自宅の新築、これは人生の中でも大きなイベントです。
自宅を新築した人にはお祝いをしてあげたいですが、実際にはどうすればよいのか、かなり迷ってしまいそうです。
自宅の新築は誰にとっても、うれしくておめでたいことですが、住む場所が変わって生活も大きく変わるときです。
新築の記念として、新居を飾るプレゼントもよいですが、新しい生活を支えられるプレゼントを考えてみませんか?
今回は、新築祝いについて解説します。
プレゼントにおすすめの品物や、新築祝いの相場、マナーやタブーについて詳しく説明します。
実際に新築祝いを贈るときに、役に立ててくださいね。
- 1. 1位「レトルト食品のセット」千円~5千円までの新築祝いにおすすめ
- 2. 2位「洗剤のセット」3千円~1万円までの新築祝いにおすすめ
- 3. 3位「育てるタオルのセット」3千円~1万円までの新築祝いにおすすめ
- 4. 4位「お菓子の詰め合わせ」千円~3千円までの新築祝いにおすすめ
- 5. 5位「オモトの鉢植え」2千円~5千円までの新築祝いにおすすめ
- 6. 【~500円ほど】小さな新築祝いで、引っ越しする人を助けたい!
- 7. 【1万円以上】事前調査を忘れずに!希望通りの新築祝いを贈ろう!
- 8. 【番外編】贈る前に知っておきたい!新築祝いの相場とマナー!
- 9. 大切な人におすすめ!カタログギフトを利用しよう!
- 10. 新生活の始まりだから、注意したい!新築祝いのタブーについて
- 11. 新築祝いはいつ贈る?タイミングとメッセージが大切!
- 12. まとめ
1位「レトルト食品のセット」千円~5千円までの新築祝いにおすすめ
新築祝いにレトルト食品は似合わないと思われるかもしれませんが、レトルト食品は新築祝いのプレゼントにおすすめの品物です。
新居に引っ越しする前後はとても忙しくなり、落ち着いて食事の支度ができません。
暖かくておいしい食事がすぐに用意できれば、それだけ体の負担が減りますし、みなで食事を取ることで心が落ち着いて、新しい生活に早く慣れることができます。
小さな子どもがいる家庭の場合、急に子どもが体調をくずすと買い物に行くのも料理をするのも難しいので、レトルト食品がストックされていると、とても心強いものです。
食事の支度が面倒になる年配の人にとっても、手軽に栄養を補給できるレトルト食品は大切な存在ですし、災害時のそなえとしても使えますから、常に自宅にレトルト食品をストックしておくべきです。
新築祝いで贈られれば、レトルト食品を見直すきっかけになるかもしれませんね。
「ごちそうレトルト専門店 にしきや」では、家族で食べられるポークカレーのほかにチキンクリームシチューなどの洋食系、子供向けの中華丼やハンバーグ丼、体にやさしいおかゆなどがそろっています。贈る相手には、どんな年齢の家族がいるのかを考えて、レトルト食品を贈りましょう。
2位「洗剤のセット」3千円~1万円までの新築祝いにおすすめ
新居に引っ越しをした人が張り切ることといえば、掃除です。新居をなるべく清潔に保ちたいと思うのは、当然のことです。
そんな気持ちを大切にするなら、プレゼントには洗剤がおすすめです。
新築祝いとして贈るのですから、普段はあまり使わないおしゃれな洗剤を贈りましょう。
シドニーの若い夫婦が作り出したマーチソンヒュームは見た目がおしゃれでありながら、すべて植物系の原料で作られた、環境と人にやさしい洗剤です。
食器用洗剤やキッチンの掃除用洗剤が販売されていますが、つい手に取りたくなるパッケージなので、楽しく食器洗いや掃除ができるはずです。見た目と内容、両方が優れている洗剤は、キッチンの清潔をいつまでも保ってくれるでしょう。
SOMALIはおしゃれな見た目の石けん洗剤です。食器用洗剤だけでなく、キッチン、トイレ、バス用の洗剤、洗濯用洗剤など生活に必要な洗剤がすべてそろっていますから、贈る相手が必要としているものをえらぶことができます。
昔から私たちが使ってきた石けんには、余計なものが混ざっていないという安心感があります。おしゃれでありながら、小さな子どもがいる家庭でも安心して使える洗剤を、新築祝いとして贈ってみてください。
3位「育てるタオルのセット」3千円~1万円までの新築祝いにおすすめ
タオルはどこの家庭でも必ず使います。
だからほかの人とプレゼントが重なってしまっても、心配する必要がないのですが、中には使い切れないほど新品のタオルがたまっているという人もいます。
新築祝いのプレゼントなら、ぜひ使いたいと思わせるようなタオルを贈りましょう。
おすすめは育てるタオルです。これは洗うことでタオルを作っている糸に空気の隙間ができて、ふんわりやわらかくなる特別なタオルです。
ふんわりやわらかなタオルは水分を取るために、ゴシゴシこすらずに済むので、ストレスがたまりません。
使うたびにタオルがやわらかくなるなら、うれしいポイントですね。
使うことでやわらかく育っていくので、育てるタオルという名前がついています。
プレゼントするときには『新しい家で新しい生活を育てて行く〇〇さんに、ピッタリの育てるタオルを贈ります』とメッセージを添えると、一層喜んでもらえそうです。
4位「お菓子の詰め合わせ」千円~3千円までの新築祝いにおすすめ
自宅の新築はうれしいことですが、引っ越しというのはとても忙しいものです。
ぜひ、引っ越しで忙しい人たちにホッと一息つく時間をプレゼントしましょう。
お菓子の詰め合わせは、箱を開けた瞬間に心をパッと明るくしますし、家族でお茶を飲もう、一休みしようというきっかけを作ります。また、引っ越しの前後は来客が増えますから、お客様に出せるお菓子をいただけば、ありがたいと思う人も多いでしょう。
せっかくの新築祝いに贈るなら、めでたさが伝わるようなお菓子をプレゼントしましょう。
東京のすぐ近くなのに、小江戸の情緒が味わえる川越には、明治の頃から火事に強い蔵造りの建物が多く建てられていました。この蔵をイメージして作られたのが、福蔵という名前の最中です。
最中にはあんだけでなく、こがね餅(福餅)が入っています。福蔵は、火事に強く、こがね(福)を守ってくれますから、新築祝いのプレゼントにおすすめのお菓子です。
新築祝いに縁起を担いだお菓子を贈られた人は、その心遣いに感謝することでしょう。食べるときも、うれしさで話がはずむのではないでしょうか。
日本には各地に、おめでたいときのプレゼントにピッタリの銘菓がたくさんあるはずです。
自分の住んでいる土地の縁起のよい銘菓を探してプレゼントしてみましょう。
5位「オモトの鉢植え」2千円~5千円までの新築祝いにおすすめ
新しい生活を始める人のために、新居を飾るプレゼントをしたいと思うことがあります。
いろいろなインテリアグッズがプレゼントの候補に上るでしょう。
自宅を新築した人は、今まで住んでいた場所よりもスペースに余裕ができることが多いようです。
スペースに余裕ができると、心にも余裕ができますから、部屋にいきいきとした観葉植物を飾ってもらいましょう。
新築祝いとして観葉植物は昔からよく贈られていました。
ユッカやミリオンバンブー、パキラなどはずっと安定した人気を保っていますが、昔から日本人になじんで愛されてきたおすすめの観葉植物があります。
それはオモトです。ある程度の年齢の人なら、おもとを見ると懐かしさを感じるはずです。
徳川家康がオモトを携えて江戸城に入り、その後は太平の世の中が続いたことから、オモトは縁起のよい植物といわれるようになりました。花言葉も長寿や長命で、縁起がよく、新築祝いのプレゼントにはピッタリです。
そのほかの観葉植物と違ってオモトとは和室にも似合うので、年配の家族がいる家庭にも喜んでもらえます。
見た目にも落ち着きを感じる上に、おめでたく縁起がよいオモトをぜひプレゼントしてみましょう。
【~500円ほど】小さな新築祝いで、引っ越しする人を助けたい!
友人に対しては、大げさな新築祝いはお互いに負担になるからしたくないと思っている人もいるでしょう。
でも500円ほどの小さな新築祝いなら、お返しの心配もないため負担にはならないはずです。
新居に引っ越しして、荷物をほどく間もなく日常生活が始まりますから、食器用洗剤のセットをプレゼントは重宝されます。
かわいいファーファの食器用洗剤はスポンジがセットになっていますから、引っ越し当日から活躍してくれるでしょう。
引っ越しの前後は、どうしても手を洗う機会が増えますから、ハンドソープや石けんのプレゼントも役に立ちます。
サラヤ WASH VON ハーバル薬用 ハンドソープはヤシの実から作られた手肌にやさしいハンドソープです。
プレゼントにおすすめな理由として、容器がシンプルなこともあげられます。これなら、どこの家の洗面所でも浮きません。
昔からおなじみの牛乳石鹸なら、500円ほどでプレゼントにピッタリの箱入りのものが購入できます。
昔から使っているものには安心感があるので、きっと喜んでもらえるでしょう。
500円ほどの小さな新築祝いをプレゼントすることで、引っ越し当日の戸惑いや、忙しさを少しでも軽くしてあげられたら、贈る側としてはうれしいですね。
【1万円以上】事前調査を忘れずに!希望通りの新築祝いを贈ろう!
家族が自宅を新築した場合、1万円以上の新築祝いを贈る場合が多いようです。
家族なら好みを聞きやすいので、どんなものが欲しいのか前もって聞いておきましょう。
新しい家を心地よくしてくれる空気清浄機などは新築祝いの定番です。
シャープのプラズマクラスター除加湿空気清浄機は名前の通り、空気清浄機に除湿、加湿の機能がついています。
小さな子どもやお年寄りの健康を守るだけでなく、洗濯物を乾燥させることもできるため、1年中活躍してくれます。
また新築の記念になる食器のセットも新築祝いによくえらばれます。
新しい家では、気に入った食器で食事をして欲しいですから、上質なものをえらびたいですね。
そんなときにおすすめなのはNARUMIの食器です。
名古屋の鳴海製陶株式会社のブランド「NARUMI」は、価格とデザインの幅が広く、自分が考えている予算の範囲内で、最高の品物がそろえられます。
シンプルな白の食器から、華やかなボタニカル柄、子ども向けのかわいい柄まで本当にいろいろとありますから、贈る相手の好みに合ったものを贈って、長い間愛用してもらいましょう。
このように1万円以上の新築祝いは、長い間活躍して新居での生活をサポートしてくれます。
それだけに贈られる人の好みや希望が大切です。家電などは同じ用途のものが重なると困ってしまいますから、くれぐれも好みや希望を聞くのを忘れないようにしましょう。
【番外編】贈る前に知っておきたい!新築祝いの相場とマナー!
新築祝いの相場は1万円という金額が境目だと考えられます。
友人や同僚なら3千円から5千円まで、高くても1万円まででよいでしょう。
兄弟や姉妹など家族だったら新築祝いは1万円以上になることも珍しくありません。
親が子どもに新築祝いを贈る場合は10万円以上になることもありますが、これは資金を援助していると考えればよいでしょう。
親子でなければ、新築祝いは現金でもプレゼントでも、相場の範囲内で贈るようにしましょう。
高価すぎる新築祝いを受け取った人は、気を遣いますし、お返しにも悩んでしまうでしょう。
また新築祝いはただのプレゼントとは違います。包装紙だけでなくのし紙をかけましょう。
のし紙の表書は「御新築御祝」と書きます。御新築祝と書くと4文字になってしまい、縁起がよくないため、わざわざ5文字にしています。
新築は何度でもあって欲しいおめでたいことですから、水引はほどけても何度も結ぶことができる、紅白のちょう結びをえらびます。もちろん誰が贈ったかがハッキリとわかるように自分の名前を書くのも忘れないようにしましょう。
大切な人におすすめ!カタログギフトを利用しよう!
新築の記念に残るプレゼントをしたいけれど、相手の好みや希望がわからない場合は困ってしまいます。
特に高額なお祝いをしたいと考えていると、一層品物えらびは難しくなるでしょう。
そんなときは無理をしないでカタログギフトを利用してください。
カタログは価格別になっているので、こちらの予算に合わせて好みの品物をえらんでもらえますから、せっかくのプレゼントを、使ってもらえなかったという事態は避けられるはずです。
好みのものをプレゼントしたいなら、現金や商品券を贈るという方法もありますが、目上の人に贈り物をするとき、値段がハッキリとわかってしまうことは避けた方が無難です。この点もカタログギフトなら大丈夫です。
食べ物やインテリアグッズなどがえらべるのはもちろんですが、最近は体験をえらべるカタログができています。
乗馬や織物など、興味はあってもなかなか体験する機会がないことに挑戦できます。
自宅を新築するというのは、新しい家族のスタートということができます。
そんなときに家族全員で楽しめる体験をプレゼントできれば、楽しい思い出が加わって、さらにすてきなスタートが切れそうですね。
相手の好みに合わせた品物だけでなく、思い出までプレゼントできるカタログギフトを大切な人の新築祝いに利用してみてください。
新生活の始まりだから、注意したい!新築祝いのタブーについて
自宅を新築する機会は、人生で何回もありません。
晴れやかに新しい生活を始めてもらうためにも、新築祝いを贈るときのタブーには注意をする必要があります。
新居に火事は大敵です。火事を連想させるキャンドルやストーブを贈るのはタブーです。
また刃物は縁を切ることに通じるとして、贈り物にするべきではないと考えられていますし、足の下に敷くマットやスリッパを贈るのは失礼にあたるといわれています。
相手からどうしても欲しいといわれた場合は別ですが、そうでなければおめでたい気分を壊さないためにも、タブーとされているものは贈らないように注意しましょう。
どうしても欲しいといわれて刃物などを贈る場合は、
『ご希望の包丁を贈ります。〇〇さんご一家が新しい人生を切り開くことを願っております』などと一言メッセージを添えるとよいでしょう。
もし身近にタブーを気にする人がいても、心のこもったメッセージを目にすれば嫌な感情は持たないはずです。
新築祝いを贈るときには、タブーについても心遣いができるとよいですね。
新築祝いはいつ贈る?タイミングとメッセージが大切!
新築祝いを贈るときもタイミングが大切です。
大抵の場合は新居が完成して、お披露目をするときに贈ります。
家電など新しい生活ですぐに使って欲しいものの場合は、お披露目よりも前に新居に配送することもあります。
新居が遠方、または都合で新居のお披露目に行かれない場合は、宅配便などで届けますが、そのときは品物だけでなく、メッセージを添えるようにするとよいですね。
『新居の完成、おめでとうございます』の一言に、なぜこの品物をえらんだのか理由を書くと、新築祝いを贈られる人も楽しく受け取ることができるでしょう。
例えば『忙しい引っ越しの前後は、食事の支度が大変かと思い、レトルト食品をえらびました。私もよく食べますが、とてもおいしいので、この機会に味見をしてください』などと書けば、温かな思いやりが伝わります。
何回か紹介していますが、メッセージにはプレゼントだけでは足りないものを補える力があります。プレゼントを贈るときに、メッセージを添えないのはもったいないことです。
新築祝いには品物だけでなく、タイミングとメッセージも大切です。ぜひ、忘れないでくださいね。
まとめ
今回は新築祝いについて解説しました。
新築祝いのプレゼントにふさわしい品物だけでなく、新築祝いの相場やマナー、タブーについて詳しくお知らせしましたから、実際の機会があれば、自信を持って新築祝いを贈ることができるでしょう。
自分が贈った新築祝いのプレゼントで新しい生活が順調にスタートできるかもしれない、と考えると責任を感じるとともに、うれしい気持ちになれますね。
喜ばれる新築祝いを贈って、自分も幸せな気持ちを味わいましょう。