もうすぐ母の日。
普段なかなか伝える機会がない母への感謝の気持ちを伝えることができる日です。
しかし、いざ母にプレゼントをするとなると何をあげたらいいか悩む人は多いはず。
この記事では本当に喜ばれる母の日のプレゼントの選び方やおすすめのプレゼントなどをご紹介します。
母の日はいつ?
母の日は5月の第2日曜日と決まっており、日にちは毎年変わります。
今年の母の日は5月10日です。
今年は新型コロナウイルスの影響で、プレゼントを郵送する人が多いと思いますので、もしまだ何も準備していないのであれば少し急ぎましょう!
母の日の由来
母の日はアメリカから伝わった文化です。
諸説ありますが、いまから100年ほど前の1905年頃、母を亡くしたアンナという女性が「生きているうちに母に感謝する機会を作るべきだ」と活動を行いました。
アンナの母を想う気持ちに胸を打たれたアメリカの大統領が、5月の第2日曜を「母の日」と決め、そこから世界中に広がり、今に至ります。
アンナが母の追悼式で祭壇にカーネーションを飾り、さらに訪れた人にもカーネーションを配ったことから、カーネーションは母の日の定番のプレゼントになったそうです。
本当に喜ばれるプレゼントの選び方
特にお母様と離れて暮らしている人はプレゼント選びに悩みますよね。
ここではプレゼントを選ぶ上で失敗しないコツをまとめます。
好みが別れるものを選ばない
お母様の好みを把握していない場合、奇抜な色やデザインなど好みが分かれるものは避けましょう。
もらったお母様は「好みじゃないけどせっかく可愛い子供が買ってくれたんだし…。」とかえって気を遣わせてしまいます。
操作や用法が難しいものは選ばない
健康面を心配して、サプリや健康器具のプレゼントを考えているのなら、操作や用法が簡単なものがより良いと思います。
使い方や飲むタイミングが難しい物をプレゼントすると、特にお年を召した方なら使ってもらえない可能性があります。
「刃物」「履物」「洗剤」は避ける
刃物には「関係を切る」、履物には「踏みつける」、洗剤には「関係を洗い流す」という意味に取られることがあります。実の母ならそこまで気にする必要はないかと思いますが、義母の場合は念のために気をつけた方が良いかもしれません。
必需品より自分では買わないものを選ぶ
必需品なら無駄にならず必ず使ってもらえるものですが、母の日のプレゼントは「わざわざ自分では買わないけどもらったら嬉しいもの」を贈ると喜ばれます。
母親って自分自身のためにあまりお金をかけない人が多いですよね。うちの母もそうです。
なので、例えば、ちょっと高めのスイーツや、ワンランク上のフェイスクリーム、自分では買わないスカーフ、なんか喜ばれると思います。
最近の状況を把握する
「前から欲しいって言ってたからサプライズで用意したら、自分で買ってすでに持っていた」という失敗はプレゼントあるあるですよね。
また、「以前は好きだったのに今はあまり。」なんてことも。
そうならないために母の近況を電話なりメールなりで探っておきましょう。
ズバリ欲しいもの聞く
この方法なら間違いありません。お母様本人に欲しいものを聞くのです。
プレゼントはサプライズで贈りたい人、選ぶのが好きな人もいると思いますが、どうしても何をあげたらいいかわからない場合は直接聞くのも良いと思います。
これなら今お母様が欲しいと思っているものを間違いなく送ることができます。
遠慮して何もいらないと言われてしまった場合は、「食べ物とお洋服どっちが良い?」「洋菓子と和菓子どっちが良い?」と質問しながら絞ってくことをおすすめします。
もらって嬉しいもの1位はお花
とあるサイトで、母の日にもらって嬉しいプレゼントのアンケートをとってその結果が年代ごとに記載されていましたが、何と全ての年代で1位はお花でした。
2位以降は年代でばらつきがある中、お花は不動の1位。
お花をもらって喜ばない女性はいません。
特に今年は新型コロナウイルスの影響であまり外出できずにずっと家にいることが多いので、家にお花があると見た目だけじゃなく気持ちもぱーっと明るくなりそうですよね。
ダントツ人気のカーネーション
母の日に贈るお花といえばカーネーション。
カーネーションはカラーバリエーションが豊富で色によって花言葉が違います。
カーネーションの花言葉
赤:母への愛・真実の愛・純粋な愛
ピンク:感謝の気持ち・温かな心
青:永遠の幸せ
オレンジ:感動・純粋な愛情
紫:気品・誇り高い
という意味があります。
また、白には「亡き母をしのぶ」、濃い赤には「私の心に悲しみを」、黄色には「嫉妬・軽蔑」という意味が含まれるので意味を気にするのなら避けるのが無難です。
意外に人気が高いアジサイ
母の日のプレゼントとして人気が高いアジサイ。
アジサイの花言葉は「移り気」「浮気」「無常」と、一見母の日のプレゼントに向いてないようですが、アジサイもカーネーションと同じように色によって花言葉が変わります。
また、たくさんの花がぎゅっとひとつになっている様子から「家族団らん」「仲良し家族」をイメージする人も多く、家族へのプレゼントに好まれます。
アジサイの花言葉
青:辛抱強い愛情
ピンク:元気な女性
白:寛容
母の日には特にピンクのアジサイが人気です。
おすすめは花鉢
花束でももらう側はもちろん嬉しいですが生花の場合は花鉢がおすすめです。
花鉢タイプなら、花瓶の用意がなくてもそのまま置けますし、花も長持ちします。
感謝の気持ちが込められた花はきっと1日でも長く眺めていたいはずです。
ガーデニングが得意なお母様ならその後何年間も花を咲かせ続けることも。
母の日に喜ばれるプレゼント
お花以外にも母の日に喜ばれるプレゼントをまとめてご紹介します。
食べ物
例えばテレビで話題になった流行りのスイーツや、高級和菓子のとらやの羊羹、蟹が好きなら蟹を取り寄せるなど、好きだけど自分ではわざわざ買わないような、普段よりちょっと贅沢な食べ物を送ってみてはいかがでしょう。
手作りのもの
ハーバリウムやフラワーアレンジメント、お裁縫などご自身の特技を生かした世界に1つだけのプレゼントは心がこもっていて喜ばれます。今年は新型コロナウイルスの影響で手作りマスクを贈る人も多いようです。
コスメ(化粧品)
美容に興味があるお母様には、コスメもおすすめ。この場合は色がしっかり付いているものより無難な色やアイテムを選んだほうがベター。口紅よりもハイライト、ファンデーションより下地がおすすめ。基礎化粧品の場合は、化粧水などより、プラスαのアイクリームや美容液を。
家電
ちょうど壊れて買い換えたいもの、新しく欲しいもの、自分では買わないけどあったら便利なもの、どれをあげてもきっと喜ばれますが、家電は場所もとるので、買う前に直接希望を聞いたほうがより良いと思います。
コーヒーやワインなどの飲み物
飲み物を飲む時間はほっと一息つける大切なリラックスタイムです。
お母様の好きな飲み物をプレゼントして、リラックスタイムをより良い時間にするお手伝いをしてはいかかでしょうか。いつもより少し贅沢な飲み物できっと1日の疲れが取れますよ。
健康に関するもの
健康食品やサプリ、健康器具、マッサージ機などをプレゼントすることで、大切なお母様に元気に長生きしてもらいたい気持ちを伝えるのも素敵です。ただし、この場合、事前に健康状態などを聞いて参考にしましょう。
父の日ペアギフト
最近は、母の日と父の日を一緒にしたペアギフトが注目されています。母の日に比べて忘れられがちな父の日。母の日にまとめてプレゼントを送って、両親ともに喜んでもらうのもありです。
せっかくなら夫婦茶碗やお箸、お揃いの何かをプレゼントするのも良いですね。
まとめ
お母様はあなたがお母様を想い一生懸命選んだものならきっとなんでも喜んでくださいます。
ですが、せっかくなら素敵なプレゼントを贈りたいですよね。
年に一度しかない母の日。
ぜひプレゼントと一緒に、普段は照れくさくてなかなか伝えられない母への感謝の気持ちを伝えてくださいね。