出産予定日とは、統計上、出産の可能性が最も高い日を指しています。
つまり、妊娠40週、妊娠280日が出産予定日です。
あくまで予定日なため、少しの遅れは気にしなくても問題ないことが多いです。
こちらでは、出産予定日の出し方や予定日間近の過ごし方などをご紹介していきます。
概要
統計上、出産の可能性が一番高い日を出産予定日と言います。
出産予定日の他、分娩予定日とも言われています。
出産予定日とは、妊娠40週、つまり妊娠280日を指します。
出産予定日の出し方
出産予定日の出し方は、いくつかあります。
- 最終月経から計算
- 排卵日から計算
- 超音波検査
基本的には、最終月経から計算して出産予定日を出します。
月経が28日周期できている場合は、最終月経の1日目に1年プラスし、その日から3カ月マイナスし、そこに7日プラスした日が出産予定日です。
上記の計算方法は、あくまで28日周期で月経がきている場合です。
生理不順の場合は、ズレが生じる可能性があります。
排卵日が確実にわかっている場合は、排卵日に38週プラスした日が出産予定日です。
最終月経よりも排卵日で計算した方が、出産予定日がより正確にわかります。
妊娠が分かった時は、最終月経や排卵日から出産予定日を出しますが、その後超音波検査をし、その出産予定日が正しいか確認します。
超音波検査にて赤ちゃんの胎児頭殿長を計ることで、正確な出産予定日を出します。
出産予定日で赤ちゃんが生まれる確率
出産予定日を出す方法をご紹介してきましたが、出産予定日はあくまで予定の日です。
出産予定日に赤ちゃんが誕生するのは、全体のわずか5%ほどです。
約85%が出産予定日の前後4週間に出産を迎えています。
出産予定日は正確なものではないため、出産予定日を2日や3日過ぎた程度では、あまり気にしなくても問題がありません。
出産予定日間近の過ごし方
出産予定日が近づくにつれ、楽しみでもあり、不安も感じている方も多いでしょう。
出産予定日が近づいてくると、いつ出産になってもおかしくありません。
遠出をするのは危険なので、いつでも出産予定の医療施設に行ける程度の距離の移動にしておきましょう。
出産予定日までに間にしておきたいことをご紹介します。
- 出産の勉強
- 赤ちゃんのお世話の勉強
- 夫婦での時間を大切に
- 入院準備を整えておく
- 内祝いの候補をあげておく
出産を迎えるにあたり、出産の勉強をしておきましょう。
陣痛がきた際にすることや、パートナーにお願いしておきたいことをまとめておくことも大切です。
あわせて、赤ちゃんが誕生してからのことも考えておきましょう。
赤ちゃんが生まれると、夫婦2人での時間がなくなります。
夫婦での時間をより大切に過ごすことをおすすめします。
出産予定日前に入院の準備も済ませておきましょう。
陣痛がきたり、破水が起こった際にすぐに医療施設に行けるように、まとめておきましょう。
その際、1人でも持てるようにまとめておくのがポイントです。
出産をすると、出産祝いをもらう機会が多くなります。
出産をした後は、慣れない赤ちゃんのお世話で忙しくなるため、内祝いをある程度決めておくのもおすすめです。
出産予定日を過ぎたら
出産予定日、つまり妊娠40週を過ぎると、週2回程度出産予定の医療施設を受診することになるでしょう。
母体や赤ちゃんに異常がないか、陣痛が来る気配がないかチェックします。
出産予定日を2、3日過ぎた程度で慌てる必要はありません。
出産予定日を1週間過ぎると、入院になる可能性が高くなります。
陣痛が来る気配がないと判断されると、促進剤を使用して陣痛を促す可能性があります。
妊娠42週を過ぎると、母体や赤ちゃんに危険が伴う可能性が出てくるため、指示された日は必ず医療施設へ行きましょう。