身近な人がマイホームを持つことになったと聞くと、なんだか自分のことのようにワクワクしますよね。
おそらく人生で一番高い買い物をしたと思うので、一大イベントを終えたような心持ちだと思います。
マイホームを持った人に対して贈るのが「新築祝い」ですが、どのくらいの金額のものを贈れば良いのでしょうか。
マンションの場合は戸建てと同じく新築祝いを贈って良いのかも気になります。
正しい贈り方についても、ぜひマスターしておきたいところです。
今回は新築祝いをマンションでも贈って良いのかと金額、正しい贈り方注意点を詳しくご紹介していきます。
新築祝いはマンションでも贈って良い?
新築祝いを贈る時にふと考えることといえば、マンションでも贈って差し支えないのかということです。
新築というと真っ先に浮かぶのは戸建てであって、マンションはあまりイメージできないからかもしれませんね。
マンションはすでに完成している中の一室を買い上げるので、一から建てた実感がわきにくいことも挙げられます。
結論から言うと、マンションでも新築を購入した場合ならば新築祝いを贈っても全く問題はありません。
戸建てもマンションも見た目が違うだけで、新しい生活をする上では変わりないのです。
新築マンションを購入した人には、戸建てと同じように新築祝いを贈ってあげてくださいね。
新築祝いの贈り物の金額相場
新築祝いの金額相場は、贈る相手との関係性により少し異なります。
親類など身内の新築祝いには1〜3万円、友人などの場合には5千〜1万円が相場です。
身内であれば現金でのお祝いは喜ばれるのですが、もし贈る相手が目上の人の場合は逆に失礼になることも。
私は友人の新築祝いに現金と品物を贈りましたが、どっちももらえて嬉しい!と言ってもらえました。
金額はもちろんですが、相手との関係性を見て品物を選ぶのが良さそうですね。
新築祝いの贈り物におすすめな品物
新築祝いとして身内からの贈り物で多いのが、ソファやタンスといった大型家具です。
自分たちで購入しようとすると意外と値段も張るので、贈られると嬉しいですよね。
私も兄弟から新築祝いとして、鏡台とミニタンスを贈ってもらいました。
家具に関しては相手の好みやインテリアのバランスもあると思うので、一緒に選びに行くのもおすすめです。
身内でない場合にはコーヒーメーカーやブレンダーなど、あれば便利で欲しいけどなかなか自分で買う機会がないものを選ぶと喜ばれます。
新築祝いの贈り物に関する注意点
新築祝いを贈る時に今一度確認して欲しいことは、相手が購入したのは本当に新築なのか?ということです。
実は新築ではなく中古物件の場合は「引っ越し祝い」となり、新築祝いで贈ると失礼になる可能性があります。
贈る品物についても、ガスコンロやライターなど火を連想させるものは厳禁です。
皿やグラスなど割れる、壊れることを連想させるものも不適切といわれています。
良くやってしまう間違いとしてアロマポットなどを贈る人がいますが、火を連想させるものなので適さないのです。
新築祝いの正しい贈り方とは?
新築祝いを正しく贈るためにはのしや水引、表書きなどの知識を把握しておく必要があります。
結婚祝いなどメジャーなものなら知っているけど、新築祝いに関してはよくわからないという人も必見です!
のし
新築祝いの品にはのし紙を掛けますが、外のしですぐに新築祝いだとわかるような見た目にしましょう。
現金を贈る場合には、のし付きのご祝儀袋を使用します。
水引
新築なんてそうそうするものじゃないから、水引は蝶結びじゃないのでは?と思う人もいますよね。
実際に住む家でも、別荘でも、新築であればお祝いが何度もできるのです。
新築祝いには紅白蝶結びの水引を利用し、のし袋も同様の種類を選びましょう。
表書き
お祝いの贈り方の中でも迷いやすい表書きですが、新築祝いの場合は「御新築御祝」の5文字を水引の上部に書いていきます。
結婚を機に新築に引っ越す場合は、新築ではなく「壽」の方が良いかもしれないですね。
下部には贈り主の名前を書きますが、フルネームでも苗字だけでもどちらでも問題ありません。
まとめ
新築祝いをマンションでも贈って良いのかと金額、正しい贈り方注意点を詳しくご紹介してきました。
戸建てでもマンションでも、新築の物件を購入したのであれば新築祝いの対象です。
中古物件だと引っ越し祝いになるので、間違いに注意しましょう。
金額は相手との関係にもより、親戚など身内なら1〜3万円で友人なら5千〜1万円です。
新築祝いはのしを付けて紅白蝶結びの水引、表書きは「御新築御祝」とします。
贈り物の注意点をよく確認して、相手に喜んでもらえる新築祝いを贈りたいですね。