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日本人に欠かせないお米!そのルーツや田植えの方法とは?

田植えのたんぼ
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created:2019.04.25 /
updated:2022.05.28

みなさんが常日頃召し上がる食事の中に、必ずと言っていいほど登場するのが「ご飯」ですよね。普段の会話でもパン派かご飯派かという論争がされたりもしますが、パン派の方も何だかんだご飯をよく食されていますよね。

日本の食卓には欠かせない存在として確固たる地位を築いている白米ですが、お米を作る「田植え」とはいったいいつから日本に根付いていたものなのでしょうか?身近な存在のルーツを知らないのはもったいないことですね。そこで今回はお米を作る田植えの起源や、実際に田植え体験ができる場所についてまで詳しく解説してまいりますよ。お米好きの方は要チェックですね。

田植えの歴史はかなり古い!お米文化は遺伝子レベル!

時代劇の食事シーンや年貢米という制度からも分かるように、日本では田植えをしてお米を作るという文化が古くから根付いていました。そのこと自体はご存知かと思いますが、いったいいつ頃から田植えは始まっていたのでしょうか。ヒントは、学生時代の教科書をひも解くと思い出せるかも知れませんね。

お米の起源は紀元前!?

お米が実る「稲」について最古の記載は、紀元前12~13世紀頃の文献『リグ・ヴェーダ』にみられます。当初は他の穀物と共に平地などで栽培されていたようですが、その後稲のみが水田で育てられるようになっていきました。水田栽培の方が適しているため、収穫量が安定しより多くのお米が採れるということが判明したためですね。

しかし実は現在も陸地で栽培される稲は存在し、「陸稲(おかぼ)」や「野稲」とよばれています。この方法では収穫量や味は落ちますが、うるち米やもち米といったタイプの特徴あるお米が作られるんですよ。私たちが連想する白米となるお米は「水稲」から成長したもので、水田で田植えをして育てられます。

日本のお米・ジャポニカ種のルーツは?

日本のお米、として長く愛されているジャポニカ種のお米ですが、元々日本に生えていたわけではないんです。諸説ありますが、日本にやってきたお米の原産国は中国だと考えられています。長江の中~下流域の遺跡から、ジャポニカ種の祖先となるお米の遺伝子が発掘されているので、お隣の大陸ということもあり現在一番有力な説と考えられています。ジャポニカ種と名付けられていますが、日本のお米の祖先は中国の品種だった可能性が高いんですね。

弥生時代から続く田植えの歴史

日本史の教科書を読み返してみるとお米・田植えの歴史も記載されていることが分かりますが、日本で確認されている最古の稲の栽培は弥生時代にまでさかのぼります。弥生時代とは紀元前10世紀頃~紀元後3世紀中頃までの時期をさしますが、そんなに昔から既に稲作は行われていたなんて驚きですよね。

やはり最初は田植えをしていたわけではなく、水田に種もみを直接撒く「直播(ちょくはん)」という方法が主流だったようです。しかし徐々に現在のように田植えをして栽培しようとする試みがされていた跡も残っているようなので、弥生時代中は田植えでお米を育てる方法への転換期でもあったと考えられています。

お米が日本を支えてきた!

弥生時代が終わり古墳時代に入ると、日本全体の人口が約540万人、何と弥生時代の人口の約9倍にもなっているんです。これには水田による稲作技術の発達が関係しているとみられます。さらに時代を経て奈良時代に入ると、人口は約600~700万人に。奈良時代頃までには水稲耕作中心の農業基盤が確立していたようで、お米の栽培方法が発達・確率するとともに安定した食料の確保が可能になり、人口の増加に繋がったと考えられますね。

田植えはいつから始まるの?各地のスケジュールをチェック

現在では田植えと収穫のサイクルは確立され、「毎年この時期から田植えスタート」というルーティンが行われています。我々の主食・お米の生育に関わる田植えとは、いったいいつから始まるのでしょうか。

地域によって田植えの開始時期が異なる!?

全国的に一般的な田植えの時期は、4~6月にあたります。品種によっても左右されるようなのですが、稲は気温が10℃以下だと成長せず、15℃を超えないときちんと育ってくれないため春に田植えがされるんです。

日本では各地で田んぼが見られますが、つまり全国的に稲作がされているということですね。地域が変われば季節による気温も変わりますから、それぞれの場所によって田植えが始まる時期は異なるということです。例えば以下のような地域では、全国的に田植えスタートとなる4~6月以外の時期が稲の成長に適しているんですよ。

・沖縄県周辺地域:

日本でも南に位置し年間を通して温かな気温を誇る沖縄県では、3月下旬には既に田植えが行われているんです。さらに石垣島では1月後半には田植えできるほどの気温なので、日程としてはかなり早くに稲作がスタートするということになります。

・九州地方:

九州でもやはり田植え時期は早めで、3月中旬に田植えが行われるようです。

・東北地方や北海道:

5月上旬~6月が、日本でも北に位置する地域の田植えのベストシーズンにあたります。桜前線でも分かるように一番遅く桜が咲く地域ですから、気温が15℃以上になる日がでてくるのも遅くなるというわけですね。

こうしてお米は作られる!田植え前の下準備~収穫までの流れとは

田植えがスタートする時期は地域によって異なりましたが、概ね4~6月ということが分かりましたね。ではその後、実際に田植えからお米が育つまではどういった流れになっているのでしょうか。こちらで平均的な田植えのスケジュールについてみていきましょう。

1~3月:土作り

田植えをする前の下準備期間にあたります。田んぼに栄養を与えて、田植え後の苗がきちんと育つように工夫する必要があるんですね。内容としては以下の三点を土作り期間に行うことになります。

・粗起こし:

田んぼの土を耕すようにして、土を乾かす作業です。太陽に当て乾燥させることで窒素が増え、稲の成長に役立ちます。

・畔塗り(あぜぬり):

田んぼの周りに泥で壁を作る作業です。モグラなどに開けられた穴を塞ぎ、田んぼの水が流れないようにするための工夫ですね。

・代掻き(しろかき):

田にある土の塊を細かくし、その土がさらに田んぼの隙間を埋めてくれるので、田んぼの保水性を高めてくれます。

4月:苗作り

田んぼに植える苗を用意する期間です。JA(農業協同組合)から購入したり、農家さん自身で育てて用意します。この工程については追ってご紹介しますので、こちらでは簡単な説明に留めさせていただきますね。

5月:田植え

昔からの方法であれば、かごの中に入った苗を一つずつ田んぼに植え付けていきます。大変な作業ですが、青空の下自分たちが植えた苗がまっすぐに並んでいる様子を見ると、すがすがしいような、何とも言えない気分になれますよ。しかし最近では田植え機を利用する農家さんが多くなっていますね。

6~9月:水と雑草の管理

ほったらかしていると干上がってしまいますし雑草が生え稲への養分が奪われてしまいます。田んぼに植えた稲が生長するまでこの管理作業は続けられるんですよ。

10月:稲刈りと土作り

稲が黄金色の穂を垂らすようになると、いよいよ収穫となります。稲刈りが終わって一息つける…とはいかず、翌年の田植えに向けて一度土作りをしなければなりません。「耕起(こうき)」という作業で、田んぼを粗く耕し、そこに藁を敷き土の中の微生物に分解してもらうことで養分を生成する目的があります。しっかり準備をするか否かで、翌年の収穫が左右されるんですね。

田植えに使われる苗はどうやって育てるの?

テレビや写真などで、田植えのシーンをご覧になったことはありますでしょうか。田植えをされる方はかごに入れた苗を田んぼに植え付けていきますよね。しかしお米ができたら収穫されてしまうわけですし、その次の年に使う苗はどこからやって来るのか、疑問に感じませんか?こちらで田植えに登場する苗がどのように育てられているのか確認していきましょう。

苗を育てる「育苗(いくびょう)」について

育苗とは、その名のとおり田植えに使用する苗を育てる工程のことをいいます。先ほどご紹介したお米が作られるまでの流れの中でも少し触れましたが、JAから苗を購入する場合や自分たちで育苗も行うという農家さんもいらっしゃいます。田植えで植えるための苗はどのようにして育てられるのか、続いてお話いたしますね。

育苗の行程とは?

もみ(脱穀する前の、殻に包まれた状態のお米)を、3日間かけて38度のお湯で温湯消毒します。その後別の苗箱に入れられ薄いビニールがかけられます。その状態でビニールハウスで温められながら発芽を促していきます。通常2~3日で芽が出てくるので、かけられたビニールをどかし、温度管理をしながら育てられていきます。

ガーデニングなどで植物を育てる際は水やりや日光への辺り具合を考えますが、育苗ではさらに温度管理にも気を遣うんです。育ちすぎては田植えの際に使えませんし、枯らさないようにもしないといけません。中々手間暇かかる作業や管理が行われているんですね。

お米大好きさん集まれ!全国の田植え体験スポット紹介

田植えについて知っていくうちに、段々田植えに対する興味が湧いてきた、という方もいらっしゃるのではないでしょうか。ご自宅でも発泡スチロールなどで田植えをしてお米を育てることはできますが、やはりどうせなら大自然の中、ぬかるみに入りつつ植えてみたいですよね。

以下に全国各地の田植えスポットをまとめてみましたので、体験可能な時期に合わせてぜひ問い合わせてみてください。お子さんがいらっしゃるのであれば、食育としてもぴったりの貴重な体験になること間違いなしですよ。

●城崎農園

住所:福岡県筑後市
時期:6月中旬~
料金:1,400円(一組につき)
時間:1時間ほど

●信州筑北雑穀ファーム

住所:長野県東筑摩郡
時期:6月上旬
料金:3,000円(一人)
時間:3時間ほど

●石坂ファームハウス

住所:東京都日野市
時期:年により変動
料金:4,000円(一人)
時間:内容により異なる

●道の駅くりもと 紅小町の郷

住所:千葉県香取市
時期:5月上旬
料金:1,500円(一人)
時間:3時間ほど

●大呑地区グリーンツーリズム推進協議会

住所:石川県七尾市
時期:年により変動
料金:1,000円(一人)
時間:3時間ほど

●産品販売所 黒竹の里ぴかいち

住所:和歌山県日高郡
時期:3月~
料金:1,620円(一人)
時間:1時間ほど

まとめ

日本人は常日頃口にするお米ですが、収穫されるまでの一連の流れや、お米作りに欠かせない田植えの時期や体験できる場所についてまで、お分かりいただけたのではないでしょうか。

私たちが何気なく口にしているご飯も、田植えに始まり一年を通して農家の方が丁寧に管理してくれたおかげで食べられるのですね。お子さんの食育にも最適な、実際に田植えが体験できる場所についてもご紹介しましたので、ぜひご家族で参加されてみてくださいね。




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