2020年4月から、コロナウイルスの影響で、毎朝”子ども達の検温”をして小学校や幼稚園に提出しています。
以前からうすうす気づいてはいたのですが、うちの子ども達は平熱が高いようなのです。
特に、幼稚園に通う次女は平熱が”37℃前後”。
ということで、幼稚園での健康観察で頻繁に引っかかってしまうのです…。
今回は、コロナ禍の”平熱が高い子ども”について紹介したいと思います。
・平熱って?
前書きにも書きましたが、我が家の子ども達は平熱が高い方です。
特に、幼稚園に通う次女の体温は”37℃前後”を推移しています。
うちは長女もこんな感じだったので「小さい子は体温が高いんやな~」と思っていたのですが、同級生のお友達の体温を聞くと、36℃前半だったり35℃台だったり。
小さな子全員が平熱が高いわけではないことを知りました。
人によって様々なんですね!
ちなみに、体温計メーカー「テルモ」によると、日本人の体温の平均値は36.89℃なんだそう。
「意外と高い!」と思ったのは私だけでしょうか?
・”予測式は高くなる?”正しい体温の測り方
我が家では毎朝、予測式の体温計で検温しています。
保育士をしている妹に言われたのが「予測式の体温計は実測よりも高くでることが多い」ということ。
我が家の体温計のメーカー「オムロン」のHPを見てみると、以下の様に説明がありました。
”予測式の場合、検温開始から温度の上がり方を分析・演算することで、約10分後の体温を予測する為、熱がこもった状態や、連続で測定された場合、その影響を受け高く表示される場合があります。”
また、検温時の注意として、以下の様な説明がありました。
・運動や入浴、飲食の直後の30分間は検温に適さない(=体温が上がりやすい)ので避ける。
・わきの汗はしっかり拭きとる。
・衣服に触れないように測定する。
・検温中は電子音が鳴るまで動かない。
振り返ってみれば、”朝食後”に検温したり、”わきの汗を拭かないまま”検温していることが多々ありました!!今後は気をつけたいと思います!
・毎朝の検温と健康観察チェック
2020年4月、コロナウイルスの流行によって、登校・登園前の検温が義務付けられるようになりました。
毎朝、子ども達の体温を測って「健康観察シート」に記入し、小学校と幼稚園に提出しています。
「健康観察シート」には体温の他、①咳、②のどの痛み、③鼻水、④だるさ、⑤息苦しさ、⑥その他の症状など、風邪の症状をチェックする欄が設けられています。
小学校では登校後、教室に入ってすぐ、担当の先生に健康観察シートを確認してもらっているそう。
万が一朝の検温を忘れてしまった時には、教室で先生が検温してくれるそうです。
幼稚園では建物前(屋外)に受付が用意されており、そちらで一人一人の健康観察シートを確認してもらっています。
問題なければアルコールで手指の消毒をし、園内に入ることができます。
保護者が用事等で園内に入る場合も、非接触型の体温計で検温するようになっています。
・”平熱が高い子ども”は幼稚園に登園できない?
2020年春、幼稚園での健康観察チェックが始まってすぐ、受付にて「37.1℃…ちょっと熱が高いですね…」と登園を渋られました。
子どもの平熱が37℃前後ということ、風邪の症状は特にないと説明したのですが、先生方2人で相談しながら「う~ん」と難しそうな顔をしておられました。
事前のお知らせでは「37.5℃以上で登園自粛」となっていたので、37.1℃なら個人的には問題ないだろうと思っていたのですが、幼稚園側としては微妙なラインだったのでしょう。
「なんだかなぁ…」と思いつつ、その日は万が一のことがあっては困るので、子どもを連れて帰宅しました。
帰宅した娘は元気いっぱい!(だってこれが娘の平熱なんですから…)
そして同じ週、またしても朝の健康観察チェックでひっかかり、「37.1℃…。熱があがったら連絡させてもらいますね。」とお話がありました。
そして、登園から1時間もしないうちに「37.5℃になりました!」と幼稚園から電話があり、急いで子どもを迎えに行きました!!
「コロナやったらどうしよう…」とドキドキしながら小児科に予約の電話をかけ、出発前に自宅で検温すると、まさかの36℃台後半…。
あれれ…?と思い娘に聞くと、「朝の運動した後にお熱はかってん」と教えてくれました。(なんてこと~!!)
小児科の先生に経緯を説明すると、「子どもはすぐに体温があがるから、運動後に検温するなんてもってのほか!」「他に風邪の症状もないんやったら病院は来なくていいし、しばらく家で様子見てあげて」と言うことでした。
・幼稚園に連れていくのが憂鬱に…
この件があったあと、子どもを幼稚園に連れて行くのが憂鬱になってしまいました。
更に、4月には「37.5℃以上で登園自粛」となっていましたが、夏のはじめに「37℃台が続けば連絡します。」と改めてお便りが届きました。
先生方も園内でクラスターが起こらないよう細心の注意をはらってくれている、ということは頭では分かっていても、
「登園する度、また熱が高いって言われるのかな?」
「37℃超えてるのに、登園させて非常識な親やと思われてるのかな…」
「登園させても、すぐにお迎え要請の電話がかかってくんじゃないかな」
こんな風に、どんどんマイナス思考になっていきました。
夫に相談すると、「国では37.5℃以上が発熱って言っているのに、なんで幼稚園は勝手に37℃以上に変更してるの?」とサラっと言われてしまいました。
「たしかに…。」と思ったこと、モヤモヤしたまま登園させるのがつらかったので、1度園長先生に確認してみることに。
・園長先生に確認しました
娘のお迎え時、幼稚園の園長先生に「娘の平熱が37℃前後」なことを伝え、「37℃を超えてた場合”熱が高い”と言われるが登園させてもいいのか?」を確認しました。
すると、「平熱が高い子も、平熱が低い子も、37℃を超えると職員達で体調の変化に注意するようにしている」ということ、「37.5℃未満で、風邪の症状がなければ登園してもらっても良い」という風に言っていただけました。
ものの5分で話は終わりました!
1人勝手にモヤモヤする前に、園長先生に話を聞いていたら良かった…と反省です。
・現在の様子
37.5℃未満の場合は登園しても良いということだったので、「熱が高めですね」と言われても、あまり気にせずに登園させています。(もちろん、風邪の症状がある場合は登園自粛するつもりですが!)
以前と同じく、検温結果が37℃以上だった時には「保育時間中に検温させてもらいます。お熱が上がっていたら電話するのでお迎えに来てください。」という風に言われます。
ただ娘に確認すると、そのように言われていた日にも「お熱、測られなかったよ~!」と言っていたりするので、他に風邪の症状が出ていなければ問題ないと思われているのかもしれませんね。
コロナウイルスの流行が始まった春にくらべると、現在では幼稚園の対応も大分ゆるくなってきているような気がします。
・さいごに
今回は、コロナ禍の”平熱が高い子ども”について紹介させていただきました。
娘の平熱が高くて幼稚園の健康観察でひっかかった時、ネットで「みんなどうしてるのかな?」と調べてもほとんど記事が出てこず、更に孤独感が募りました。
我が家の体験談がどなたかの参考になれば幸いです。
小学校でも幼稚園でも、毎朝の検温、健康観察チェックをしっかりおこなっているからか、マスクで感染予防をしているからか、今年は風邪でお休みしているお子さんがとっても少ないように感じます!!
これからインフルエンザが流行する季節になってくるので、子ども達の体調に気をつけていきたいと思います◎
最後までお読みいただきありがとうございました。