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出産内祝いの「のし」はどうすればいい？手書きでの書き方もまるっと公開！

created：2019.02.25 /
updated：2022.08.087660

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出産祝いをいただいた方にはきちんとした出産内祝いをしたいもの。
大人の贈り物には「のし」をかけるものですが、「のし」って毎回悩むポイントの一つかと思います。
何事も第一印象が大切ですし、受け取ったお相手に一番最初に見える丁寧さとして、
「のし」についてもマナーをしっかり守った贈りものにしたいですよね。
今回は出産内祝いの「のし」について、書き方やその他知っておきたいポイントをまとめて紹介いたします。

index

1. 出産内祝いの「のし」の選び方と形
2. 出産内祝いの「のし」に書くのは名前だけ？苗字は必要ない？
3. 「のし」は手書きでなくてもいいって本当？
4. 出産内祝いには命名札もいる？
5. 命名札要らず！出産内祝いにはこんなものもオススメです
6. まとめ

出産内祝いの「のし」の選び方と形

水引が描かれた色々な種類の「のし」がありますが、出産内祝いの「のし」はどのような種類を選べばいいのでしょうか。
まずは「のし」の選び方や表書きの書き方をみていきましょう。

●「のし」の形はどういったものにすべき？表書きは？
お祝いの品を購入する際、現在ではもっぱら印刷された「のし」になりますが、基本的には水引とセットで考えているものですね。

「何度あってもいいもの＝結び直しができるもの」ということで、「のし」は蝶結びタイプの水引が描かれたもの
「のし」の上中央（表書き）に「内祝」もしくは「出産内祝」と書かれたものを選ぶようにしましょう。

出産というものはおめでたいことなので、水引は何度も結びなおせる蝶結びの形です。
「のし」だけの印刷である場合、「内祝」や「出産内祝」の部分は、ご自身で筆や筆ペンを使って書くようにしてください。

●「のし」は自分でも印刷できる？
お店で内祝いを購入する場合、「のし」はお店の方でかけてくれますね。
しかし少し手間をかければ、通常の「のし」ではなく、デザイン性が高いものをご自分で用意することも可能なんです。
ネット上で無料ダウンロードできるサイトが多々ありますので、「のし」の見た目にもこだわりたい方にはオススメの方法です。
通常の白地の「のし」がベースで、その背景に柄が入ったものもありますから、会社の方や友人問わずに使用できます。

ただし内祝いのサイズによってはA４だと小さい場合がありますので、
印刷で「のし」を用意する際は品物のサイズと印刷用紙のサイズ感を考慮することを忘れずに。
お店で「のし」をかけてもらわずに、自宅で用意するとお洒落度が上がりますよ。

●「内のし」と「外のし」って聞いたことがあるけれど…
「内のし」と「外のし」、聞いたことはあっても
どういった違いがあるのかイマイチぴんとこない方も多いでしょう。
それぞれこのように「のし」をかけることを指しています。

「内のし」：商品の箱などの上に「のし」をかけること
「外のし」：商品を包んだ包装用紙の上に「のし」をかけること

「内のし」は内祝いを贈る際に用いられます。「のし」が最初に見えないことから、控えめな態度で贈るものに適しているのです。

「外のし」はお相手に贈り物の意味がはっきり伝わりやすいので、
結婚祝いなどのお祝い品を贈り物る際に用いられます。
ですが郵送で贈るものに「のし」をかける時は、傷や汚れを避けるために「内のし」にすると良いですよ。

●豆知識：水引の本数には違いがある！？
「のし」には印刷された水引が描かれているので分かりにくいと思いますが、実は水引の本数には違いがあるんです。

５本（５本付け）：通常通りに使えるお祝い事用
７本（７本付け）：より丁寧な（豪華な）お祝い事用

よく使われるのは５本付けとよばれる、紅白５本ずつで結ばれた水引です。
通常使用するのであればこちらのタイプで問題ありません。
７本付けの水引は、品物が豪華になる場合など、中身に合わせて見た目も揃える意味で利用されます。
中身と外見のバランスを合わせた「のし」と水引を選ぶと良いですね。

出産内祝いの「のし」に書くのは名前だけ？苗字は必要ない？

出産内祝いにかける「のし」は、他のシーンと違い名前の書き方が特殊です。
通常であれば、家長の名前や〇〇一家といったように、送り主の名前が書かれていますね。

しかし出産内祝いには、お子さんの名前のみ「のし」に書けば良いのです。
名前は振り仮名をひらがなで右側に小さく書くようにしましょう。
また、この時苗字は必要ありませんので、水引の中央下にお子さんの名前を大きく書いてしまって大丈夫ですよ。

●双子や三つ子が産まれた場合の書き方
時には一人ではなく、同時に何人もの命を授かることもありますね。
双子や三つ子の時の内祝いの「のし」は、一般的にはこのように名前を書きます。

右側：先に産まれた子の名前
左側：後に産まれた子の名前（人数に合わせ、左に順に続ける形で書く）

しかしこれは昔からの考え方からきているものなので、
最近ではあまり順番に囚われなくとも良いとされています。
ですので、名前の字数などで全体のバランスを見て書いても良いと思いますよ。

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「のし」は手書きでなくてもいいって本当？

最近ではネットショッピングの需要も高まり、
事前に必要事項を入力しておけばのし書きを全て印刷でやってもらえるサービスも増えています。
「のし」自体も可愛らしいデザインのものであったり、
上からきちんと包装用紙もかけてもらえたりもしますので、大変便利です。

手書きでないと相手に失礼、ということはないので、
大勢に内祝いを贈る場合などはこういったサービスを利用するのも良いでしょう。
手書きの丁寧さにこだわるのであれば、先ほどお伝えした注意点をふまえて「のし」を書いてくださいね。

出産内祝いには命名札もいる？

出産内祝いをもらった際に、細長い用紙が添えられていたことはありませんでしたか？
これは命名札といい、古くは子どもの成長を願って神棚などに貼っておく習慣があったもののようです。
時代を経るごとに、出産内祝いに添えてお返しするものとして形が残っていますが、命名札は必須ではありません。
命名札を添える際は、「のし」の右上に位置するようにしてください。

●命名札の書き方命名札の書き方は以下のとおりです。