産まれたばかりは本当に小さかったのに、初誕生日を迎える頃には歩いている子もいるくらい成長を感じるのが1歳の頃です。
もう「赤ちゃん」なんて言えないくらい大きくなったので、初誕生日のお祝いは記念に残るものにしたいですよね。
喜ばれる贈り物や注意したい贈り物についてしっかり把握し、金額相場なども意識しておきましょう。
今回は初誕生日祝いについて、贈り物やお祝いの流れなどを詳しくご紹介していきます。
初誕生日祝いをする目的や意味とは?
初誕生日は1人では何もできなかった赤ちゃん時代から、自分で何かをしようとする「子ども」への成長の第一歩です。
新生児からの我が子の写真を見比べても、ここまで違うか!というほど顔が違うんです。
赤ちゃんの成長は、人間の一生の中でもダントツで急ピッチなんだなと思います。
今でこそ日本では赤ちゃんが産まれて、一歳の初誕生日を迎えて大人になっていくのは当たり前のことですよね。
実は昔の日本ではまだ公衆衛生や医療体制の問題で、赤ちゃんの死亡率が低くはなかったのです。
一歳を迎えられることは「当たり前」ではなく、非常に喜ばしいことだったんですね。
無事に初誕生日を迎えて、一生の中で記念になるようなことをするために初誕生日祝いがあるのです。
初誕生日祝いで喜ばれる品物や注意したい品物とは?
初誕生日祝いでは基本的に自由に贈り物を選べますが、子どもの成長のことなので注意したいこともあります。
特に喜ばれるもの、選ぶときに注意したいものを把握しておきましょう。
喜ばれる品物
初誕生日祝いで喜ばれる品物は主に、子どもの成長の記念になるようなものです。
子どもの手型足型を残しておけるものや写真立て、洋服なども喜ばれます。
洋服は一歳頃を目安としたサイズとして70〜90がベストですが、子どもによって体の大きさに差があるので聞いておくと確実です。
私はアウターを贈ったのですが、一年先も着られるようにワンサイズ大きめの物を贈りました。
例えば70〜80サイズを着ている子なら、90くらいですね。
アウターは他の衣類よりも傷みにくいので、1〜2年くらい着られるように想定すると良いですよ!
注意したい品物
初誕生日祝いに贈る際注意したい品物としては、もらった相手が困ってしまうほどの高級品が挙げられます。
初誕生日祝いは気持ちが大切なので、値段の高さよりも子どものことを考えた品物が好まれるのです。
服のサイズや誕生日、名前をくれぐれも間違えないように気をつけたいですね。
実は私も子どもの初誕生日にアウターをいただいたのですが、サイズがかなり小さくてパツパツで困ったことがあります。
幸い無料でサイズ変更できるチケットがあったので良かったのですが、人気商品で在庫がなかったため取り寄せてもらうなど大変でした。
さりげなく服のサイズを聞くのは、とても大切だなと感じましたね。
初誕生日祝いの流れや行事
初誕生日にはどのようなお祝いをするのか、あまり世間一般には浸透していないですよね。
私も子どもが産まれて初めて知ったくらいで、今まで知りませんでした。
子どもが一歳の初誕生日を迎えると、一升(約1.8キロ)の重さのお餅を背負うという行事をおこないます。
「一升餅」という慶事で「一升」と「一生」を掛けていて、一生食べ物に困らず健康に過ごせるようにとの願いを込めておこなわれるのです。
流れとしては一升餅を背負って歩き、選び取りといって子どもが選んだものによって将来の職業を占うということもします。
今度は一升餅を踏んで「地に足をつけて暮らせるように」との気持ちを込めて、踏み餅をして終了です。
一歳くらいだとまだ歩ける子と歩けない子がいたり、機嫌も安定しませんよね。
我が家でも上の子はご機嫌でスタスタ背負って歩いていましたが、下の子はグダグダでした…。
後から思い出したとき、どんな形でも楽しい思い出として残る一升餅にしたいですね。
初誕生日祝いの金額相場や贈り方とは?
初誕生日祝いの金額相場や贈り方についてみていきましょう。
身内は1万円、友人は3〜5千円が相場で、商品券などでも大丈夫です。
贈り物の場合は外のしを掛け、現金でも贈り物でも紅白蝶結びの水引に「祝 初誕生日」と表書きを書きます。
身内の場合は一升餅での食事代に加えて何か品物を買えるように、2〜3万円くらいの金額を包むことも多いです。
我が家では義両親が一升餅に参加したので、食事代と品物代として3万円包んでくれました。
誕生日のタイミングでは、初節句のための雛人形や鎧兜を購入するためのお金を一緒に包んでくれることもあります。
まとめ
初誕生日祝いについて、贈り物やお祝いの流れなどを詳しくご紹介してきました。
初誕生日祝いでは無事に一歳を迎えられた子どもをお祝いし、一升餅を背負わせてより健やかな成長を願います。
初誕生日祝いの品物は記念になるようなものや、少し大きめのサイズの服などが喜ばれます。
逆にジャストサイズの服やかなり高価なものは、お祝いの品として適しません。
金額相場は身内が1〜3万円、友人が3〜5千円なのでなるべく範囲内に収めましょう。
子どもの成長を祝う際には、気持ちが込もったものを贈るのがベストです。
ぜひ参考にしてみてくださいね。