大口注文特典、あなたに特典♪、カタログギフトプレゼント、ギフト、内祝い
もう贈りもの選びで迷いたくない!内祝い人気商品ランキング

1月11日に鏡開きをする理由は?正しいやり方とオススメの餅レシピも紹介

鏡開き
Share

created:2019.04.03 /
updated:2020.10.28

正月の松の内が明けたら、正月飾りの鏡餅を「餅料理にして食べる」という風習があります。これを鏡開きと言います。

「鏡開きは1月11日におこなう」と言われることが多いですが、実のところ、地方によって実施日が異なります。また、鏡餅を分ける際に刃物を使っていけないなど、正しいやり方が定められています。

鏡開きのやり方を誤ると、縁起物が台無しになってしまいます。

今回の記事では、鏡開きの由来や正しいやり方について説明します。終わりに、オススメの鏡餅レシピを紹介します。

鏡開きの由来とは

鏡開きとは、正月の松の内が明けた後、正月飾りとして設置しておいた鏡餅を食べることです。鏡餅を食べやすい大きさに分けて、雑煮や汁粉などに料理して、家族と一緒に楽しみます。

鏡餅には、歳神様の魂が宿っていると考えられています。その鏡餅を食べることで、歳神様の魂を分けていただき、一年の無病息災を願います。

鏡餅はお歳魂であり、現代のお年玉

歳神様が宿った鏡餅のことをお歳魂(としだま)と言います。お歳魂をいただくことで、歳神様から1年分の魂(気力や体力など)を分けていただけると考えられています。

このお歳魂は、現代で言うところのお年玉です。現代は子供にお金をあげる風習ですが、本来は、家長が家族にお歳魂を分け与えるというものでした。

お歳魂(鏡餅)がお年玉(お金)に変わり始めた時期は、昭和の高度経済成長期と言われています。比較的に富裕な都市部から変わり始めていき、現代のように「目上から目下へお金を与える風習」として一般化しました。

鏡開きは、いつやるのか

鏡開きは、正月の松の内が明けた後におこないます。松の内の明ける日は、地方によって異なります。鏡開きの日についても、同様です。

関東地方のように、松の内を1月7日までとする場所では、鏡開きを11日におこなう場合が多いようです。

関西地方のように、松の内を1月15日までとする場所では、鏡開きを15日におこな場合が多いようです。

昔でしたら、「二十日(刃柄)正月」と言って、1月20日に鏡開きをすることが一般的でした。しかし、徳川三代将軍の家光の月命日が関わることで、関東地方の鏡開きの日が早まったと言われています。

徳川家光は、慶安4年(1651年)の4月20日に亡くなりました。徳川家の直轄である関東については、月命日の20日を避けて、11日に鏡開きをするようになりました。

松の内に鏡開きをおこなうと、まだ歳神様が宿っているにもかかわらず、鏡餅を食べることになってしまいます。それなので、松の内の終わりが7日になたっと言われています。

酒樽の鏡開きとは何が違う?

結婚式や祝勝会など、祝い事の席で振る舞われる樽酒のフタを割ることも、鏡開きと言います。「鏡を開くことで、今後の運も開く」という験担ぎのためです。

「鏡餅の鏡開き」と「酒樽の鏡開き」は、これと言って関連性はありません。

酒樽の鏡開きは、酒のフタのことを鏡と呼んでいることに由来します。フタが丸いこと、そして鏡が「円満」を意味して縁起がいいことから、フタを鏡と呼び始めたようです。

酒樽のフタは、見た目はフタを叩き割っています。しかし、あえて「開く」と表現します。「割る」は不吉なことを連想させるので、末広がりを連想させる「開く」に呼び換えているわけです。

鏡開きのやり方と禁止行為

鏡餅と槌

鏡餅そのものは、紫式部の源氏物語にも登場しているので、平安時代には存在していたことは間違いありません。ただし、鏡開きの風習は、とりわけ武家社会で広まったと言われています。

刃物を使って鏡餅を切り分けることは、切腹を連想させます。また、縁起物である鏡餅を切ることは、「縁を切る」も連想させます。刃物を使った鏡餅の切り分けは、忌み嫌われています。

鏡餅を分ける際は、手でちぎるか、もしくは槌(ハンマー)を使って叩いて欠き割ることが作法とされています。

乾燥してカチカチに硬くなっている鏡餅は、槌で叩いても、そう易々と欠き割れません。まずは何度か叩いてヒビを入れた後、勢いよく叩くと、上手い具合に割れます。

手でちぎらざるを得ない場合は、まずは鏡餅を水に浸けて、柔らかくするところから始めましょう。小さい鏡餅なら3時間ほど、大きい鏡餅なら半日ほどを目安にして、じっくりと水に浸けてください。

水を吸わせても、まだ手でちぎれないほど硬いこともあるでしょう。その場合は、表面の水気を拭いた後にラップに包み、電子レンジで加熱してください。熱湯で煮こむ方法でも構いません。

鏡餅を美味しく食べよう!オススメの餅レシピまとめ

お汁粉

餅は、似ても焼いても美味しい食べ物です。淡泊な味わいなので、どんな味付けでも上手くいきやすいです。

いくつかの種類の餅レシピを紹介しますので、あなたの好みの料理を試してみてください。

お雑煮

お雑煮は、和風のダシ汁で餅や根菜を煮こんだ料理です。歳神様に供えておいた餅や根菜などを「その年の初めに汲んだ水」で煮て食べたことが由来とされています。

関東と関西のお雑煮は、餅の形や調味料などが異なります。

関東風のお雑煮

関東風のお雑煮は、焼いた角餅と鶏肉を具材に使う点が特徴です。味付けは、しょうゆ仕立てのすまし汁であることが多いです。

餅の香ばしさとサッパリとしたダシ汁を楽しめます。

【材料2人分】

  • にんじん …1/2本
  • 大根 …20g(幅5cm程度)
  • ほうれん草 …50g
  • 角餅 …100g(切り餅2個分)
  • 鶏もも肉 …80g
  • かまぼこ… 2枚(幅1cm程度)
  • みつば…適量
  • ゆずの皮…適量
  • ダシ汁…400ml

合わせ調味料

  • 料理酒…大さじ1杯
  • しょうゆ…大さじ2杯

【手順】

  1. 角餅をオーブントースターに入れて、タイマーを5分に設定して焼いておきます。
  2. にんじんと大根をイチョウ切りにします。鶏肉は一口大に切り、かまぼこは幅1cm程度の厚みで切ります。
  3. ほうれん草は塩ゆでにした後、しぼって水気を取り、幅5cmに切ります。
  4. 鍋にダシ汁・合わせ調味料・にんじん・大根・かまぼこを入れて、火にかけます。
  5. ダシ汁が沸騰してきたら、鶏肉を入れて、さらに煮こみます。
  6. 鶏肉に火が通ったら、火を止めます。
  7. お椀に具材をよそい、焼いた角餅・ほうれん草を盛りつけます。
  8. ほどほどに煮汁を注ぎ、みつば・ゆずの皮を載せます。

関西風のお雑煮

関西風のお雑煮は、丸い餅と里芋を入れる点が特徴です。餅は焼いていない物を使います。味付けは、白味噌仕立てであることが多いです。

里芋の粘り気と白味噌の風味が合わさり、濃厚な味わいを楽しめます。

【材料2人分】

  • 大根 …20g(幅5cm程度)
  • にんじん…1/2本
  • 里芋…2個
  • 丸餅 …4個(切り餅2個分)
  • ゆずの皮…適量
  • みつば…適量
  • 削りがつお… 適量
  • だし汁…400ml

合わせ調味料

  • 白味噌…70g
  • 料理酒…大さじ1杯

【手順】

  1. 里いもの皮をむきつつ、面取りします。里芋を適度な大きさに切り分け、塩もみしてぬめりを取ったら、鍋に沸かした熱湯で5分ほどゆでます。竹串で刺した際に、中心までスッと入るようなら、ザルに上げます。
  2. にんじんと大根をイチョウ切りにします。
  3. 鍋にダシ汁を入れ、にんじんと大根を投入します。
  4. 大根が透明になるまで煮たら、里芋と餅を入れます。餅が柔らかくなるまで煮ましょう。
  5. 火を止めて、少しずつ合わせ調味料を溶かしていきます。
  6. お椀に具材をよそい、ほどほどに煮汁を注ぎます。
  7. ゆずの皮・みつば・削りがつおを添えます。

お汁粉(もしくは善哉)

関東と関西では、汁気の有無や粒あん・こしあんかによって、お汁粉と呼ぶか善哉と呼ぶか変わります。

この記事では、汁気のある物をお汁粉、汁気の無い物を善哉と呼ぶことにします。

【材料2人分】

  • 餅…100g(切り餅2個分)
  • 小豆の缶詰…1缶
  • 砂糖…適量
  • 塩…少量

【手順】

  1. オーブントースターに餅を入れて、タイマーを5分ほどに設定して加熱しておきます。餅の表面がきつね色になったら頃合いです。
  2. 缶詰と同程度の水を鍋に入れ、火にかけて沸騰させます。善哉を作る場合は、缶詰の半分程度の水で構いません。
  3. 鍋の中に小豆を入れたら、いったんかき混ぜて、熱湯に溶かします。砂糖を加えながら味見して、好みの甘さに調整してください。仕上げに、ひとつまみの塩を入れます。
  4. お椀に焼き餅を入れ、たっぷりと小豆を流しかけたら、完成です。

イチゴ大福

餅の中に餡子とイチゴを詰めこむことで、イチゴ大福になります。冷蔵庫の中にイチゴと餡子が余っているような場合は、イチゴ大福に挑戦してみてください。

【材料2人分】

  • 餅…100g(切り餅2個分)
  • イチゴ…2個
  • 缶詰の餡子…60g
  • 片栗粉…適量

【手順】

  1. 耐熱性の容器に餅を置いて、ひたひたになる程度に水を注ぎます。ラップでフタをしたら、電子レンジ(500Wなら2~3分)で加熱します。
  2. イチゴを水洗いしたら、水気を拭き取ります。缶詰から餡子を取り出して、イチゴを包みこんだら、球になるように丸めます。
  3. 電子レンジから容器を取りだしたら、余分な水を捨てます。餅が柔らかいうちに、しゃもじやヘラなどを使って、餅をこね合わせます。
  4. 皿などに片栗粉を敷き詰めて、その上に2等分した餅を載せておきます。
  5. 素手で触れる程度に餅が冷めたら、手のひらの上で広げます。真ん中が少し厚くなるように調整してください。
  6. イチゴ入りの餡子を手に取り、イチゴの先端の方から餅で包み込みます。ひっくり返して、餅の端を引っ張り上げて、綺麗に餡子を包みましょう。
  7. 余分な片栗粉を落としつつ、全体の形を整えたら、完成です。

おかき(欠き餅)

おかきの「かき」とは、硬くなった餅を手や鎚で「欠き割る」ということに由来します。おかきは、餅を油で揚げて、塩などで味つけするだけで作れます。子供のおやつ、またはお酒のおつまみにオススメです。

【材料】

  • 餅…適量
  • 塩…適量
  • 砂糖…適量
  • 揚げ油…適量

【手順】

  1. 手や槌で、餅を欠き割ります。油で揚げると、餅は膨らんで大きくなるので、一口大よりも小さめにしましょう、目安は2cm角の大きさです。
  2. 180度ほどの揚げ油の中に、餅を入れます。揚げている最中に膨らむので、ほどほどに投入してください。
  3. 餅がきつね色になったら、キッチンペーパーや油きりの上に移します。
  4. 塩を振りかけて、味つけします。おかきを2つに分けて、一方を塩のみで味つけ、もう一方を塩と砂糖で甘じょっぱく味つけしてもいいでしょう。

餅ピザ

餅を生地に使ったピザです。ふわふわな餅生地にトロトロのチーズが合わさり、絶妙な食感が生まれます。トマトの酸味がいいアクセントになります。

【材料・1枚分】

  • 餅…適量
  • 玉ねぎ…1/3個
  • ピーマン…1個
  • ウィンナー…3本
  • プチトマト…5個
  • スライスチーズ…1枚
  • ピザソース(またはケチャップ)…適量
  • オリープオイル(またはサラダ油)…適量

【手順】

  1. 餅を厚さ5mm程度の薄さで切ります。
  2. 玉ねぎを包丁またはスライサーを使って、なるべく薄切りにします。ピーマン・ウィンナー・プチトマトについては、厚さ2~3mm程度に薄切りにします。
  3. フライパンにオリーブオイル(またはサラダ油)を敷きます。フライパンは、焦げつきにくい物(フッ素樹脂の加工品など)がオススメです。
  4. フライパンに餅を敷きつめます。大さじ1杯の水を餅に振りかけたら、フタを閉じて蒸し焼きにします。
  5. 餅が膨らみ始めたら、ちぎったスライスチーズを生地にちりばめて、その上に薄切りにしたピーマン・ウィンナー・プチトマトを載せます。ビザソース(またはケチャップ)を万遍なくかけたら、再びフタを閉じます。
  6. 弱火で5分ほど熱して、餅や野菜に充分に火を通したら、完成です。

和風グラタン

マカロニの代わりに餅を使ったグラタンです。もっちり熱々の食感が牛乳とチーズの風味とよく合います。調味料の代わりにシチューの素を使ってもいいでしょう。

【材料・2人分】

  • 餅…200g(切り餅4つ分)
  • 玉ねぎ…1/2個
  • しめじ…1/3パック
  •  スライスチーズ…2枚
  • パン粉…適量

合わせ調味料

  • 牛乳…80ml
  • マヨネーズ…大さじ4杯
  • バター…20g
  • 塩胡椒…適量

【手順】

  1. 餅を適当な大きさに切り分けます。グラタン皿の内側にバターを塗った後、餅を敷きます。
  2. オーブントースターでグラタン皿を5分ほど加熱します。餅の表面がきつね色になる程度で充分です。
  3. 玉ねぎを包丁またはスライサーを使って、薄切りにします。しめじは、石づきの部分を切り落とします。
  4. ボウルの中で牛乳・マヨネーズ・バター・塩胡椒を混ぜて、合わせ調味料を作ります。
  5. 餅の上に、玉ねぎとしめじを載せて、上から合わせ調味料をかけ回します。その後、スライスチーズを載せて、パン粉を振りかけます。
  6. 再びオーブンレンジの中に入れて、10~15分ほど加熱します。表面に焼き色がつけば完成です。

まとめ

鏡餅は、歳神様の魂が宿るものです。鏡餅をいただくことで、歳神様の魂を分けていただき、一年の無病息災を願う……それが鏡開きの由来です。

鏡開きは、関東では1月11日、関西では1月15日におこなう場合が多いです。ただし、地域によって実施日は異なります。あなたが住んでいる地域の慣習に合わせることをオススメします。

鏡開きは、武家から広まった風習と言われています。鏡餅に包丁を入れることは切腹を連想させるため、刃物で切り分けることは不作法とされています。手でちぎるか、もしくは槌で叩いて欠き割りましょう。

正しいやり方で鏡餅を食べて、歳神様から魂を分けていただき、福の多い一年を歩みましょう。




▼▼ 住所がわからない人へのプレゼントにおすすめ! ▼▼

giftgear

自由なカスタマイズが可能な
想い伝わるギフト作成サービス


▼ 高麗人参サプリ 「 J's Kami 高麗 」 - こうらいマルシェ

こうらいマルシェ

▼ イベント景品の最新人気ランキング!

二次会景品ランキング

▼ ゴルフコンペ景品専門店

ゴルフコンペ景品専門店

Tagsこの記事に関連するタグ

Share

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

この記事を書いた人

しきたり.net編集部

しきたり.net編集部

こんにちは。しきたり.net編集部です。贈り物のマナーや季節の行事やならわしなどをご紹介します。

ー おすすめギフトショップ -

myroom

MYROOM

愛知

サラダ館友部店

サラダ館友部店

茨城

サラダ館知手中央店

サラダ館知手中央店

茨城

GIFT創造館にったみどり店

GIFT創造館にったみどり店

群馬

サラダ館伊勢崎本町店

サラダ館伊勢崎本町店

群馬

ギフトショップマルケイ

ギフトショップマルケイ

東京

サラダ館青梅新町

サラダ館青梅新町店

東京

シャディサラダ館世田谷千歳船橋店

シャディサラダ館世田谷千歳船橋店

東京

サラダ館 聖蹟桜ヶ丘店

東京

サラダ館滝沢巣子店

サラダ館滝沢巣子店 (株)ササキ

岩手

サラダ館千葉一宮店

サラダ館千葉一宮店

千葉

Natura-Luce

Natura-Luce

神奈川

TOP