友人や会社の同僚などが新しく家を建てた時に、気の利いたおしゃれなプレゼントを贈りたいと思いませんか。何を贈れば喜んでもらえるのか?悩んでしまうことがあります。今回は新築祝いのマナーとともに、贈って喜ばれるギフト雑貨とおしゃれなブランド洗剤をお伝えします。
新築祝いのマナーとは?
新築祝いを渡す時には、気をつけておきたいマナーがいくつかあります。
アロマキャンドルなどは香りも良くておしゃれなギフト雑貨ではありますが、新築祝いを選ぶ際には「火事」をイメージしてしまうことから火に関する物はタブーとされます。ほかにもすてきな絵画や掛け時計などは、柱や壁に穴を開ける必要があるので、新築祝いに贈るには遠慮すべきです。新居にかわいらしいから使ってもらいたいという気持ちからマットやスリッパなどを贈ってしまいがちですが、足で踏みつける物も新築祝いにはふさわしくありません。
新築祝いにお金を贈る場合には、紅白の蝶結び、花結びのものを使用します。蝶結びののしは、何度でもあってよい出来事で使うこととされており、新築祝いのように何度でもあってうれしいお祝いには蝶結びの出番です。新築のマンションなどを購入した場合は「御祝」、新しく家を建てた場合は「祝御新築」「御新築御祝」の表書きをします。
つぎに新築祝いを贈るタイミングですが、基本的には新築してから1カ月以内に渡すようにすると良いでしょう。「新居に呼ばれた時に渡そう」と考えている人もいるかもしれませんが、日々の仕事や生活が忙しくてなかなか新居に招くことができない人も多く、新居に招かれたのが新築してから半年以上先になってしまうこともあります。新築してからあまりにも長くたつと贈られる方も恐縮してしまいかねないので、新築祝いは1カ月以内に贈ると頭に入れておくとよいでしょう。
新築祝いの相場とお返しについて
新築祝いに贈る金額の相場は、贈る相手によっても違います。
たまに会う程度の友人や知人、後輩といった間柄の場合、3千円から5千円程度が贈られた方も気兼ねすることなく受け取ることができます。会社の同僚ならば、会社の人間から5百円から千円ずつ集めて合計で5千円から1万円になるものを贈ります。親友などの日頃から親しい相手であれば、ちょっと奮発して5千円から1万円位がよいでしょう。兄弟や姉妹といった関係ならば家族で出し合って1万円から3万円のものを、その他の親せきには5千円から2万円程度が相場です。
新築祝いを贈られた側のお返しについては、新築祝いを贈ってくださった人を新居に招き、贈られた物を新居に飾り、実際に使っているところをお披露目することが昔からの習わしです。お披露目のお土産に菓子折りなどを用意することでお返しします。
お披露目会に出席がかわなかった人に対しては「内祝い」を贈ります。のしは「新築内祝」「内祝」の紅白の蝶結びを使いましょう。お返しの相場は、いただいた新築祝いの1/3から半分と考えれば問題ありません。お返しをする時期は、新居に引っ越してから1カ月以内に、遅くても2カ月以内にお返しするのが目安です。
新築祝いにプレゼントしてもらいたい物
新築祝いに贈られてうれしいギフトやプレゼントを調べてみたところ雑貨や家電、日用品などさまざまなものがありましたが、中でも特に人気のあったのが、新居に飾っておしゃれなインテリア雑貨や実用性のある物であることが分かりました。
おしゃれなインテリア雑貨に新居に住む家族の名前が入った物や、新築した日付が刻まれた物も記念としていつまでも喜ばれるようです。ひとつ上いくプレゼントとして、「この家でこれからのすてきな生活を過ごしてください。」などのメッセージを入れて贈るとうれしいサプライズにもなります。名前入りや日付入り、メッセージ入りのプレゼントを贈られた相手は、「この人は気の利いたおしゃれな贈り物をしてくれた」と感じることでしょう。
実用性のあるギフトとして新築祝いに喜ばれるのが、おしゃれなデザインの容器に入ったブランドの洗剤です。洗剤は毎日使うものだからこそどの洗剤を贈っても喜ばれることが多いのですが、ちょっと高めだけどおしゃれな容器に入った洗剤は自分ではあまり買わないからこそ、プレゼントされるととてもうれしいアイテムです。すてきな容器に入った洗剤を使えば、日々の大変な洗濯タイムさえも楽しい気分にさせてくれます。
新居に喜ばれるギフト雑貨とは?
新居にあったらうれしいと感じる新築祝いに喜ばれるギフト雑貨をいくつかご紹介します。
まずは玄関のアイテムとして、ガラス製の小物入れや箱に入ったブリザードフラワーなど人気があります。玄関は鍵を置いたり、宅配便や書留が来た時のために印鑑などを置いたりしているご家庭も多くみられます。おしゃれな小物入れがあれば玄関の小物もすっきりとかたづいて、見た目にもきれいです。箱入りのブリザードフラワーであれば、そっと印鑑を忍ばせることができます。
廊下のアイテムとして喜ばれるのが、間接照明です。夜遅く帰ってくることや夜中にトイレで起きた時に真っ暗だと不安になってしまいます。ほんのりと照らした間接照明があれば、安心して廊下を歩くことができるので、かわいらしいデザインの関節照明なども人気があります。
リビングで使うアイテムで喜ばれるのは、家族の思い出を飾ることができるフォトスタンドや、やさしい香りが心地よいアロマナイト、新しい家でともに時を刻んでくれる置き時計などです。リビングのちょっとした空間でも飾ることができて新築の記念にもなると好印象です。ほかにもリビングに置ける物として、自然を感じることができる観葉植物や風水としても運気を上がるといわれる八角鏡なども好まれます。
新築祝いにおすすめのおしゃれなブランド洗剤
新築祝いで喜ばれる物として人気の高いのが、実用的で家にたくさんあっても困ることがない洗剤です。洗剤には「衣料用洗剤」「ハンドソープ」「食器用洗剤」とさまざまなタイプがありますが、一番喜ばれるのは衣料用洗剤です。
衣料用洗剤は普段使うものでも喜ばれますが、新築祝いに贈る品物としてはちょっと物足りなく感じます。そこでおすすめなのが、おしゃれなデザインの容器に入った医療用洗剤です。
衣料用洗剤でおしゃれで毎日洗濯するのがうれしくなると評判のブランドに、「ジェイアールワトキンス」「メゾット」「フロッシュ」「マーチンソンヒューム」「木村石鹸」などがあります。
「ジェイアールワトキンス」はアメリカの老舗ブランドで100%オーガニックのハーブに天然エキスのみを使い、95%植物由来の原料をモダンな容器に入れてあります。
「メゾット」もアメリカのブランドで、植物由来成分で作られた洗剤がピンクやオレンジ、ブルーにイエロー、グリーンやレッドといったカラフルな容器に入れてあるので、楽しい気分にさせてくれます。
かわいらしいカエルのデザインに思わずニッコリしてしまうのが、日本でも見たことがあるといった人も多いドイツ生まれの「フロッシュ」です。見た目のかわいさからは想像できないほどの汚れ落ちで、色素汚れにもつよい洗剤は、洗濯物をふんわり優しい仕上がりにしてくれます。
オーストラリアのブランド「マーチンソンヒューム」は、黒と茶色のシックな容器に入っていてシックな印象のため生活感を感じさせません。ウールやシルクも自宅で洗えます。
日本のブランドでは「木村石鹸」が人気で、なかでも「SOMARI(そまり)シリーズ」は防腐剤・合成剤不使用の植物100%の純石鹸が清潔感漂う白の容器に入っているのが新築でピカピカの空間にとても似合います。
洗濯用洗剤は毎日使う物だからこそ、おしゃれなデザインに入っているだけで大変な洗濯時間さえも楽しい気分に変えてくれると喜ばれています。おしゃれなデザインの洗濯用洗剤は、自分で買うにはちょっと値のはるものだからこそ、新築祝いなどでプレゼントされるとうれしくなるのも当然です。
まとめ
新築祝いに関するマナーを知っていれば、贈る側になっても贈られる側になっても慌てることがありません。新しい新居だからこそ、興味はあるけれど自分では買うことの少ないブランドの洗剤や、新しい家をおしゃれに着飾ってくれるアイテムを贈ると心から喜んでもらえることでしょう。新築祝いを贈られた人も贈った人も笑顔になる、満足ができるギフトやプレゼントをご紹介しましたので、参考にしてみてください。
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