お寺の参拝を楽しむとは、お寺の事を詳しく知り、今よりも願いが叶いやすくなったり、また、自分も神様から守ってもらいましょう。
お寺の作法やお寺に着て行きたい服装などを知る事で、あなたもお寺を気分良く楽しめます。
お寺参拝に付いて詳しく解説!
お寺の近くを通るとお参りをします。
そして、お寺には、お坊さんや住職と呼ばれる方がいらっしゃいます。
この事は、皆様は良くご存じかと思います。
しかし、一つひとつの深い意味や歴史又は決まりなどは中々知らない方が多いのでこれから詳しく解説していきたいと思います。
まずは、お寺ができたのはいつ頃?お寺は仏教です。
仏教が開催された時代から存在します。
神社は、神様が宿ると言われておりますが、お寺には、層の居場所として層が宿ると言われております。
お寺にはお坊さんがいらっしゃるお寺も有ります。
お寺で、本堂の掃除をされていたり、お寺の関係の来客様にお茶を出したりなどたくさんの用意をされています。
お坊さんの髪型や服装しも仏教への信念が有ります。
髪型は坊主にされている理由としましては、仏教の目標である苦からの解放と言われております。
この事から解放された髪型にされているのです。
良く考えると、なるほどと感じますよね。
お坊様の着ている衣服は、法衣又は袈裟と呼ばれております。
この正装用、略装用が有ります。
では、正装用、略装用に付いてのご説明をしていきたいと思います。
正装用と略装用の違いは、袖の大きさです。
この正装用と略装用にも、段階や階級により色が違うという決まりがあります。
色の違いは主に各宗派というものに寄って決められるそうです。
では、2点の特徴を分かりやすく解説しております。
l 正装用
正装用は主に葬儀の際や法事の際に着用されます。
l 略装用
洋服に近いものとして着用されています。
また、お掃除や日常的な雑務をする際には、作務衣に袖を通していらっしゃるそうです。
参拝の正しい仕方とは?
お寺の参拝の仕方は、神社の参拝の仕方とまた違いが有りますので、この辺りをしっかりと理解して覚えていきましょう。
では、まずはお寺の入り口の山門の入り方からご紹介していきたいと思います。
l 拝礼
山門では、入る前に拝礼としてお辞儀のお礼をしてください。
お辞儀をする場所や位置などは特に決まりは有りませんので、入った時に自分がいる場所でしっかりと拝礼をする事です。
この山門は、悟りの領域と言われる申請な場所です。
この山門の横に仁王像が安定されている場合には、両像に手を合わせてお辞儀をしてください。
これは、ちゃんと仁王像様の事を分かっていますよっと言う意思表示にもなります。
l 手水舎
山門を抜けますと、手水舎が有ります。
手水舎では、手や口を漱ぎ、参拝前に流し清めを行います。
清めとは、お寺や神社で行われる事です。
清めは穢れを浄化するけむ神社では、神様に近づくために、この様な行為を行うとされております。
穢れがあると仏様や神様に近づけなくなると言われております。
そのためにお清めはとても重要な事とされております。
では、お寺のお清めの仕方ですが、まず手水舎のお水を柄杓にお水を入れて右手からお水を掛けて清めていきます。
そして左手にも同様にお水を掛け清めます。
この時にお水が手にしっかりと掛かる様にしましょう。
次に口を清めます。
柄杓を右手に持ち、左の手の平に水を乗せる様に注ぎ口元まで持っていきます。
これで、手水舎のお清めは終了です。
尚、手水舎がお寺にない場合が有ります。
その場合には、そのまま本堂へお進み下さい。
次に、お清めの方法が2種類ありますので、もう1種類のお清めの方法に付いてご紹介していきたいと思います。
l 常香炉
常香炉の煙でお清めをする方法も存在します。
常香炉とは、仏教で、煙を炊きその煙を浴びる事で心身共にお清めができるという意味合いが有ります。
では、そのお清めの仕方に付いてご紹介していきたいと思います。
まずは、煙手で体に仰ぐ様につけていきます。
これは、お清めだけでは無く体の悪い部分に煙を付ける事により、体が治ると言われています。
心身が健康になるのは私たちに取って物凄く有難い行為ですよね。
体に煙がしっかりと掛かりましたらお清めの終了です。
では、お次はいよいよ本堂へ進みます。
l お賽銭
お賽銭の入れ方は、お賽銭箱に手を近づける様にしてお金を入れます。
この時にご注意していただきたい事は、お賽銭を投げ入れるなどの行為はせずにしっかりと、お賽銭箱に手を近づけて入れていきましょう。
お金を受け取っていただいて有難うございます、と言う気持ちを込めて渡しましょう。
そして、静かに両手を合わせて祈願してください。
次に、鈴が有る場合には、鈴を3回鳴らして、南無を付けて唱えます。
そのお寺の南部をしっかり唱えましたら、お次はお礼です。
l お礼
参拝で功徳を積ませていただいた事に対するお礼をします。
このお礼は深く一礼します。
これで、お寺の参拝の仕方は終了です。
次に、お寺のお作法に付いてご紹介していきたいと思います。
お寺の作法教えて!
お寺の作法は先ほども書きしました参拝方法をもう少し突っ込んで解説したものになります。
少し混乱してしまいそうですが、この参拝方法と作法をキッチリと覚えておくと、完璧ですので、少しずつでも頭にインプットしていってくださいね。
では、まずは、お礼のお辞儀作法のご紹介です。
l お寺は入り口となる山門を入る際に一礼をしますが、この一礼をもってお辞儀とします。
このお辞儀の作法としまして、45度になる様にお辞儀をします。
次に、献灯・献香の作法l ロウソク又はお線香お寺には、ロウソクやお線香が有ります。
このお線香やロウソクは、先に何本か火が付いているので献灯・献香をしましょう。
l お賽銭を入れる際の作法
お賽銭を入れる際の作法としましては、お金を入れる際にゆっくりとお賽銭に入れてください。
間違っても投げるなどの行為は辞めてください。
l 鐘を鳴らす際の作法
お寺によっては、鰐口があります。
この鰐口がある際には、鰐口を鳴らしてください。
鳴らす際のお作法としましては、仏・法・僧の三宝という説があり、3回鳴らすのがいいと考えられております。
そしてあまり力を入れすぎない様に気を配りながら鳴らしてください。
理由としましては、あまり強引にしますと、音が凄く鳴り響きすぎるのと、強引に引っ張った鐘についている紐が切れてしまったり、解れてしまったり、いたむ原因にも成りかねませんので、十分に配慮しながら鳴らしてください。
お寺の深く関わる仏教やお寺での行事とは?
お寺は仏教で、層が宿るとご説明いたしましたが、仏教は主に修行に出ます。
その際の一説として、苦しみと見なされる人々の世が、未来永劫に輪廻転生の輪から、修行によって悟りを開いて抜け出すという思想を元にされております。
また、人々が生きる事や行動する事に不安や迷いを感じた時などには、より良くするために手を合わせるという考え方もあります。
ですので、お寺に参拝する際には、自分の人生に何らかの迷いや悩みそして、新しく行動を起こす時などにもお寺に行く事は良いことです。
仏教は色々な修行をされた人々の根本的な迷いや不安を解いたとされていますので、この時に唱えていた事などをお勉強されてお寺へ行くことも又新に発見があると思います。
そして、気分も変わると思います。
お寺の素晴らしさはご理解いただけたと思いますが、お寺は、たくさんのイベントなども行っています。
これは、地域により違いはあるのですが、お寺でお花会やお茶会やお菓子会なども行われている所も有ります。
また、お寺周辺で、お祭りなどをしている所も有り、着物イベントなどを開催されている所も有ります。
こんな楽しいイベントがお寺で行われているなんて?と思われて方も多いと思いますが、素敵なイベントなどの開催のお手伝いもしているのですよ。
気になる方は、是非、お寺へ行かれる前に調べて行って見てください。
お寺でのお茶は、なんだかゆっくりと時間が過ごせて、心が落ち着きそうですよね。
では、お次は、お寺に着て行く服装についてご紹介したいと思います。
お寺に着て行きたい服装とは?
基本的に正装で行くのが好ましいです。
正装ですと、一般的にはスーツといわれています。
最近では、男性で有れば、カジュアルスーツやビジカジュスーツなどで行かれる方も多いです。
少しスーツはかしこまりすぎだと感じた場合には、シンプルですが、上品で清潔間のある洋服で行かれる事をお勧めいたします。
タブーな服装とは?
l 毛皮や動物の毛のコートやファー
仏教では、殺生はタブーとされています。
この殺生を連想させる洋服は止めましょう。
毛皮のコートや、ミンクのコート、フォックスのベストやラビットのコートやファーなどたくさん有りますが、お寺へ行く際には気をつけましょうね。
l 派手な洋服
派手すぎる洋服には注意しましょう。
柄がたくさん入り過ぎている洋服は派手でパットしますが、お寺に行くのには適していません。
また、原色で、遠くから見てもいかにも目立つ洋服は止めましょう。
他にもフリルがたくさん付いているスカートやワンピースなども避けたほうが良いでしょう。
ネイルも凄く派手はでにしていくのも止めた方が良いでしょう。
参拝の際やお清めの際に、邪魔になります。
l 高すぎるヒール
ヒールは禁止では有りませんが、高すぎるヒールですと、山門を通る際に引っ掛かりこけてしまう恐れが有りますので、その様な事に配慮してください。
まとめ
いかがでしたか?お寺の事を詳しく知っていただき気持ちの変化を感じていただける内容となっていましたら嬉しいです。
皆様も是非、お寺へ行き悩みや迷いを解いて気持ちを軽くしましょう。