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「隅田川花火大会」始まりはいつ?由来と打ち上げ花火の楽しみ方!

打ち上げ花火
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created:2018.12.14 /
updated:2019.01.16

 大空に上がる花火には、みんなが見とれてしまいますね。
今では夏以外の季節に見ることも増えましたが、やはり打ち上げ花火は夏にふさわしいように感じます。

夏には各地で大きな花火大会が開催されますが、その代表は隅田川花火大会ではないでしょうか。
隅田川花火大会は、もともと人々の娯楽のために始まったわけではありません。
そこには古い歴史と由来があります。
それを知れば、また違った気持ちで花火を見ることができるようになるでしょう。

今回は隅田川花火大会がいつ頃始まったのか、どんな歴史と由来があるのか、について解説します。

「隅田川花火大会」はいつ頃始まった?意外な由来は、川施餓鬼にあり?

 隅田川は東京都北区で荒川から分かれて、東京湾までの23.5kmを流れる一級河川です。
江戸時代には吾妻橋から下流は大川と呼ばれ、船を使った運送で栄えた江戸にとっては重要な川でした。
 現在隅田川花火大会は、毎年7月最後の土曜日に、隅田川の白鬚橋から、両国橋にかけての一帯で行われます。
その始まりは、1732年に行われた川施餓鬼でした。
川施餓鬼とは死者の霊を慰めるための法要を、川岸や船の上で行うことです。

この年には、大飢饉が起こった上にコレラが流行して多数の死者が出たため、隅田川の河畔で川施餓鬼を行ったのです。
これを実施した将軍が徳川吉宗でした。
翌年の1733年には、川施餓鬼だけではなく水神祭を川開きの日に行い、慰霊と伝染病の退散を祈願しました。
それに合わせて両国周辺の料理屋が許可をとって花火を上げたことで、花火が川開きの風物詩となりました。

当時川開きは旧暦の5月28日と決まっていました。
川開きから旧暦の8月28日までが、江戸の人たちが川で夕涼みを楽しめるシーズンでした。
隅田川花火大会の由来は、川施餓鬼と水神祭にありましたが、夕涼みシーズンの到来に、胸を踊らせた江戸っ子の思いが川開きの打ち上げ花火にはこもっていたのかもしれません。

今でも川施餓鬼や水神祭は日本各地で行われています。
その多くは川で灯籠流しを行った後に、打ち上げ花火を上げるというスタイルです。
夏の打ち上げ花火は人々の楽しみであるとともに、死者の霊を慰め、夏に流行る伝染病を退散させるための大切な儀式だったのです。
そのため江戸っ子はこぞって両国の川開きに出かけて、打ち上げ花火を楽しんだそうです。

隅田川の両岸には、人垣ができたといわれていますが、当時の打ち上げ花火は20発ほどで、現在に比べるとおとなしいものだったようです。
両国の川開きでの打ち上げ花火は現在の花火大会のもとになりましたが、明治維新や第2次世界大戦の影響で何回も中断しました。

第2次世界大戦が終わり、世の中が落ち着きを取り戻す中、今度は交通事情や隅田川の水質汚染による臭いの問題で、1961年から1977年まで実に16年間花火大会ができなくなってしまったのです。
花火大会が再開されたのは、1978年です。
このときに現在の「隅田川花火大会」という名称になり、それ以後は毎年開催されています。

「たまや~」、「かぎや~」の掛け声は「隅田川花火大会」が発祥だった?

徳川吉宗の時代に、江戸で有名な花火屋といえば、鍵屋と玉屋でした。
鍵屋は1659年、いち早く江戸で花火を発売し大人気となっていました。
(この頃はまだ打ち上げ花火ではありませんでした。)明治になってからは、打ち上げ花火を丸く開くように改良し、美しく色のついた花火を開発しました。

またマニラからスターマイン(速射連発花火)を持ち帰り、両国の川開きで初めて打ち上げ花火の連発を行いました。
日本の打ち上げ花火は、鍵屋に作られたといっても過言ではないのです。
玉屋は鍵屋の暖簾分けでできた花火屋で、屋号も鍵屋の守護神のお稲荷様の一方が鍵を持ち、もう一方が玉(擬宝珠)を持っていたことに由来しています。

両国の川開きの花火をこの二大花火屋が担当し、競うように花火を上げたので、見物客は自分の好みの花火があがると掛け声を掛けるようになりました。
それがおなじみの「たまや~」、「かぎや~」だったのです。

現在は両国に関係がある花火業者、または全国花火競技大会で優秀な成績をおさめた花火業者が、隅田川花火大会の花火コンクールでその美しさを競い合っています。
平成30年には2つの会場合わせて計2万発近くの花火が打ち上げられました。
江戸時代の20発の花火とは隔世の感がありますね。
毎年テレビでも放映されますから、隅田川花火大会の打ち上げ花火の美しさはもうおなじみですね。

「隅田川花火大会」に出かける前に知りたい!打ち上げ花火を楽しむポイント

私たちはとにかく花火が打ち上げられれば、何でもよいと思ってしまいがちですが、今までに見てきた打ち上げ花火の中には、なぜか物足りないと感じたものはありませんでしたか?せっかく歴史ある隅田川花火大会に出かけるなら、打ち上げ花火を楽しむためのポイントをおさえておくと、より楽しく花火見物ができるかもしれませんよ。

美しい花火が開くためには、発射された花火玉がこれ以上は上へ行けないというところまで上り詰めて、下へ落ちる直前の一瞬の静止時に割れることが必要です。
この状態だと花火玉の中の星(火薬)が花火玉の動き(上ったり、落ちたり)に影響されずに飛び出し、きれいな球形を作ることができます。
これを「玉の座りがよい」といいます。

この一瞬より前でも後でも、花火はきれいな球形に開くことはできません。
玉の座りがよくても、中の星に同時に火が着かないと、花びらがまばらな花のような寂しい花火になってしまいます。
玉が座ったところで星に火が着き、一斉に飛び散る瞬間を「割り口(わりくち)」といい、星に火が着かずにまばらになった状態を「星が抜ける」といいます。
寂しく物足りない花火の原因は、割り口がよくなくて、星が抜けてしまったからかもしれませんね。

無事に着火して花火が夜空に開いたときに、どれだけ美しい球形になっているかも花火見物のときの大きなポイントになります。
この玉が開いたときの形を「盆」といいます。
盆が大きいこともよい花火の条件です。

また花火が開いた後、星がきれいな放射状に飛んでいる状態を「肩の張り」がよい、といいます。
星が抜けていては、肩の張りがよい花火とはいえません。
一瞬で消えてしまうのが打ち上げ花火の宿命ですが、消えるときにも花火のよし悪しが表れます。

全ての星が一度に揃って消えるのがよい花火で、これを「消え口が揃う」といいます。
消え口が揃っていると、見る人の心に強い印象を残してくれます。
ガスの火でもそうですが、やはり点くときも消えるときもスッキリして欲しいものですね。
点きそうで点かない、消えそうで消えないというのは見ていてモヤモヤしてしまいます。

今回紹介したポイントをおさえながら、審査員になったつもりで花火を見物するのも楽しいかもしれません。
自分がよいと思った花火が、コンクールで評価されれば嬉しいですね。

これからも花火大会を見たいから!ルールとマナーを守って楽しい花火見物を!

隅田川花火大会には、その規模の大きさと花火の美しさを目当てに、毎年100万人近い人たちが訪れます。
そのため活気に溢れ、賑やかな行事になっていますが、さまざまなトラブルが起こっているのも事実です。

毎年問題になっているのは、事前に場所取りが行われることです。
事前にチョークやスプレー、テープを使って場所取りをするのはルール違反です。
その上、まだ通行止めになっていない道路上でも場所取りをするために、命が危険にさらされる場合があります(つまり交通事故の原因になります)。
防護柵に登って花火を見る人、防護柵の中に侵入する人、個人の住宅の敷地内に侵入する人、大声で叫ぶ人などルール違反、マナー違反を行う人は数え切れないほどいるそうです。

隅田川花火大会実行委員会では、公式サイトにこれらの行為を止めるように、細かな注意書きを掲載して、見物客の注意を促していますが、毎年同じことが繰り返されます。
度が過ぎたルール違反、マナー違反の連発では、隅田川花火大会を現在まで守り続けてきた人々が、あまりにも気の毒です。
これからもずっと花火を楽しむために、私たち見物客ができることは、できる限りルールとマナーを守り、少しでも花火大会を開催する人々の負担を軽くすることではないでしょうか。

まとめ

今回は隅田川花火大会がいつ頃始まったのか、どんな由来があるのかについて解説してきました。
打ち上げ花火の鑑賞ポイントについてもお知らせしているので、覚えておくと今よりももっと花火が心に残り、楽しく鑑賞できると思います。

そして誰かに嫌な思いをさせていては、自分たちも心の底から花火を楽しむことはできません。
ぜひ、ルールとマナーを守って花火鑑賞をしてください。
出かける前に1度、公式サイトに目を通しておくことをお勧めします。

川施餓鬼と水神祭に由来があった隅田川花火大会では、少しだけ自分のご先祖様や亡くなった大切な人のことを思い出しながら、花火を見物してみませんか。
大空に上がる大輪の花は、ご先祖様たちを慰めるよいお供えになると思うのです。




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