立春になり、急に暖かくなりましたね。コートがいらない日もあり、寒暖の差に驚いてしまいます。
そんな中、我が家の子どもたちが流行りにのってしまい…インフルエンザA型に感染してしまいました。いつなるかと戦々恐々としていたので、ついに!という感じです。
息子が発症した2日後に娘が発症しました。つまり二人合わせると最短でも7日間は外出禁止になるんです。
初めて子どもがインフルエンザになり、自分の無知さを反省しました。インフルエンザのことで知らないことが多くて驚きました。
今回は『この時期に大流行する感染症』ということで、インフルエンザの情報を少しだけお話します。基本的な情報でご存知の人の方が多いかと思いますが…。
そしてインフルエンザ中も、季節を感じながら子どもと過ごすことができたので合わせてお話したいと思います。
七十二候 2月9日~ 黄鶯晛睆
今回の七十二候は、黄鶯晛睆(うぐいすなく)です。
山里で鶯が鳴き始める季節となりました。
鶯といえば、『ホーホケキョ』という独特の鳴き声が有名ですよね。口笛を披露するとき、鶯の鳴き声を真似る人も多いでしょう。
確かに鶯の鳴き声を聞くと春の訪れを感じます。
でも鶯はなぜ春にだけ鳴くのか不思議ではないですか?
冬は声を潜めているのか…渡り鳥のようにどこかに行ってしまう鳥なのか…。今まで考えたことがありませんでした。
なぜ鶯は春にだけ鳴く?
調べてみると、春に『ホーホケキョ』と鳴くのは雄の鶯だけのようです。春は繁殖期なので、雄が雌にアピールをして鳴いています。
また子育て中に敵を威嚇するために鳴くこともあるようです。
もちろん春以外でも鶯は鳴きます。しかし『チャッチャッ』と鳴くのだそう。だからこそ『ホーホケキョ』は春だけの特別な鶯の鳴き声として定着しているのですね。
インフルエンザで知ったこと
インフルエンザは冬に大流行するものですよね。まさに今年もピークを迎えているようです。
息子のクラスの大半が感染しており、その流行の波を避けることはできませんでした。
毎年予防接種をうけているので、感染したことはなかったのですが…予防をしていても防げないものもあります。
ただインフルエンザになって本人たちは…二人とも元気!
発症当日こそ熱が出てグッタリしていたものの、翌日には家の中で走り回っています。これは予防接種のおかげかもしれません。
ここでわたしが無知であるが故に驚いた事実を書きますね。常識なのかもしれませんが、ワーキングマザーとしては驚きとショックが大きかったことです。
驚き1:登園不可期間
発症した後5日を経過し、かつ、解熱した後2日(幼児は3日)を経過すること。
発症した日を0日として5日間。息子の場合は、金曜に発症したので6日目となる翌週木曜から登園可能となります。
さらに娘は息子の2日後に発症したので、プラス2日間。週末を挟んで月曜から登園です。
仕事を1週間以上まるっと休むことになりました。しかも二人とも元気な状態で引きこもらないといけないという…。
感染を避けるためなので仕方ないですが、長い!
驚き2:タミフルでは異常行動が出ることもある
インフルエンザウイルスが増えるを抑えて症状を早期に改善させるタミフルを処方されました。
薬剤師の方にタミフル服用の注意として、異常行動について説明がありました。
急に走り出したり、ウロウロしたり、幻覚が見えることもあるそうです。ベランダから飛び出すこともあると言っていたので驚きでした。
二人とも走り回っていたのは元気だからなのか…。タミフルの服用によるものなのか…。
とにかく注意をしました。
知らなかったので、ちょっと怖いですね。
今は情報が溢れている時代なので、きちんと親として情報を取捨選択していかなくてはいけませんね。
身近なもので冬と春の違いを楽しむ
解熱してからも登園できない期間があるわけです。うちは二人とも発症日以降は解熱していたので5日間も…持て余してしまいます。
もちろん感染させないように、人のいるところに出かけるわけにもいきません。
でも4歳男子と1歳女子。家の中にいてはストレスもたまるようで…春の暖かさにつられて外に出たいアピールも凄いんです。
そこで昼間にマンションの周りを少しだけ散歩して気分転換をしました。
10分程度の散歩でしたが、冬の景色との違いや発見がありました。
①あれ?紅葉がくしゃくくしゃ!?
12月は色鮮やかに落ちていた紅葉。このブログでも紹介しましたが、よく持ち帰りをして遊んだりもしました。
それが今は色も薄くなり、丸まってしまっています。
手にとるとくしゃくしゃになり、破れてしまいました。土の上で過ごしていたら、少しずつ枯れて消えてしまうのですね。
娘は拾って大切そうにカバンに入れていましたが、カバンの中で粉々になってしまっていました…。
②あれ?花が咲いている?
植え込みを覗いてみると、奥の方に可愛い花が咲いているのを息子が発見。
雑草の中にヒョコって咲いている花は、可憐で健気です。
家に帰って調べてみました。
『オオイヌノフグリ』か『ムラサキカタバミ』だと思うのですが、時期的にはオオイヌノフグリでしょうか。
もう少し咲いてきたら再び調査したいと思います。
③あれ?これは何?
もう一つ気になる実?のようなものを発見しました。
これは…何だろう?
何かのつぼみでしょうか。
調べてみたものの、はっきりとわかりませんでした。定期的に観察をして、今後の様子を見ながら調査を続行していきたいと思います。
発見たくさん楽しい春の始まり
少し歩いただけでも気づきは多くて、春探しは楽しいものでした。
インフルエンザも回復しつつありますが、しばらくは家の周りの小さな散歩のみの日々が続きそうです。
次回の候は?
次回の候は、2月14日~魚上氷(うお こおりをいずる)です。
また寒さが戻ってきそうな候にも聞こえますが…どのような意味があるのでしょうか。
立春の末候となります。さらに春を感じながら親子で季節を楽しみたいと思います。