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梅雨明けの時期は例年いつ?今さら聞けない梅雨の仕組みなどを紹介

青の紫陽花
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created:2019.07.03 /
updated:2019.04.22

毎年やって来る、厄介な梅雨……早く終わって欲しいですね。例年各地の梅雨明けの時期はいつなのでしょうか。 そもそも梅雨とは、どんな現象でしたっけ? 梅雨のメカニズムから、梅雨入り(明け)の発表の仕方が昔と比べて曖昧になった理由などもあわせてご紹介していきます。

梅雨入り・梅雨明けの発表は誰がする?

梅雨入り・梅雨明けの発表は、国の機関である「気象庁」および「気象台」(気象庁が管理している機関の一つ)が行っています。全国一律に判断しているのではなく、下記の12地域にわけて、梅雨明け・梅雨入りの発表がなされています。

  • 沖縄
  • 奄美
  • 九州南部
  • 九州北部
  • 四国
  • 中国
  • 近畿
  • 東海
  • 関東甲信
  • 北陸
  • 東北南部
  • 東北北部

なお、山口県は【中国】には含まれず、【九州北部】に含まれています。

毎年6月・7月になると、「○○地方は○月○日頃、梅雨入り(梅雨明け)したとみられます」というニュースを、よく目にしますよね。私たちがニュースで知る梅雨入り・梅雨明けの発表は、実は「速報値」と呼ばれているもの。梅雨の季節に、気象予測に基づいて出されます。

これに対して「確定値」は、梅雨の季節が終わった9月に発表されるものです。実際の春から夏にかけての天候経過などを総合的に検討した結果、導き出されます。というわけで、速報値と確定値は異なることがあります。

例えば2017年の東海地方の梅雨入りは、速報値では6月7日ごろでした。一方、後日発表された確定値によると、東海地方の梅雨入りは6月21日ごろ。なんと2週間も開きがあったのです。梅雨入り・梅雨明けの判断は、国家機関をもってしても難しいということがわかりますね。

明確な基準はない

では気象庁は、何をもって梅雨入り・梅雨明けした、という判断を下しているのでしょうか。実は、はっきりとした基準(雨量の目安など)は存在していません。過去の天候や数日から一週間程度の予測に基づき、決めているということです。

「梅雨入り(明け)宣言」ではない理由

発表には予報的な要素が含まれているため、「梅雨入り宣言」や「梅雨明け宣言」といった呼び方はしません。あくまでも「気象情報の発表」といった位置づけであって、断定するようなものではないのです。

実を言うと、かつて気象庁は「梅雨入り(明け)宣言」という形を取っていました。発表時の文言も、「○日に梅雨明けしました」という歯切れの良いもの。ところが異常気象であった1993・1994年には梅雨明けの時期を外してしまい、批判が殺到するという出来事がありました。

幅を持たせた表現に変更

そこで気象庁は「7月下旬の前半に梅雨明けしました」という表現に変更しました。しかし「わかりにくい」と評判が悪く、1997年から現在の発表の仕方になったのです。こういった経緯があったため、発表の文言が「○月○日頃、梅雨入り(梅雨明け)したとみられます」という表現になったことにも、納得ができますね。

なお「○日頃」というのは、平均して5日間程度ある遷移期間の、おおむね中日のことを指しています。

気象庁が梅雨入り・梅雨明けの時期を発表する理由

判断が難しく、批判にさらされる可能性もある梅雨入り(明け)の発表。にもかかわらず、なぜ気象庁は梅雨入り・梅雨明けの時期をわざわざ公表しているのでしょうか。

防災情報として

大雨の中傘をさす人々

まずは「注意喚起」がその理由です。梅雨は季節現象の一つとは言っても、大雨によって災害が発生しやすい時期でもあります。

例えば、200名を超える死者を出した「平成30年7月豪雨」は、台風と梅雨前線(詳しくは下記で紹介)の影響によってもたらされたものでした。このような大雨に備えるためには、梅雨入りの発表は欠かせませんね。

一方、梅雨明けの発表が行われるのは、少し不思議ではないでしょうか。梅雨明けの発表には、大雨による災害のおそれはなくなりましたが、これからは暑さに注意してください、という意味合いがあるそうです。やはり防災情報として、発表されているのですね。

社会的関心が高いから

また梅雨に対する「社会的関心の高さ」というのも、理由に挙げられます。梅雨と聞くと、憂鬱な気分になりませんか? 曇りや雨の日が続くと、気分が沈みがちになったり、人によっては体調不良を起こしたりすることもあります。梅雨は私たちの日常生活に、大きな影響を及ぼしていますよね。

一方、農業や工事などに携わっている方にとって、梅雨に関する発表は仕事に直結する大切な情報となります。さらに梅雨は、水資源を蓄える重要な時期です。日本人が梅雨入り・梅雨明けの時期を気にするのは、自然なことと言えますね。

梅雨とはそもそもどんな現象?

多くの人々が関心を寄せる「梅雨」とは、そもそもどういった現象なのでしょう。学生時代に習ったはずなのですが、忘れている人も多いと思いますので、簡単に復習してみましょう。

東アジア特有の季節現象

梅雨は、東アジアに見られる季節現象です。詳しい説明は避けますが、チベット高原の存在が関係しています。

例年6月頃になると、日本の北の上空には冷たくて湿った空気のかたまり(オホーツク海高気圧)が、南の上空には暖かくて湿った空気のかたまり(太平洋高気圧)が存在しています。梅雨は、この二つがぶつかることによって起こります。空気同士がぶつかると雲ができて雨が降りますが、このときにできるのが「梅雨前線」です。

当初、オホーツク海高気圧と太平洋高気圧の勢いは互角で、いわゆる“おしくらまんじゅう”の状態がしばらく続きます。そのため梅雨前線が日本の上空にとどまり、各地で雨を降らせるのです。ところが、次第に太平洋高気圧の勢力が強まるため、最終的にはオホーツク海高気圧を北へと押しやってしまいます(梅雨明け)。

北海道・小笠原諸島にも梅雨らしい時期が

一般的に北海道や小笠原諸島には、梅雨がないと言われています。確かに日本の他の地域のような梅雨は、北海道や小笠原諸島では見られません。梅雨前線は北海道に届く前に衰退しますし、通常は小笠原諸島の北にできるからです。

とはいっても、北海道の太平洋側には「蝦夷梅雨」と呼ばれ、雨量が増える時期があります。しかし気象庁では、毎年現れる現象ではないとして、北海道の梅雨入り(明け)情報を発表していません。

また小笠原諸島でも5月から6月にかけて、雨量が増える期間(2~3週間程度)があります。こちらも気象庁は、短期間(通常の梅雨は6週間程度)であり毎年現れる現象ではないとして、小笠原諸島の梅雨入り(明け)情報は発表していません。

例年各地の梅雨入り・梅雨明けは?

全国の天気予報

それでは、例年の各地の梅雨入り・梅雨明けの時期はいつ頃なのでしょう。気象庁の発表によりますと(2019年4月時点)、下記(【地域】梅雨入り/梅雨明け)のようになっています。

  • 【沖縄】5月 9日ごろ/6月23日ごろ
  • 【奄美】5月11日ごろ/6月29日ごろ
  • 【九州南部】5月31日ごろ/7月14日ごろ
  • 【九州北部】6月 5日ごろ/7月19日ごろ
  • 【四国】6月 5日ごろ/7月18日ごろ
  • 【中国】6月 7日ごろ/7月21日ごろ
  • 【近畿】6月 7日ごろ/7月21日ごろ
  • 【東海】6月 8日ごろ/7月21日ごろ
  • 【関東甲信】6月 8日ごろ/7月21日ごろ
  • 【北陸】6月12日ごろ/7月24日ごろ
  • 【東北南部】6月12日ごろ/7月25日ごろ
  • 【東北北部】6月14日ごろ/7月28日ごろ

梅雨入り(明け)の時期がはっきりしなければ、気象庁はその年の梅雨入り(明け)を特定しません。上記は、そういった年を除外して考慮した日付になっています。

日本は南北に長いため、沖縄と東北とでは、梅雨入り・梅雨明けの時期が1カ月も変わってくるのですね。いち早く夏を楽しみたい気持ちもあるかもしれませんが、あじさいを見に行ったり、おしゃれなレイングッズを揃えてみたりするなど、梅雨ならではの楽しみも満喫できたら素敵ですね。

まとめ

東アジア特有の季節現象である梅雨は、オホーツク海高気圧と太平洋高気圧がぶつかり合うことで起こります。一般的には梅雨がないされる北海道や小笠原諸島でも、梅雨のような天候がみられる時期もあります。

毎年、梅雨入り・梅雨明けの時期を地域ごとに発表しているのは気象庁(気象台)です。梅雨入り(明け)の明確な基準はなく、判断は難しいと言われています。しかし防災情報として、また社会的関心の高さから、梅雨入り(明け)発表は欠かせないものとなっているのです。

参考サイト

気象庁
「今年の梅雨入りと梅雨明け(速報値)」
https://www.data.jma.go.jp/fcd/yoho/baiu/sokuhou_baiu.html
「昭和26年(1951年)以降の梅雨入りと梅雨明け(確定値)」
https://www.data.jma.go.jp/fcd/yoho/baiu/index.html
「 雨・雪について」
https://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/faq/faq1.html#13
「平成30年7月豪雨」
https://www.data.jma.go.jp/obd/stats/data/bosai/report/2018/20180713/20180713.html
「昭和26年(1951年)以降の梅雨入りと梅雨明け(確定値):沖縄」
https://www.data.jma.go.jp/fcd/yoho/baiu/kako_baiu01.html
「昭和26年(1951年)以降の梅雨入りと梅雨明け(確定値):奄美」
https://www.data.jma.go.jp/fcd/yoho/baiu/kako_baiu02.html
「昭和26年(1951年)以降の梅雨入りと梅雨明け(確定値):九州南部(奄美を除く)」
https://www.data.jma.go.jp/fcd/yoho/baiu/kako_baiu03.html
「昭和26年(1951年)以降の梅雨入りと梅雨明け(確定値):九州北部(山口県を含む)」
https://www.data.jma.go.jp/fcd/yoho/baiu/kako_baiu04.html
「昭和26年(1951年)以降の梅雨入りと梅雨明け(確定値):四国」
https://www.data.jma.go.jp/fcd/yoho/baiu/kako_baiu05.html
「昭和26年(1951年)以降の梅雨入りと梅雨明け(確定値):中国(山口県を除く)」
https://www.data.jma.go.jp/fcd/yoho/baiu/kako_baiu06.html
「昭和26年(1951年)以降の梅雨入りと梅雨明け(確定値):近畿」
https://www.data.jma.go.jp/fcd/yoho/baiu/kako_baiu07.html
「昭和26年(1951年)以降の梅雨入りと梅雨明け(確定値):東海」
https://www.data.jma.go.jp/fcd/yoho/baiu/kako_baiu08.html
「昭和26年(1951年)以降の梅雨入りと梅雨明け(確定値):関東甲信」
https://www.data.jma.go.jp/fcd/yoho/baiu/kako_baiu09.html
「昭和26年(1951年)以降の梅雨入りと梅雨明け(確定値):北陸」
https://www.data.jma.go.jp/fcd/yoho/baiu/kako_baiu10.html
「昭和26年(1951年)以降の梅雨入りと梅雨明け(確定値):東北南部」
https://www.data.jma.go.jp/fcd/yoho/baiu/kako_baiu11.html
「昭和26年(1951年)以降の梅雨入りと梅雨明け(確定値):東北北部」
https://www.data.jma.go.jp/fcd/yoho/baiu/kako_baiu12.html




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