2023年の5月8日、新型コロナウイルス感染症の感染症法上の位置づけが「2類相当」から「5類」に移行しました。
5類への移行により、子ども達の通う小学校でも色々と変化があったようです。
今回は、「新型コロナウイルス5類移行後の小学校」の変化を紹介したいと思います。
・新型コロナウイルスが2類から5類へ
2023年5月8日、新型コロナウイルスの感染症法上の扱いが「新型インフルエンザ等感染症(2類相当)」から「5類感染症」に変更されました。
厚生労働省のホームページを確認すると、今後の対応が以下の様にまとめられていました。
- 政府として一律に日常における基本的感染対策を求めることはない。
- 感染症法に基づく、新型コロナ陽性者及び濃厚接触者の外出自粛は求められなくなる。
- 限られた医療機関でのみ受診可能であったのが、幅広い医療機関において受診可能になる。
- 医療費等について、健康保険が適用され1割から3割は自己負担いただくことが基本となるが、一定期間は公費支援を継続する。※(厚生労働省のホームページ「新型コロナウイルス感染症の5類感染症移行後の対応について」より引用)
・新型コロナウイルス5類移行による、小学校での変化
わが家には地元の公立小学校に通う子ども達がいるのですが、新型コロナウイルスが5類扱いになったことで、小学校での生活にも変化がありました!
- 学校の出席停止の期間の変更
- 毎朝の体温チェックの提出が不要に
- 年間行事のスケジュール表が復活
- 授業内容の変化
- 給食時間の変化
- マスクの着用は個人の判断で
子ども達の通う小学校では、これらの項目で変更があったようです。
それぞれの項目の変更点について、次の章でくわしく説明したいと思います。
・出席停止期間の変更など
新型コロナウイルスに感染した場合の出席停止期間の基準が「発症の翌日から5日間に」(以前は7日間)、かつ、症状が軽くなってから1日経過していること、となりました。
昨年、わが家では長女→次女→夫と次々にコロナウイルスに感染した為、家族全員が2週間近く自宅待機をしていたのです。(大変でした!)
出席停止期間が短縮されて、助かるご家庭は多いのではないでしょうか!
また、毎朝の体温チェックの提出が不要になったことも地味に嬉しかったです。
うちの次女は平熱が36.8℃~37℃と高めなので、毎朝ドキドキしながら検温していたのでした。
これは子どもの通う小学校に限った話かもしれませんが、コロナ禍になってからなくなっていた“年間行事のスケジュール表”が今年度は配布されたのです!
前年度までは、感染の広がりで行事が開催できるかわからない状況だったので、スケジュールが組めなかったのだと思います。
遠足、運動会、修学旅行、参観日、長期休みの期間などなど、前もって行事の日程がわかっていれば、仕事やプライベートの予定もたてやすいですよね。
わたしも、早速小学校の行事予定を手帳に書き写しておきました!
・授業内容の変化
子ども達の通う小学校では、コロナ禍になってからというもの、音楽と家庭科の授業内容がかなり制限されていました。
音楽の授業では歌を大きな声で歌うことができず、ハミングで口ずさむ程度のものだったようです。
そして、リコーダーも授業中には吹くことが出来ず指を動かす練習のみだったとか。
その為、宿題としてリコーダーの課題曲を自宅で練習し、吹いている動画を撮影して先生に提出していました。(タブレットで動画を撮影している長女をみて、イマドキだなぁとびっくりしました!)
また、家庭科の授業では調理実習を行うことができず、先生が調理しているのを生徒が見学するといった具合だったそうです。(もちろん、試食することもできませんでした。)
そんな状況だった音楽と家庭科の授業ですが、5月8日からはコロナ禍前のような授業内容にようやく元に戻ったとのこと。
音楽では皆で声を出して歌うことができ、家庭科の調理実習も自分達で料理をし、その場で食べるところまでできたそうです◎
食べるのが好きな娘は、調理実習で野菜炒めを作れたことがとっても嬉しかったようで、「コロナが落ち着いてよかった!」とすごく喜んでいました。
・給食中の「おしゃべり」解禁
コロナ禍になってから、給食の時間はそれぞれの机にアクリル板で作られた囲いをたて、「黙食」といって私語をすることは禁止になっていたそうです。
5月8日からはアクリル板も黙食も撤廃され、友達とおしゃべりをしながら食べることができるようになったとのこと!
1日中真面目にお勉強をしている子ども達。
給食の時間くらいは楽しく食事をして過ごしてほしいなぁと思っていたので、おしゃべりが解禁されてホッとしました♪
TVのニュース番組では、小学生の子ども達が机同士を向かい合わせにして給食を食べる映像が流れていましたが、我が子の小学校では未だに机の向かい合わせは禁止されているようです。
ちなみに、コロナ禍前には行っていた“給食後の歯ブラシ”についても、まだ再開とはいかないようです。
個人的には、コロナも心配ですが虫歯になるのも心配…という、複雑な親心です。
・マスクの着用は個人の判断で
新型コロナウイルスの扱いが5類になったことで、小学校では色々な変化がありましたが、5月中旬の時点では“マスクの着用”に関してはたいして変化はないとのことです。
マスクの着用は個人の判断に任されているものの、大半の生徒達はまだマスクを着用しているそうです。
子ども達には「マスクはつけなくてもいいよ」と伝えているのですが、「クラスの子達もほとんどがマスク着けてはるし、わたしもまだ着けとくわ~」と言っていました。
実際、わたしも外出時には必ずマスクをつけているので、子ども達の気持ちもよくわかるのです。
先日出先で電車に乗ったのですが、わたしが乗車した車両の中でマスクをつけていない乗客は数名程度でした。
この2~3年で、マスクを着用することがすっかり習慣になってしまったこと、そして“とりあえずはまわりの人達とあわせておこう”という日本人的な気質が原因しとなっているような気がします。
ただ、夏になり気温が高くなれば、自然とマスクをはずす子ども達も増えてくるんじゃないかなぁとも思っています。
・さいごに
「新型コロナウイルス5類移行後の小学校」の変化、いかがでしたか?
子どもの通う地域の公立小学校では、学校の出席停止の期間の変更、毎朝の体温チェックの提出が不要に、年間行事のスケジュール表が復活、授業内容の変化、給食時間の変化、マスクの着用は個人の判断にゆだねられるなど、色々な変化があったようです。
コロナ禍以前の生活に元通りとはいきませんが、少しずつ日常が戻りつつあるなぁと感じています。
コロナ禍で、色々なことが制限されていた子ども達。
今年度は思う存分、小学校生活を楽しんでほしいと思います!
最後までお読みいただきありがとうございました。