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菫ってどんな花?菫の魅力を徹底解説!

菫
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created:2019.03.29 /
updated:2019.03.29

春になると枯れていた野山に徐々に緑が戻り、活気を取り戻します。
草花の中には美しい花を咲かせるものもあり、中でも菫はその美しい紫色が目を引く花です。
でも、菫に似たような花がたくさんあり、「一体どれが菫なの?」と困惑している人もいるかも知れません。

ここでは、そんな菫について品種や特徴などを中心に詳しくご紹介します。

菫とは?どんな植物なの?

菫(すみれ)とは、スミレ科スミレ属の多年草です。
世界中で約400種存在し、日本国内でも55種が見られます。
日当たりの良い所に生え、10センチほどの高さになります。
地上茎は基本的にありません。

主に平地に咲きますが、山間部でも、都会でも生育します。
都会のコンクリートのひび割れからも生えてくることがあります。

葉は長い三角形をしており、濃い紫色の花を咲かせます。
花は横向きに開きます。
花の形は独特で、ラッパの形の花を下向き加減に付けます。
花びらは下一枚が大きく、左右対称になります。

菫は山菜としても使用されることがあります。
葉は天ぷら、和え物、おひたしなどになりますし、花は酢の物や汁物に入れられます。

ただし、菫の一種には、ニオイスミレやパンジーなど有毒なものもあり、注意が必要です。
専門家で無い人が、自己判断で口にすると非常に危険です。

菫の名前の由来とは?

菫が「スミレ」という名前になったのには、その花の形状が関係しています。

菫の花は墨ツボの形をしているため、墨入れ→すみいれ→スミレという名前になったとされるのが一般的な由来です。
この説は、牧野富太郎という人物が唱えたものです。

また、菫というのはあくまで和名です。
学名では「マンジュリカ(mandshurica)」と呼ばれ、これは、「満州の~」という意味になり、この言葉が由来となります。

菫には様々な種類があり紛らわしいので、本種を指す場合には、この呼び名を使うことがあります。

菫の見頃はいつ?

菫が開花する時期はいつなのでしょうか?

菫は春の花です。3月~5月頃に花を咲かせます。
暖かくなる春に開花を迎える菫が多く、5月初旬頃に見頃を迎えるものが多い傾向です。
中には秋口から咲く種類のスミレもあります。

発芽する適温が20度前後です。
そのため、自身で育てる場合には、2月頃、8月頃に種を蒔くと良いでしょう。
30度を超えてしまうと発芽率が下がってしまいます。
寒い地域や暑い地域では蒔く時期を少しずらしても良いでしょう。

菫の種類は?

菫には様々な種類があります。

【変種】

アツバスミレ

本州中部の南岸から九州までの海岸に見られます。葉が厚く幅広で、表面光沢があります。

アナマスミレ

北海道から本州中部の日本海側の海岸に見られます。矛型の細い葉で、厚く光沢があります。

などがあり、

【類似種】

ヒメスミレ

人家の周辺に多く、本州から九州まで見られます。
葉は三角形で、通常の菫よりも一回り小さいのが特徴です。

ノジスミレ

本州から九州の平地に生息します。
葉・花茎一面に毛があり、葉の形は長めの楕円です。

コスミレ

北海道の南西部から九州にかけて見られます。
葉は卵型に近いハート形をしています。

リュウキュウコスミレ

南西諸島で見られます。
コスミレに似ていますが、葉は三角をしています。

アカネスミレ

北海道から屋久島にかけて見られます。
紅紫色の鮮やかな花が特徴です。

サクラスミレ

北海道から九州にかけて見られます。
葉はハート型で花も大きいのが特徴です。

ヒカゲスミレ

北海道から九州までの太平洋側に多く見られます。
谷や沢沿い、落葉樹林の下といった湿度の高い所に白い花を咲かせます。

アリアケスミレ

本州から九州にかけて見られます。
形は菫に似ていますが、白い花が咲きます。

シロスミレ

アリアケスミレに非常に良く似ています。
シロスミレの方がやや白く、寒冷地を好みます。

などがあります。

【外来種】

パンジー、ビオラ、ニオイスミレ

などがあります。

菫の花言葉は?

菫には花言葉があります。

「謙虚」「誠実」「小さな幸せ」というものです。

菫が道端にひっそり咲いている様子は、奥ゆかしさ、控えめな姿を想像させます。
決して大きな主張はしませんが、目にすると小さな幸せを感じられます。

また、菫にはその色により花言葉の意味が変わるのも特徴です。

  • 紫色の花は、謙虚・誠実・小さな幸せ・ささやかな幸せ
  • 白色の花は、謙虚・誠実・あどけない恋・無邪気な恋
  • 黄色の花は、牧歌的な喜び・つつましい幸福
  • ピンク色の花は、愛・希望

同じ菫でもこれだけ多くの花言葉が存在するのです。
散歩がてら、咲いている菫の色を見て花言葉の違いを楽しんでみても楽しいかも知れません。

菫は名付けでも人気!

菫は、女性の名前にも付けられています。

菫は西洋では、聖母に捧げる神聖な花として定着しています。
ギリシャ神話などでは美しい乙女がスミレに姿を変えたというものがあり、美しく理想の女性像となっています。

道端にひっそりと咲くおしとやかな花というイメージが持たれますが、その一方で都会のアスファルトの隙間でも生きていく強さを持ち合わせています。
そんな美しくしとやか、でも強い一面を持ち合わせている人に育ってほしいと菫の名を付ける人も多いのです。

菫色とはどんな色?

菫色という色は、やや青みがかった濃い紫色をいいます。

平安時代には装束の色目として

  • 壷菫(つぼすみれ)・・・表が紫色で裏が薄い青(緑)色のもの
  • 菫菜(すみれ)・・・表が紫色で裏が薄紫色のもの

というものがあり、この色味を表わす言葉として菫色といっていたと考えられています。

西洋ではバイオレットという色があり、菫色と混同されがちですが、バイオレットはやや赤みががった紫を指します。そのため、菫色とは異なるのです。

古代ローマでは、紫色を3つに分け、赤みががった紫をプールプラ、青みががった紫をヒュアキントゥス(=ヒヤシンス)、赤も青も均等に入っている紫をウィオラと呼んでいました。
ウィオラは元々菫という意味です。

この呼び名が少しずつ変わり、現代では紫を表わす言葉がパープルで、色味により菫色とバイオレットに分けて呼ばれるようになりました。

万葉集で詠まれた菫の短歌

菫は万葉の時代である7~8世紀頃から親しまれています。
万葉集では、菫摘みや菫が咲いている様を詠っているものがあります。

万葉集の1424番では、「春の野に すみれ摘みにと来しわれそ 野を懐かしみ 一夜寝にける 山部赤人」これは、菫を摘みに春の野に来たのに、懐かしく想い一晩寝てしまいましたという意味の唄です。

1444番では、「山吹(やまぶき)の 咲きたる野辺のつぼすみれ この春の雨に 盛りなりけり 高田女王」とあり、山吹が咲いている野に、菫が春の雨の中たくさん咲いています。という意味の唄になります。

1449番では、「つばな抜く 浅茅が原のつぼすみれ 今盛りなり わが恋ふらくは 大伴田村家大嬢」とあり、浅茅が原(あさぢがはら)の菫は、私の恋の様に盛りを迎えています。という意味の唄になります。

3973番では「~春の野に すみれを摘むと 白妙の袖折り返し~ 大伴池主」とあり、この和歌はとても長いのですが、春の野で白い袖を折り返して菫を摘むという意味になります。

このように、万葉集でも菫の花が詠まれているのです。

菫青石は美しい石

菫の字が付く石に、菫青石というものがあります。
菫青石は、「きんせいせき」「アイオライト」「桜石」などと呼ばれ、非常に美しい石として人気があります。
まさに菫色の石で、サファイヤに似ています。
スリランカやインド、マダガスカル、ミャンマーなどで主に採掘されています。

採掘地により、色味やサイズが少々異なります。
菫色よりも青みが強いものもあれば、白色に近い色まで様々です。

9月の誕生石になっていて、石言葉は、誠実・癒し・不安の解消・初めての愛などです。

まとめ

菫は、春に見頃を迎える青紫色の美しい花です。

日本国内でも昔から野山で多く見られ、人々にささやかな喜びをもたらしてきました。
冬の寒さが和らぎ、雪が溶け、外仕事に行く際に目にする菫の花は、春の訪れと安らぎを与える存在だったのでしょう。

近年では、非常に多くの種類の菫が存在し、外来種などもあります。
中には秋まで楽しめる品種もあります。

菫は自宅でも育てられますが、発芽しやすい時期に合わせて種を蒔くことが必要になります。
品種によっては食用に用いられ、天ぷらやおひたし、ジャムなどにされることもあります。

フランスでは菫の花祭りを行う地域もあり、スミレジャムのお土産が人気とされています。
興味があれば、訪れてみても良いかも知れません。




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