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神輿や屋台のぶつかり合い!けんか祭りはいつからある?由来とは

祭うちわが二つ
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created:2018.12.14 /
updated:2019.01.28

日本にはたくさんのお祭りがあります。
どの地域の人たちもお祭りを大切にしていると思いますが、特にけんか祭りと呼ばれるお祭りがある地域の人たちは、お祭りにかける情熱が半端ではないのです。

一体どんなことをするとけんか祭りなのか、けんか祭りの由来やいつ始まったのか、などについて解説していきます。

けんか祭りの代表格は「灘のけんか祭り」?

けんか祭りの中から1つ選ぶとすれば、姫路市白浜町の松原八幡神社の秋の例大祭、灘のけんか祭りでしょう。
けんか祭りとして有名で、毎年10月14日が宵宮、15日が本宮です。
このけんか祭りは、姫路市の南東部の海岸地域にかつてあった7つの村によって行われてきました。
神社境内だけでなく、神社から西に1kmほど離れた御旅山(練り場とも呼ばれる)がメイン会場の役割を果たしています。

灘のけんか祭りの見どころは、何といっても神輿や屋台のぶつかり合い(練り合い)です。
10月15日、本宮の日には神輿の練り合い、屋台の練り合いが行われます。
神輿の練り合いを行うためには、御旅山のような広い場所が必要なのです。
神輿や屋台がぶつかり合う様子がけんかをしているように見えるから、けんか祭りという呼び名が生まれたようです。

これはほかの地域のけんか祭りでも同様です。
けんか祭りは、迫力満点で見ていると惹き込まれ、夢中になってしまいます。
そのため御旅山には、すり鉢状に桟敷席が設けられ、たくさんの人たちが詰めかけています。
その様子は野球場の観覧席を思い浮かべると、わかりやすいでしょう。

本宮の日の流れ・神輿も屋台もとにかくぶつけます!

松原八幡神社には3基の神輿があり、それぞれ御祭神が乗り移ります。
御祭神は、品陀和気命(応神天皇)息長足姫命(神功皇后)比咩大神(比咩三神)です。
神輿を担ぐ地区は、毎年持ち回りになっているために練り番と呼ばれています。
練り番は3本の神輿幟を手にして宮入りした後に、神社の境内で神輿が練り合う神事を行い、その後に御旅山へとやって来るのです。

神輿は一番軽いものでも300kg以上あるそうです。
その神輿をぶつけ合うのですから、壊れないのかと心配になりますよね。
毎年神輿は壊れます。

ですが、地元の人たちは全く気にしないどころか、派手に壊れた神輿を見て「今年は元気でよかった」などというそうです。
逆に壊れ方が少ないと「今年は元気がなかったな…」と少し残念そうになります。

神輿の練り合いの後、練り場では屋台の練り合わせが行われます。
多いときには3台4台の屋台が練り合い、練り場は興奮の渦と化しますが、そのときには神輿は山頂の御旅所に据えられ、神事が行われています。

屋台もすべて御旅所に登ってくると、今度は登ってきた順に山を降り、祭りも終わります。
降りる頃にはすでに夕方になっており、屋台には電飾や提灯が飾られて、美しい光景が見られます。
山を降りる途中で、再び練り場で屋台が練り合うのも、まるで別れを惜しんでいるようで、見ていると何ともいえない情緒が感じられます。
これが10月15日・本宮の日の流れです。

すべての屋台をみたいなら、宵宮がお勧め!

屋台は旧7ヶ村で所有しており、この屋台の練り合いも神輿に負けていません。
しかし神輿を担ぐ練り番の地区の屋台は、本宮の日には見られません。
すべての屋台を見たいなら、前日の宵宮がお勧めです。
屋台と聞くと、曳山や山車を思い浮かべる人が多いかも知れませんが、ここでの屋台とは神輿とほぼ同じ形のものです。
相撲のときにおなじみのまわしを身に着けた男たちによって担がれた屋台が激しくぶつかり合う様子は迫力満点です。

14時ごろには7つの地区の屋台がすべて神社に宮入りを済ませ、境内で屋台の練り合わせが行われます。
やっと祭りが来た、という喜びに溢れた男たちの姿を存分に眺めることができます。
ちなみに「練る」という言葉には、列を整えて歩く、行進するなどの意味があります(コトバンクより)。
今、この意味で使うのは、こうしたお祭りの屋台や神輿、または歌舞伎くらいです。

シンボルカラーに、旧7ヶ村の絆が現れている!

屋台を見ていると、周りに竹の棒の先に紙の玉が付けられているものが立っていることに気がつくでしょう。
この紙玉付きの竹棒をシデといいます。
屋台を先導するために使うのだそうです。
シデ棒はこの10年位で、けんか祭りに取り入れられるようになりました。
取り入れたのは若い人たちだということです。
祭りは伝統的だと思っていましたが、こうして新しい要素も加わっていくのですね。

7つの地区によって、シデの色は違います。
地区それぞれにシンボルカラーがあり、鉢巻の色も統一されています。
旧中村のシンボルカラーは青ですが、これは播磨灘の色だそうです。
シデの色で、どこの屋台かわかるようになると、けんか祭りのツウのようで楽しいですね。
祭りに参加する男たちが身に付けているのは、まわしのみですから、シデや鉢巻の色は見物客にとってわかりやすい目印になるとともに、一致団結を図ることにも役立っているのです。

けんか祭りはいつ始まった?その由来とは

地元の人たちは、参加する人も見物する人もけんか祭りを心から大切に思っています。
祭りが終わると、次の日から来年の祭りの準備が始まるのだといって、祭りのために1年間を生きていると公言する人も少なくありません。
そんな祭りは一体いつ始まったのでしょうか。

松原八幡神社の例祭は放生会が原点だといわれています。
これはとらわれた生き物を放して自由にしてやる行事で、生き物を保護し、殺生しないようにという願いを込めて行われたようです。
この行事が時代とともに変化して現在の祭りの形に近くなっていきましたが、御旅山に神輿が渡御するときに、氏子たちが自主的に祭りに参加するようになったのにはきっかけがありました。
室町時代後期の戦国武将、赤松政則が松原八幡神社に田地と米200俵を寄進したことを喜んだ氏子たちが、米俵を担いで御旅山に登ったことが現在の灘のけんか祭りの由来なのです。

江戸時代に入ると、村ごとに屋台やだんじりを作って祭りに参加するようになりましたが、けんかや口論が多発するようになりました。
もうその頃には神社が祭りを統制するのは難しかったようです。

現在、松原八幡神社では、灘のけんか祭りの本質を「徹底した氏子本位の祭り」であり、「屈折した歴史の重みに耐えた」「氏子たちの執念が表現されている」と説明しています。
自分たちで掴み取った祭りだから、何があっても祭りが最優先なのでしょう。

2017年の衆院選のときは、けんか祭りと選挙活動が重なってしまいましたが、地区の人たちは祭りが最優先との姿勢を決して崩しませんでした。
候補者の方が、祭りの邪魔はできないと、選挙活動を控えたようです。

灘のけんか祭りを楽しむために、注意したいこととは

地元の人たちが楽しみにしているけんか祭りですが、楽しむためには、いくつか注意しなければならないことがあります。
まず、神輿や屋台に近づき過ぎないということです。
大きくて重い神輿や屋台をたくさんの男たちが担いでいるので、近付き過ぎると思わぬ事故につながる怖れがあります。
実際に2001年と2009年に死亡事故が起きています。
迫力満点のけんか祭りですから、安全には自分で充分注意してください。

もう一つは、ゴミの問題です。
灘のけんか祭りでは、見物客の出すゴミの処理費用が運営費全体の2割を占めています。
祭りの前には、チラシなどでゴミを持ち帰るように呼びかけていますが、効果は今一つのようです。
祭りの次の日には、道にまでたくさんのゴミが散乱しています。
費用の問題もあるでしょうが、それを実際に片付けている地元の人たちの気持ちはどのようなものでしょうか。
熱心に祭りを行う人たちは、みな地元への愛情が深い人たちです。

そんな人たちが、祭りの次の日にゴミで汚れた街を見なければいけないとしたら、何とも気の毒な話ではないでしょうか。
祭りのときに露店で食べ物を買って食べるのは、一つの楽しみですが、食べ終わった後に道にゴミを捨てるのは許されません。
自分の家の前にゴミを捨てて行かれたら、どう感じるのか、よく考えてみましょう。

岸和田だんじり祭や京都の祇園祭など、大規模なお祭りをする場所では、みなゴミの問題を抱えています。
対策方法は色々あるでしょうが、まずは観客一人ひとりの気持ちを変えることから始めなくてはならないでしょう。
わざわざ素敵なお祭りを見せてもらうのですから、置き土産がゴミなどということがないようにしたいですね。

まとめ

けんか祭りの代表格、灘のけんか祭りについて、どんなお祭りなのか由来も含めて解説してきました。
普通に考えると神様が乗り移った神輿をぶつけ合うなど、バチが当たりそうですが、なぜそれが祭りになるのか、どうしてそれを見るとワクワクしてしまうのか不思議です。
年に1度発散される人々の思いが、私たちを捉えるのかも知れませんね。
だから日本中にけんか祭りがたくさんあるのではないでしょうか。

これは自分の目で見て、肌で感じないことには理解できません。
ぜひ、けんか祭りを1度見に行ってみてください。
最初は灘のけんか祭りがよいですよ。

 




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