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歳の市について知りたい!発祥は江戸時代、台東区の浅草寺!

商売繁盛の縁起物の熊手
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created:2018.12.14 /
updated:2019.03.04

毎年12月になると、スーパーなどでも「歳の市」という垂れ幕と共に、通常よりも安くなった商品がワゴンなどに並び販売しているのを見かけたことはありませんか。

これは暮れに良く見かける光景ですが、歳の市とは何のことをいっているのでしょうか?意外と知らない歳の市の意味や、作られた背景などに触れながら全国的に有名な「歳の市」についてもご紹介していきます。

歳の市が作られた時期は?

「歳の市」と聞くと最初に何を思い出すでしょうか?暮れになるとあちらこちらで目にする歳の市の看板や広告ですが、実は江戸時代初期に始まったと言われています。
江戸時代初期にスーパーなどがあるわけではありませんから、どこかで歳の市と呼ばれるセールが開催されていたということになりますよね。

実はこの開催場所は、主に寺社周辺でした。
参道や門前、境内などに並べて売られる商品を、毎年大勢の人が楽しみにしていたのだとか。
歳の市の始まりは、新年の準備のために必要な家庭用品や飾り付けの品・縁起物を選ぶことにあったそうです。
現在でも歳の市は寺社で行われている場所も多く、暮れになるとわざわざ出かける人もたくさんいます。

しかし最近では近くのデパートやスーパーなどで必要な物を揃えることが出来るようになってしまい、どちらかというと観光目的や歳の市が好きでお出かけするという方が多く見受けられます。
また歳の市は「門前市」から発展して付けられた名前だという説もあり、最初からそう呼ばれていなかったとも言われています。
「門前市」とは字の通り寺社などの門前に並んだ店のことを指し、その門前市が歳の瀬に開催することが多かったことから「歳の市」という名前に変化したのではないかとされているのです。
門前には「門前町」などという言葉もあるほどで、江戸時代にどのくらい寺社の「門前」が重要視され、賑わっていたのかが伺えますよね。

門前町はもちろん華やかな意味合いとして呼ばれている場所もありましたが、他の寺社よりも多くの方が参拝する場所の周辺に町や店を作り、参拝帰りの方をお客さんとして呼び込もうとして作られたのが始まりだそうです。
その商売気がそのまま残され、暮れに新年の品を販売する門前市が歳の市に変わっていったのかもしれません。

また「門前市を成す」ということわざがあります。
これは自宅の前や店の前に多くの人で賑わい人気があるということを「門前市」に例えたものですが、当時の門前市、江戸自体初期からも歳の市が多くのひとだかりで繁盛していたということも証明していますね。

「歳の市」の初開催は浅草寺って本当?仏様が関係しているの?

歳の市は、江戸時代にあらゆる寺社の門前や境内で開催されていました。
とりわけ多くの人で賑わっていたのが、台東区にある浅草寺だと言われています。
現在では多くの外国人観光客などで賑わう浅草寺ですが、江戸時代の12月には新年の準備品を揃えるための人でごった返していたそうです。

1659年前後から続いている浅草寺の歳の市は、毎年18日が市の日となっています。
つまり12月は18日が歳の市となったのですね。
歳の市の名前が変化した由来の1つに、この18日の縁日が関係していたとも言われているのです。

そもそもなぜ18日が縁日の日なのでしょうか。
これは仏教に関係しています。
仏教用語に「三十日秘仏」と呼ばれている習わしがあり、1ヵ月の間に毎日、その日に縁のある仏様がいるとされているのです。
観音様は18日に縁があるとされている仏様。
浅草寺には観音様が祀られているので、縁日は18日ということになります。
屋台が出て子供も大人も楽しむことが出来る店の列を「縁日」だと思い込んでいる方も多いかもしれませんが、実はそれぞれの日に縁のある「仏様の日」という意味があったのです。

そこで毎月18日に縁日として多くの参拝客が訪れるようになり、その中でも12月18日は「納めの観音」と呼ばれ1年の中でも特に参拝客が多かったのです。
その人出の多さを見込み、商売をしようと始まったのが「歳の市」だという話です。

歳の市の日にちは場所によって違うので注意!

歳の市と聞いて今年こそはと思っても、実は場所によっては期間限定で開催しているので気を付けなけれないけません。
歳の市の目的は、新年用のお飾りや家庭用品を新調するということにありますから、12月中なら開催しているだろうと思いがちですが実は場所によりそれぞれ日にちが決められています。

大体1つの場所で2日間ほど開催することが多いようです。
現在でも都内の有名な寺社での歳の市は、大体12月14日あたりから30日辺りまで開催していることが多いですね。
しかし実は全部の寺社がこの期間行っているわけではないので注意が必要です。
江戸時代にも、1つの寺社で大体2日間、開催されており、場所をどんどん変えていきました。
深川八幡境内から始まり、浅草寺境内、神田明神、芝神明境内、芝愛宕神社下、麹町平川天神境内、そして最後に日本橋で歳納めを迎えたと言われています。

また歳の市で販売している商品もそれぞれ違いがあります。
基本的には新年の準備品ではありますが、雑貨や骨董品に特化している場所などもあり、調べてからいくとより歳の市を楽しむことが出来るかもしれません。

江戸時代でもお飾りや餅などがセール品として販売されていたようですが、中でも購入者が多かったのが「若水用の桶」だったとか。
若水とは年が明けて最初にくむ水のことで、とても特別な意味があったとされています。
日本人は昔から「年が明ける際に日常の物を新調する」という思考を持っている方も多かったので、これらの物も必ず新調するという意識が頭にあったのでしょう。

それぞれの時代で販売している物は違いますが、江戸時代から「新年を祝う」という目的で歳の市に出かけていたことが現代にも通じているのですね。

歳の市と同日開催の羽子板市とは?羽子板の意味も紹介

浅草寺には歳の市と一緒に開催されている「羽子板市」というものがあります。
特に歳の市と同じく開催し、3日間販売します。
どうして羽子板市と歳の市が同日に開催するのでしょうか?
元々羽子板は歳の市の中で一緒に販売されていたそうですが、途中で羽子板だけにクローズアップをして市にしたという話があります。

なぜ歳の市に羽子板なのかと言いますと、室町時代に出来たとされる羽子板は当初は羽をつくだけの遊び道具だったとそう。
しかしやがてその板で邪気を払うという意味合いを持つようになり、新年に羽子板をついてその年の無事などを願うように変化していったのだと言います。

江戸時代にはすでにその風習があり、羽子板を女の子のお守り的な役割として飾る家が増えたとか。現在でも女児が誕生すると、初めての年明け様にガラスケースに入った高級な羽子板を贈るという方もいますよね。

実はそれは江戸時代前にはすでに確立したいたようです。
また江戸時代に入ってからはデザインがとても増え、歌舞伎役者やその時人気のある有名人などが描かれたものや金箔があしらわれた豪華な物も販売されるようになったと言われています。

全国で有名な歳の市を知りたい!

歳の市は関東だけではなく、全国で開催されています。
例えば関西では京都の錦市場での歳の市が人気で、毎年12月はここに行くと決めている方で賑わいを見せるそう。
伊勢では、おかげ横丁での歳の市が人気です。
その理由は、しめ縄を自分で作ることができたり、お餅つきが出来たりと体験イベントを用意しているからだとか。

宮城県の仙台市でも、海産物や正月飾りなどを販売する歳の市が開催されています。
このように、全国で歳の市は開催されているのです。
ただ現在は商店街や市場のようなマーケットなどでの開催が多く、寺社の境内で行われていることが多いのは関東近郊、とりわけ都内各所です。

場所や内容が違っていたとしても、新年を喜ぶ気持ちは誰もが一緒。
今年は歳の市に出かけて、新しい年に備えてみてはいかがでしょう。

まとめ

歳の市についてお話ししてきました。
江戸時代から繁栄してきた歳の市は、現在も、日にちや方法などを変えつつ出来るだけ当時の様子をそのままに開催されています。
やはり日本の歴史はとても重要なものですから、どんな形であれ残していって欲しいもの。

しめなわ飾りや鏡餅など、最近はお子様が喜ぶような可愛らしい商品もデザインされていますので家族で楽しんだり、または友人などと手作りなどをして新年を迎えてみるのはいかがでしょうか。
気分も引き締まり、また一年新たに頑張っていこうという気持ちをより持てるかもしれません。

 




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