我が家は子どもたちのインフルエンザが完治して、ようやく日常が戻ってきました。
コートがいらないくらい暖かい日があったかと思えば…雪の降る日もあったり…毎日気温の差が激しいですよね。
これは春先にある『三寒四温』に突入しているのでしょうか。
わたしの記憶?知識?では、寒い日と暖かい日を繰り返して春になっていくイメージです。
まさに今その時なのでしょうか。
寒い日が続いても春の準備だと思えば、気持ちを前向きに切り替えることができてモチベーションも上がりますよね
だからこそ寒さに負けずに、モチベーションを上げるためにも春の訪れを感じてきました。
今回も七十二候に合わせて親子で楽しんでことや調べたことを紹介します。
七十二候 2/14~ 魚上氷
今回の七十二候は2/14~魚上氷(うお こおりをいずる)です。
春になり凍っていた川や湖が溶け出し、割れた氷の間から魚が飛び出します。
氷から飛び出す魚でうイメージするものといえば、今が旬の魚でもある『ワカサギ』ですよね。
氷にドリルで穴をあけて糸を垂らすワカサギ釣り。釣れるとピチピチと魚が飛び出してくるのが印象的です。
実際にワカサギ釣りを経験したことはないのですが、絵本やテレビで目にしたことがあります。
絵本の名前を忘れてしまいましたが…息子もワカサギ釣りを知っていました。
ワカサギは天ぷらにすると美味しいようなのですが、子どもたちに食べさせたことはありません。あまり店頭でも見かけないような…。でも丸ごと1匹食べられる魚なので栄養価も高そうですよね。
ぜひ見かけたら天ぷらを作ってみたいと思っています。
ただ昨今は温暖化が進んでいることから、氷が張らずにワカサギ釣りができないところも増えてきているようです。
時代の変化とともに七十二候の意味も少しずつ現代とマッチしないものが出てきてしまうのは、なんだか悲しい気もします。
三寒四温は今の時期?
冒頭でも書いたように、最近は寒暖の差が激しい日が続いています。これは三寒四温に突入しているのでしょうか。
三寒四温とは、文字の通り『3日寒い日が続き』『その後4日暖かい日が続く』『7日間の周期で繰り返される』ことです。
これに当てはめてみると、急に1日暖かい日があったり、急激に寒くなるのは、三寒四温の定義とは少し異なりますね。
三寒四温はもともとは中国や朝鮮の気候を表す言葉であり、それが日本にも伝わったようです。
日本で三寒四温に似た現象が出るのは、2月終わりから3月にかけてのことだそう。
なのでもう少し先になりそうですね。
某大手フラワー会社のお庭を散歩
寒い日も多い2月ですが、寒さに負けずに春を感じてきました。
今回は最寄駅の近くにある某大手フラワー会社に来ました。ここは会社のエントランスや庭が自由に入れるようになっています。
そした花に関わる会社なので、手入れも完璧!
年間を通して四季折々の綺麗な花を披露してくれる有難い場所です。ワンシーズンに1回は訪れて季節の花を見ています。
今の時期の花壇にある花は?
咲いていたのは、おもにパンジーです。
色とりどりのパンジーが一面に咲いていました。
この日はとても寒かったのですが、春の花を見ているだけで少しだけ暖かい気持ちになれるので不思議です。
写真の看板に【写真①よく咲くスミレ パイナップル】【写真②よく咲くスミレ ソーダ】【写真③よく咲くスミレ ミルクセーキ】と書かれていますよね。
これは、この会社が出している種の名前です。
調べてみると、パンジーの華やかさとビオラの強さを併せ持つ品種とのことをスミレというようです。
パンジーと並んで春に欠かせない花壇の花としてビエラがあります。
こちらも多数の花が寒い中綺麗に咲いていました。
水やり不要?
花壇を散策していると、看板を見つけました。
内容を見てみると、雨水で育てることができて水やりのいらない構造を作ることができるとの説明が書かれていました。
自宅なら良いですが、駅前や駐車場などの花壇は水やりも大変です。雨水の再利用にもなるので、とても需要がありそうなものですよね。
ここに書かれている『アクアソイル工法』とは、無機質軽量土壌『アクアソイル』をベースとした高機能な排水資材の組み合わせによる軽量土壌緑化工法のことをいうようです。
多雨や高温多湿、四季の移り変わりなどの日本独特の気象条件に合うように設計されています。
CO2削減の効果、ヒートアイランド現象の抑制などの環境改善の効果まで期待できるんだとか。
これは温暖化である今とても重宝しそうですね。
娘には理解不能な感じでしたが、お散歩終わりに息子と合流して写真を見せました。『僕も行きたい』と強い希望があったので、次は息子と一緒に行きたいと思います。
次回の七十二候は?
次回の七十二候は、2/19~土脉潤起(つちのしょう うるおいおこる)です。
立春が終わり、次回は雨水の初候に入ります。
まだまだ寒い日も続きますが、暦の上ではどのような時期となるのでしょうか。
親子で今しか楽しめないようなことを探しつつ季節の紹介をしていきたいと思います。