彼との付き合いが長くなってくると、同棲や結婚を前提とした付き合いをするため彼の実家に挨拶に行く機会ができます。
彼の親と聞くだけで緊張から心拍数が上がってしまう人も多いのですし、私も夫の実家に初めて遊びに行った時は緊張して出された食事の味がしなかったものです…。
彼の親とより円滑な関係を築くためにも必要不可欠なのが挨拶に適した手土産で、話のネタにもなりますし、自分の歩み寄りたい気持ちを伝えることができます。
今回は彼の実家に挨拶に行くときの手土産について金額相場やおすすめの品物、注意点などをご紹介していきます。
彼の実家への挨拶で喜ばれる手土産とは?
彼の実家に持参する手土産、一番迷ってしまうのは品物ですよね。
彼の親について知っていれば好きなものを準備すれば良いので楽なのですが…初めて会うとなると、何を選んだら良いのか悩みます。
彼の親が甘党の場合は、みんなで食べられるケーキを購入していくのも話のネタになっておすすめです。
私の場合は義両親が和菓子党だったので、和菓子の中でも甘さを抑えたものを購入していきました。
彼から親についての情報を提供してもらうのも、手土産選びを失敗しないポイントです。
一般的な贈り物などで定番のタオルなど後に残るものよりも、食べてなくなってしまうものなどの方が挨拶の手土産としては適しているのですね。
彼の実家への手土産の渡し方
彼の実家に挨拶に行ったとき、どういった渡し方をすれば良いのかわからないと悩む人も多いですよね。
私も頭の中で何度もセリフのシミュレーションをして、渡し方に違和感がないように考えていたものです。
彼の実家に足を踏み入れたらまず第一声笑顔で元気よく「お邪魔します」と彼の親の顔を見ながら言って、続いて自己紹介をしていきます。
「〇〇さんとお付き合いをしています、▲▲と申します。本日はお招きいただき、ありがとうございます。つまらないものですが、皆さんで召し上がってください」
挨拶の言葉とともに、手土産を手提げ袋から取り出して彼の親に渡しましょう。
元気よく、笑顔で明るく挨拶すれば好印象は間違いなしです。
彼の実家へ持参する手土産の金額相場
彼の実家に持参する手土産は、彼との関係性によって予算を少し変えると良いでしょう。
単にお付き合いをしている関係であれば2千円程度、相手も自分も気を使わないくらいの金額が適しているのです。
一方で結婚を前提にしていて、同棲や結婚の許可をお願いするときなどは予算を少し上げて5千円程度を目安にします。
結婚の許可を得るときに前々から彼の実家には何度も来ている場合でも、気を抜かないで適した手土産を持参することで相手の親から「きちんとした子だ」という印象をもってもらえるのです。
結婚した後は末永い付き合いになるので、最初の挨拶はしっかり好印象を与えておいた方が自分にとってもプラスになりますね。
彼の実家に手土産を持参する際の注意点
彼の実家に挨拶に行くときに手土産を持参するのは基本的なマナーですが、注意しなければならないこともあるのです。
注意点を把握せずに選んでしまうと、後から後悔したり彼の親からの印象が下がってしまう可能性があります。
私の実体験も含めながらお話しするので、手土産の品物を選ぶときの参考にしてみてくださいね。
身近な店で済ませない
手土産を渡すときには手提げ袋から品物を取り出して相手に渡しますが、手提げ袋には購入したお店のロゴが入っていることがほとんどです。
彼の実家に挨拶に行ったときに近所にあるお店のロゴが入っていると…慌てて用意したのかな、もう何度も食べたことがあるんだけど…などと好印象が得られにくいのですね。
なるべく「しっかり考えて準備した」ことがわかる品物を選びたいので、インターネットを利用するのが便利でおすすめです。
自分が苦手なものは購入しない
多くの場合食べ物の手土産を持参すると、みんなで一緒に食べましょうという流れになります。
一緒に食べるタイミングになったとき、自分が苦手なものを持参してしまうと…今更「私は苦手なので」などと言えないですよね。
実は私も和菓子が苦手なのに手土産で持参してしまったのですが、幸いみんなで食べる流れにならなかったので助かりました。
洋菓子の場合は取り分けて食べる雰囲気になりやすいので、自分も好きなものを選ぶのがおすすめです。
まとめ
彼の実家に挨拶に行くときの手土産について金額相場やおすすめの品物、注意点などをご紹介してきました。
彼の実家に行くときには、挨拶と同時に手土産を持参するのがマナーです。
金額相場は単なるお付き合いの段階では2千円程度、同棲や結婚としていれば5千円程度と予算を適切な額に変えていきましょう。
おすすめの品物は後に残らない食べ物系で、彼に親の好みを聞いてリサーチしておくのがおすすめです。
注意点としては彼の実家の近所では購入しない、手土産といってもみんなで一緒に食べることもあるので自分が苦手なものは避けましょう。
素敵な手土産で、彼とだけでなく親とも良い関係を築けるようにしていきたいですね。