。

その際の金額は、いただいた結婚祝いに値する金額を人数で割り、
その金額の半分くらいの費用を目安にしましょう。
予算に合わせて素敵な品物が贈れたら良いですね。

私のおすすめは、コチラのような予算に合わせて価格が選べるタイプのカタログギフトです。

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差出人の書き方は？

差出人は水引下部に苗字、もしくは夫婦連名で記入します。
結婚すると女性の多くは苗字が変わると思います。

結婚内祝いは結婚してから贈るものなので、新姓での記載が一般的ですが、
先方に誰からの内祝いなのかわかってもらえるか不安だという場合は、
左下に小さく旧姓を添えておいても良いでしょう。

内祝いに添えておいたメッセージカードや手紙などに
旧姓を書いて出してもいいですね。
今後の苗字を報告する意味もありますので、新姓は必ず書いておくようにしましょう。

差出人の名前を苗字のみにするか、夫婦連名で記載するかは迷うところですよね。

基本的には苗字のみで支障ありません。
妻との面識のない方から頂いたお祝いのお返しや、
その逆に夫と面識のない方から頂いたお祝いのお返しには、
特別夫婦連盟にする必要はないでしょう。

2人ともに付き合いのある共通の知人から頂いたお祝いのお返しの場合には、
連名で記載すると良いでしょう。

また、実家が結婚内祝いを用意する場合もあるかと思います。
親が差出人を書く場合でも結婚した本人の名前を書くようにしましょう。
誰の内祝いかということを考えて差出人を書くとわかりやすいかもしれませんね。

まとめ

今回は結婚内祝いを郵送で送る際に気をつけたいマナーについて紹介しました。
人生でそんなに贈る機会のない内祝いは、
贈るタイミングや、添える手紙の内容や差出人の書き方、ギフトマナーなど、
注意することも多く、いざ贈るとなると戸惑ってしましますよね。

しかしながら、結婚内祝いは、2人の結婚を祝福してくれた
相手に感謝の気持ちを伝える大切なものです。
少しでも気持ちが伝わるように、マナーを意識して細やかな気遣いや思いやりができたら素敵ですね。

忙しい中でも送り忘れることのないように注意し、みんなから祝福されるような人生の門出にしたいですね。

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