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「祇園祭」の始まりはいつ?前祭・後祭・宵山、由来も知りたい!

祇園祭の提灯
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created:2018.12.14 /
updated:2022.05.28

誰でも1度位は祇園祭の名前を聞いたことがあるでしょう。
祇園祭は京都にある八坂神社の祭りですが、実は八坂神社は日本全国に約2300社もあります。
だから、祇園祭は日本全国で行われていて、1度は名前を聞いたことがある人が多いのです。

実はこの祇園祭の発祥の地は京都で、そこには長い歴史があります。
祇園祭はいつ始まったのか、どんな由来があるのかを知っていれば、自分が住む土地の祇園祭も楽しめるようになるでしょう。
そしていつかは祇園祭のために、京都に出かけたくなるに違いありません。
今回は、京都・八坂神社の祇園祭について解説します。

「祇園祭」とはどんなもの?始まったのはいつ?

祇園祭は夏に行われる祭りです。
前祭と後祭が有名ですが、祇園祭そのものは7月1日から31日まで、まる1カ月を使う長い祭りです。

八坂神社はかつて、神道と仏教がはっきりと分離されていなかった時代に、祇園社と呼ばれていました。
祭神の牛頭天王が仏教の聖地・祇園精舎の守り神だったことから、祇園神と呼ばれ、神社や周りの土地も祇園という名前になりました。
八坂神社という名前は、明治に入って神道と仏教が分離してからできた名前です。

牛頭天王は疫病(今でいう伝染病)を鎮める力があるといわれ、朝廷では疫病が流行ると、それを鎮めるために牛頭天王を祀り、御霊会を開いていました。
869年には地震や津波による被害者が出て、世の中が不安に陥りました。
そこで国を祓い清めるために、国の数の矛を立てて、3基の神輿を送って御霊会を行いました。
このときの御霊会が由来となり、祇園祭が生まれました。
祇園御霊会という名前が、明治に入ってから祇園祭という名前になったのです。

今でも京都の祇園祭には、たくさんの山鉾(山車や屋台のようなもの)が出て、人々の目を楽しませますが、もともとは国を祓い清めるための矛だったのです。

山鉾を見物するなら、いつ?基本は前祭と後祭!

祇園祭では、7月17日前祭の神幸祭で神様が御旅所にお出ましになり、24日後祭の還幸祭で八坂神社にお帰りになります。
その神様が遷られた神輿が通る前に、あらかじめその順路を祓い清めるために山鉾が巡行します。
そのため山鉾巡行は前祭と後祭の2回行われます。

町単位で山鉾を出すようになったために、町どうしで競い合うようになり、次々と意匠を凝らした贅沢な山鉾が登場するようになりました。
交通の妨げになるということで、山鉾の巡行は1966年から前祭1回のみとなっていましたが、祭りの趣旨にかなっていないと、2014年に再び、後祭の山鉾巡行を行うようになりました。

現在山鉾は5つに分類されます。
数が多い順に舁山(かきやま)、鉾(ほこ)、曳山(ひきやま)、船鉾、傘鉾です。
山と鉾だから山鉾なのですね。
色々特徴はありますが、「山」は松(真松といいます)を立てています。
「鉾」には中心から天に向かって真木という柱が立っています。
(真木は疫病の神を封じるための鉾の役割を果たします)松と柱、これは覚えやすい特徴ですし、山鉾を鑑賞するときに、役に立つのではないでしょうか。

なお船鉾と傘鉾は、その名前の通りの形なのですぐにわかります。
また山の上には、御神体人形が飾られていて、謡曲の名場面や日本や中国の故事を表しています。
それぞれの由来がわかると、山鉾の鑑賞が楽しくなりますね。

厳選3つ!山鉾巡行の見どころはここ!

山鉾巡行には見どころかたくさんありますが、ここでは3つ紹介します。

前祭での山鉾巡行が出発したらすぐに、四条麩屋町で行われるのが、「斎竹の注連縄切り(いみたけのしめなわぎり)」です。
斎竹にあらかじめ張ってあった注連縄を、神の使いである稚児が太刀を使って切る儀式です。
注連縄は現実の世界と神の世界を隔てる結界です。
稚児がこれを切ることで、神の世界に山鉾が入ることが許されます。
注連縄を切る前には、山鉾の順路を祓い清め、疫病を退散させるための稚児舞(太平の舞)を見ることができます。
この注連縄切りは前祭だけでしか見られませんから、山鉾巡行ではぜひ見ておきたいですね。

山鉾巡行では、「くじ改め」も人気があります。
7月2日のくじ取り式で決まった順番通りに、山鉾巡行が行われているかを確かめるための儀式で、前祭では四条堺町、後祭では京都市役所前で行われます。
くじ改めでは、奉行役の京都市長に各町の町行司がくじを差し出します。

このとき町行司がみなの前で、くじの入った文箱を、扇子を使って開けますが、この開け方が町によって異なります。
いかに粋な仕草で文箱を開け、奉行にくじを見せるかを、町同士で競い合います。
近頃は町行司を子どもが務めることも多く、そのかわいらしい姿が山鉾巡行のときの大きな楽しみになっています。

また山鉾が交差点で行う方向転換「辻回し」も多くの人が楽しみにしています。
山鉾は構造上、方向転換することができないので、車輪の下に青竹をしき、そこに水をかけて横から車輪にかけた引き綱を引っ張って方向転換をします。
重さ10トンもある山鉾が、人の力で方向を変えるのは、迫力満点で文句なしの見どころといえるでしょう。
動いている山鉾を鑑賞するのは、祇園祭の楽しみですが、前祭と後祭では巡行する山鉾も違えば、巡行コースも違います。
ぜひ、事前によく確認してから出かけるようにしてください。

山鉾は見るだけじゃない!宵山では中に入れるかも!

巡行の3日前から山鉾の飾り付けが行われます。
この3日前から山鉾巡行当日まで(前祭は14から16日、後祭は21日から23日)の間、夕方から始まる祭りを宵山といいます。

山鉾には複数の提灯を山型に配置した駒形提灯が飾られ、祇園囃子が演奏されて、独特な雰囲気が味わえます。
宵山には停まっている山鉾をじっくりと眺めることができますし、例外はありますが山鉾の中に入る(拝観する)ことができます(女人禁制の山鉾がありますので、ご注意ください)。

町会所には、山鉾の装飾品などを展示してあり、誰でも無料で見学することができますから、山鉾について詳しくなるチャンスです。
それぞれの山鉾では、乗せている御神体人形にちなんだお守りや御札を販売しているので、それを購入するのも祇園祭の楽しみです。

中でも祇園祭らしいのは「ちまき」でしょう。
ちまきというと食べるものを思い浮かべる人も多いでしょうが、これは食べずにお守りとして飾るためのものです。
ちまきには厄除けのご利益がありますが、細かなご利益はその山鉾によって違います。
自分が欲しいご利益のちまきを探してみるのも楽しいですね。

また前祭の宵山では、函谷鉾(かんこぼこ)で提灯落としが行われます。
よく火を消すことを落とすといいますから、一斉に提灯の灯が消えるのかと思っていましたが、そうではありません。
ひときわ盛り上がったお囃子が終わるのと同時に、提灯の灯が消えます。
そしてそのときに駒形に飾られていたたくさんの提灯が一気に落下するのです。
それまで明々とついていた提灯が一気に消えて落下する、これは初めて見る人も多いでしょう。
きっと初めての経験に衝撃を受けるはずです。

前祭の宵山では、歩行者天国とそれに伴う露店が楽しめますし(15日、16日の両日)、後祭の宵山でのスタンプラリーも見物客から好評です。
宵山には、ここでは語り尽くせない楽しみがあるのです。

せっかくの「祇園祭」、見物客も注意したい点とは?

祇園祭は大変暑い時期の祭りです。
特に京都の蒸し暑さは、ニュースで報道される程ですから、熱中症対策は必ず行うようにしてください。
毎年たくさんの人が訪れるので、自分が思った通りに水分補給や休憩ができるとは限りません。
水分補給や休憩は、早めに取るように心がけましょう。
山鉾巡行を見物するなら、有料観覧席を利用すれば、人混みを避けることができて、いくらか体も楽になるかもしれませんね(詳しくは京都市観光協会まで)。

祇園祭で注意しなくてはならないことにゴミの問題があります。
祇園祭では毎年60トンのゴミが出るそうです。
このゴミを処理するために、莫大な費用がかかりますし 環境にも負担をかけてしまいます。

京都市では2014年から、屋台や露店に協力してもらって 再利用できる食器を使うなど、ゴミを減らす取り組みをしています。
私たち見物客も、できればそういった食器で提供されるものを選んで食べる、それができない場合はゴミは持ち帰るなどの協力をしたいですね。
金銭的な負担が軽くなれば、それだけ祭りが長く続けられます。

一見大きな祭りでも、実は赤字で、継続できないという状況に陥っていることはよくあります。
ただ楽しく祭りを見物して、それでおしまいではありません。
見物する側にも、やらなくてはいけないことはあると思うのです。

まとめ

祇園祭がいつから始まったのか、その由来について解説してきました。
山鉾巡行や宵山についても見どころなどを詳しく説明しましたので、見物するときの手助けになれば幸いです。

祇園祭は規模が大きく、期間も長いので見物をするときは、あれもこれもと気が散るかもしれません。
しかし対象を絞って、じっくりと眺めることで、心に残る祇園祭になると思います。
つい華やかな山鉾に目が行ってしまいますが、祭りの主役は神様、つまり神様がお遷りになった神輿です。
ぜひ神輿の渡御もしっかりと見物してください。
牛頭天王を祀っているだけあって、荒々しく勇壮な神輿の練り歩きが見られますよ。

近頃の夏の暑さは尋常ではありませんが、祇園祭に出かければ、牛頭天王のご利益で、健康に乗り切れますよ。




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