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日本古来の良さがある、神式のお別れの方法

白菊
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created:2018.12.14 /
updated:2019.03.30

結婚式では良く見かけることのある「神式」。
仏式が多い日本で、実際に神式葬儀に参列した方はそこまで多くないかもしれません。

神式とは文字通り、「神様」を崇拝している神道の形式で行うもの。
普段の葬儀や法要がお寺で行われる仏式と違い、当然ながら寺以外の場所で行われます。
また作法や流れも一般的な葬儀とは違うものであることが多く、知らないともしもの場合に恥をかくことも。

こちらでは意外に知られていない、神式のお別れ方法についてまとめていきます。

神式と神道の歴史

もしかしたら耳慣れない人がいるかもしれない、「神道」という言葉。
神の道と書く通り、神を信仰しています。
ただ仏教徒やキリスト教とは違い、「崇拝する対象」は存在していないのが特徴。
川や山、木々にも生命が宿っているとされており、森羅万象全てが「神」として崇められているのです。

この神道という名前が付いたのは、おそらく中国に留学していた僧が仏教を日本に伝えてから。
それまでは、縄文時代からずっと身の回りの「神」を当たり前の様に信仰してきました。

そのことは日本の神話や、各地に伝わる伝説などからもわかります。
仏を拝むというスタイルの仏教に対し、今までの当たり前だった自然信仰が「神道」という呼び名に変わったという説が有力だとか。
確かに日本には、山の神や水の神といったものが多く存在します。
自然の神が怒ると自然の災いが起こるとされている民話もありますよね。

その中で独自に発展を遂げてきたのが「神道」であり、出来上がった方式が「神式」なのでしょう。
神道は実際に宗教的な要素が薄く、情報伝達の少なかった古来の日本人の考え方がそのまま残っているとも言えます。
信者や悟りなどといったものを必要としないことから、あまり神道というものを特別視している方も少ないかもしれません。

その中でも神式のお別れの方法は、一般的な葬儀の作法などとは違うのでおさえておきたいところ。
神式のお別れの方法は「神葬祭」と呼ばれています。
もちろん仏教で使われる数珠は持ち込まず、香典も必要ありません。
なぜなら数珠は仏教において煩悩をおさえるものとされていますし、「死者は香りをいただく」という概念から香典という発想ができたからです。

それでは神式のお別れの方法とはどの様なものなのでしょうか。
まず香典の代わりになるものには、「玉串料」や「御霊前」「御神前」とするのが一般的。
この時に注意したいのが蓮の花などが印刷してある、仏式用の不祝儀袋を用意しないことです。
参列する際の洋服は、喪服着用で大丈夫です。

神道のお別れ方法の流れとは

仏式の葬儀の流れは大体わかりますが、神道のお別れ方法の流れとはどのようになっているのでしょうか。
それでは仏式の葬儀と比較してお話ししていきましょう。

仏式の通夜は、神道では通夜祭と呼ばれます。
仏式でいうお経は斎主による「祭祀騒擾」となり、焼香は「玉串奉奠」と言われるものに。
玉串奉奠とは神道では大切な儀式であり、神が宿ると言われている榊に紙垂などを結び付けたもののことを玉串と言います。
この儀式を斎主から喪主、そして親族と行い、最後に一般参列者の番。

ここまで終わったら次は「遷霊祭」をします。
遷霊祭とは亡くなった方の魂を、仏式でいう位牌に移すこと。
そして守護神として、自宅でいつまでも家族や子孫を見守り続けると言われているのです。

その後は「出棺祭」「火葬祭」「帰家祭」が行われ、直会と呼ばれる食事をいただくのが一般的。
この直会は仏式でいう「精進落とし料理」であるため、故人を思いながらいただくのが良いでしょう。

神式のお別れ方法の作法とは

それでは神式の葬儀の際の作法について解説します。

仏式の葬儀が寺で行われるのに対し、神葬祭は自宅や代わりになる場所で行うことが一般的。
これは神社は神聖な場所であるということから、穢れとされている「死人」を連れてくるという事はタブーとされているからなのだとか。
また神道では死んだ人は自宅の守り神になるという発想があり、神葬祭はそのための儀式と考えられています。

もともと神道には「死」というものは、神にお返しするものという概念があるそう。
生命はあくまで神にお借りしているものであり、死はそれを返す時という意味なのでしょう。
神道による葬儀はまず故人の魂を霊璽に移し、死の穢れを取り除くという意味合いも含まれています。

これらのことだけを見ても、神式は「穢れ」というものを取り払うことを重要視しているのがわかります。
その穢れを取り払うのは、参列者も同じこと。

そこで神道のお別れの方法で、注意したい作法をご紹介します。
神道の葬儀では葬儀に参列する前に身を清めなければなりません。
これを「手水(ちょうず)の作法」と言います。

手水の作法の紹介

  1. 柄杓を持った右手で水をすくい、皿の形を作った左手にかけます。
  2. 次に左右反対で行います。
  3. 再び右手に柄杓を持ち替え、左手で作ったさらに水を入れて口に含み口をすすぎます。
  4. 懐紙で両手を拭きます。

仏式でいう焼香である「玉串奉奠」の作法も重要。
榊で作った玉串は斎主から喪主へと、故人に関係の深い順番で回ってきます。

  1. 右手で榊の根元を持ち、左手は葉に添える程度。
  2. そのままの状態で目元まで持っていき、根元を時計回りで90度回転させます。
  3. 根元を左手で持ち直します。
  4. 180度まわし、根元を祭壇に水平に向けたら、玉串の置き場所へ置きましょう。
  5. 2,3歩下がったら、二礼二拍手一礼を音が鳴らないしのび手で行います。

葬儀中の作法としては「拝礼作法」に注意。
神道では拝礼をする際には、二礼二拍手一礼が作法です。
ですが葬儀などの時は、本当に拍手をしてはいけません。
「しのび手」といって寸前で止め、手の音が鳴らない様に気を付けましょう。

神式のお供えの仕方やあいさつルール

あまりなじみのない神式の葬儀だけに、いつも使っている様な言葉をついついあいさつで使ってしまいそうになる方も多いのではないでしょうか。

当然ながら神道では「ご冥福をお祈りします」や「成仏」「焼香」などの、仏教ならではの用語は使ってはいけません。
冥福という言葉は仏教であの世にいっても安らかにという意味合いがあり、神道ではそもそもあの世に行くという考え方は存在しないからです。
神道の葬儀に参列の際は、「御霊のご平安を」などの言葉に置き換えるのが良いでしょう。

また弔電などを贈る際には、これらのことを意識しながら仏教用語さえ使わなければ問題ありません。
神道では故人の魂が亡くなったことによりその命が神に返され、魂は守護神として自宅に残るものだという概念があるため「御霊」という言葉をよく使います。

またお供え物の仕方なのですが、お供え物は神饌と呼ばれ、お米や水、塩、果物、お神酒、野菜など、大体ものを神饌としてあげられます。
それ以外にも幣帛といい農作業の道具や衣服、また布帛という織物の生地なども現代では供えられています。
神道はお供え物並び方には厳重で、しっかり守らなければいけないのが特徴。

神饌などの供え方についてご説明します。
神道の祭壇の中央には鏡が置いてあります。
実は神道にとって鏡は重要な物であり、形のない神が依代とする場所であるとされているのです。
また鏡に自分を写すことで、本当の自分と向き合うという意味合いも含まれているのだとか。

祭壇の鏡に対し、上、左右の位が高いので、その順番で供え物を並べましょう。
お供えで位の高い物は米・酒・餅・魚・野菜・果物・塩・水です。
鏡の周りに米などの順番でお供えをしていき、次は鏡の左の方にお供えをしてくのが通常です。
基本的には仏式と同じく、故人の好みのものをお供えをすることも可能です。

神前結婚式でも玉串を使用

最近の結婚式はドレススタイルの洋装タイプがいまどきですよね。
教会や結婚式場で行われる結婚式は、内容も自分で決める事ができとても思い出になるもの。
そんな結婚式に神前結婚式があることをご存じでしょうか。

神前結婚式とは神道で行われる結婚式のことで、白無垢や袴などの日本の伝統的な和風スタイルで行うのが特徴です。
この結婚式の中にやはり玉串を使う儀式が行われているのです。
儀式の名前は「玉串拝礼」と言い、基本的な所作は玉串奉奠と同じ。
ですが決定的に違うのは、拍手の音を出して良い「しのび手」ではないということでしょう。
このことを見ても神道における「玉串」の儀式は、とても重要であるということがわかりますね。

まとめ

神道における神式のお別れの方法についてお話をしてきました。
意外にも知られていない神道の葬儀のやり方。
急な不幸の時にも対処できるように、知識を持っておくととても安心できますよね。

また日本古来のものである神式を知ることで、より日本という国も魅了も感じる事ができるかもしれません。
ぜひ神話なども知り、神式についての理解を深めましょう。




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