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『神在祭』の由来と効果を解説。縁結び大社といわれるゆえんを紹介!

inasanohama
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created:2019.11.05 /
updated:2020.10.28

出雲地方では、10月は神無月ではなく全国から神様が集まるため神在月と言われています。

神様が全国から集まってくることに関連した一連の神事を神在祭といい、中でも、良縁を祈願する縁結びに係る行事が特に有名です。ここでは出雲大社の神在祭を中心神に神在祭の由来からこの期間に行われる神事をご紹介すると同時にお祭りを見るポイントについてもご紹介します。

神在祭とは      

『神在祭』とは、『かみありさい』または『かみありまつり』と読み、旧暦の10月に出雲地方に集まってきた日本各地の神様を迎えて行うお祭りのことです。『神在祭』は、出雲地方の神社で行われるお祭りで、出雲大社が有名です。わざわざ日本各地から神様が集まるため、お祭りも1日だけではなく、15日間という長期間にわたって行われます。この期間に行うお祭りは、神様をお迎えする『神迎え祭(かみむかえさい)』に始まり、滞在期間中の『神在祭』、そして集まってきた神様がそれぞれの場所に戻るのをお見送りする『神等去出祭(からさでさい)』です。
神在祭が行われる日にちは、旧暦で決まっているため、現在の暦では11月に当たりますが、毎年微妙なずれが生じます。これは、旧暦が太陰太陽暦を使用しているためで、1ヵ月が月の満ち欠けの期間で決まり29日から30日間で、1年が354日であることと関係します。現在の暦の1年が365日なので1年間で11日ずれます。
旧暦では、季節感と暦のずれを修正するために4年に一度閏月があり、1年が13カ月になります。そのため、現在の暦に換算する際に単に1ヵ月ずらすだけではだめなのです。こうした理由から、一連の神事の日程は、毎年同じではありませんのでを必ず確認してください。

神在月と神無月はどんな関係?

『神在祭』が行われるのは、旧暦の10月。月の異名『神無月』に『神在』祭が行われるのは、なんだか不思議な感じがしませんか。
『神無月』は、日本各地から出雲に神様が集まってきてそれぞれの場所からいなくなり、逆に出雲では各地から集まってきた神様がいる月なので、『神在月』。そして集まってこられた神々をお迎えするのが『神在祭』です。出雲地方では、出雲大社の他に、日御碕神社、熊野大社、そして佐太大社など8つの神社で神在祭が行われています。期間は15日間を前半と後半に分けていて、出雲大社は前半です。
神様が10月に出雲に集まる理由は諸説ありますが、『神議(かむばかり)』という会議をするために、出雲大社に集まるとか、佐太神社では、『イザナミノミコト』の法事のために集まるとも伝えられています。

旧暦10月の神無月に、各地の神様が出雲に集まるという言い伝えは、平安時代の書物にも記載があり、出雲大社の大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)が天照大神に『現世の政事(まつりごと)をまかせた際に、今後は『幽れた(かくれた)神事』を行うと話したことが由来といわれています。

神在祭りの種類    

神在祭は、『神迎祭』で神様をお迎えし、滞在中には『神在祭』、各地に帰られる神々をお見送りする『神等去出祭』の一連の神事で構成されます。一般の方が参加できない神事もあります。

神在祭は旧暦で10月10日~26日と決まっています。これは、現在の暦では11月に当たり、旧暦(1年が354日)から新暦へ暦を換算するため毎年日にちが前後するので開催日の確認が必要です。出雲の方はこの期間を『お忌み祭(おいみさい)』と呼び、人が神々の行う『神議』を邪魔することのないように静かに慎んで暮らすことになっています。

神迎祭(旧暦10月10日19時)

神迎祭とは、日本海から来られる神々を稲佐の浜でお迎えする神事で、農業・漁業・繁栄の神といわれる龍蛇神が神々を出雲大社に先導します。稲佐の浜に御神火、菰、神籬(ひもろぎ)2本を用意して迎えます。

浜での神事が終わると龍蛇神が神々を先導して「神迎の道」を通って出雲大社に向かいます。参拝者もこの列に加わることができます。出雲大社神楽殿では20時ころから雅楽が奉奏され、巫女が神楽を奉納し、最後に玉串拝礼を行神迎祭を行います。この神事が終わると神々は19の宿舎に入り休みます。全体が終了するのは21時ころです。

この神事は、観覧用の席はなく、稲佐の浜から神事の列について参拝することができます。参加するときは、神様の通り道として用意されている菰の上を歩かないように注意しましょう。

神在祭(旧暦10月11日、15日、17日)

集まった神々が人には事前に知ることのできない事柄を神議りで決めるといわれています。ここで決める事柄は、縁結びや翌年の収穫、商売のことなどです。

この期間は、神々の宿舎となる十九社(じゅうくしゃ)でお祭りが行われ、11日の9時から謝恩詞(しゃおんじ)を唱え、玉串拝礼を行う神在祭には、一般の人も参列できますが、その後に行われる龍蛇神講大祭は一般の人の参列はできません。

縁結大祭(旧暦10月15日、17日)

神議りでは縁結びを決めるといわれることから、出雲大社が縁結び大社といわれる理由です。

神等去出祭(旧暦10月17日・26日)

旧暦10月17日16時になると神々の宿舎としていた十九社から神籬を拝殿に移し、神職の門を3回たたく合図で神々が出雲大社から帰るといわれています。

縁結大祭と夜神楽ennmusubitaisai-ema

縁結大祭

縁結大祭は、旧暦10月15日と17日の午前10時から本殿前で行われます。神議りで男女、人、その他あらゆるものの縁を良い形で結ぶための神々の会議です。つまり男女の縁だけでなく幸縁のための会議。その幸縁を授かるために参拝するのが縁結大祭で、この祈祷はとても人気があるため、2,000人の定員制になっています。

参加するためには、事前申し込みが必要で、縁結び大祭の1ヵ月前から受付が始まります。当日受付も朝の8時から行うことになっていますが、事前申し込みでさえ定員になり次第終了するため、参加を検討している場合は早めに申し込んだ方がよいですね。

当日は、祀社にお参りし心身のけがれを四柱の祓戸神様に清めていただいてから本殿に参拝するのが正式な参拝方法です。その為、縁結び大祭に参加する前に、祀社にお参りしてから本殿に向かいましょう。縁結大祭の日は出雲大社全体が混み、祀社に参拝するのにも時間がかかる可能性があります。

次に受付です。ここで祈祷料を納めます。受付をすると、縁結び大祭参列のご案内を頂くのですが、こちらには式次第と絵馬が入っています。実はこの絵馬は、縁結大祭が始まる前に記入するので、時間にゆとりがないと焦ってしまいますね。予めお願い事を考えていくと安心です。その後本殿前の八足門から入場します。たくさんの方が参拝しますので、前の方で参拝したい場合にはかなり早く到着しておく必要があります。ちなみに祀社を通過するのが30分前だと、かなりギリギリです。

お供え物を備える献饌、神水を注ぎお箸を備え、祝詞奏上、玉串拝礼、巫女による神楽奉納、絵馬奉納という順に式が進みます。参加者には、終了後に受付で記念品としてお守りと落雁が渡され、終了。所要時間は1時間30分程度です。

夜神楽特別祈祷

神在祭の期間中は、毎日19時から『夜神楽特別祈祷(よかぐらとくべつきとう)』というお祭りが行われます。このお祭りも縁結大祭と同じで幸縁を頂くために神楽殿で行う神事です。当日神楽殿左側の祈祷受付で18時から申し込んで参加ができます。雅楽が奏でられ、巫女による神楽の奉納、神職の祝詞奏上に続き、祈祷者全員の名前が読み上げられ、最後に玉串拝礼をして終了。その後神職による講和があります。参加者にはお神酒と神在餅がふるまわれ、お守りも渡されます。所要時間は1時間30分~2時間程度です。

どちらに参加しても初穂料は同じ5,000円です。

神在祭への交通アクセス

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神在祭は1年のうちでも最も出雲大社が混雑する時期です。道路はお祭りの終了した後も数時間は交通規制されます。神在祭に車で行くと便利ですし、無料の駐車場も多くありますが、周辺道路は、狭い道が多いため混雑するので、時間にゆとりをもって行くことをお勧めします。

高速道路を利用して来る場合には、出雲大社外苑駐車場という385台駐車可能な駐車場が、二の鳥居から参拝する場合は、60台駐車できる神門通り交通広場駐車場が便利です。空いていればラッキーな駐車場ですね。道の駅に隣接している吉兆館は徒歩5分の距離にあり、出雲大社参拝客に公開されていて195台駐車できます。出雲大社の東隣にある、古代出雲歴史博物館駐車場は244台が駐車可能です。この他にも無料の駐車場が多数あります。このように駐車場という観点からすると、とても恵まれていますが周辺道路狭いところが多いため、ひとたび混んでしまうと時間を読みづらいという難点があります。

飛行機を利用する場合は、空港から空港連絡バス、JRを利用する場合は出雲駅から一畑バスがあり、車以外でもアクセスは可能です。

ただし神迎祭、夜神楽などの夜の神事に参加する場合は、21時ごろにはバスの運行が終了しているため、JR出雲駅まではタクシーで移動しなくてはなりません。終電は22時過ぎまであるので大丈夫ですが、一畑電車の松江行は20時30分頃ですので間に合いません。交通手段の確保が大切ですね。

まとめ

  • 神在祭は、出雲に各地の神様が集まるときに行われる一連のお祭
  • 神議りでは、もろもろの縁を結ぶ
  • 大人気の縁結び大祭が2回と夜神楽特別祈祷が毎晩行われる

旧暦10月はの神在月には、1年中で一番出雲大社を訪れる人が多い時期ですが、日本全国の神様が集まる日常とは違った雰囲気のお祭りを体験してみてください。




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