母の日に贈る花といえば、誰もがカーネーションと答えますよね。
定番中の定番ですが、なぜカーネーションを贈るのか理由を知っている人は少ないのではないでしょうか。
カーネーション以外に母の日の贈り物で人気のある品物についても、ぜひ知っておきたいですよね。
母の日は何も考えず贈り物をしてしまいがちですが、実は把握しておきたいマナーやもあるのです。
今回は母の日の贈り物にカーネーションを贈る理由や金額相場、おすすめの品物や守りたいマナーをご紹介していきます。
母の日にカーネーションを贈る理由とは?
母の日に贈る花といえば、誰でも知っているカーネーションですよね。
カーネーションといえば赤い色が有名ですが、他にも白やピンクなどがあります。
母の日にカーネーションを贈るのが当たり前になり過ぎて、どうしてカーネーションなのか理由を知っている人は少ないと思います。
私も小学生の頃からカーネーションを贈ってきましたが、なぜ贈るのかについては考えたことがありませんでした。
実はアメリカで、負傷兵を保護していた母親が亡くなった時に好きだったカーネーションを贈ったのが起源だといわれています。
亡くなった母親に贈ったのは赤ではなく白のカーネーションで、十字架にかけられたキリストが浴びた血を表したのが赤いカーネーションです。
現代では健在の母に贈るのが赤いカーネーションで、故人の場合は白いカーネーションを贈ります。
私は変わり種が好きなのでピンクと白のグラデーションなどを選んでいたのですが、真の意味を知らない場合には特に気にしなくても良さそうですね。
好きな色を贈るというのが、一番良いでしょう。
母の日の贈り物の金額相場とは?
母の日にカーネーションとともに、贈り物をしたいと考える人は多いのではないでしょうか。
誕生日ほど豪勢にしなくても、日頃の感謝を込めて何か贈りたいですよね。
私もカーネーションと贈り物、手紙をセットにして渡すのが恒例となっています。
贈り物を購入しようと思った時に迷うのが、金額相場です。
誕生日などの記念日とは違ってこじんまりとした贈り物を購入するには、金額としては5千円未満が適しているでしょう。
私も購入する機会が一番多いのはカーネーションを含めて3千円程度で、負担にならない程度の物を贈るのがおすすめです。
理想としては贈る方も贈られるお母さんも、負担にならないようにするのが一番ですね。
母の日の贈り物におすすめの品物
母の日に贈り物をする時、どんな品物がおすすめなのでしょうか。
日頃の感謝を伝えるキッカケになるようなものということで、人気が高いのが小さいアクセサリーやプリザーブドフラワーの置物などです。
甘党なお母さんには、スイーツを買って帰るのも良いでしょう。
ストールなどのファッション小物や雑貨も人気なので、お母さんの好みを考えながら決めていきたいですね。
私は母と一緒に買い物をした時に気になると言っていたコスメや、ファッション小物を母の日に贈ることが多いです。
母も「あの時の!」といって、とても喜んでくれました。
母の日が近づいたら、日常の買い物などでの会話にお母さんの欲しいものが隠されていないかよく確認するようにしましょう。
母の日の贈り物に関する注意点
母の日の贈り物は難しいことを考えなくても、感謝の気持ちを込めれば余程のものでない限り失礼になることはありません。
少しだけ注意点を把握しておくと、より喜ばれる母の日の贈り物が出来ます。
具体的にどんなことに気をつければ良いのか、注意点をみていきましょう。
昔からの愛用品は避ける
昔から大事に使ってきた愛着のあるものは、いくら古くなったといっても新しいものに変えたくはないもの。
母の日の贈り物としてせっかくもらっても、なかなか使えないことに気を遣わせてしまう可能性もあります。
いつも使っているものは他の人が思っている以上に思い入れがあるので、注意したいですね。
刃物などは避ける
贈り物に刃物を選ぶ人はあまりいないかもしれないですが、いくらお母さんが欲しがっていても包丁などは自分で購入してもらいましょう。
刃物は相手との関係を断ち切ることを連想させるため、母の日を問わず贈り物には適しません。
特に義理のお母さんに贈る時には、選ばないように気をつけてくださいね。
常識はずれだと言われないように、義理のお母さんには無難な品物を贈るのがおすすめです。
まとめ
母の日の贈り物にカーネーションを贈る理由や金額相場、おすすめの品物や守りたいマナーをご紹介してきました。
母の日にカーネーションが贈られるようになったのはアメリカが発祥で、最初は白いカーネーションだったんですね。
一番多い金額相場はカーネーションや贈り物を全て含めて概ね5千円未満、ちょっとした贈り物という位置付けです。
花もプリザーブドフラワーにしたり、趣味に活かせるものなども適しています。
刃物や愛着を持って使っている品物の新調品は避け、喜んでもらえる贈り物をしていきましょう。