親しい友人や家族に赤ちゃんが生まれる、と聞けば誰でも嬉しくなります。どんな赤ちゃんが生まれてくるのかを想像しながら、プレゼントを選ぶのは楽しい一時になります。
ただいきなりお店に行ってプレゼントを選ぶのは、中々難しいことです。
赤ちゃんに関する品物は思ったよりも多く、選びきれなくなってしまいます。
今回は出産祝いのプレゼントについて解説します。
実用的でいながらおしゃれなプレゼントの選び方、赤ちゃんが男の子の場合のプレゼントの選び方について詳しく説明します。
出産祝いにおすすめ!実用品だけどおしゃれなプレゼントとは
ベビー用品売り場に立つと、可愛らしいファンシーなものが多いので、何を選べばよいのか迷ってしまいますが、あまり出産祝いのプレゼントを贈った経験がない人なら、実用的なものを選ぶと上手くいくはずです。
出産祝いに実用品を贈ることは、かつては味気ないと思われていましたが、今はそんな心配は要りません。
プレゼントを贈られたパパやママは便利に使うたびに、贈ってくれた人のことを思い出してくれることでしょう。
実用品にも色々ありますが、中でも忘れがちなのは、タオルです。タオルはどこの家にもあります。それを使ってもよいのですが、生まれたてのまだ薄い赤ちゃんの肌を拭くためには質のよいタオルが必要です。
タオルは赤ちゃんのお風呂上がりだけに使うものではありません。
お昼寝のときにかけてあげたり、おむつを替えるときのシートとしても使うことができます。
タオルは洗濯する必要があるため、何枚か欲しいものですから、ほかの人とプレゼントが重なってしまっても安心です。
赤ちゃんのためのタオルにおすすめなのは、オーガニックコットンを使ったものです。
3年以上農薬や化学肥料を使わない畑で栽培された綿花をオーガニックコットンといいます。
赤ちゃんの肌に直接触れるタオルとして安心して使うことができますね。
オーガニックコットンを使ったタオルの中でも、最近はガーゼタオルに人気があります。
ガーゼは綿の糸をゆるく撚って織った布のことで、昔から赤ちゃんの肌着やハンカチとして使われてきました。
ガーゼの特徴は吸湿性、速乾性、通気性に優れていることです。
汗を吸ってもすぐに乾いて、赤ちゃんは涼しく快適に過ごすことができますし、洗濯をしてもすぐに乾きますから、ママにとっても使いやすい素材です。
またガーゼは二重、三重に布が重なっているため、空気の層ができます。冬のお昼寝のときにかけてあげれば、赤ちゃんは暖かく眠ることができます。
最近のタオルはおしゃれなデザインのものが多いため、パパやママの目を楽しませてくれますし、優しい肌触りが一家全員の心を癒やしてくれるに違いありません。
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タオルと違う?バスローブは実用品?
タオルと同じだと思われるかも知れませんが、赤ちゃん用のバスローブもおすすめです。
赤ちゃんは少し動けるようになると、お風呂上がりにじっとしていられません。体を拭いてあげようとしても、逃げ出してしまうことがよくあります。
カゼを引かせてはいけないと思うあまり、怒りたくなることもありますが、無理をせずにバスローブを着せてしまいましょう。
濡れている体にバスローブを着せてしまえば、動いている間に水気は取れます。
赤ちゃんの要求とパパやママの要求が見事に両立するのが、赤ちゃん用バスローブです。
フードの付いているものを選べば、頭を拭くことも簡単にできますから、安心です。
フードが動物の顔になっているものもあるので、バスローブを着ている赤ちゃんを見るだけで、パパやママの心が癒やされます。
我が子を可愛いと思うことは、育児をする大きな原動力になります。大人はめったに着ることがないバスローブですが、赤ちゃんを育てる人たちにとっては、バスローブは実用品といえますね。
サイズがきっちりと決まっているものではないので、長く使ってもらえるところも、バスローブを贈る大きなメリットです。
出産祝いでパパやママも癒やしたい!どんなプレゼントがおすすめ?
赤ちゃんもお風呂に入りますから、ベビーシャンプーやベビーローションといったものが必要になります。
これらも実用品といえますが、上手に選ぶとパパやママの心を癒やしてくれます。
天然成分にこだわった製品を使えば、赤ちゃんにとっても安心ですし、よい香りのものを選べば、パパやママをリラックスさせてくれます。
赤ちゃんを育てるのは、喜びだけでなく不安や戸惑いが多いものです。
パパやママは、自分でも気付かないうちに疲れやストレスを溜め込んでいることがあります。
赤ちゃんとのお風呂で、自分もしっかりとリラックスできれば、育児にもよい影響を与えます。
また、赤ちゃんとのお風呂とスキンケアは、貴重なスキンシップの時間になります。
お風呂でリラックスしつつ、スキンシップを重ねることで、育児に慣れていくことができますから、ベビーシャンプーやベビーローションはとても大切な役割を持っています。
パパやママが自分で用意するときは、ベビーシャンプーもベビーローションも実用一点張りになってしまうかも知れません。出産祝いのプレゼントとして少し高級なものを贈ってみましょう。
安心して使える成分であること、自然でリラックスできる香りであること、よい使い心地であることにこだわって、ベビーシャンプーとベビーローションを探してみてください。今はパッケージデザインもおしゃれなものが増えているので、パパやママが喜んでくれるプレゼントになりますよ。
出産祝いはファンシーになるもの?男の子へのプレゼントはコレ!
出産祝いに贈るプレゼントはどんなものであれ、ファンシーな雰囲気になることが多いでしょう。
ベビー用品売り場というのは、少し前まではパステルカラーで溢れているものでした。
女の子が生まれたときには、すんなりとプレゼントを選べた人でも、男の子が生まれると何を贈ればよいのか戸惑ってしまうかも知れませんね。
かつては男の子に黄色のものを贈ることも多かったようです。
黄色なら男女両方に使えるので、便利だったのです(次に生まれる子にお下がりができます)。
ですが、せっかく男の子が生まれたのなら、それを精一杯楽しんでもらうために、プレゼントも男の子を意識して選んでみましょう。
例えば、スタイや離乳食を食べるときに使うエプロンなどは、洗濯をする必要があるため、何枚も欲しい実用品です。そのスタイやエプロンのデザインを、男の子らしいものにしてみましょう。
ネクタイをデザインしたものなどは、スタイを着けることで赤ちゃんを一人前の紳士のように見せてくれますから、プレゼントを贈る人も贈られる人も楽しくしてくれます。
スタイと同じ柄でロングパンツが作られている場合もありますから、コーディネートしてプレゼントするのも楽しいですね。
男の子向けとして作られているベビー用品は、デザインがスッキリとしている特徴があります。
女の子向けの可愛らしいものとは一味違った、おしゃれな出産祝いのプレゼントになるでしょう。
重要!出産祝いを贈るタイミングを逃さない!
最近はパパやママになる人たちもおしゃれで、こだわりのある人たちが増えています。
だから出産祝いのプレゼントもおしゃれなものを、とこだわりたくなりますね。でも、出産祝いを贈るときにはそれよりも気をつけたいことがあります。
それは出産祝いを贈るタイミングです。
赤ちゃんが誕生して7日目をお七夜といいます。この日は家族や親戚に赤ちゃんのお披露目をする最初の日です。
出産祝いはこのお七夜の日から、生後1ヶ月のお宮参りのときまでに贈るものだといわれています。
親しい友人だったりすると、産院に出かけてプレゼントを渡したくなるかも知れませんが、出産後すぐはママの体調が優れないことも多いし、精神的に不安定になることもあります。
ママの体調を気遣いながら、無理のないようにプレゼントを渡してください。
逆に生後1ヶ月を過ぎてしまうと、出産祝いには遅すぎます。
出産祝いをいただく方は、お礼の意味を込めて生後1ヶ月を目安に出産内祝いを出します。やっとすべてが終わってホッとしたところに、新たに出産祝いを贈ったら、相手の手間を増やすだけになってしまいます。
どうしても生後1ヶ月に間に合わないときには、無理をせずにほかの行事のときにプレゼントを渡しましょう。
例えば生後100日目にはお食い初めがありますし、1歳のお誕生日にお祝いをしてあげるのもよい思い出になるのではないでしょうか。
まとめ
今回は出産祝いのプレゼントについて解説しました。
実用品を贈るといっても、選び方次第でおしゃれなプレゼントを贈ることができます。
また、男の子に向けてプレゼントを贈る場合の注意点についても説明しました。ファンシーなものが目立つベビー用品ですが、一味違ったプレゼントになるでしょう。
色々と迷うことが多い出産祝いですが、実用品を贈ることで新しくパパやママになる人たちの役に立つことができますし、一味違うプレゼントを贈ることで大切な人の出産を心に残るものにすることができます。
今までの常識から少しだけ踏み出して、プレゼント選びをしてみてください。