結婚式場も決まっていよいよ準備に取り掛かるとき、同時進行で進めなければならないのが二次会の準備です。幹事を誰にお願いしようか、余興は何をやってもらおうか、そもそも誰を呼ぼうかなど不安や悩みは意外とたくさん出てきます。今回の記事はそんな二次会に不安を持つお二人に、特に幹事選びについてご紹介します。
概要
二次会とは披露宴の後、友人などを招きカジュアルな雰囲気で行う結婚パーティのことです。幹事を務める友人が発起人となるが、実際には新郎と新婦が計画し友人に依頼する場合が多くなっています。多くが会費制で立食のビュッフェスタイルです。最近では二次会の運営を請け負う会社も増えています。
二次会準備(スケジュール)
ここでは二次会準備の全体感をお伝えしていきます。
◇4〜5ヶ月前
・日程の決定 結婚式日と同日か別日程にするのか
・ゲストのリストアップ
・幹事or幹事代行会社を決める どちらも誰、どこに依頼するのか吟味しましょう
◇3〜4ヶ月前
・会費と予算を決める 景品や食事のグレードなど自己負担出来る金額をあらかじめ決めておきましょう。会場を探しながらどの程度が相場なのかを調べつつ、予算と理想とどちらを重視するのか決めていきます。
・会場を探す&決定 レストランやホテルなどさまざまな会場があります。代行会社に依頼する場合は提携会社のリストから選ぶことができます。
◇1〜2ヶ月前
・招待状の作成と送付 結婚式に参列する人には招待状に二次会の招待状も同封する場合もあります。最近ではSNSやアプリを使って出欠の確認するケースも増えています。
・進行と演出を決める 幹事に頼む場合はプロジェクターなどの会場備品や持ち込み料などを確認し、演出を決めていきます。代行会社の場合はイメージを伝えプランニングしてもらうと負担は軽くなります。
・当日の役割、サポートを決める 幹事の場合は受付や司会などを誰にやってもらうのか、代行会社の場合はどこまでやってもらえるのかを確認し依頼する場合には信頼でき人に早めに伝えましょう。
・衣装ヘアメイクを決める 二次会会場に提携店はあるか、衣装持ち込み料はかかるのかなどを決めていきましょう。
◇本番直前
・景品や備品の購入 幹事にお願いするのか、自分で買いに行くか、代行会社が全て用意してくれる場合もあります。何がリーズナブルなのか、もしくは盛り上がるのかなどを考えて準備を進めましょう。
・料理内容、人数の確定 料理のグレードや人数の最終確認をしましょう。会場や代行会社によっては最低人数が設定されています。最低人数に届かない場合には事前に相談をお忘れなく。
・最終確認 最後に全ての確認です。振込金の用意やゲストへの確認など漏れのないように確認しましょう。
二次会の準備(幹事)
ここでは二次会の幹事についてご紹介します。幹事の出来不出来で二次会が楽しいものになるかどうかが決まると言ってもいいかもしれません。そんな大事な幹事を友人にお願いするのか、幹事代行会社にお願いするのか、それぞれメリットデメリットがあります。自分に合う方を選んで素敵な二次会にしましょう。
幹事を立てる場合(友人に依頼する)
友人に幹事を依頼する場合、大変な反面一生の思い出にもなり、その友人との絆はさらに深まります。お互いにフォローしあえる関係であれば幹事を立てた方が思い出に残る二次会になるのではないでしょうか。
メリット
・友人が進行してくれるためアットホームな二次会が開ける
・友人と協力して行うので喜びもひとしお
・代行会社に比べて費用が安い
デメリット
・友人に負担がかかる
・進捗のフォローや謝礼などの配慮が必要
・二次会の進行がグダグダになる可能性がある
幹事を立てない場合(代行会社に依頼する)
代行会社に依頼する場合、ノウハウのある会社が請け負うため二次会の進行はスムーズですし、新郎と新婦の負担も非常に軽くなります。一方で機械的な進行になるためアットホーム感は少し無くなります。
メリット
・新郎と新婦、友人に負担がかからない
・二次会進行がスムーズ
・直前でも依頼が出来る
デメリット
・費用がかかる 代行会社に依頼すれば当然費用がかかります。友人の場合はご飯などの謝礼で済みますが代行会社は、人数に応じて費用がかかってくるパターンが多いです。一方で友人への謝礼や友人や自分たちへの負担を考えると安く感じる方も多くいらっしゃいます。
・オリジナル感やアットホーム感がない 司会などをお笑い芸人などのプロが行うため進行はそつなくこなしてくれますが、身内で盛り上がれるエピソードなどはないためアットホームな感じは無くなります。
・担当者によって当たり外れがある 担当者によっては連絡が遅く、準備がストレスになる可能性もあります。さまざまな業者を比較して当たりの担当者を見つけましょう。
幹事を立てるにしても立てないにしても、二次会の骨格やイメージを考えるのは新郎と新婦の仕事です。どんな二次会にしたいのかどうやって楽しんでもらいたいのかをしっかりと考えましょう。