2023年の4月下旬、小学校の家庭訪問がありました。
わが家には6年生の子どもがいるので、もう何度も経験していることなのですが、毎年家庭訪問時にはドキドキしてしまいます!
「本当に玄関先でいいのかな」、「お茶とお菓子は用意しなくてもいいのかな」、「何か言われてたらどうしよう…」などなど、色々と気になっちゃうんですよね…。
今回は、「小学校の家庭訪問~わが家の場合~」を紹介したいと思います。
・小学校の家庭訪問
子ども達の通う地域の公立小学校では、毎年4月下旬に家庭訪問が実施されます。
今年も4月中旬頃に、家庭訪問の実施に関するお手紙が届きました。
手紙の内容は以下の通りです。
- 家庭訪問は玄関先で実施する
- 時間は1家庭10分
- お茶、お菓子の接待は辞退する
毎年、同じような内容が書かれたお手紙をもらってきます。
一般的に、家庭訪問をするのは、子ども達の自宅の場所や通学経路を先生が把握する為といわれています。
とはいえ、ママ目線では、「玄関先ってどこ!?」「念のために部屋も掃除しておいた方がいいよね…」「お茶とお菓子も本当にいらないの!?」と別の部分が気になっちゃいますよね。
今年も同級生のママ友さんから「〇〇先生って、お部屋の中まで入らはった!?」と確認のラインが届きました(笑)
気になることは、皆一緒ですよね~!
次の章では、毎年、わたしが家庭訪問前にしていることをリストアップしてみました。
・家庭訪問前にしておくことリスト
毎年、わたしが家庭訪問前にしていることは以下の5点です。
- 玄関先の掃き掃除
- お部屋の片づけ(念のため)
- お茶、お菓子の用意(念のため)
- 子どもの家での様子、好きなことなどを話せるようにしておく
- 先生に聞きたいことを考えておく
一番にしておくことは「玄関先の掃き掃除」です。
お部屋に入られるかは先生によって違いますが、庭~玄関までのスペースは必ず目にはいりますよね。
ササっと掃き掃除をして、砂やホコリ、枯葉などを取り除いておけば完了です。
わが家は毎回お部屋に上がってもらっている為、先生をお通しする「部屋(リビング)の片付け」をしておきます。
毎日整っているのが理想なのですが、子ども達と生活しているとそれがなかなか難しい…。
というわけで、床に散らばっているものを整理整頓し、掃除機をかけておきます!
時間がなければ、目立つ荷物は他のお部屋に一旦避難させておけば良し…ということにしています!!
あとは、先生が着席される椅子&テーブルの拭き掃除を念入りに!
わたしは念のため、お茶もお菓子も用意しています。
最後に、必ず聞かれる「子ども達の家での様子」や、自分が「先生に聞きたいこと」などを考えておけば、準備はOKです。
・玄関先ってどこ?
玄関先とは、“玄関まわりのスペース”だそうです。
玄関の軒下、あるいは玄関の内側など、玄関ドアのまわりを指す言葉だそうです。
ただ、「家庭訪問は玄関先で…」という内容のお手紙を事前にいただくのですが、実際には、勧めるとお部屋まで入ってくださる先生がほとんどです!
お手紙には“玄関先”とあるのですが、わが家の玄関スペースはとっても狭く、しかもお隣のお家とも近い為、「ご近所さんに話の内容が聞こえちゃうのはちょっと恥ずかしいなぁ。」という気持ちがあり…。
毎回、「うちは玄関がせまいので、よかったらおあがりください!」と、リビングに入ってもらっています。
ただ、我が子の通う小学校は1クラスあたりの生徒数が少ないため、先生にも時間の余裕があるからできることなのかもしれません。
また、今年下の子の担任をしてくださっている先生は、入室を勧めても辞退されたので、先生のタイプにもよるのかもしれませんね!
・お茶とお菓子は用意するべき?
「お茶、お菓子は辞退します」とお手紙には書かれてはいるので、本来は用意する必要はありません。
けれどわたしは”念のため…”、と毎回用意しています!
上の子が小学1年生になった時、初めての家庭訪問が心配で、まわりの先輩ママ達に話をきいたんです。
すると皆さん、「手紙には辞退って書いてあるけど、一応出してるし、出したらお茶も飲まはるで~!」とおっしゃっていたので、その流れで毎年お茶とお菓子は用意するようにしています。
万が一辞退されたら、その時は子ども達の3時のおやつにしたらいいと思って準備しています。
コロナ前は淹れたてのお茶(煎茶)を出していたのですが、コロナ禍の家庭訪問ではストロー付きの紙パックのお茶(250ml)かペットボトルのお茶(300ml)をお出ししています。
お茶菓子は、近所の菓子店で購入した個包装のものを用意しています。
とはいえ、この6年間、子ども2人の先生たちを見てきて、お茶を飲んだ先生はいらっしゃいましたが、お菓子に手をつけた先生は1人もいらっしゃいませんでした!
なので、毎回「せっかくなので、3時のおやつに食べてください~」と、お茶とお菓子を袋に入れて持って帰ってもらっています。
ただ、以前住んでいた地域では、自宅に来られた市の保健師さんにお茶をだしたところ、「決まりがあって、お茶はいただけないんです。」とキッパリ辞退されたことがありました。
お茶やお菓子を口にされるかどうかは、地域によっても違うんだなぁと感じた出来事でした。
・話す内容①先生から聞かれること
6年間小学校の家庭訪問を経験して、毎年先生から聞かれること、それは「〇〇さん(子ども)の家での様子はどんなふうですか?」ということです。
この質問は、毎回、どの先生も一番に聞かれていたように思います。
他にも、これまでに家庭訪問時にあった、先生たちの“質問”をまとめてみました。
- 家庭での子どもの性格
- 放課後の過ごし方(宿題の取り組み方、習い事、友達と遊ぶ頻度など)
- 仲の良い友達
- 子どもの好きなもの、遊び
ほかにも、入学したての小学校1年生の時には、「アレルギーの有無」や「体質(鼻血がでやすい、皮膚がよわい)」など、体に関することも詳しく聞かれたように思います。
6年生の先生には、「そろそろ思春期ですが、様子はどうですか?」「今年は修学旅行がありますが、親と離れてお泊りができそうですか?心配なことはありませんか?」など、高学年ならではの質問もありました。
・話す内容②先生に聞きたいこと
家庭訪問は、基本的に先生からの質問に答えていくような形が多いですが、中には「何か気になることはありませんか?」「お子さんのことで心配なことはありませんか?」と聞いてくださる先生もいらっしゃいます。
今年は、マイペースな下の子が授業中にボーっとしていないかが心配だったため、家庭訪問の最後に先生に確認してみることに…。
「前任の○○からも、○○ちゃんはマイペースと聞いていたのですが、今のところ全く問題ないです!」と言っていただけました。
先生いわく、4月は子ども達も緊張していて普段よりも頑張っている子が多いので、「夏休み前の個人懇談でまた様子を報告させていただきます。」とのことでした!
前任の先生からは、窓の外を見てボーっとしていることがよくあると聞いていたので、とりあえずは一安心です…。
・コロナ禍の家庭訪問
2019年冬に新型コロナウィルスの流行が始まって、緊急事態宣言が発令された2020年の春、小学校は休校になり、家庭訪問も中止になりました。
この年は授業参観や行事なども中止になった為、担任の先生がどんな方なのか、クラスの雰囲気がどんな風なのかがなかなか分からず、不安だったことを覚えています。
2021年以降、家庭訪問は再開されましたが、抵抗のあるお家は辞退も可能という文言がお手紙に追加されています。
2021年の家庭訪問は、玄関前のお庭で、お互いのあいさつ程度でサッと終わる程度のものでした。
コロナの流行が落ち着いてきた2022年からは、お互いにマスクを着用した状態で、以前のように室内に上がる形で家庭訪問をしていただいています。
・さいごに
「小学校の家庭訪問~わが家の場合~」、いかがでしたか?
何回経験しても緊張するのが、家庭訪問ですよね。
わが家では家庭訪問前には、①玄関先の掃き掃除、②お部屋の片づけ(念のため)、③お茶、お菓子の用意(念のため)、④子どもの家での様子を話せるようにしておく、⑤先生への質問を考えておく、以上5つのことを準備しています。
先生がお部屋に入られるか、お茶やお菓子を受け取ってもらえるかは、住んでいる地域の状況や先生のタイプによってまちまちだと思いますが、わたしの体験談がどなたかの参考になれば幸いです!
最後までお読みいただきありがとうございました。