1位：「タオルセット」幅広い価格帯でどんな金額の内祝いにも最適！

贈り物をするとき、使わないものを贈ってしまい込まれるよりも、実用的に使える品物を贈りたいと誰でも考えますよね。
だから、結婚内祝いには消え物と呼ばれる、使うと無くなる品物を贈ることが定番になっています。

でも、年配の人の中には、消え物を贈ることで結婚のめでたさが消えてしまうと気にする人もいます。
そんなときにおすすめなのがタオルです。タオルは何枚も必要な消耗品ですが、使うとすぐに無くなってしまうわけではありません。

せっかくの結婚内祝いですから、普段よりも上質なタオルを贈ってみましょう。
愛媛県今治市で作られている今治タオルには120年の歴史があり、おろしたてからすばやく水分を吸収すると評判です。

フェイスタオルの2枚組なら千円前後、木箱入りの高級なタイプなら1万円以上と、価格が幅広いのも贈る側にとってはメリットです。これなら、いただいたお祝いの金額に見合ったお返しができますし、木箱に入ったタオルは目上の人にも安心して贈ることができます。

国産のタオルは今治タオルだけではありません。1秒タオルで有名なHOTMANは、実は日本の会社で純国産のタオルにこだわっています。

1秒タオルとは、1cm角に切ったタオル片を水に浮かべると、1秒で沈み始めることから命名されました。
普通のタオルはしばらく沈まずに水に浮いているそうです。これは1秒タオルの吸水性が優れている証拠です。

こすらずにあてがうだけで、水分を吸収してくれるHOTMANの1秒タオルは、小さな子どもやお年寄りのいる家庭にも、安心して贈ることができますね。

2位：「飲み物のセット」3千円～5千円の結婚内祝いにおすすめ！

コーヒー、紅茶などの飲み物のセットも結婚内祝いにはおすすめです。

「スターバックス」からは、パーソナルドリップコーヒーのセットが販売されています。
カフェの味が手軽に自宅で再現できるので、女性だけでなく、男性にも喜んでもらえるはずです。
1人分ずつ個包装になっているので、飲む直前までコーヒーの鮮度が保たれているのが、コーヒーが好きな人にはうれしいポイントです。

紅茶で有名なのは、イギリスで300年の歴史を持つ「トワイニング」でしょう。
もうすでに日本でもおなじみですから、トワイニングの紅茶を選んでおけば、間違いのない結婚内祝いになるでしょう。

最近人気があるのが、東京都渋谷区に本社がある紅茶専門店「ルピシア」です。
フレーバーティーやノンカフェインティーが豊富にそろっていますし、紅茶がかわいい缶に入っているので、若い人に喜んでもらえます。

3位：「お菓子の詰め合わせ」千円～5千円の結婚内祝いに最適

お菓子の詰め合わせ柄もどんな人にも贈りやすくて、人気の結婚内祝いです。
種類も多く、量と金額が調整しやすいのが、お菓子の詰め合わせを贈ることの大きなメリットです。

食べ盛りの子どもがいる家庭なら、たっぷりとした量を贈ってあげたいですし、反対に老夫婦2人だけの家庭なら良質のお菓子を少しだけ贈ってあげたいですね。

たっぷりと贈る場合は、何種類かのお菓子を取り合わせて贈ると、相手が食べ飽きずに済みますし、個包装になっているタイプを選べば食べやすく、おすそ分けをしやすいので覚えておいてください。

消費期限が長いものを贈ることも忘れてはいけません。早く食べなくてはならないというのは、相手が負担に感じることがあります。

これらの注意点を踏まえて、洋菓子なら銀座千疋屋や帝国ホテル、和菓子ならとらやなどで購入すると間違いがありません。

結婚内祝いということで縁起をかつぎたいなら、バウムクーヘンがおすすめです。何層にも重ねて焼くことから、年輪を思わせるバウムクーヘンは、日本でも昔からおめでたい洋菓子として、結婚式の引き出物に使われてきました。

銀座千疋屋のバウムクーヘンは、生地に果汁を混ぜて焼き上げてあるため、しっとりとしていて年配の方にも食べやすくなっています。少しぜいたくなバウムクーヘンは、人からいただくとちょっとうれしいですね。

4位：「グルメな食品」2千円～5千円の結婚内祝いにおすすめ！

誰でも普段から気になっているのに、買う機会に恵まれないものがあるものです。
普段買うよりも値段が高いけれどおいしそうな佃煮やドレッシングなどを結婚内祝いとして贈ってみましょう。

浅草今半では7種の牛肉の佃煮の詰め合わせを販売しています。
これは食べ盛りの子どものいる家庭にももちろん喜んでもらえますが、年配の夫婦だけの家庭にもおすすめです。

夫婦2人だけになってしまうと、3食の食事の支度が面倒になることが多いものです。
そんなときに、すぐに食べられるご飯のお供があると喜ばれます。牛肉を使っていますから、タンパク質の補給も手軽にできます。

自分ではなかなか新しい味に挑戦できないドレッシングも、いただくとうれしい内祝いの1品です。
たかはたファームのドレッシングは、天然素材だけを使って作られていますから、健康を気遣う年配の人だけでなく、小さな子どもの健康を守りたいと思っている若いパパやママにも喜ばれるでしょう。

5位：「洗濯や食器洗い用の洗剤」千円～2千円の結婚内祝いに最適

家庭を持っている人なら、毎日しなくてはならないのが皿洗いや洗濯ではないでしょうか。
だから洗濯用の洗剤やキッチン用の洗剤は結婚内祝いとして、欠かせない1品です。

小さな子どもがいる家庭なら、洗濯物の量も多いはずですから、洗濯用の洗剤はうれしいはずです。
もう子どもたちが巣立った後の家庭でも、洗濯をしないわけではありませんし、毎日お皿は洗っているはずですから、洗濯用の洗剤と食器用の洗剤のセットは喜ばれるでしょう。

ライオンや花王など、よく使われているメーカーなら間違いありませんが、普段あまり使われない変わったものを贈るのも楽しいですね。食器用洗剤なら、フロッシュに人気があります。

フロッシュは環境への負荷を軽くして、この世界を持続させて行きたいという思いから生まれたドイツ生まれの洗剤です。
環境にも使う人にも優しいフロッシュ（ドイツ語でカエルの意味）は、結婚内祝いに贈るのにふさわしい品物です。

フロッシュのギフトセットには、カエルをモチーフにしたスポンジやマイクロファイバークロスがセットになったものがあります。
かわいいカエルは、見る人を幸せな気持ちにしてくれます。

【～500円ほど】みんなが楽しくなる！小さな結婚内祝い

500円ほどの結婚内祝いが必要なのかと疑問を感じる人もいるかもしれませんが、連名でお祝いをいただいたときでも、お返しは一人ひとりにしたい場合がありますね。
そんなときに500円ほどの小さな結婚内祝いがあると重宝します。

「モロゾフ」や「ステラおばさんのクッキー」など、有名なお菓子のメーカーでも、500円ほどで購入できるギフトセットがそろっています。
もちろん1回で食べ切れるほどの量しか入っていないでしょうが、食べ切れるかどうかを考えなくても済むので、ありがたいと思う人もいるはずです。

「コトハコ」というブランドのタオルハンカチはかわいらしいパッケージが目を引きます。コトハコには言葉と箱という意味があり、ご挨拶の代わりに気軽に贈れるタオルだそうですが、コトハコのタオルハンカチは立派な今治タオルです。気軽に今治タオルを試せますから、喜んでもらえそうですね。

結婚内祝いとして、お米を贈ることもよくあります。この場合は新米を贈るのがお約束です。
500円ほどなら300g程度のお米が贈れます。これは炊くと2合ほどにですから、約1食分の食べ切りサイズです。
パッケージに趣向を凝らしたものも多いので、かわいいものを探すのも楽しいですね。
黒川まるいし農場の「さんかくの巾着米」は、花飾りのついた紅白の巾着が見るからにおめでたい雰囲気を出しています。

値段が安いからこそ、贈る側、贈られる側の両方が気楽に楽しむことができるのが、500円ほどの結婚内祝いです。
だからこそ誰かに贈り物をすることの本当の楽しさがわかるかもしれませんね。

【1万円以上】高額だから、記念に残る品物を贈りたい！

結婚に際しては、必ず高額なお祝いをくださる人がいるものです。
親族からのお祝いは10万円以上の場合がありますから、結婚内祝いに一体いくらかければよいのか悩む人もいるでしょう。

この高額なお祝いには、新郎と新婦、2人の新生活に役立てて欲しいという思いがこもっています。
だからあまり多額のお返しをするのは、親族の思いを無駄にすることになりかねません。

だいたい3分の1程度のお返しを考えればよいでしょう。
3分の1であっても、高額なことに変わりはありません。普段自分ではなかなか買わない高級な牛肉のセットや、記念として残る高級な食器など、この機会でなければ買わない、と思える品物を選んでみましょう。

食器なら「ウエッジウッド」のペアのティーカップなどは、記念の品として長く使ってもらえるでしょう。

高額な結婚内祝いを贈る前には、相手のことをよくリサーチする必要があります。
高級な牛肉を贈っても、相手の食欲がなくて、お肉は食べたくないという状況なら無駄になってしまいます。

【番外編】結婚内祝いは引き出物と違う？相場はいくら？

ところで結婚のお祝いに対してのお返しなら、引き出物ではないのかと感じている人もいるでしょう。
引き出物と結婚内祝いは似ているようで、実は少し違います。

引き出物は結婚式に出席してくれた人に対して、お祝いをいただいたことと式に出席してくれたことに対するお礼の気持ちから贈る品物です。引き出物は結婚式に出席してくれた人に対して贈るお土産のようなものなのです。

対して内祝いですが、これは結婚や出産など家の中であったお祝いごとのおすそ分け、という意味があります。
本来内祝いはお返しではないため、お祝いをいただいていない人に対しても贈るものでした。
現在は、結婚式に出席していないが、お祝いをいただいた人に対して贈るものへと意味合いが変わっています。

結婚内祝いには、いくらくらいかければよいのでしょうか。
これはいただいたお祝いの金額にもよりますが、高額なら3分の1、そうでなければ半額ほどが相場といわれています。
この金額を覚えておくと、内祝いの品物を選ぶときのヒントになるでしょう。

カタログギフトはどんなときに使う？メリットはある？

結婚内祝いを贈るために、いろいろと調べたけれど、どうしても相手の好みがよくわからない場合がありますね。
特に高額なお返しを贈りたいときには、途方に暮れてしまいます。

そんなときに便利に使えるのがカタログギフトです。
カタログは価格帯によってわかれているので、いただいたお祝いの金額にふさわしい内祝いを贈ることができて、贈る人の気持がスッキリします。

現金や商品券を贈るのと違って、相手に品物の値段がはっきりとわかることがないので、気を遣わせる心配もありません。
何よりも、自分のペースでゆっくりと好みの品物をえらんでもらうことができるので、相手にとって親切です。

少し前までは、カタログギフトははがき注文が主流だったので、時間もかかって面倒だと思う人が多かったのですが、今はパソコンやスマホから注文することができて、さらに手軽で便利になりました。

自分にとっても相手にとってもメリットがたくさんあるカタログギフト、活用することを検討してはいかがでしょうか。

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結婚内祝いにタブーやNGがある？どこに気をつければよい？

結婚内祝いには、これは贈らない方がよいという品物ややってはいけないことなど、タブーやNGがあります。
気にするとキリがありませんが、長い結婚生活が始まるときです。少しだけ気を遣ってみませんか？

タブーやNGということには、年配の人の方がこだわるものです。結婚した2人が自ら気を遣えば、周りの人たちからの評価が高くなるはずです。

贈ると縁起が悪いといわれているのは、切ることに使われるハサミや包丁などの刃物、割れたり壊れたりしやすい鏡や陶器、苦や死を連想させるくしなどです。お茶も弔事で使われることが多いため、嫌う人がいます。

自分たちが贈る品物が、縁起が悪いといわれそうだと感じたら、あいさつや手紙の中で、なぜこの品物を贈るのかということをきちんと説明するとよいですね。

『私たちの結婚の記念に長く使っていただけるティーカップをえらびました』と説明されれば、たとえ陶器を贈られたとしても、嫌な感情を抱く人はいないはずです。

高額な結婚内祝いを贈る相手は、大抵の場合、自分より年上で好みを知るのも難しそうです。
品物選びで悩むことも多く、いっその事現金や商品券にしてしまいたいと考える人もいるでしょう。ですが、これも止めておいた方が無難です。目上の人に現金や商品券を贈るのは、失礼にあたることが多いからです。

せっかくお祝いを贈ってくれた相手に不快な思いをさせては大変です。こんなときは、先程も登場したカタログギフトを使うとよいでしょう。

いただいたお祝いよりも高額の品物を贈る、反対に安すぎる品物を贈るのもタブーです。
これは贈っていただいたお祝いが気に入らなかったというメッセージだと感じる人がいるためです。やはり結婚内祝いはいただいたお祝いの3分の1から半分までの金額で整えるのがよいですね。

結婚内祝いはいつ贈る？贈るときの注意点は？

結婚内祝いに何を贈るかは大きな問題ですが、ほかにも注意が必要です。
まず内祝いを贈る時期です。これは結婚式、または入籍から1カ月前後といわれています。
新生活が始まったばかりで、何かと忙しい時期ですが、あまり遅くなると相手をないがしろにしている印象を与えてしまいます。

本当は相手の自宅に結婚内祝いを持参して、直接お礼ができるとよいのですが、どうしても遅れてしまう、または相手の自宅が遠方にある場合は、宅配便などを利用してください。
そのときは品物だけを送りつけるのではなく、必ず結婚祝いをいただいたことへのお礼、無事に結婚したことの報告を記したお礼状を送ってください。

相手の方は、新しい生活を出発させる若い2人に温かな気持を持っているはずですから、結婚内祝いの品物と同じくらいお礼状を喜んでくれるでしょう。

おめでたい結婚内祝いですから、のし紙も忘れずにかけるようにしましょう。
水引は紅白の結び切り、表書きは「内祝い」または「寿」にしてください。自分だけでは不安だという人は、内祝いを購入する店の店員さんなどに相談すれば、マナー通りに行ってくれるはずです。

結婚内祝い！適した品物を選んで、気持ちのよいスタートを！

今回は結婚内祝いに最適な品物をいろいろと紹介しました。
タブーやマナーについても説明しましたから、きっと実際に内祝いを贈るときの参考になるはずです。

紹介したのは、どんな年代の人にも贈れる、タオルや飲み物、お菓子、洗剤などですが、相手の家庭環境に応じて何をどのくらいの量で贈るのか、などは自分で決める必要があります。それが相手を思いやるということです。

相手を思いやることから始める結婚生活は、きっと長く、うまく続いて行くことでしょう。
でも、どうしても困ってしまったら、素直にカタログギフトの力を借りてくださいね。

大切なのは結婚内祝いの品物ではなくて、結婚内祝いを贈ろうとする新婚夫婦の気持ちなのですから。

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