赤ちゃんが誕生して百日、中には首がすわってきたなど成長が目に見えてわかる時期ではないでしょうか。
昔は現代ほど赤ちゃんの死亡率が低くなかったので、百日を生き抜くことは非常におめでたいことだったのです。
赤ちゃんの無事の成長をお祝いするのがお食い初めですが…同時に食べ物に困りませんように、食べ物をたくさん食べられる丈夫な歯が生えますようにといった願いも込めていきます。
お食い初めのお祝いをする時、どの程度の金額の贈り物をいつ頃どのように贈れば良いのか迷っている人も多いのではないでしょうか。
今回はお食い初めのお祝いについて、贈り物の正しい贈り方マナーを詳しくご紹介していきます。
お食い初めではどんな贈り物の種類がある?
お食い初めのお祝いは主に赤ちゃんに対して贈るものですが、贈り物の種類は大きく分けて2つあります。
お祝い金として現金を包むか、お祝いの品を選ぶか…関係性などによって使い分けると良いですね。
具体的にどんな種類の贈り物があるのか、詳しくみていきましょう。
祝い金として
お食い初めをする頃の赤ちゃんは、まだまだ何かと出費がかさむ時期です。
特に身内の場合は赤ちゃんのために品物を贈るよりも、現金を包んでお祝い金として贈った方が気が楽と感じる人もいるでしょう。
実際に私も子供のお食い初めの際は、身内からお祝い金をいただきました。
現金は自分たちで必要なものを購入できるので、使い道が広がって嬉しいですよね。
品物として
友人など親しい間柄の人からは、お食い初めのお祝いとして贈り物をいただくことが多いです。
お食い初めにちなんで、もうすぐ始まる離乳食の食器やエプロンが多かったと思います。
離乳食のエプロンはたくさんあると嬉しいですし、毎回の食事をより楽しくできそうですよね。
個人的に嬉しかったのは、離乳食用のスプーンでした。
木製で温かみがあり、赤ちゃんの口に入りやすいサイズだったので非常に重宝しましたよ!
お食い初め祝いの金額相場とは?
お食い初め祝いの金額相場はどのくらいなのか、気になっている人も多いのではないでしょうか。
友人などが購入する贈り物の相場は5千円から1万円くらいですが、身内が包むお祝い金となると少し金額が上がります。
お食い初めを自宅でやるのかお店でやるのかでもかかる費用は異なりますが、一般的には祖父母が食事代を払います。
私の場合祖父母を加えず核家族の状態でお食い初めをおこなったので、両実家からはお祝い金をいただいた形です。
両家から合わせて3万円程度、食事にかかったのが2万円くらいだったので残りで赤ちゃんのお世話に必要なものを購入しました。
お食い初め祝いを贈る時期とは?
お食い初め祝いを贈るとしたら、一体どのくらいの時期が適しているのでしょうか。
お食い初めは生後百日を目安におこなわれるので、品物の場合は赤ちゃんが生後3ヶ月に入ったくらいに贈るのが最適です。
3月1日生まれの赤ちゃんの場合は、6月1日から1週間以内を目安に贈りましょう。
祖父母など身内がお食い初めの食事代を出すときには、お祝いの前日や当日で問題ありません。
支払いの際にトラブルが起きないように、事前にすり合わせをしておきたいですね。
お食い初め祝いの正しい贈り方
お食い初め祝いを贈る際のしや水引のチョイス、表書きなどに間違いがないようにしておきたいですよね。
一方であまり経験することのないお祝いのため、表書きはどうするのかなど把握していない人も多いのです。
お食い初め祝いを贈るにあたり、正しい方法をマスターしていきましょう。
のし
お食い初め祝いはおめでたいことをお祝いするための贈り物なので、のしを付けましょう。
現金を包む場合は、のしの付いたご祝儀袋を用意してくださいね。
贈り物の場合は外のしにして、贈る目的をわかりやすくしましょう。
水引
お食い初め祝いの水引は何度もお祝いしたい子供の成長ということで、紅白の蝶結びを選びます。
私も水引は迷いやすかったのですが、子供の成長関係では全部紅白蝶結びだと覚えていますよ!
表書き
一番贈り方のマナーで迷ってしまうのが、表書きの書き方ではないでしょうか?
お食い初め祝いの表書きは「祝 御食初」とし、水引の下部には贈り主の使命を記入しましょう。
もしお食い初めから時期が少しズレてしまった…という場合は「祝 御成長」にします。
間違えないように、注意していきたいですね。
まとめ
お食い初めのお祝いについて、贈り物の正しい贈り方マナーを詳しくご紹介してきました。
お食い初めはお祝い金や品物を贈りますが、金額相場は5千円〜1万円ほどです。
祖父母が食事代を出すことが多く、お食い初めの場所や規模によって費用も異なります。
お食い初め祝いは赤ちゃんが3ヶ月になった日から1週間を目安に贈り、あまり時期がズレないようにしましょう。
贈り物には外のしを掛けて紅白蝶結びの水引、表書きは「祝 御食初」とします。
正しい贈り方のマナーを身につけて、赤ちゃんの健やかな成長をお祝いしましょう!