2020年10月、子ども達の通う小学校と幼稚園で運動会がありました。
運動会が中止になった学校もあるかと思いますが、幸いにも、子ども達の学区では規模を縮小をして開催されることに!
今年の運動会はコロナウイルスの影響で、生徒も保護者も”密を避けた”形で実施されました。
今回は、コロナ禍の運動会の様子を紹介したいと思います。
・運動会とコロナウイルス
2020年10月、子ども達の通う小学校と幼稚園で運動会が開催されました。
コロナウイルスの影響で運動会が中止になったところもあると聞きましたが、私の住んでいる地域ではしばらく感染者が出ていなかった為、規模を縮小しての開催となりました!
長女の通う小学校の運動会では”学年ごとの入れ替え制”となり、1年生の競技➡1年生は退場➡2年生の競技➡2年生は退場…というように、運動場で競技をするのは1学年のみとなりました。(他学年は教室で授業を受けていたそう!)
それに伴い、観覧席の保護者も”学年ごと”に総入れ替えが行われました。
ということで、例年なら丸1日かかる運動会ですが、今年は30分もかからず終了!
次女の通う幼稚園の運動会は、年少・年中・年長と学年別に3日間に分けて開催されました。
(1日目は年少、2日目は年中、3日目は年長児)
例年なら週末にある運動会ですが、今年は平日に開催されました。
まわりの友人達に運動会の様子を聞いてみると、”運動会は全学年一緒に開催されたけれど、保護者は観覧できず、運動会の様子が動画でライブ配信された”とか、”保護者の観覧は最年長学年のみ可能だった”など、学校によって色々な対応がとられていたようです。
ただどの学校にも共通して言えることは”密を避ける”形で開催されているということ。
この他にも、子ども達の通う学校では、以下のコロナ対策がとられていました。
- 競技種目の減少・制限、来賓の観覧中止、未就学・未就園児競技の中止
- 練習時間の減少
- 応援合戦は中止
- 保護者の検温、手指の消毒、マスクの着用
- 保護者の観覧人数の制限、外部者の観覧中止
- 観覧席は”密”を避けた形で設置
- PTA役員の役割縮小
次の章では、それぞれの項目について紹介したいと思います。
・運動会の競技種目の減少、制限
長女の小学校ではダンス、組体操、二人三脚、棒倒しの様な”密になってしまう競技”がなくなり、徒競走やリレーの競技のみとなりました。
今年は仕方がないことなのですが、ダンス種目がなくなるのは寂しいものです。
次女の幼稚園では競技種目の制限なども特になく、ダンス種目もありました!
幼稚園児や保育園児などの未就学児は、年齢的に普段から密になって遊んでしまうことが多いでしょうし、運動会だからといって特別配慮することもないのかもしれませんね。
子ども達の競技の他に、外部者による競技(来賓や未就学・未就園児による競技)は全て中止となりました。
・運動会の練習時間の減少
小学校では、例年と比べると運動会の練習時間はかなり少なくなりました!
ダンスや組体操の様な練習が必要な競技が全てなくなってしまったので、練習時間も大幅に減少したようです。
いつもなら、運動会練習のために2学期から体育の時間が増えるのですが、今年は通常の体育の授業内で練習を行っていました。
今年はコロナウイルスの影響で休校期間があったため、通常通りに練習していたら”授業の遅れが取り戻せない”といった理由もあるのかな、と思います。
次女の幼稚園では2学期から運動会の練習が始まり、特に練習時間が少なくなるようなことはありませんでした◎
・応援合戦は中止
小学校の運動会の目玉といえば”応援合戦”ですよね。
飛沫感染を避けるため、大声を出すことができないご時世…、今年の運動会では応援合戦が中止となってしまいました。
6年生がその年の流行歌をアレンジして作ってくれる応援歌、長女も私もとっても楽しみにしていたので残念です。(キャッチーなものが多くて、気付いたら私も口ずさんでたりするのです♪)
そして応援団員になるのを楽しみにしていたお子さんもいたんだろうな、と切ない気持ちに…。
・保護者の検温、手指の消毒、マスクの着用
運動会当日、校門前には受付が設置されており、観覧に来た保護者は氏名と検温結果を提出し、アルコールで手指の消毒を行いました。
検温を忘れた場合に備えて、受付には非接触型体温計が用意されていました。(おでこに近づけてピッとするもの)
また、学校からのお便りにて”マスクを着用しないと入場することができない”というアナウンスもありました。
・密を避けた保護者席の様子
小学校も幼稚園も、保護者の観覧席は”密”を避けるように、間をあけて設置されていました。
小学校の観覧席は、事前に子どもが引いたくじ引きの結果で場所が決定されており、席の前後左右のマスには誰もいない状態になっていました!
運動場には、上記の画像のように白線でマスと席の番号が描かれていました◎
幼稚園の観覧席は早いもので順で座れるようになっていたのですが、こちらも両隣の間がかなりあいた状態でパイプ椅子が設置されていました。
小学校も幼稚園も、観覧席には子どもの学年の保護者しかいない為、例年と比べるととってもゆっくりと見ることができました◎(いつもなら、朝早くから並んで良いポジションをとっておかないと、我が子の姿がよく見えないのです…)
コロナウイルスの影響で色々な制限があった運動会ですが、観覧席だけは今までで一番見やすくて良かったです!
・PTA役員の役割縮小
例年なら運動会前後の手伝いや競技の補助をしているPTAですが、今年は大分仕事が減りました。
小学校では前日準備(テントの設置、白線引き、備品の準備など)も後片付けも、ほとんど学校の先生方でしてくださっていました。
”外部者が校内に入る=感染リスクが高くなる”ことを避ける意味合いなんだそう。
PTA役員は当日の受付作業、駐車場の案内、運動場の見回りをしたくらいです。
幼稚園でも、運動会当日には役員の仕事は全くありませんでした!
例年なら、競技に使う備品の出し入れ、競技の補助役を全てPTA役員で行っていたので、今年は本当にゆっくりと子どもの様子を観覧することができました◎
運動会後、役員同士「子ども達は運動会が縮小されてかわいそうやけど、PTA役員の仕事的にはすごく楽で助かるなぁ~」という話になりました。(その分先生方に負担がかかってしまっているんでしょうが…)
・2020年運動会の感想
コロナ禍の運動会ということで、どうなることかと思いましたが、終わってみれば想像していたよりも良かったように思います!
密を避けて学年ごとの競技となった為、観覧席の保護者数が大幅に減り、早朝から席とりの為に並ぶ必要がなくなりました。
左右前後の間隔もしっかりとられていたので、写真撮影の際も周りを気にする必要がなかったですし、ゆっくりと子ども達の競技を観覧することができました◎
そして、今年我が家は小学校と幼稚園のPTA役員にあたっていたのですが、運動会での役員の仕事がほとんどなかったのも大きかったです。(子ども達の為のPTA活動ですが、役員の仕事があると我が子の競技をゆっくり見ることができないのです…)
まわりのママさん達の話をきいていても、「ゆっくり見られたし意外と良かったね!」「毎年こんな感じでもいいよなぁ!」という声が多かったです。
”これで、小学校のダンス種目や応援合戦が復活すれば最高やな~”と夫と話していました♪
・さいごに
コロナ禍の運動会、いかがでしたか?
全国的には運動会が中止になった学校もある中、運動会が開催されただけでもありがたいことだなーと思っています。
コロナ対策が徹底されていたおかげか、幸いにも、運動会後にコロナウイルス新規感染者は出ませんでした。(良かった!)
今年度は子ども達が楽しみにしている学校行事が次々となくなり、長女は「毎日勉強ばっかりで学校楽しくないねん…」と愚痴をこぼしていました。
そんな中、運動会が子ども達のガス抜きになったんじゃないでしょうか!
来年はどの小学校でも運動会が実施されるといいですね!
最後までお読みいただきありがとうございました。