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お茶漬け文化の中で生まれた鯛茶漬けと、茶漬けの歴史

鯛のお茶漬け
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created:2019.04.01 /
updated:2019.04.01

鯛茶漬けと聞いただけで、思わず身が締まった鯛がご飯の上に乗っている、ホカホカした茶漬けを思い出す方もいることでしょう。

最近若者の中にも茶漬けブームなるものが来ていますが、日本ではいつから茶漬けが食べられていたのでしょうか。
今では当たり前になりつつある茶漬け文化ですが、最初に日本で登場したのは大分古い時代でした。

なぜそこから今までこの食文化が続き、人々に愛されてきたのか。
その茶漬けの魅力について、こちらでは歴史とともに食べ方なども含めまとめていきます。

鯛茶漬けってどこの名物なの?

現在、飲食店で見かける事の多い鯛茶漬け。
お酒を出すようなお店のメニューとしても人気のある鯛茶漬けですが、もともとはどこの名物なのかご存知でしょうか。

鯛茶漬けは、実は長崎県の郷土料理として知られています。
鯛という魚はお祝い事にも使われる魚で、見た目もピンクがかっているためその美しさも魅力的です。
真鯛は水深があり、流れが速い場所で好んで泳いでるとされており、長崎県には鯛が生息しやすい場所が多いのです。
そのおかげで長崎県は真鯛の漁も成り立ち、収穫も多いのでしょう。
また鯛茶漬けを郷土料理として出しているのは、長崎県だけではありません。

実は長崎県から離れた場所にある、新潟県でも郷土料理として出されています。
新潟県では笠島という場所の沖合に、鯛の産卵場があるため鯛が捕れることで有名なのです。昔からここで捕れる鯛を使って、旅館などで鯛料理が振舞われていたと言います。しかも笠島で捕れた鯛の味は、とても美味しいと地元でも人気があります。
その理由は、笠島の鯛は荒波にもまれたことで身が引き締まっているから。
良く泳いだ鯛は身がプリっとしているので、どんな料理として出しても味わい深いのです。

その鯛を使った茶漬けが、新潟県で郷土料理として生み出されたのも頷けますね。また新潟県の鯛茶漬けは、鯛を漬けたものや焼いた状態にしてお茶をかけたものなど、種類もさまざまです。
味付けも長崎県は出汁を入れたお茶を回しかけたり、タレや柚子胡椒を合わせたりすることもあるそうですが、
新潟県はお茶以外にだし汁だけを使ったり、上にゴマをかけるなど一味違いますね。

このように、地域によりバリエーションが違うのも鯛茶漬けの特徴と言えるかもしれませんね。

お茶漬けの起源は「湯漬け」

鯛茶漬けが人気ではありますが上に乗っている具材が鯛ではなくとも、「お茶漬け」という料理はとても身近で手軽な食べ物として人気がありますよね。
そもそも最初に食べた人は、なぜご飯の上にお茶をかけて食べようと思ったのでしょうか?

実は茶漬けという食べ物の歴史をたどると、飛鳥時代にまでさかのぼります。
とはいっても、当初は茶漬けではなく湯漬けと呼ばれる食べ物でした。
日本は古来から稲作農業が盛んであり、米を主食として生きてきた農耕民族であることは有名です。
ですが決定的に現在と違うのは、保温ジャーがないこと。

つまり1度炊いた米を保温しながら保存することはできなかった上、冷凍庫でフリージングすることも当然出来なかったのです。
人々は余った米をおそらく「もったいない」と残しておいたはずですが、ラップも無い時代にはご飯の表面はカリカリにかたくなってしまいますよね。
そこでお湯をかけた、「湯漬け」が出来たと言われているのです。

また他の説では飛鳥時代に蘇我入鹿を殺害する際、命じられた者たちがあまりの緊張で喉をご飯が通らずに、冷や飯にお湯をかけたのが始まりとも伝えられています。
その後は平安時代の有名な書物「枕草子」などにも、湯漬けという食べ物が書かれていることも見ると、やはりかなり前から日本では湯漬けの文化があったと言えそうです。

湯漬けと聞くと冷や飯に湯をかけた食べ物なので、貴族や権力者の食べ物ではないだろうと思われがちです。
ですが戦国時代の武士たちもまた、湯漬けを好んで食べたと言われています。
確かに中には湯の中に昆布などで出汁をとり、味を付けさせた物を食べている武士もいましたこれがいわゆる、茶漬けの元祖でしょう。

ただこれらの料理を武士が食べていたのは、もちろん美味しいからという理由もありますが、出陣前に簡単に食べる事ができたからとも言われているのです。
特にいつどこから敵が襲ってくるかわからない、そんな毎日を送っている武士たちは食事もゆっくりとることができなかったのでしょう。
戦国大名として有名な、あの織田信長でさえ湯漬けを食べて戦場に赴いたとされています。

茶漬けの由来は江戸時代の奉公が関係している!?

ではいつから、湯漬けが茶漬けに変わっていったのでしょうか?

それは江戸時代からだと言われています。
江戸時代中期以降の日本では、段々とお茶を飲む文化が普及してきました。
煎茶や番茶と言われているものですね。

それまではお茶は高級なものでありましたし、中々庶民が手に入れることができる代物ではありませんでした。ですがこの時代は段々と仕事の幅も増え、以前にもまして商売による貧富の差がついてきます。

特に商人と呼ばれた人々の家には、使用人がたくさんいました。
使用人は奉公人とも呼ばれ、幼い子供から年寄りまで働くことができたのです。
中には住み込みで働くこともあり、奉公人は1日のほとんどを労働時間とされていました。その忙しいスケジュールの中で食事をとらなければいけない奉公人が、茶漬けを作り出したとも言われているのです。

江戸時代中期とはいえ、やはり炊いたご飯を保存できないことには変わりありません。冷たいご飯はかたく喉をすぐには通りませんよね。そのご飯にお茶をかけて、パパっと食べる習慣からできたのです。

また茶漬けの「漬け」ですが、字を見ればわかる通り「漬物」のことを指しています。奉公先のまかないでは、大量の漬物が大鉢に入っていたと言われています。その漬物を冷や飯の上に乗せ、そこに味のあるお茶を回しかけて食べていたということなのでしょう。

江戸時代のファーストフード「お茶漬け」

何と江戸時代後期には、お茶漬けを食べる事ができる店が作れられました。

その店とは、まさにお茶漬け屋。ただお茶漬けだけを食べさせてくれる店というわけではなく、今でいう軽食喫茶店などと同じような扱いでした。
またすぐに食べる事ができる料理を出す店という意味で作られていたので、江戸時代版のファーストフード店と考えて良いでしょう。

一時は江戸の繁華街に茶漬け店が建ち並ぶほど人気が出たほどで、庶民が気軽に食べる事ができる料理であったことがわかりますね。
またすぐ食べることができる料理という意味は、京都の言い伝えからもわかります。

京都では昔から、茶漬けのことを「ぶぶ漬け」と呼んでいました。
ぶぶ漬けの「ぶぶ」とは、京都で「お湯」のことを指します。
もともと、「おぶ」と発音していたのが、ぶぶになったという説も。
お湯漬けとは江戸時代以前の料理名のことでしたね。それなのに、どうして今さら湯漬けなのでしょうか。

実は京都では舞妓さんが茶漬けを食べる時に、「お茶」を使う事はイメージが悪くなるからだと言われているのです。
その理由ですが、舞妓さんはお客さんが来ない暇な日のことを、「お茶を引く」と表現することをご存知でしょうか。
これはお茶を引いてフーと冷ましながら飲むほどお客さんが来ない状態を表現しているので、舞妓さんにとってお茶は縁起の悪いものとなっています。
そのために茶の部分を湯にし、「ぶぶ漬け」になりました。

素早く食べる事ができる料理という意味合いから、京都でどなかたの家にお邪魔した時に「ぶぶ漬けでもいかがですか?」と聞かれたら
「早く帰って欲しい」という裏の意味が隠されていると言われています。
ただこれは本当に使われたことがないという方が多く、例えであることも考えられますね。

鯛茶漬けの作り方は?

お茶漬けの歴史や由来についてご紹介してきましたが、鯛茶漬けもまた茶漬けの上に何かを乗せるという発想から作られたものなのでしょう。
鯛茶漬けが郷土料理として有名な地域の近くでは、鯛が大量に捕れています。
おそらくその地域の名産を食べやすい茶漬けの上に乗せるという思考が、日本人の頭の中に根付いているのでしょう。

例えば日本各地では、鯛の他にもトビウオやカツオ、鮭やサバなど何でも茶漬けの上に乗せています。
一番わかりやすい例をあげると、静岡県のウナ茶ではないでしょうか?
静岡県ではウナギのかば焼きを茶漬けの具としてのせる食べ方が、とても人気があるのです。

そんな鯛茶漬けですが、美味しい作り方のコツはあるのでしょうか?
それはタレに、15分以上漬けこんでおくことです。
こちらで簡単に鯛茶漬けの作り方をご紹介しましょう。

①刺身用のタイを用意する
②練ごまと麺つゆで作ったタレに、少なくとも15分以上漬けこみます。
③お茶碗にご飯をよそったら、漬け込んだタイを適量乗せ、事前に作っておいたお好みの味のだし汁をかけ、その上に白ごま・ワサビ・三つ葉をのせたら出来上がりです。

わざわざ刺身のタイを買わなくても、前の日の刺身のあまりものでもう1品作る事ができるのも魅力です。

まとめ

こちらでは鯛茶漬けがなぜ作られるようになったのかなどを説明するとともに、茶漬けの歴史や名前の由来についてもまとめています。
茶漬けを当たり前のように食べている日本人ですが、できた由来には日本人の知恵がつまっていることがわかりました。
しかもそれぞれの名産を上に乗せることで、地産地消にもなりますし、古来の日本人の食のセンスには尊敬するばかりですね。




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