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「青森ねぶた祭」はいつ始まった?由来は?楽しい「はねと」とは?

青森ねぶた祭のイラスト
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created:2018.12.14 /
updated:2019.03.04

 今までに何回もテレビなどで紹介されていますから、青森ねぶた祭の名前は聞いたことがある、という人は多いでしょう。
それだけ有名な祭りですが、実際にはどんな由来があって、どんなことをするのかを知っている人はほとんどいないのではないでしょうか。

今回、青森ねぶた祭はいつ頃から始まったのか、どんな由来があるのかなどを詳しく解説していきたいと思います。

「青森ねぶた祭」はいつ開催?その由来とは

 ねぶた祭りは青森県内でいくつか行われていますが、その由来ははっきりしていません。
中国から入ってきた七夕祭りと、お盆の精霊送りが合わさり、さらに次の2つの行事も一緒になってねぶた祭になったのだろうといわれています。

1つ目の行事は、眠り流しです。
これは旧暦の7月7日の夜、自分の穢れを払うために、穢れを移した形代(小さな人形が多い)を灯籠などに乗せて流す行事です。
なぜ、この行事を眠り流しというのか、少し不思議に思いませんか?かつて眠気(睡魔)は農作業の邪魔になるため、穢れだと考えられていたのです。
「ねぶた」という言葉は、「ねむい」を方言で「ねぶたい」といったことからできたようです。

2つ目は虫送りです。
これは農作物につく害虫は不幸な死を遂げた死者の魂と考え、藁人形に害虫をつけて川に流すという行事です。

現在青森ねぶた祭の開催期間は、毎年8月2日から7日までです。
ねぶたは、大きな人形型の灯籠を乗せた山車を意味しています。
内側から灯りに照らされたねぶたと、周りで踊るたくさんの踊り手(はねと)の姿はねぶた祭の印象的な光景です。

「青森ねぶた祭」の歴史、ねぶたは進化している?

青森ねぶた祭は、いつ頃始まったのでしょうか。
江戸時代の享保年間(1716年~1735年)には青森でねぶたを持って歩いたり、踊ったりした人々のことが記録に残っています。

その後、ねぶたの周りではたくさんの人が踊るようになり、江戸時代後期の文化年間(1804年~1818年)には、今のような人形型のねぶたが考案されました。
青森ねぶた祭には、300年近い歴史があることになりますね。
明治維新で西洋化の波をかぶって、ねぶた祭が禁止されたこともありましたが、辛い時代こそねぶた祭をやりたいという思いが高まったのでしょう。

大正の終わりから昭和の始めの不景気な時代には、ねぶた祭で仮装して踊るばけと(化け人)が大流行しました。
この頃から徐々に担ぎねぶたから、山車に乗せて曳くタイプに変わってきたようです。
第2次世界大戦が終わったときも、翌年の昭和21年には青森でねぶたが出されました。
そしてねぶたは進化を続け、どんどん巨大化し、美しく精巧なものになりました。

現在ねぶたの大きさは、幅9m、奥行き7m、高さ5m程に制限されています。
台車の高さ2mを差し引いても相当の大きさですから、数十人がかりでねぶたを曳くそうです。
ねぶたの人形部分のデザインは、日本の歌舞伎や神話のほか、鍾馗さまや西遊記など中国の伝説や小説も題材となっています。

青森ねぶた祭では、8月4日から6日の夜は、約20台の大型ねぶたが運行します。
大型ねぶたは審査委員会により審査され、優れたねぶたには賞が授与されます。
賞はねぶた大賞、知事賞、市長賞など全部で9つあります。
どのねぶたが選ばれるのか、考えながら見物するのも楽しいですね。

7日の夜には、青森花火大会と同時に各賞を受賞したねぶた6台(2018年の場合)が海上運行を行い、ねぶた祭のフィナーレに華を添えています。
ゆっくりとねぶた祭を見物したい場合は、有料観覧席の用意があるそうですから、利用するとよいですね。

持ち帰りができるねぶた!かわいい金魚ねぶたとは?

街を運行する大型ねぶただけが、ねぶたではありません。
ねぶた祭の期間中、街にあふれるかわいい飾り、金魚ねぶたも祭りには欠かせない存在です。

金魚ねぶたは最初、灯籠として作られました。
いつ頃作られだしたのか、はっきりとはわかりませんが、江戸時代末期には、金魚がたらいに浮かんでいる型のねぶたがあったそうです。
明治に入ると、各家の門の辺りに棒脚のついた金魚灯籠が灯されるようになりました。
灯籠の下には水の入ったたらいがおかれたそうですから、灯籠に入った火が反射した美しい光景が、あちこちで見られたことでしょう。

ところでなぜ金魚なのかという疑問が湧いてきますが、金魚は名前からも分かる通り、幸せを呼ぶ縁起のよい魚だといわれていました。
江戸時代、青森では藩の財政を助けるために金魚の飼育を試みていましたから、まさしく金魚は金運を運ぶ魚だったわけです。

長い間改良を重ねてやっと「津軽錦」という金魚が作られましたが、事業化して藩の財政を助けるには至りませんでした。
金魚を見たことがなかった一般の人々に対して、どんな魚かを説明するために、武士が竹と紙で作った金魚を配ったそうです。
子どもたちが気に入って、この金魚で遊ぶようになりましたが、これが金魚ねぶたの始まりだといわれています。

今では金魚ねぶたそのものがお土産品として人気を呼んでいますし、金魚ねぶたをパッケージにしたお菓子なども販売されています。
実際の金魚には無理でしたが、金魚ねぶたは十分に財政を助けているといえますね。

一緒に踊ろう!はねとになって「青森ねぶた祭」に参加しよう!

ねぶたの周りで踊る踊り手のことを「はねと」と呼びます。
「ラッセーラ、ラッセーラ、ラッセラッセラッセラー」の掛け声とともにぴょんぴょん飛び跳ねるため、はねと(跳人)という名前になったのでしょう。
このはねとには誰でもなることができます。
はねとの衣装を身に着けていれば、青森ねぶた祭には誰でも(観光客でも)参加できます。
見ているだけでも楽しいですが、実際に自分で参加した方が、より楽しいのが祭りです。

はねとの衣装は次の通りです。
まず白地の浴衣を着て、裾を膝までたくし上げます。
たくし上げた裾から見えるように、ピンクや青のオコシ(腰巻き)をつけます。
腰にはシゴキを結び、ガガシコという水や酒を飲むための器をつけます。
頭には花笠をかぶり、肩にはピンクや赤の襷をかけます。
足元の草履は脱げないように、豆絞りの手拭いで縛っておきましょう。
この衣装一式は青森市内のデパートで購入できますし、レンタルも可能です。

普通その土地の祭りには、中々よそ者は参加できないものです。
誰でも参加できますよ、と歓迎してもらえるのは、観光客としても嬉しい限りです。
青森の人たちの優しさを感じることができますね。

ねぶた1台につき、500から1000人のはねとが跳ねています。
多いときには2000人になることもあるそうです。
その中の一人として、機会があればぜひ参加したいですね。
ただ、足がとても疲れるそうですから、参加する際には覚悟と熱中症対策が必要です。

また、途中参加は運行の妨げになるので、はねととして参加したい人は、スタート前に運行コースに待機しているねぶたの団体に入れてもらいましょう。
いうまでもありませんが、関係ないものは持ち込まない、ゴミを投げ捨てないなど、最低限のマナーとルールを守って参加したいですね。

見物するだけでは物足りない!ねぶたができるまでを知ろう!

「青森観光物産館アスパム」裏の「青い海公園」の一角に、毎年5月下旬から8月7日までの間、ねぶたを制作するための小屋「ねぶたラッセランド」ができます。
入り口が開いていれば、自由に見学することができますから、一声掛けて入ってみましょう。
1日の見学で、全ての行程を見られるわけではありませんから、ここで少しねぶたができあがるまでの流れを説明したいと思います。

ねぶたのテーマが決まり、下絵が完成すると、顔や手足など細かい部分の下ごしらえをします。
それが済むと全体の骨組みを作り、照明のための電気配線が済んでから、奉書紙という和紙を貼って真っ白なねぶたを作ります。
この後は墨で輪郭を書き入れていきます(これを書割といいます)。
真っ白だったねぶたに表情ができ、迫力が備わって行く様子を見ると、ねぶた祭が待ち遠しくてたまらなくなりますね。

更にパラフィンを溶かしたもので地模様をつけていく作業や(この作業をろう書きといい、地模様に中から光が当たると、模様が透けてとても美しいです)、色付けを経て、ねぶたがどんどん美しくなって行くのを見ていると時間が経つのも忘れてしまいそうです。

できあがったねぶたを台車に乗せる作業も見ものです。
張り子のような構造になっているとはいえ、大人の男が40~50人がかりで行う大掛かりな作業です。
ねぶたが無事に台車に乗った瞬間は、一緒に感激してしまうこと間違いなしです。
ねぶたを製作した人たちにとっても、感激の瞬間だそうです。

祭り当日の輝くねぶたはとても素敵ですが、ラッセランドで近くからじっくりとねぶたができあがる様子を眺めるのも祭りとは違ったよさがあるのでお勧めです。

まとめ

青森ねぶた祭はいつ頃始まったのか、どんな由来があるのかについて解説してきました。

青森ねぶた祭の楽しみ方は一つではありません。
山車そのものが灯籠として光っているのですから、普通に見物してもその美しさで十分満足できますが、ねぶたができあがる行程を眺める楽しさ、はねととして参加する楽しさは、全くの別物です。
ぜひ、青森ねぶた祭を何通りにも楽しんでください。

何通りもの楽しみ方ができる「青森ねぶた祭」は、泊りがけでゆっくりと楽しみたい祭りだと思います。




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